転生したら岩だった件   作:ぱのらま

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エルロックの弱点は殺意も敵意も無い存在です。

岩魔人(ロックマン)の繋がりで、久しぶりに流星のロックマン3をやってハマっている作者です。

ポケモンgoで土日忙しいです


豚頭族の狙いと樹妖精

 

「エルロック、今度は何を掘ってるんだ?。レジロック、レジアイスにレジスチルは分かるけど他の二体は?」

 

「ポケモンソード・シールドという、2019年に発売されたゲームのダウンロードコンテンツで登場する、レジエレキとレジドラゴだよ」

 

「へぇー、新しいレジ系登場してたんだ」

 

「レジドラゴ以外は起動出来るけど、竜の魔素足りないからリムル君からもらっていいかい?」

 

「良いけど…、これドラゴンか?」

 

「まぁかなり面白い見た目してるよね。今回の 豚頭族(オーク)襲撃の際に町を守る為に強い岩魔獣(ロックモン)を作ろうと思ってね。レジスチルは諸事情で家事炊事経理が得意だよ」

 

「家事炊事経理?いや、なんでだよ!?」

 

「私が見たネットミームがそのまま反映されちゃってね。社会の荒波に耐え抜く心を持った強いレジスチルだ」

 

「レジスチルに何があったんだ……」

 

「今回は素材にも拘ってね。液体窒素を再現してみたら液体窒素並に冷たい魔鉱塊が出来たんだ。これをレジアイスに使用して、レジロックはロンズデーライトで再現した。レジスチルは色合いも兼ねてガンメタルだね」

 

「ロンズデーライトってレジロックと色合い違くないか?」

 

「ロンズデーライトっていう鹿毛の馬が居ると能力(スキル)に言ったら出来たよ」

 

「出来たの!?」

 

「レジドラゴはステンレスの特性と黒炎の特性を付与して、レジエレキは銀に黒雷を付与しているよ」

 

「ステンレス?」

 

「ステンレスは錆びにくく丈夫で、金属アレルギーが起きにくいという理由で竜の鱗と呼ばれているんだ。銀は電気伝導率が高いという理由だね」

 

「結構考えて作ってるんだな」

 

「そりゃそうさ。この世界は世界の言葉なんてものがあるくらい、言霊の力の強い世界だ。魔物の名付けしかり、物の意味も考えて作った方がイメージしやすく、強くなりやすいだろうからね。あ、そうだレジギガスも作ろう。素材何にしようかな」

 

「レジギガスまで作るのか?」

 

「うん、レジギガス、八束水臣津野命、水神……。そうだリムル君。分身体出して貰えないかな」

 

「え?いいけど、どうするんだ?」

 

「リムル君ってこの町のリーダーで水饅頭みたいだし、モチーフにはピッタリかなって」

 

ピト……ジュルズルッポン!!

 

「俺の分身体がエルロックに吸われた!?」

 

「……よし」

 

ピシッパキパキ……

 

「出来た。名付けてリムル岩!」

 

「リムル岩!?」

 

「君の情報を付与した魔鉱塊だよ。これをレジギガスに彫る」

 

「は?え?どゆこと?」

 

「レジギガスの元ネタは八束水臣津野命という水神で、国引き神話の主人公なんだ。君はこの町のリーダーつまり、主人公的なポジションで、スライムだから水神に例えられるかなと」

 

「ウッソだろお前、考えることえげつねーな……」

 

「じゃあレジギガスは他より大きいから10分くらいかかるよ」

 

「お、おう」

 

エルロックって興味のあること以外はやらないけど、興味のある事なら、割と倫理観とか色んなの抜け落ちてるよな……

 

 

 

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「エルロック様ご報告致します」

 

「んぉ?ストロング君じゃないか。どうしました?」

 

「作物の食味や食感を自由に変更し、害虫や病気にかからなくなる能力(スキル)「種子改良」を獲得致しました」

 

