老化転生者のアトリエ   作:ふに

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最近アトリエ系のssがないのでまた書くことにした
新しいアトリエ小説が1つでも増えてくれたらいいなぁという淡い期待のもと、見切り発車で出発します



異世界に転生したら歳をとっていた不思議

差し込んでくる光に違和感を覚え起き上がった瞬間思い出したんだ

オレが転生者(享年25)で、今がこの体の記憶では40歳のおっさんであることを!

呆然としつつ、自分の顔を思い出す

 

「ちょ、おま、ちょ・・・死んだ時より老けてんじゃねーか!? 普通赤ん坊か5歳辺りで記憶が戻るもんだろ・・・どうしてこうなった・・・ しかもココで生まれた瞬間老化したッて感じの記憶しかねぇ…つまり生まれたてのおっさん、笑えねーぞ!?」

 

そうだ、確かオレはあの真っ白い空間で、転生特典を3つもらったんだった!

テーブルの上に露骨に置かれた紙を、引っ掴み、目を見開いた

 

 

・とても頑丈な体

異世界で通用できる悟空並みの体が欲しかったが、その世界基準で人間の上限は超えられないと言われ妥協した

(赤ん坊では無理だったので、頑丈になるまで成長させました by神)

 

・状態異常回復

森などに飛ばされたことを考え、ナニを食べても大丈夫な状態異常無効が欲しかったが、人間のなんちゃらで妥協させられた

回復なのは、耐性だといっぱい食べたらアウトなんじゃないかと思ったからだ

(どんな毒や麻痺などの状態異常を受けても1分後完治します by神)

 

・水魔法(初級)

水は大切! 

(1日に3㍑くらい出せるよ! 鍛えればもっと出るよ! by神)

 

 

「・・・」

 

すごく、すごく注文通りじゃないじゃないっすかヤダー!

とりあえず現状確認の為になんかボロい家から外に出ると、そこは見渡す限り海でした

 

「子島スタートとか、マジハードモードなんですが、どうすんの、これ」

 

とりあえず、食い物集めて船作って島から出よう

女に事イチャイチャせずに死んでたまるかよぉぉぉぉ!

 

こうして島からの脱出を試みるオレの冒険が始まった

 

 

1日目

とりあえず体の能力を確認シてから島を探索することにした

収穫は自生している正体不明の赤い実と青い実を食べたことくらいだ

赤い実はぶどうが小さくなったような形で、味は苺だった

青い実は青いのにバナナみたいにふさで鳴っている、ちぎるとナスっぽかったがブルーベリーの味がする不思議

残りはボロ小屋と木が3本生えてるくらいで、大きさは楕円形で30m~20m四方くらいだった

水魔法で水が作れなかったら詰んでいた気がする、異世界転生コワイ

水は指からでろーっと念じたら指先からでた、尻からも出せるようだがちょっと勿体無かったかな

3リットルは貴重なのでぬれる程度で試したが、その時魔力?のようなものが減ったように感じて何故か無性にwktkした

 

2日目

果物だけ食べているとすぐに食料がなくなってしまう、一応種は家の近くを軽く耕して植えておいたが直ぐ生るはずもないので、樹の枝で魚を突き刺して漁をしようと試みる

が、失敗

海は1mくらい行くと直ぐに背丈ほど深くなり、とてもじゃないが遠くまで行けそうにない

1番の収穫は角材で土を耕せるほど頑丈な体だったことか

タダシ体が重くてとても素早く動けそうにない

正直小さい船だと沈むかもしれない、早く作らないと食料もやばそうだ

 

3日目

海から大きめの石を拾ってきて、おもいっきり投げ込む爆弾漁のお陰で魚が喰えるようになったので、精神的にかなり楽になった

もう果物が明日の分しか残っていない、マジでどうしようと思っていたところだったのでテンション上がってヒャッハーしていたが、火が起こせない事に気づき、包丁もなかったので生で食べた

・・・正直食う前に鱗を除けようと心に決めた

 

4日目

火を起こせないかとイロイロやっていて気がついたのだが、燃やすと船を作れるほどの木がなくなるのだ

異世界、舐めてました

果実だけが救いだったのだが、小さい島なの朝食べたので食い尽くしてしまった

種は毎回植えているし、すでに芽も出てきているのには驚いたが、それでも足りそうにない

 

