「母よ、その膨れた腹はなんだ」
「ん〜?貴方の弟か妹になる子が宿ってるのよ?」
「ほう、
「あんたも護るべき人が出来れば分かるわ。そんな凄い圧を放たなくても良い。信頼出来る人が」
「左様か、この
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子が産まれた。
だが
「
ほぎゃぁぁぁ!!
「馬鹿だねあんた。そんな圧力放ってちゃ、この子が安心出来ないでしょう」
嗚呼、そうだ。力を抑えねばならぬ。
言ノ葉も柔らかくせねば。
愛い子の為に
「ごめんね?私は君のお兄ちゃんだ。可愛い妹。安心して欲しい」
「……あぅ」
「あぁなんと愛らしいんだ。私は君を護る為に生まれたのかもしれない!」
「言葉を変えても、いちいち大袈裟だねぇ」
この個、否。この娘を私が護らねばならない。
私はお兄ちゃんなんだから
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妹が、消えた。
誰だ、誰が?
許せぬ、許してらならない。
施設団の到着から数日、アルビスとスフィアは
なんでもここの技術を色々学んで来いと言われてるらしい。
「湯が出るのはどういう仕組みなんだろう?」
「
ドルドは分かりやすくハンドルを見せ、はめ込んだ
「魔力を持つ者が捻れば、水がお湯になるってワケだ」
「流石ドワーフの職人…!!」
(本当はリムルの旦那の案だけど…)
「───お前さん、他の奴らみたく工房とか見学しなくていいのか?」
「俺はいいんだよ。リムル様のお役に立つようにって、フォビオ様の命令だからな」
「グルーシスさん、見回り行くっすよー」
「おう、今行く」
「なるほどな。だから警備隊に。どれ俺も手伝っ……」
ポン…
「お主は剣の修行じゃ」
「…はい」
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更に数日後、こちらから送った使節団も帰ってきた
「獣人達の強さは流石の一言です。一兵卒に至るまで徹底的に鍛え上げられていました。やはり、魔王カリオンと獣王戦士団の影響力が大きいようです」
「その為か王宮には贅が凝らされ、一般市民の住居は質素なものでした。ですが悪い意味では無く、住民がそれを望んでいるようです」
「へぇ…」
「身なりや住居はその者の力と財力なんかを象徴する。カリオンの場合は自身という力ある庇護者が、此処に居るという事を民達に知らしめたいのかもしれないね」
魔物は元々弱肉強食だけど、獣人は特に強者を讃える傾向があるのかな
「それからお土産をもらったのですが、是非リムル様に召し上がって頂きたいとのことです」
「おお、果物か!。どれどれ」
シャク…
「甘い!」
「ふむ、私が植えた果樹よりも風味が強いね」
「でしょう?」
「素晴らしい品質だな。天然物なのか?」
「何代にも渡って改良を重ねたそうです」
「…なるほど、おそらくはこの世界に合った品種改良をしているんだね。この世界には魔素があるし」
なるほど、この世界にあって地球には無いもの。
魔素等のエネルギーは生物には欠かせないからこそ、魔素に適合した品種改良が発展したんだな
「リリナ」
「はい。生産管理部門から次回の使節団に、加わる者を選出します。ぜひ、その技術を我が国にも取り入れましょう!」
「うむ、期待しているぞ。よし、じゃあ俺はドワーフ王国へ…」
「あ、あのう」
「どうしたんだい?リディス」
「ベニマルさん達が帰って来たので、拙からお話ししたいことがあるんです。放っておけば、
「は?」
え?いきなり物騒なんだけど!?