「おお、これで旨みと酸味のある甘くないトマトが作れるね。でかした」

 

「お褒めに預かり光栄にございます」

 

「あ、エルロック!これから 豚頭族(オーク)についての会議開くから来てくれないか?」

 

「分かった。今から行くよ」

 

 

 

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「20万の 豚頭族(オーク)の本隊が、大河に沿って北上しているようです」

 

「20万か……」

 

「そして、本隊と別働隊の動きから予想出来る合流地点は、ここより東日本の湿地帯……、つまり 蜥蜴人族(リザードマン)の支配領域ということになります」

 

「俺たちの里を襲撃したのは数千程度だった筈だが、別働隊だったのか?」

 

「そうだ」

 

豚頭族(オーク)の目的って何なんだろうな?」

 

俺たちの町はターゲットに入っていない……、が大鬼族 (オーガ)の里は本隊の進路の妨げになっていないにもかかわらず、襲撃された。

理由が分からないな……

 

「ふむ…… 豚頭族(オーク)はそもそも、あまり知能の高い魔物じゃねぇ。この進行に本能以外の目的があるってんなら、何かしらのバックの存在を疑うべきだろうな」

 

「例えば魔王…とかか?」

 

「リグルドの息子に名付けをしたゲルミュッドという、魔王軍の使いっ走りが名付けをしているようだね。もしかしたら、強力な魔物を欲しているのかもしれないね。名付けをされた魔物は進化する場合があるし」

 

「魔王が絡んでいるかは分かりませんが、 豚頭帝(オークロード)が出現した可能性は強まったように思う。20万もの軍勢を普通の 豚頭族(オーク)が統率できるとは思えないですからね」

 

豚頭帝(オークロード)……数百年に一度生まれる 特殊個体(ユニークモンスター)だったな」

 

「もしかするとゲルミュッドという魔人が 豚頭族(オーク)に名付けをして、 豚頭帝(オークロード)に進化させた可能性があるね」

 

「確かに……そう考えると辻褄が合いますな。より一層警戒するべきかと思います」

 

「そうだな。ん?ソウエイどうかしたか?」

 

「偵察中の分身体に接触してきた者がいます。リムル様に取り次いでもらいたいとの事、いかが致しましょう」

 

「俺に?ガビルでもう腹いっぱいだし、変なヤツだったら会いたくないんだけど」

 

「変…ではありませんが、大変珍しい相手でして。その… 樹妖精(ドライアド)なのです」

 

樹妖精(ドライアド)!?あれか、ゲームよくいる──木の精的なお姉ちゃんか?」

 

「げぇむ……?よく分かりませぬが、 樹妖精(ドライアド)様が最後に姿を見せたのは、数十年以上前ではなかったか?」

 

「ほ、ほほう、お呼びしたまえ」

 

「ハッ」

 

ブワァッ!

 

「───初めまして。“魔物を統べる者”に、“厄災を手繰る者”及び、その従者たる皆様。突然の訪問相すみません。わたくしは 樹妖精(ドライアド)のトレイニーと申します。どうぞお見知りおき下さい」

 

“魔物を統べる者”は分かるが、“厄災を手繰る者”?もしかして、エルロックの追撃者(オイハラウモノ)撃退者(ゲキタイスルモノ)の事を知ってるのか?

 

「俺はリムル=テンペスト」

 

「私はエルロック=テンペストだよ。初めましてトレイニーさん」

 

え、本物の 樹妖精(ドライアド)

は…初めて見ましたぞ

そりゃそうだ。 樹妖精(ドライアド)様が最後に姿を現されたのは数十年も前のこと

なぜ今、この町に

 

なんかみんなの戸惑いがすごいな。

そんなに偉い人なのか?このお姉ちゃん

 

《解。 樹妖精(ドライアド)は森の最上位の存在であり、「 樹人族(トレント)の守護者」または「ジュラの大森林の管理者」とも呼ばれます》

 

なるほどね。社長や会長が直々に視察に来たみたいな感じなのか。

そりゃ皆萎縮するよな

 

