無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 ステインをケジメした村上は続いて期末試験に挑む!


期末試験
村上期末試験で無双する


 「…て、感じでオレは元気だぞ父さん。」

 

 村上は職場体験の後アメリカに出張している両親に電話をしていた。

 

 『そうか〜すごいな力華は、コッチは色々大変だよ。まぁ程々に頑張ってるけどね。」

 「流石は支社長。そういえば母さんは買い物行ってるの?」

 「そう、最近知り合ったパメラさんとね。すごいんだよパメラさんの旦那さんは!確かプロヒーローの“キャプテン・セレブリティ”って人でね!」

 「え?マジで?」

 

 突然父の口からビッグネームが飛び出したので、村上は聞き返す。

 

 「マジだよ。サイドキックのコーイチ君…いや、確かクローラー?に父さん達が落とし物届けて貰った時に、遠くから走ってきたひったくりのヴィランを母さんの“個性”で軽くして、クローラーが捕まえたんだけど、それで仲良くなってね。ホームパーティとかにも呼ばれたりしてるんだ。」

 「へー、なんか父さん達の方が凄くね?」

 「それでね、あのIアイランドのチケットを貰えたから送っておいたぞ。楽しんで来てくれ!」

 「分かった、それじゃぁ!」

 

 村上は机に電話を置いて2通の封筒を見る。

 

 「父さん…チケット実はもう持ってたんだよオレ。」

 

 村上、父の厚意を無碍に出来ないので、雄英高校体育祭の優勝賞品のチケットがある事を黙っていた。次の日…

 

 「おーい爆豪…なんだその頭?」

 「あぁ!?見せもんじゃねぇぞデカ女!」

 「ブハハハ!!なんだよ爆豪!」

 「ひー、腹いてぇ!」

 「しょうゆ顔!クソ髪だまれや!」

 

 登校してきた村上は綺麗な7:3分けにセットされた爆豪を見て、少し困惑していた。ちなみに瀬呂と切島は爆笑して床を転げ回っていた。

 

 「イメチェンか?」

 「ちげーよ!あのクソパンツのとこでセットされたら癖ついて戻んねえんだよ!」

 

 爆豪の言うクソパンツとは“ファイバーヒーロー”『ベストジーニスト』である。村上はあの首どうなってんの?と思うぐらい変わった外見のヒーローだが、トップ10にはランクインするプロ中のプロヒーローである。(関係無いが作者はズボンをパンツという事に抵抗がある人間です)

 

 「ふーん、まぁそんなことより「なんだとゴラァ!?」コレやるよ。I・アイランドのプレオープンチケット、オレの優勝賞品だったけどオレの親がチケットくれたから爆豪にやるよ。」

 

 爆豪は舌打ちしながらチケットを受け取った。

 そして、みんながそれぞれの職場体験であった事を話す中、村上は緑谷、轟、飯田に礼を言われていた。

 

 「村上さん、路地裏では助かったよ。」

 「ありがとな村上。親父も礼を言っていた。」

 「村上君、本当にありがとう!君のお陰で、俺たちは無事に職場体験を終えられた。兄さんも“弟を助けてくれてありがとう!”と言っていたよ!」

 

 村上は大した事じゃ無いとニカッと笑い

 

 「まぁヒーローはそういうもんだ。これからお前らもそうなれるように努力しろよ?」

 

 と言った。

 

 そして、相澤先生がやってきて、夏季休暇の前に期末があり、ヒーロー科は筆記とは別にも試験があると伝えた。ついでに赤点は林間合宿が行われる時に、学校で居残り補習地獄だとも言っていた。

 

 「「勉強がわからない!!」」

 「芦戸、上鳴、そんなに苦手なのか?」

 「轟君、あまりハッキリと言わない方が…」

 「勉強なんてできるだろ?オレは中間学年一位だったし…」

 「私は今度は村上さんには負けませんわ!」

 

 村上にそう宣言してプリプリしている八百万を見ながら上鳴と芦戸は村上に指を指す。

 

 「「というかなんで脳筋なのに村上が学力トップなの!?」」

 「オレのIQは53万だ…なんてのは冗談だが、オレは『無個性』「「そういえばそうだった」」オイ、まぁ…それだから知識や何やらが重要だと思って努力しているんだよ。つまり5歳の頃からの努力が…」

 

 村上の発言に全員が驚く。

 

 「「「「5歳!?」」」」

 「ん?言った事なかったか?オレが鍛錬を始めたのは5歳だぞ。」

 「え?村上さん、僕はその頃かっちゃんとオールマイト人形で遊んでたよ?」

 「んな事言うなクソデク!」

 「その頃のオレは弱かった…せいぜいアッパーカット…【廬山昇龍覇】で生えてた木を大気圏へ吹っ飛ばす程度だったし、気功も使えない未熟者だった。あとモストマスキュラー?とかいう変態をブッ飛ばすぐらいしかやれなかった。」

 

 己の無力さを噛み締めらような声を出す村上に、クラスメイトは全員“もう十分だろそれ…”と思った。

 

 「そんな中師に出会った。その人から気功を学びオレは少し前の己より強くなった。そして鍛錬は加速した。その時…オレは昨日までのオレでは無くなる感じがしたんだよ。」

 ((((加速したんだ…))))

 

 まぁ、と前置きして村上は言う

 

 「それからオレは遠距離技やらなんやらを手に入れて、雄英高校に入学したって訳だ。」

 「少なくともテメェがクソ脳筋風のインテリってのはよ〜く分かったぜ。」

 「かっちゃん…(少し同じこと思ったよ)」

 「にしてもスゲェな村上!漢らしいぜ!」

 「切島、お前が漢なら…超える覚悟あるか?このオレを!」

 「ッ!?上等だ!」

 「ヨシ!その意気だ!上鳴も芦戸もオレや八百万程では無いにせよ、昨日までの自分を超える覚悟しろよ。」

 「「わかった!絶対赤点回避して楽しむぞ!」」

 「私の家で勉強会をしましょう!」

 「「この試験勉強…勝ったなガハハ!!」」

 

 …フラグ立ったか?




次回は村上の実技試験についてです。
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