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「この案件を説明するに辺り、拙の「
「「
「
「なるほど、霊体化の秘術という響きから察するに、精神生命体に変化する術なのだろうね」
「まてまて!?。リディスは自分が受肉する為に、犠牲になった奴らの事を後悔していたじゃないか!」
「はい。ですが
「超魔導大国ソーマ?どんな国なんだ?」
「
「わかった」
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「はるか昔、魔導により繁栄を誇った
ん?おかしくないか。
リディスは国王を、愚者とか愚物とか散々にこき下ろしていたのに、全くの正反対の評価じゃないか
「ですが突如、国王は乱心し魔導大帝“ジャヒル”と名乗るようになりました。優しき顔は邪悪に歪み、その変貌を目撃した王女はあまりの豹変ぶりに混乱してしまいます。そして…ジャヒルによって殺害されたのです」
は?いきなり過ぎるぞ!?。
これ、マジであった話しなのか?。
いや、リディスが警告しているんだし、本当なんだろうな。
しかし、胸糞悪い話しだ
「そして亡き王女の遺体を国民に見せ、こう言い放ちました。「あぁ…私の可愛い娘が見知らぬ魔人によって殺された!。国民達よ、我が娘を救うべく助けてはくれまいか」と。そしてジャヒルはある邪法を使用しました。その名は「
……エグいエグい。
何その胸糞昔話は。
マジで国王どうしたんだよ。
ていうか
何か関係あるのかな
「国王は言いました。「蘇生術を唱えている際に先程の
おい、ジャヒル。お前見知らぬとか言いながらカザリームって言ってんじゃねぇか!。
いや、待てよ?これ名付けじゃないか?。
俺がガビルの名を呼んだだけで名付けされた例もあるし、名前を呼んだ様に偽って名付けをしたんじゃないか?。
でもなんの為に……
「国王はその後にとんでもない命令を、国が誇る暗殺者に命令したのです。「ある国に棲む
ヴェルダナーヴァの娘ってミリムじゃねぇか!。
しかも、エルロックがシズさんから聞いた話しだと、敵国のテロに巻き込まれて死んだって話しだぞ?。
まるっきり矛盾してるじゃん……
「ジャヒルの真の狙いは竜皇女の力でした。不滅の
いやまぁ、そうなるとしか言えないわ
「ミリムは大切な友を失い、嘆き悲しみ怒り狂い力を暴走させ、ソーマの国民凡そ十数万人を殺害。民の命をヨウブンとし、ミリムは真なる魔王へと覚醒したのです。そこに進化の際の強制的な睡眠状態により、ふらついたミリムをジャヒルは殺害するべく襲いかかりますが、目の前の
そういえばリディスの「
本来不完全な状態だったのを、エルロックが
……つまり、この昔話はジャヒルに
「しかしジャヒルは、それはもう凄まじい自我の強さで拙の暴走を止め、逆に己が力として扱ったのです。王家に伝わりし、
意味わかんねぇ……。
何のために王女は醜い魔人にされ、馬鹿な国王によって国が滅びたとかマジで何がしたかったのか、分からなすぎて困惑するわ
「さて、ネタバラシをしますとジャヒルは自身が開発した固有邪法である禁忌邪術:
「なぁもう質問してもいいか?」
「構いませんよ」
「凄い壮絶で悲しい過去だし、今回話したのもミリムが居ないタイミングだからだろ?。結局の所ジャヒルって何者でまだ生きてたりするのか?」
「ジャヒルの正体はこの基軸世界に存在する土着神を参考にし、星王竜ヴェルダナーヴァが創造したこの世の様々な種族を生み出した神祖トワイライト・バレンタインが最初に生み出した高弟第一位である
おぉ銀髪金眼のイケおじだよ。
目つき悪いし、他者を見下すような視線が性格を表していてあまり良い印象はうけない。
服はヨレヨレなのに無精髭とか生えてないんだな
「かなりイケおじだな。マッドサイエンティストのイカれた男を想像してたよ」
「……あながち間違ってないかもしれませんね。神祖もマッドサイエンティストだったらしいですし、ジャヒルは神祖の肉体を培養し誕生しているのでそこら辺も似たのかもしれません。ちなみにこれが神祖です」
スラリとした女性の様にも見える青年だ。
赤と青の
ってか、かなり昔の存在なのに真っ赤なスーツに合わせた青みがかったタートルネックを身につけていて、かなりオシャレなヤツだな。
靴も白くて金で縁取られていて、モデルに居そうというかホストに見えなくもない
「神祖は高弟第二位である娘によって殺害され、ジャヒルは敬愛する神祖が殺された事に怒り第二位ことルミナス・バレンタインに復讐することと、神祖が背負った
「ルミナスって唯一神ルミナスか?」
「西方聖教会が崇める神ですね。真祖の吸血鬼、正確には
「話しを戻しまして……ソーマの地下には元王女のカガリこと、カザリームが幽閉されていました。そしてカザリームは勇者レオン・クロムウェルに倒される前は、魔王として君臨していたのです。更に、カガリは類い稀なる魔術や禁術のエキスパートでして…。ルクスの記憶を見る限り「
「なるほど……色々濃密な情報でパンクしそうだけどありがとうリディス」
「今知れて良かったよ。それじゃ予定通りドワーフ王国へ行く準備があるから、あとの取り決めは頼んだぞリグルド」
「お任せください」
「リムル様、お許し頂けるならば、次回からはリグル殿を使節団の団長に指名してやってくださいませんか?」
「何か問題でもあったか?」
「いえ、魔王カリオンは信用出来る人物だと判断しました。彼の御仁が我等を闇討ちするような心配は皆無です。ならばオレはリムル様が留守の間、國の守りとしてここに残る方が有用でしょう」
「ワタシ達は主に旅を快適にしたり、エルロック様の魔道具や植物の説明の為に、観察してましたがリムル様風に言えば体育会系の義理と人情に溢れたお人でしたね」
「左様です。ベニマルがカリオン様に喧嘩を売った際には冷や冷やしましたがね。寛大な方でしたのでベニマルが立てなくなるくらい強く殴ったくらいでしたので仲は悪くはなっておりませんよ」
「あれにゃーびっくりしますよ!。弱肉強食を是とする俺達だからこその価値観でなければ失礼に当たるってもんです!。まぁベニマルはカリオン様のお人柄を知ったうえでやってたんですし、一種の交流試合みたいなもんですよ」
「おまっ…」
「ははは、俺もまだまだです。ミリム様に鍛えられて少しは強くなったつもりだったんですがねぇ」
「うーん、私も若い頃は絡んで来た奴をコテンパンにして、友情を築いた事もあるからあまりつよく言えないけど、気をつけなよ?」
「流石に相手を見て判断しますよ。でも確かに軽率だったと反省してます。次からは自然な感じでやれるようにしますよ!」
こいつ…!!