「ええと、トレイニーさん?今日は一体なんの御用向きで……」

 

「本日はお願いがあって罷り越しました。リムル=テンペストにエルロック=テンペスト。“魔物を統べる者”に“厄災を手繰る者”よ。貴方達に 豚頭帝(オークロード)の討伐を依頼したいのです」

 

豚頭帝(オークロード)の討伐……俺とエルロックがですか?」

 

「その前に“厄災を手繰る者”とはなんだい?」

 

「ええ、そうです。それと“厄災を手繰る者”という肩書きは身に覚えがあるのではないでしょうか」

 

……ふむワンダー・オブ・Uを模した私の 固有能力(ユニークスキル)撃退者(ゲキタイスルモノ)追撃者(オイハラウモノ)を知っているという事は、かなり前から私達の事を観察していたようだね。

能力(スキル)が反応していない事から敵意は、感じないのだが

 

「いきなり現れて、ずいぶん身勝手な物言いじゃないか。 樹妖精(ドライアド)のトレイニーとやら。なぜこの町に来た?。ゴブリンよりも有力な種族はいるだろう」

 

「……」

 

「それに、エルロック様がお許しになっているから良いものの、なんだその横暴な態度は!。エルロック様はとてもお優しい方だ!」

 

「そうですわね。大鬼族 (オーガ)の里が健在でしたら、そちらに出向いていたでしょう。そしていきなり現れて不躾な物言い、大変失礼致しました」

 

「構わないよ。私の能力(スキル)が物騒なのは知っているし、納得もしてるからね」

 

「ありがとうございます。それに、貴方達の存在を無視することは出来ませんでした。 樹人族(トレント)の集落が 豚頭帝(オークロード)に狙われれば、 樹妖精(ドライアド)だけでは対抗出来ませんの。ですからこうして、強き者達に助力を願いに来たのです」

 

豚頭帝(オークロード)が居るってこと自体、裏でコソコソ名付けして回っている魔人の存在で、半ば確定してたんだけど……」

 

「流石ですわ。 樹妖精(ドライアド)はこの森で起きた事ならば、大抵の事は把握しておりますの。貴方達の考えの通り 豚頭帝(オークロード)はいますよ。あ、この棒状の芋美味しいですね。こちらの板状の芋もなかなか……

 

おいおい、さらっと爆弾投下してツマミを勝手に食べてるんじゃないよ。

別に食べて良いけど、もう少し空気読もうよ……

 

「…トレイニーさん、とりあえず返事は保留にさせてくれ。こう見えてもここの主なんでな。 鬼人(キジン)たちの援護はするが、率先して藪をつつくつもりはないんだ。情報を整理してから答えさせてくれ」

 

「…承知しました」

 

「さて、会議をつづけようか。 豚頭族(オーク)達の目的について何か意見のある者はいるかな?」

 

豚頭帝(オークロード)の存在が確定したのなら、思い当たることが一つあります。ソウエイ、わたくし達の里の跡地は、調査して来ましたか?」

 

「……はい」

 

「その様子では、やはり…無かったのですね?」

 

「はい…同胞のものも 豚頭族(オーク)共のものもただの一つも」

 

「何が無かったんだい?」

 

「死体です」

 

「死体!?」

 

「なるほどな…、20万もの大軍が食えるだけの食料をどうやって賄っているのか疑問だったんだ」

 

「奴らには兵站の概念などありはしませんからな…」

 

は?まてよ前の世界の豚も、目につくものは糞尿ですら喰う動物だったけど、 豚頭族(オーク)もなのか!?