5日目

生きることだけは出来る島で、木を切る道具がなかったので角材で木を根ごと掘り起こすことにした

が、ダメ

この体、やたら頑丈なのにパワーはそんなに無い

コレが骨太か(謎)

 

6日目

海を見ながら糞不味い生魚を食べていた時、船を作る道具がないことに気がついた

衝撃の事実、俺は馬鹿だったのだ

あぁ、生魚マジでマズイなぁ、誰か醤油をくれ・・・

 

7日目

なんかの箱と船の残骸が流れ着いていた

天の恵みじゃー! っと年甲斐もなく叫びつつ1m四方の箱を開けたら小麦がぎっしり詰まっていた

小分けにされた小さい袋に種籾まで入っていたのでそちらは植えることにする

そういえば水をやってないのに早くも赤い実と青い実が小さな実をつけ始めている、異世界の植物の生命力はすげーな

残り魔力は寝れば満タンになるので魔力が尽きるまで水をあげたら気が遠くなって倒れた

なんてことはなかった

とりあえず戦闘になって魔力枯渇で気絶なんてことは内容で安心した

 

8日目

朝起きたら果物が育ちきっていた、不思議

食糧問題は解決したが、魚は生はマズイので今日は食わないことにした

果物マジウメェ

実は遠くに島、と言うより木が空に浮かんでいるようなものが見えるのだが、流石異世界、ラピュタはあったんや!

まぁ、ソコまで大きくなかったけど、なんで浮いているか意味不明だ

 

9日目

ヤギが流れ着いた

果物をあげたらなつかれたので乳をもらった

もちろん容器など無いので直飲みだけどな!

ここの果物は水さえ上げれば2日有れば完熟する恐ろしい成長速度なのでナニも問題はなかった

ヤギはもこもこでとてもいい布団になったが、しっかり洗ってないので磯臭かった

明日は洗おう、うん

 

10日目

水魔法でモコモコ(命名)と遊んでいると、泥だらけになってしまい、無性に風呂に入りたくなったので穴をほって風呂(穴)を作ってみた

水なのだが、魔法を使いまくっていたら、はじめの5倍ほど出せるようになっていた 15リットル位か?

なので無駄遣いしてます

ただし風呂は失敗した

泥水の底の深い水たまりになったよ・・・ハハッ

試行錯誤の結果、水魔法は水の温度まで操れることが出来るようだ

それ、火魔法の領分じゃねーのかよとか思ったが、100度が限界で水蒸気になった水は操るのがかなり難しい

風で飛ばされるだけで制御不能、正直使えたもんじゃない

 

11日目

霧魔法マジ便利

空中で回転させれば天然?のシャワーになる

手のひら返しキター!っと叫んだら、ヤギに蹴られた 傷はないが、心がイタイ

この後仕返しにめちゃくちゃヤギ乳を吸った

 

12日目

流れ着いた木片でイカダを作成した

っと言ってもただのデカイ板状の物(タブン船の床だったもの)に木片のオールと装備させただけで実際俺は作ってないに等しのだが、まぁいいか

イカダができて気分的にすぐにでも脱出したいのだが、このヤギって放置でも大丈夫かな・・・?

・・・とりあえずヤギも乗せて行くことにした

水、俺しか出せないしね

まぁ果物でどうにかなるかもだけど、もうすでに相棒のような雰囲気なのだ、致し方なし!

 

13日目

昼過ぎに水竜っぽい何かに襲われた

命からがらヤギを担いで泳いで逃げたましたよ

津波とか、近寄れねーじゃん、接近戦で持久戦すれば勝てるかもしれんけど、潜られたら終わりだしなぁ

荷物は津波でぶっ飛ばされて海の藻屑になってしまったのでちょい焦ったが、無事に陸に到着した

島にはなぜか赤いペンギン、小さい角があるクジラ、空とんでるムカデ、羽のない小さめのドラゴンっぽい何かがいた

結果から言うと、ヤギが無双した

俺は背中にしがみついているだけだったのだが、途中から足が滑って手だけでヤギに捕まって引きずられていたんだが、ダメージはなかった

コレがチートの力か、初めて神様に感謝したわ

・・・途中からヤギは俺を振り回して武器にしていたが、気にしてはいけない

コレは適材適所のチームプレイなんだよ!   タブン

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