「あ、ですがフォビオには勝ちましたよ」
「そう…」
…駄目だ。
こいつは外に出してはいけない男だった。
というか人格そのままなのに真面目で丁寧な元・
「あの…ドワルゴンに向かわれるなら、拙のスキルを使えば快適に行けると思います」
快適?リディスにそんなスキルあったっけか
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「明日行くようですし、拙のスキル空装天鎧を説明しますね。まずスキルを使用してから話しましょうか」
そう言うとリディスは重力操作で空中に浮かび、スキルを使用した
「空装天鎧」
リディスの身体が紅く光り、巨大な戦闘機を思わせるデザインで、そのサイズは
『さて、これが拙の天鎧系スキルである空装天鎧です。このスキルはなんと人間や物資を積み込む事が出来るのです!』
そうリディスが言うと地面に着陸し、右横腹がうぃーんと開いた。
広大な空間が広がっていたんだが、なんかサイズ感違くないか?。
大型航空機よりデカイ空間だぞ!?。
なんか座席もあるし、ディスプレイもあったりと近代的というかロボット物にありそうなデザインだ
『さぁ乗り込んで見てください。拙の有用性を存分に味わってもらいますよ!』
お言葉に甘えて俺、エルロック、ソウエイ、ゴブタで乗り込む事にした。
剣と魔法の異世界で、SFで見られるような機械兵器に乗る事になるとはな……
『さて、乗り込みましたしハッチを閉めて周囲の映像を映しますね。あ、内部から外は見えますが外部から内部を見ることは出来ないようにしてあるので、ご安心ください!』
ブゥンと床以外の全てが透明になった。
は?周りが吹き抜けの様になったぞ。
ってか、いつの間に空に居たんだよ!?。
全然揺れが無かったぞ?
『重力操作を使用し機内の揺れを無くしているんですよ。快適でしょう?。また
「トイレって大丈夫なのか?」
『エルロック様が創り出した魔道具ですからね。流れた時点で無害な物質に分解されますし、分解されたものは拙の魔力で包んで安全な場所に投下するか、後でしっかりした場所で処理すればいいので大丈夫ですよ』
「考えてあるんだな」
『そして体表に空気の膜を幾重にも重ね、屈折率を変化させることで、拙の身体を透明化させる事も可能です。3秒くらい透明にしますね。中からは分かりませんが、ソウエイさんなら分身で分かりますよね?』
「確かにリディスが透明になり、再度現れたな。だが、魔力感知でも分からないのはどういう仕組みだ?」
『簡単な話しです。拙のいる場所を周囲の魔素濃度に合わせ、内部の皆さんの魔素を拙が漏れでないようにしてるからですね』
「凄いっすけど、元々ドワルゴンに行く為にリディスさんのスキルを使おうって話しっすよね?。こんなデカイ鳥が飛んできたらびっくりしないっすか?。いくら透明になっても姿現したり、着陸するスペース足りるかわかんないっすよ?」
『ふっふっふ、ご心配無く!。入口の扉を開けて外に出てみてください』
あれ?金属製のハッチから木製の扉に変化してる。
どういうことだ?
「…ん?リディスお前馬車になってないか?。ってか御者してるのオリガだし」
『
「ふむ、しかし中は変わっていないようだし、一般人は乗せられないね」
『制約で
カションカシッピシッ!
