無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア 作:平和推し
立ち上がった爆豪に村上は言う
「お前に聞きたい…無個性はヒーローに成れるか?」
「なんだよ、ンな馬鹿なことできるか!無個性はザコだぞ!」
「じゃぁ…そんなザコ相手に負けるお前はなんだ?クズか?塵芥か?」
「ッ!チッ…」
怒りを込めた目で睨む爆豪を尻目に村上は続ける。
「お前が…世間が思うヒーローってのは一言で言えばオールマイトだ。圧倒的な強さ、誰もが尊敬するカリスマ…だからこそ、無個性でもヒーローに成れないとかは間違ってると思う」
「じゃぁなんだ?無個性は何も出来ないぞ!」
「例えば…オレが“髪の毛を変色するだけの個性”を持っていたとして、無個性じゃ無いならヒーローに成れるってことか?」
「ンなザコ個性でヒーローやれるか!」
「やれるさ、相澤先生…“抹消ヒーロー、イレイザーヘッド”、“予知ヒーロー、サー・ナイトアイ”“毟毛ヒーロー、Mr.ブレイブ”…まぁパッと思いつくヒーローはコレくらいだな…」
「あぁ?」
「彼らは身体能力については無個性と土台変わりない、それでもヒーローをやれている。爆豪…否、世間はどう思う?
観客もそれを聞いて静かになる…ヒーローはヴィランを退治するのが仕事だと思い込んでいたと、全員が考えさせられた。
「ヒーローてのはヴィラン退治の専門家じゃぁ無い、なにか困っている人がいたら助けてあげるのが当たり前、そんな精神の存在とオレは思う、だからヴィランと戦えずに、災害救助専門になったり、ゴミ拾いや、道案内なんかやっていても、それはヒーローの立派な仕事だ。…爆豪もう一度聞く、なんでお前は無個性はヒーローに成れ無いって思っている?」
「…るせぇ、テメェは説教する為にここに居んのか?」
観客やクラスメイト、そして緑谷が一見変わらないままの爆豪にザワザワするが、その回答に満足できたのか村上はニヤリと笑うと
「ま、お前の中で何か変わったからヨシと…すまなかったな爆豪…今はお前を全力でぶん殴る!」
そう言って腰を落として、握り拳を構える。
「チマチマやっても埒が開かねぇ!デカ女!」
「あぁ…コレで互いに終いと行こうか…爆豪!お前が超えたいヒーローの技でな!」
お互いに闘気を迸らせ、バチバチと睨み合う…そして、爆豪が飛び上がり…村上が少し踏み込んで…
「
「
凄まじい破壊力の爆炎と振り抜かれた拳が…
「
「SMASH!!」
ぶつかった瞬間、爆炎が辺りの空気を焦らし、それすら巻き込んだ拳圧が竜巻を思わせる豪風で上空に吹き飛ばす!
「うわぁ!?」
「突風が!?」
「前がみえねぇ…」
爆豪は足場の不安定な空中で風に煽られるがなんとか…
そして…
ポツ…ポツ…と雨粒が降り始めた。
「おいおい…まさか…」
「天気が変わった…」
「爆発の熱が風圧で上空に舞い上がって…」
「おい!見ろよ!」
そこには振り抜いた拳を天にゆっくりと掲げて、人差し指を立てると天に我ありと示すように堂々と立つ村上の姿があった。
ワァァァァァ!!
「ヤベェ!オールマイトじゃん!」
「二代目か!」
「鳥肌が止まらねぇ!」
「あの子が次の象徴…!」
「「「村上!村上!村上!」」」
会場は彼女の名を呼ぶコールで埋め尽くされ、その熱気は雨にも影響を受けないほどだった。
劇場版ネタはやった方がいいですか?
-
そうだよ(便乗)
-
だが断る(否定)
-
やりますねぇ!(書けよ)
-
無理すんな(本編だけでヨシ!)