設定通りで草生えますよ笑。
「やぁ、リムル君おはよう。よく眠れたかな?」
2人の
彼女達に甲斐甲斐しく世話を焼かれているのには、いつぞやのゴブリナ達による介護に似ている
「おっ、おうなんかデジャブ感じるな。流れからして、2人はシュナにシオンか?」
「はい、リムル様に名前を頂きましたシュナです」
「私はシオンの名を頂きました。お身体は大丈夫ですか?」
「あぁ、すっかり元気だよ」
「それは良かったです。リムル様はエルロック様の分身体とシュナにシオンが世話をしていました。いきなり溶けたのでびっくりしましたよ」
「お前は、大分シュッとしたけど、ベニマルだな?」
「はっ、今は進化して
「
《鬼人族《キジン》とは、
「なるほどなぁ……確かに一回りちいさくなったし、内に秘めた魔素量が、びっくりするくらい増えてるもんな」
前よりも人の肌色に近くなったし、前はいかめしいイケメンだったけど、精悍な顔つきで笑顔で接したら、女の子達がキャーキャー言いそうな感じだな。
かなり見た目変わったし、リグルドショックの再来だな!
「んで、ベニマルの後ろに控えているのは……、俺の腕を切り飛ばしてくれた爺さん、ハクロウだな?」
「ほっほ、いじめてくださいますな。一瞬で再生され焦ったのはこちらでしたぞ」
「あの時はびっくりしたよ。私達の様な存在でなかったら間違えなく、苦痛に悶えていただろうね」
「あれは本当にびっくりしたからな!。んで、そこのお前は……、ソウエイだな!」
「ソウエイの名を賜りました。ご快復、お慶び申し上げます、リムル様」
「お、おう……涼やかイケメン……、ん?あと一人はどうした?」
「ああ、奴はカイジン殿の工房に入り浸ってて……」
「リムル様が目覚めただべか!?」
「おお……あまり変わってない!謎の安心感……!」
いやまぁ黒い肌から肌色になってるし、角も縮小してるけど、なんか……こう、雰囲気というかなんというか変わってないんだよな。
イケメン、美少女、美女、ロマンスグレー、イケメンときて、普通のおっさん。
凄くホッとする!
「リムル様、元気になって良かっただよ!。分かっかな?オラ、クロベエだ」
「おう!シュナ、シオン、ベニマル、ハクロウ、ソウエイ、クロベエ!これから仲良くしような!」
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一方その頃、ジュラの大森林に起こった異変は確実に侵蝕を続けていた
「ほ、報告します!」
「騒がしいな、どうしたというのだ」
「シス湖南方にて
「
「……それが、
「馬鹿な!我々の20倍もの軍勢だと!?」
「ワタシにも信じられませんでした!。ですから、魔力感知と熱源感知で何度も確認したのですが……。間違いありませんでした」
「有り得ん…!そもそも奴らは勝手気ままで、協調性のない連中だ。20万などという途方もない数を統率できようはずもない!」
「噂では、
「なるほど……もしやすると、伝説に語られし
「オ、
「
「本当に
「……」
「
「打てる手といいますと?」
「援軍を頼むべきだろうな。───息子よ、我が息子はおるか!?」
「ここにおりますよ。ですが親父殿、その呼び方はいささか無粋ではありませぬか?。吾輩には「ガビル」というゲルミュッド様から頂いた名前があるのですから」
「……呼び方などどうでもよかろう。それより一大事だ。お前にやってもらいたい事がある」
「……伺いましょう」
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「
「まぁ簡単に言うと…化物です」
「おい、簡単すぎるぞ?、てことは今、俺達の目の前にいるハクロウとエルロックは
「あぁアレも似たようなもんですね。しかし、エルロック様は場から動けない代わりにハクロウの剣を全て対処出来るのには驚きました」
「アイツは剣はあまり振った事ないけど、棒振りは80年以上鍛えてるし、芯流法と握撃っていう
「ホッホッ、言ってくれますな。稽古がしたいと望まれたのはリムル様とエルロック様ですのに。しかし、エルロック様は足を使った棒術は使えない代わりに、その場からあらゆる攻撃に対処し、封殺なされるとは」
「諸事情で足が使えない期間が長くてね。最近足を動かせる様になったから、棒術を動いた状態で使えるように鍛えてるんだ。パブロ君は剣術はどうだい?」
「……俺は
「いいね。力はあるだけでは駄目だ。上手く使いこなせなければ意味は無い。私も剣術に
「ありがとうございます、大将!」
