無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 体育祭の振り返りは2、3行しか無いのでご了承下さい。

 アンケートの結果を見ました。
 拙い文才で劇場版の見どころが、キレイに無くなる可能性もありますが頑張って書いてみることにしました。
 よろしくお願いします。


職場体験
ソロ活!?村上一人暮らしの巻


 オールマイトがミッドナイトに台詞を被せられたり、二次会のノリで爆豪と再び戦闘をしようとして、ヒーロー達が全力で止めたり、轟家の長男、燈矢から何故か礼を謎ダンスと共に言われたり(エンデヴァーが悶えた)と、最後まで騒がしい体育祭が終わり、村上は家で衝撃的なことを両親から伝えられていた。

 

 「ハァ!?2人ともアメリカに!?」

 「あぁ、父さん程々に頑張っていたら、何故かアメリカ支部の支社長になってね。」

 「転勤先の生活が大変になりそうだから、お母さんはお父さんに着いて行く事にしたの。」

 

 そして両親はこの家を引き払い、力華の為に新しくオートロック付きのセキュリティがしっかりしたアパートを契約した事、必要なお金は定期的にアメリカから送金する事、ちゃんと毎日ご飯3食食べて、勉強と程々に遊んで青春を過ごして欲しい…などなどを伝えた。

 

 「なるほど…じゃあしょうがないなぁ…」

 

 力華はニコリと笑って納得したように呟くが、両親には少し寂しさを感じさせるその声に気づかないはずも無く…

愛しい娘を安心させるかのように頭を撫でた。

 

 「大丈夫、卒業までには日本に帰れる筈さ、なーに電話もあるし、寂しく成ったらいつでも連絡してくれ。」

 「お父さんの言う通り、貴女は私達の宝物なんだからね。」

 「…ありがと、お父さんお母さん。」

 

 その時に村上が浮かべた笑みと目に光るものがあったかどうかは、本人達のみ知るところである。

 

 

 …その時の事を思い出しつつ、村上は教室の外を見ながら海外に飛び立った両親に思いを馳せていた。

 その顔はどこか憂いを湛えた黒水晶の瞳と、流水のような黒髪、白磁の肌、血色の良い艶やかな唇が一文字に結ばれていることもあり、どこか深窓の令嬢を思わせた…。

 尚、戦闘力はインド神話における、シヴァ神(破壊神)である。

 

 「村上さん?大丈夫?具合悪いん?」

 「麗日か…なに、少し両親の事をな…海外行っちゃったし、孤独感が独り身に染みるなぁと、大人っぽく黄昏てみたのさ。」

 「私とおんなじや、村上さん独り身同士仲良くしよ?」

 

 なんだよ…コイツ可愛いじゃねぇか。(そりゃそうよby作者)やはり麗日は救護系、カウンセラー系ヒーローの才能アリだな。

 

 「そうだな…焼肉でも奢ろうか?オレだけだと華がねぇからな。」

 「そうかな…そうかも、…ゴチになります。」

 

 嬉しそうな麗日を見ていたら、相澤先生の気配を感じたので、教室のドアを見ると足音が若干漏れていて、それを聞いたのか全員が素早く動いて着席した。

 

 

 「…という訳で体育祭が終わった訳だが、それを踏まえてお前たちにはヒーロー事務所に職場体験に行ってもらう。」

 

 相澤の発言にクラスは盛り上がり…

 

 「「「「ヒーロー科ぽいのキタァ!!」」」」

 「(ギン!)黙れ」

 「「「スン……」」」

 

 いつものように強制的に沈静化した。

 

 「それでだ、事務所から雄英高校(ウチ)に例年通り指名が来るんだが…今年は少し問題があってな。」

 

 そう言って指名数を相澤が表示すると…

 

 【体育祭成績】  【指名数】

 ・1位 村上 力華 114514

 

 ・3位 轟 焦凍   4081

 ・2位 爆豪 勝己  3542

       ・

       ・

 

 と言う結果だった。

 

 

 「「「「いや!?一人だけなんだあの指名数!?」」」」

 「(指摘したら◯夢厨って言われんのか?)なんだこの数?先生、オレなんかやっちゃいました?」

 「コレはお前に来たヒーロー関係ない指名も含めた数だ。社会法人、食品、衣料品、IT、家電製品などの企業。雑誌モデル、テレビ出演、アイドル歌手、映画俳優業、海外からも似たようなオファーと、アメリカやヨーロッパのヒーロースクールからも留学の誘いが来ているぞ。」

 

 想定以上の大人気であった。

 

 「…本当に勿体無いぐらいありがたい誘いっスけど、オレは日本の雄英高校に通うヒーロー科生として、信念曲げる訳にはいかないんで、普通に選びますよ。」

 「だろうな…よしお前ら、雑談は後でだ。まぁ指名が少なくとも人手を欲しがる事務所は紹介してやるから、落ち込む必要は無い。」

 

 相澤はクラスが自分を向いたのを再確認して話を続ける。

 

 「そしてそれに伴いヒーローネームを決めてもらう」

 「「「ヒーロー科ぽいのキタァ!!(二回目)」」」

 ギン! スン…(二回目)

 

 「だが適当な…「名前をつけると後悔しちゃうわよ!」

 

 ミッドナイトが相澤を遮るように続ける。

 

 「何せこの時決めた名前がそのままプロデビューした時に名前になることが多いからよ!」

 (じゃぁオレが前に会った厨二…蒼炎ヒーロー『ブルーフレイム・ロード』も学生からあれなのか?)

 

 そして各自が思い思いの名前を発表していく。

 

 「フロッピー」

 「グレープジュース!」

 「テンタコル」

 「イヤホンジャック」

 「………ッ!(アニマ)」

 「Can't stop twinkling. (キラキラが止められないよ⭐︎)

 「シュガーマン!」

 「烈怒頼雄斗(レッドライオット)

 「テイルマン」

 「インビジブルガール!」

 「ウラビティ!」

 「…ショート」

 「チャージズマ!」

 「クリエィティ」

 「セロファン!」

 「デ、デク!」

 

 しかし…

 

 「エイリアンクイーン!」

 「2の強酸性のヤツ!?ダメよ!」

 「ちぇー。」

 「爆殺卿!」

 「全部アウトよ!」

 「クソが!!」

 

 最低基準もあるらしく、爆豪は二回も書き直させられていた。

 

 「村上ちゃん?貴女は決めたの?」

 「ミッドナイト先生、オレはコレで行きます」

 

 そして村上が決めたヒーロー名は…

 

 「『オンリーワン』今は唯一の無個性ヒーローとしてこの名前を背負っていくぜ!」




 村上がこの名前に込めた思いは「いつか無個性でも当たり前にヒーローになれるその時まで!この名を背負う!このオレの歩みは固い世間に風穴を開ける。その穴は、後から続く者の道となる。平和の為に倒れていった者の願いと、後から続く様々な者の希望として!オレの歩みは平和の為の道と成る!」
 と天元突破してそうな思いでキマっています。
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