お、ようやく
身体拭かれまくってるけど、俺の身体削れてないよな……
「まぁリムル様。お加減はもうよろしいのですか?」
誰だよこの娘!いや、肌の色と耳からしてゴブリンなのか?
「あ、あぁおはよう。ってか此処何処だ?確かゴブリンの村だった筈だけど、どう見ても現代の家のリビングなんだけど」
……明らかにおかしい。
ソファーに座るゴブリンと思わしき女の子にガラス製のテーブルに窓。
どういう訳かテレビも有るし。此処ってゴブリンの村だよな?
《解。ここはジュラの大森林のゴブリンの集落で間違いありません》
やっぱりかぁ
「エルロック様と村長を呼んでまいりますね」
「あぁ頼むよ」
数分後
「やあ、具合はどうかな?リムル君」
「リムル様!お目覚めになられましたか!」
「具合は大丈夫だけど、え、この感じムキムキの兄ちゃんリグルド?ってかエルロック!どういうことだよ。この家は!。明らかに現代の建築だし、床に降りてみたら暖かいし、床暖房あるだろこれ!」
「そうだ。この兄さんがホブゴブリンに進化したリグルドでさっきの娘はゴブリナに進化したハルナだね。……そしてこの家なんだけど。私が彫ったんだ。」
「彫ったぁ!?」
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そう、あれは遡ること3日前だ。
……やってしまったかもしれないな。
「皆の家は適当な木に似た性質の鉱石を加工して、生前に見た住宅を作ってみたが…」
リムル君と住む家をせっかくだからと巨大な魔鉱塊から掘り出したがまさかこんな事になるとは思わなかった
「床暖房やらインターホンに自動でお湯を溜めれる浴槽が再現出来るとは……。この世界では行き過ぎたオーバーテクノロジーじゃないか。この家以外にも床暖房や風呂にトイレも設置したけど、限界集落から一気に文化レベルを進めてしまった…」
どういう訳か電気じゃなくて空気中にある魔素を動力として稼働している電化製品ならぬ魔素製品を生み出してしまった。
この世界の文化レベルは分からないが、中世ヨーロッパ的な文化レベルだとかなり影響を与えそうでヤバいな。
「トイレに浴槽は何処から水を運び、流してるのかもよく分からないけど機能してるし、いや、排水先は分かってるんだけど本当に意味が分からないスキルだな。
まぁ本当に意味分かんないのは、家を彫り出すのに数分しかかからないという点なのだが。
体感ではそれなりにかかってる気はするんだけどなぁ
「とりあえずトイレで流れた排泄物は分解と浄化をして流れてるからかなり綺麗なんだよね……。下手したら飲んでも腹下さないレベルだし。いや、飲まないけど」
本来のトイレには無い筈の分解と浄化の機能から察するに、自身の記憶に存在する製品を雛形に特性を付与出来るのだろうか……
《解。
かなり自由度高いな。
無意識的に特性を付与し、場所まで指定していたとは…。
次からは意識してやらないとな
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「という訳で私は3日の間に家を作り、田畑を作り暇になってゴブリン達に料理教室を開いていたんだよ。土壌はどういう訳か彫れたんだけど、種みたいな生命体はやっぱり無理みたいだね」
「マジで意味わかんねースキルだな……。俺のスキルより…いや、これはエルロックの記憶と技量無いと使いこなせないスキルだな。というか料理教室ってエルロックも食事出来ないけどどうやって判断してるんだ?」
「フライパンに鍋、ガスコンロならぬ魔素コンロを彫り出して簡単な煮る焼くの指導をしていただけさ。この辺には果実と塩くらいしかないからフルーツソース擬きをゴブリン達や狼岩魔人達に味見させている感じさ。意外な事に獣人型に彫った狼岩魔人は食事が可能なんだよね。まぁ食べたらそのまま魔素になってストックするみたいだけど」
「へぇ、いつか食べれるといいなぁ」
「そうだね。私達岩とスライムだしね」
「リムル様!エルロック様!宴の準備が出来ております!。此度は味よりもエルロック様から学んだ調理法により、食感だけでも楽しんでもらおうと我ら一同張り切ってご用意致しました!」
「じゃあ進化した面々の紹介とこれからの指針を決める為の話し合いをしようか」
「おう!」
ステータス
名前:
種族:
称号:暴風の紋章
魔法:なし
ユニークスキル:『
エクストラスキル:『自己補填』『魔力感知』『完全記憶』『並列演算』『毒霧吐息』『熱源感知』『麻痺吐息』『粘糸』『硬糸』『吸血』『超音波』『身体装甲』『水操作』『超嗅覚』『思念伝達』『威圧』『嵐装天鎧』『鉄装』
コモンスキル:『念話』
耐性:痛覚無効、傷病耐性、耐熱耐性、刺突耐性、物理攻撃耐性、電流耐性、麻痺耐性、熱変動耐性
狼岩魔人のエクストラスキルの嵐装天鎧を共有により獲得し、嵐装天鎧から
今回は
ぶっちゃけ技量さえあればあらゆる再現が可能なヤバいユニークスキルです。
逆に技量が無いと大して役にもたちませんが。