剣術を習いたいと言ったら、エルロックとパブロまで参加してきた。
ゴブタは強制参加でしばかれてる。
長年足が不自由だったエルロックは、動きながら扱える術理の開発。パブロは
……パブロが剣術を覚えると、全ての狼岩魔人が剣術を覚えるというなにそれ羨ましいって状態だけど、それぞれが違う分野を研鑽する事で、効率的に鍛え上げるらしい。
まぁ、アイツらが納得してるんだしいいか。
それに、
エルロックは多数の分身体を生み出し、超高密度のトレーニングをしている為か、凄まじい速さで上達している
「まぁ、ハクロウが化物というのは冗談ですが、
「うへぇ、ヤバいなそれ。ユニークって事は特別な個体か」
「里を襲った
「なるほど…」
「まぁ可能性でいえば、非常に低い話しです」
「ふむ……他になにか、里が襲われた心当たりはないか?」
「そうですね……関係あるか分かりませんが、襲撃の少し前に、ある魔人が郷にやってきて、「名をやろう」と言って来たんですが、あまりにも胡散臭かったですし、俺も含めて全員から突っぱねられて、悪態をつきながら帰っていきましたね」
「魔人ねぇ……そいつから恨みを買っているかもしれないってことか」
「仕方ありませんよ、主に見合わなけりゃ、こっちだって御免だ。今回リムル様の配下に加わり名を貰ったのも、貴方達の人柄を知ったからです。名をつけてもらうのも、誰でもいいって訳じゃありませんからね」
「そ、そっか……えへへへぇ……。うおほん!、その魔人の名前とか覚えているのか?」
「なんて名前だったかな……たしかゲリ…ゲロ…」
「ゲルミュッドだ」
「そう、それだ」
「うぇっ、ソウエイいつの間に!。ん?ゲルミュッドって確か……あ!リグルの兄貴に名を与えたやつだ!」
「知っているのですか?」
「確か魔王軍の幹部らしい。あちこちで名前をつけてるのは、分からないけど。あれって魔素食うし」
「それよりも報告がございます、リムル様。
「
「はい、なにやら近くのゴブリン村で、交渉に及んでいるようでした。ここにもいずれ来るかもしれません」
「大変そうだね。私も人間態になった方がいいかもしれないね」
「あぁエルロックは是非そうしてくれ」
「うーん、いっその事スタンドみたいに出すか……?」
「リムル様ー!お昼ご飯の用意が整いました。今日はワタシも手伝ったんですよ」
「おう、ありがとうシオン」
「お前らも行こう」
「や、俺は今日は遠慮します…」
「私は行こうかな」
「あ、そう?じゃあいくかエルロック」
この世界の奴らって俺の生前のイメージと違ったりするからな。
どんな奴か楽しみだ!
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「全く親父殿ときたら、ゴブリンの村を巡って協力を取り付けろと言う。
「ねぇねぇ、ガビルさまはいつ首領になるの?」
「む?いや、少々不遜なことを言ってしまったが、我輩など親父殿には遠く及ばんよ」
「今のガビル様なら、きっと全盛期の首領にも劣らねぇぜ?」
「然り」
「え?いやそんなことは……」
「だってガビルさま、
「うむ、その槍裁きにおいて右に出る者無し」
「あんた今立たないでいつ立つんだよ!」
じー……
「え……え、なに?ひょっとして、我輩ってば、結構イケてる……?う、うむ、そうだな……親父殿も歳だ。少々強引なやり方でも、我輩が支配者に足るチカラを持っている所をお見せしよう。それでこそ安心して、引退して頂けるというもの」
「おおっ……!」
「うむ、
「さっすがガビルさまだぜ!ヒューヒュー!」
「かっくいー!」
「至極当然」
「がっびーる!!がっびーる!!がっびーる!!がっびーる!!」
「うむ!我輩に着いてこい!お前たちの未来は明るいぞ!」
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「ふへぇ、綺麗なもんだなぁ」
「これが絹糸で織った反物ってやつかい?。シュナちゃん」
「はい、原料の
「なるほど防御力も期待出来るってことかい」
「すごいな、もう絹織物と木綿布なんてできたのか」
「リムル様、いらして下さったのですね」
「シュナが忙しそうにしてるって聞いてな、どんな具合だ?」
「はい、カイジン様が作って下さった織り機はとても使いやすいですし、エルロック様の彫ったミシンという魔素製品も、最初は困惑しましたが、慣れればこれほど有用な物はないと言えます!」
「そうか、良かった。皆の衣類の制作、頼んだぞ」
シュナは進化によって「解析者」というスキルを手に入れていた。