内部の床から壁が出現し、普通の馬車と変わらない見た目に変化した。
あー、そういう感じ?。
見えないように偽装すれば大丈夫って感じか
『これなら問題なく使えますし、壁の向こう側に人員を配置し、マジックミラーのように内部を見ることで警備も情報収集もお手の物です』
「しかし凄いな!エルロックは知ってたのか?」
「知らん…何それ…怖…。私は飛行する巨大な魔物だから、コンドル・ジオグラフで良いかなって彫っただけだし、飛行機みたいに乗れるとか知らないよ。もしかしてワンピースみた?」
『うっ……ええ、まぁそうですね。信頼を勝ち取るべく他の岩魔人と共に試行錯誤し、拙の体積であればシロシロの実の真似事が出来るんじゃないかと思いましてね……』
「すまないなエルロック様。オレも迷惑をかけたからリディスの気持ちがわかってな……。一応オレや他の岩魔人も似た事は出来るんだが、元となった魔物の体積が求められるから、リディスと次点でストロングしか上手く使えないのです」
『とりあえずこれなら、凄まじいスピードで移動しても揺れませんし、
「わかった。これで行こう!」
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───翌日。
「行ってらっしゃいませー」
「お気をつけて!!」
「留守は頼んだぞー。出してくれ、ランガ」
「はッ!。いざ、武装国家ドワルゴンへ」
本当は馬型に変形したリディスの一部に御者としてゴブタを付けようと思ってたんだけど、ランガがリムル様の移動は我にお任せを!って感じで期待してたから、つい任せちゃったんだよな。
しかし、リディスが重力操作してくれなかったら揺れが凄そうだな……。
凄い勢いでランガが走ってるし。
今回の旅に同行してもらうのは、エルロックにイベリア、シュナとシオン。
リディスが変化した狼車を引くランガにカイジンとドワーフ三兄弟。
護衛としてゴブタ率いるゴブリンライダーとリディスの本体も護衛の任についてもらっている。
後ろの荷台にはガゼル王へのお土産を積んでいる。
最初は胃袋にしまおうかと思ったんだが、シュナから形が大切だと忠告されたからね。
流石元
最近はベスターから色々と学んでおり、儀礼においてのマナー面でも頼りになるようになった。
ちなみにシオンはベニマル以上に、外に出してはならないタイプだと思ったんだが、料理の師匠であるエルロックが監視するとシオンの同行を頼み込んできたからね。
まぁあのままだと駄々をこねてしまいそうだったし、いいんだけどさ
「リムル様、見てください」
「ん?」
「ゲルド達とオリガは仕事が早いですね。路面は先にリディスが修復していましたが、全て修復されていますし、前よりも綺麗に仕上がっていますよ」
「ホントだ。ランガ、路面工事の作業員がいたら止めてくれ」
「はッ」
「ゲルド様、路面にヒビがないかの確認が完了しました。ゲルド様の方はいかがでしょうか?」
「うむ、エルロック様が生み出したシバリ杉の植樹も終えたし、オリガ様もラヂオ・ガガの設置も完了している」
「ではそろそろ休憩にしますか?」
「そうだな」
「おーい、ゲルドー!」
「リムル様!。今日がドワーフ王国への出発の日でしたか」
「ああ、道が整ってるからスムーズに移動出来て快適だよ」
「オリガ様のプレートですからな。丈夫で安定感が違いますよ」
「これ良かったら皆で飲んでくれ」
「これは…」
そう言って俺は胃袋からキンキンに冷えた
「
「「「うおぉぉぉ!!」」」
こうして道中はつつがなく進んだ。
そして──出発から三日目
「開門───!」
頑丈な扉が開け放たれ、ドワルゴンの中へ進んだのだ
「ようこそお出で下さいました。我が王、ガゼル・ドワルゴが王宮にてお待ちです」
「こちらジュラ・テンペスト連邦国国主、リムル=テンペスト陛下にあらせられます。どうぞガゼル王へのお取り次ぎを…」
エルロックは国の守り手では無いからと、俺の後ろで控えていた
「では、こちらへ」
「あれ?リムル殿が来るって聞いたんだが…」
王宮に着いてからも誰かと話す時はシュナとエルロックが代わりに話してくれた。
シュナもエルロックも凄いな!。
俺はただニコニコしてただけだし、正直頭が真っ白で何も覚えていない。
早く終わんないかな……
ステータス
名前:
種族:
称号:暴風の紋章
魔法:なし
ユニークスキル:『
エクストラスキル:『毒霧吐息』『麻痺吐息』『超音波』『威圧』『嵐装天鎧』『木装天鎧』『土壌固定』『氷零弾』『陽装天鎧』「炎熱操作」『
コモンスキル:『念話』
耐性:痛覚無効、耐熱耐性、刺突耐性、物理攻撃耐性、電流耐性、麻痺耐性、腐食耐性、土耐性、熱変動無効、病毒無効、精神苦痛耐性
転スラは漫画版しか持っていませんでしたが、今回の話しを書くにあたって小説の一部を買いました。
金が無い……。
ちなみに邦夫がお母さんを守り抜いたので、お母さんは無事です。
父は戦死しています。
カガリのお父さんの名前はオリジナルで、超魔導帝国のオリジンもこの小説の独自設定です。
シバリ杉はToLOVEるに登場する植物で、人間を触手みたいな根っこで縛る植物です。
種族としてはエルロックが品種改良した魔樹ですが、ストロングの命令によって怪しいヤツが居たら縛り上げます。