 

「それは…つまり、死体を喰らっているのか?」

 

固有能力(ユニークスキル) 飢餓者(ウエルモノ)」。 豚頭帝(オークロード)が生まれる時、必ず保有している能力(スキル)です。食べた魔物の性質を自分のものとする。リムル様の「捕食者」とエルロック様の「魔塊転生」と似ていますわね。「捕食者」や「魔塊転生」と違い、一度で確実な奪取とはなりませんが、食欲に任せ、数多く食せばその確率も上がるというもの」

 

「つまり 豚頭族(オーク)の狙いってのは…」

 

「数多の魔物を喰らい、能力(スキル)を奪い取るということだね……」

 

「…となるとウチも安全とは言い難いな。嵐牙狼族(テンペストウルフ) 鬼人(キジン)、ひょっとしたらホブゴブリンもか?。 豚頭族(オーク)達の欲しがりそうなエサだらけだ」

 

「ははは、それを言ったら私やリムル君に岩魔人(ロックマン)岩魔獣(ロックモン)も格好のエサさ」

 

「……まぁたしかにな」

 

「…他人事でばなくなったのでは?。 飢餓者(ウエルモノ)の代償は、満たされることの無い飢餓感……、 豚頭族(オーク)達は、果てしない飢えを満たし、力を得る為だけに進むのですわ。それに…この度 豚頭帝(オークロード)誕生の切っ掛けに、魔人の存在を確認しております。貴方達が話していたゲルミュッドとやらでしょうね。貴方様方は放っておけない相手かと思いますけれど。なぜならその魔人はいずれかの魔王の手の者ですので」

 

森で起きた事はたいてい把握している…か。

食えないお姉ちゃんだ。

そう言われて俺たちが動かない訳がないと知ってたってことか

 

「改めて 豚頭帝(オークロード)の討伐を依頼します。暴風竜の加護の加護を受け、牙狼族を下し、 鬼人(キジン)を庇護するリムル様や、数多の岩魔人(ロックマン)を統べ、あらゆる物を作り出すエルロック様なら、 豚頭帝(オークロード)に遅れを取ることはないでしょう」

 

…腹をくくるか

 

「当然です!。リムル様ならば 豚頭帝(オークロード)など敵ではありません!」

 

「我等が主達であれば委細問題無し」

 

「まぁ!やはりそうですよね」

 

「…分かったよ。 豚頭帝(オークロード)の件は俺とエルロックが引き受ける。皆もそのつもりでいてくれ」

 

「ジュラの大森林に平穏を取り戻そう!」

 

「もちろんです、リムル様!エルロック様!」

 

 




ステータス
名前:エルロック=テンペスト(クニオ・イザワ)
種族:岩魔人(ロックマン)
称号:暴風の紋章
魔法:なし
ユニークスキル:『探索者(タンサクスルモノ)』『彫刻家(ホリダスモノ)』『忘却者(ワスレルモノ)』『撃退者(ゲキタイスルモノ)』『追撃者(オイハラウモノ)』『希望者(ノゾムモノ)』『傷病者(ウムモノ)』『 変質者(ウツロウモノ)』『集合者 (ツドウモノ)』『隣人者 (トナリアウモノ)
エクストラスキル:『毒霧吐息』『麻痺吐息』『超音波』『威圧』『嵐装天鎧』『木装天鎧』『土壌固定』『氷零弾』『陽装天鎧』「炎熱操作」『 炎化爆獄陣(フレアサークル)』『 火炎蜥蜴召喚(サラマンダーしょうかん)』『溶装天鎧』『縮小玉』『魔塊転生』『超速再生』『武装具現』『妖血操糸』『技能発動』『種子改良』
コモンスキル:『念話』
耐性:痛覚無効、耐熱耐性、刺突耐性、物理攻撃耐性、電流耐性、麻痺耐性、腐食耐性、土耐性、熱変動無効、病毒無効
技術(アーツ)『握撃』『芯流法』

色違いレジ系捕まえてる為にレジ系出しちゃいました笑

ちなみにエルロックのスキルが魔塊転生になってから、スキルが確定で入手出来るようになりました。

ちなみに作中内のキャラクタービジュアルは漫画版寄りです。
アニメ版のハクロウは三白眼であんましロマンスグレーみを感じないので……

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