俺の
エルロックのスキルで生み出した妖血操糸も布に出来たらしいし……。
なんでも汗を吸い取って、着用者に魔素を還元するらしい。
天鎧系スキルと組み合わせて出すと、冷気を発したり、暖気を発するらしい……便利すぎない?。
しかも、エルロックが新しくタマンチュラという妖血操糸を生み出す
「はい!おまかせください」
「では、リムル様、参りましょう。お昼ご飯が冷めてしまいます」
「シオン、秘書のお仕事はちゃんと出来ているのですか?」
「もちろんです、シュナ様」
シオンは俺の秘書を名乗り出た。
エルロックにはイベリアという美人秘書がいるから、俺も欲しかったのだ。
見た目もそれっぽいので、承諾したのだが…
「うふふ、わたくしがリムル様のお世話をしても、良いのですよ?」
「いいえ、それには及びません。私がキチンとお世話致します」
「おおおお……っ!?」
なんかこの二人、張り合うんだよな
「失礼します。リムル様がちぎれてしまうかもしれないので、引っ張るのは辞めた方がいいですよ」
「あ…失礼しました」
「申し訳ございません……」
「シュナ、俺の服も作って貰えるか?」
「リムル君、イラストなら私が描こうか?」
「そういえばエルロックはイラストが描けるんだったな。思念伝達でイメージ送るよ」
「はい、木装天鎧・製紙、ついでに私が着たい服も描いておこう」
エルロックって天鎧系スキルの中で木装天鎧しか使ってないんじゃないか?。
いや、服を作ったり、紙を作ったり便利なのは分かるけどさ。
てか、イラスト描くの速っ!
「とりあえず普段着とかお出かけ用の服とか、色々描いたよ」
「お任せ下さい、リムル様、エルロック様。きっと素晴らしい服を用意してご覧にいれます」
「ガルムにドルドも頼んだぞ」
「おうよ、任せな!」
「じゃあ行くか。せっかくのシオンの手料理が冷めちゃうからな」
「えっ…」
「ではシュナ様、失礼します」
ん?待てなんだ今の「えっ…」は、凄く嫌な予感がするんですけど!?
「今、お持ちしますね」
ウソだろシオン、お前そんな「出来る女」みたいな外見して、まさかのお約束みたいな「アレ」だったりするのか!?
「お待たせしました!」
オオオォォォ……
なんか顔付いてるー!てか、なんか喋ってるー!。
ベニマルめ…シオンがメシマズだと知ってて、逃げやがったな
「リムル様。さ、どうぞ」
「あー、ハラ減ったっす〜」
「い…いただきます」
死ぬことは…ないよな?
助けて
《解。視覚を閉ざし、右斜め後方にスプーンを突き出せば、いのちは助かります》
よく分からんけど、分かった!!。
お前を信じるぜ
「むぐっ!?」
「ん?むぐ?」
「グ…ッぐおおおお、おげらぁぁ」
ドッ……バタン
「…シオン」
「は、はい!」
「今後人に出す飲食物を作る時は、ベニマルの許可を得てからするように」
「ふむ……はぐ」
《告。重大なダメージを検知しました。
うわっ、エルロックの身体から煙が吹き出してる!。
人間態の筈なのに眼鏡が割れて、なんか血みたいなの吐いてる!?
「とりあえず…、不味い以前の問題だね。私がストロング君に頼んで植えてもらった植物や、森から取れたお肉をよくこんな毒物に変えれたね?」
「そ、そんな。私は毒物など」
「ゴブタ君が紫に変色し、泡を吹いてるし、私に至っては、毒耐性を得て、病毒無効にまでなったが?」
「……申し訳ございません」
「君には、私の分身体をつける。彼から料理のイロハを習う様に」
「ありがとう、ゴブタ。君の勇姿は忘れない」
「死んでないっす…」
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あれからしばらくした後
クロベエは刀工技術を持っていたようで、カイジンとはすっかり意気投合したようだ。
かれこれ二時間専門的な会話が続いている。
「な?リムル様!鍛造って面白いべ?」
「お、おう」
「リムル様はいらっしゃいますかな?」
「どうしたリグルド」
「大変です。
一体なんの交渉なんだろう
「すぐ行く、カイジン、クロベエ、続きはまた今度聞かせてくれ」
「ああ、分かった」
「リムル様、話しは聞いた。俺達も同席して構わないか?。
「私も同行しよう。流石に人型で行くから安心して欲しい」
「もちろんだ。果たして、敵か、味方か……」
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「どいつが従者だ?」
「ご尊顔をよーく覚えておくが良いぞ、このお方こそ、次代の
バッ!
「我が名はガビル!お前らにも我輩の配下となるチャンスをやろう!!」
「……はぁ?」
「いきなり来てなんだい君は」
「やれやれ、皆まで言わねばわからんか、貴様らも聞いておるだろう。
「それで?」
「我輩の配下に加わるがいい、この我輩が!
ホブゴブリン、
「……。ゴブリンがいないようだが?」
「あれー?」
「情報によれば、ここは確かにゴブリン村のはず…。しかして、規模は町……」
「っていうか、貧弱なヤツが誰もいないよ?」
「えー……ゴホン!聞けばこの村には牙狼族を飼い慣らした者がいるそうだな。そいつは幹部に引き立ててやる。連れて来るがよい」
…確かに
嫌いではないけど、ああいうアホ。
いかんシオンがイラつき始めた!。
とにかく話しを進めよう。
あいつの力量も測りたいしな
「ランガ」
ズバァァ!!
「ハッ」
「かっ影の中から!?」
「そいつの話しを聞いて差し上げろ」
「御意」
「あれ?あんなにデカかったですかね?」
「あれがランガの本当の大きさなんだよ。まぁ…威嚇するにはあのサイズの方が都合がいい」
「敵意を感じないから
「……貴殿が牙狼族の族長殿かな?」
へぇ、他の奴らは萎縮してるけど、あいつは結構根性ありそうだな
「さすが威風堂々たる佇まい、しかし、「主」がスライムとは些か拍子抜けであるな」
「ム……」
「どうやら貴殿は騙されておるようだ。良かろう、この我輩が貴殿を操る不埒者を倒してみせようではないか」
「トカゲ風情が、我が主を愚弄するとは……」
あ、ヤバい、あいつ死んだ
「あれ?何やってるっすか?」
「ゴブタ!?お前死にかけてた筈じゃ……!」
《告。個体名ゴブタはシオンの料理に抵抗して「毒耐性」を獲得したようです》
あ、そうか。
エルロックも毒耐性獲得したって言ってたし、ゴブタもそうなってもおかしくないのか
「……良い所へ来た、ゴブタよ」
「へ?え?え??、な…!?なんすかこの状況!?」
「トカゲ、この者を倒せたのなら、貴様の話し、一考してやろう」
「構いませんぞ、部下にやらせれば恥はかきませんからな?。なぁスライム殿」
むっ、今のはイラッときたぞ
「ゴブタ遠慮はいらん、やったれ」
「ええっ、なんなんすかも──…」
「勝ったらクロベエに頼んでお前に武器を作ってもらってやる」
「せっかくだし、属性付与した魔鉱塊をクロベエに渡すよ。何属性が良い?」
「あ、ホントっすか?やる気出たっす!。属性は雷とかでお願いするっす!」
「負けたら「シオンの手料理の刑」な」
「頑張るっすー!!」
「では始めろ!」
「ふっ偉大なるドラゴンの末裔たる我ら
ビュオッ
「ぬおっ!?」
スッ…
「馬鹿なっ消え…」
「とうっす!」
ゴキィ!!
まさかゴブタのヤツ、「影移動」を使いこなしてんの!?
「勝負有り、勝者ゴブタ!!」
「やったな、ゴブタ!約束通り、クロベエに武器を頼んでやる!」
「やったっすー!」
「さて、お前ら、勝負はゴブタの勝ちだ。まだ文句あるか?。
「……っ!」
「今日のところはソイツを連れて帰れ」
「い、いずれまた来るぜ!」
「然り、これで終わりではないぞ」
「お、覚えてろー!」
「リムル君、彼等の私に関する記憶消そうか?」
「大丈夫じゃね?。さて、こっちも、今後の方針を立てないとな……」
なんか凄い騒がしい奴らだったなぁ。
馬鹿やらなきゃ良いけど
ステータス
名前:
種族:
称号:暴風の紋章
魔法:なし
ユニークスキル:『
エクストラスキル:『毒霧吐息』『麻痺吐息』『超音波』『威圧』『嵐装天鎧』『木装天鎧』『土壌固定』『氷零弾』『陽装天鎧』「炎熱操作」『
コモンスキル:『念話』
耐性:痛覚無効、耐熱耐性、刺突耐性、物理攻撃耐性、電流耐性、麻痺耐性、腐食耐性、土耐性、熱変動無効、病毒無効
エルロックの生前はイケメンなのをやっかんだ暴漢に襲われる毎日でした。