無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア 作:平和推し
その時、村上は何を語るのか…
木椰区ショッピングモール…そこはナウなヤングにバカウケなショッピングに最適かつキャピキャピした激マブなレディも大満足なトレンディかつシャレオツでバッチグーな超チョベリグな建造物であり、紹介文が公式で死語満載なものでもある。(作者はマルゼン姐さんの影響でコレらが死語だと教わりました。)
そんな場所に雄英高校1年A組の幾人かが、夏休みを満喫する為に買い物に来ていた。
村上も例外では無い。長い髪を結んでポニーテールにし、頭には薄茶色いレンズのサングラスを乗せ、サマージャケットを羽織り、水色のシャツとデニムのパンツルックに迷彩のショルダーバッグというスタイルで、なぜかそれをみて敗北感を感じている緑谷*1を無視してウィンドウショッピングを楽しんでいた。
(今年の夏は
そんな予定を頭で考えながら、ぶらぶらと歩いていると奇妙な男を見つけた。
夏場だというのに全身黒ずくめで、パーカーのフードを深く被っているその男を村上はじっ…と見つめると、その正体を思い出してその男の背後に忍び寄ると、馴れ馴れしく肩を組んだ。
「よぉ…死柄木弔くん?なんでいるんだ?」
「!?テメェは…」
「此処じゃぁ邪魔になるからよぉ…別なところいこうか?」
死柄木は『個性』で反撃してやろうかと考えるが、この見た目詐欺な化け物相手に勝てるビジョンが湧かず、村上の提案を呑み込むしかなかった。
一時間後、村上は死柄木に実力で追い詰められていた。
「ば、馬鹿な…オレが負けるだと…」
手を地面について目を見開く村上に死柄木は上から説明する。
「…ゲームオーバーだよ。残念だったなぁヒーロー?まぁ最初から分かり切っていたことだ。」
「くそォォ!!」
その咆哮に死柄木は愉悦に浸り嗤う。
「ハッハッハ!どうだ?悔しいかよ?」
「くそォォ…オレの“春麗”がぁぁ!!」
「この
村上はガバッと立ち上がり、死柄木に詰め寄る。
「ふざけんな!?ズルいじゃん!次本田無しでやろ!」
「ハッ…俺のリュウを突破できるかな?」
「望むところだよ!」
2人は筐体ゲームがまだ現役の歴史あるゲーセンで遊びまくっていた。
「くそォォ!!なんだよもう!またかよぉぉ!!」
「おっしゃぁぁぁ!!コレで2連チャン!もう諦めたらどうだヒーロー?」
「死柄木…こんな言葉を知ってるか?更に向こうへ…PulsUltra!負けっぱなしで終われっかよ!」
「多分使い方違うぞ?」
「うっせえ!オレのプライドが負けっぱなしはゆるさねぇの!」
「クソガキかよ…」
その後村上はなんとか勝利した。
「シャァァァ!!勝った!」
「おい…お前マジで次それやめろよ?」
顔を赤らめながら言う死柄木に村上は疑問をぶつける。
「なんだよ?まさかズルとか言わないよな?」
「テメェ…“オレのおっぱい揉ませてやるよ”とか言いやがって!集中できる訳ねぇだろ!良い加減にしろ!*2」
「悪いな…だが勝つ為にはしょうがねぇだろ?お前ゲームクソ強いからな。」
その後も…
「見ろよ死柄木!ハロー◯ティーのポップコーンRTAやろうぜ!」
「は?何言ってんだ?そんなニコニコ動画みたいなのやる訳ねぇだろ?」
「先作れた奴がジュース奢りな?」
「しゃぁねぇ…舐めんなよヒーロー!」
全力でポップコーンマシーンのハンドルをまわしている二人を不思議に思った幼女が母に尋ねる。
「ママ〜あのお姉ちゃんとお兄ちゃん何してるの?」
「青春よ。眩しいほどのね…」
さらに…
「太鼓の達人やるわ!死柄木、選曲何が良い?」
「あ?お前ゴリラみてぇな力と速度あるし【彁】の裏できんじゃね?」
「了解!動画撮るか?」
「まぁせっかくだしな。」
そして正確に演奏してフルコンボした村上を見て遊びに来ていた男子中学生達は戦慄する。
「なんだあのカップル…ヤバすぎねぇか?」
「太鼓の達人の裏だよな?個性とか無しでアレなら世界狙えるぞ?」
そして二人は楽しんだ後…仲良く手を繋いでサ◯ゼで夕食にしていた。
「お前の個性…【崩壊】だっけか?五指で触れたら崩壊するってオレでもヤベェやつなはずなのに…指サックでお手軽封印できたな…」
「なんで今まで気づかなかったんだろうなぁ?全く…先生も教えてくれよ…」
村上は旨辛いチキンの骨を超高速で引っ張り、骨抜き状態にした物を死柄木に渡しながら続ける。
「その先生って…個性とかのスペシャリスト?」
「んぁ?まぁそうだな、個性黎明期から生きてるすげえ人だ。」
「その先生がなんでお前に次代を託そうなんて考えてんだろう?知り合いにもっといい人材いねぇのかな?はたまたお前が特別な要素持ってたりしてな?」
「…わからねぇんだよ。このまま先生の言う通りにしてれば良いのか?生きづらい奴らの為に行動してるのは良いのかってな?」
死柄木が村上作の骨なしチキンに感動している間、村上は思った。
(やっぱりアホ…いやAFOってヴィランか…そいつがこの社会全体の敵!恐らく死柄木はオールマイトを倒す為の何かしらの計画に必要な人柱何だろうな…黎明期から生き残ってオールマイトが前頭部を殴り潰しても生きていると言うのなら…奴は人をいくら潰しても目的達成できればそれで良い正に…魔王!!)
「…さぁな?オレとしてはヴィランにならなきゃ何をしても良いのがこの世界だと思うぞ?個性を自由に使っても、そのせいで苦しい思いやら悲しみがあってもそれはそいつの選択した…いやそいつにしか選択できない人生そのものなんだからな。」
村上の返答に死柄木は驚く
「変わってんなお前?みんなが個性使える中【無個性】はどうなる?搾取か?」
「さぁ?オレは幼馴染に個性で悩んでる奴もいるし、個性で苦しんできた人間も知ってる。だがオレ達は突き詰めれば“人間”だ。地球誕生46億年の月日を経て生まれた一つの種族でしか無い…そもそも区別とか面倒じゃね?馬鹿らしくないか?だからオレは皆友になれば良いと思うぞ。」
「それはそうだが…」
村上は顔をより真面目にして続けた。
「それに…お前このまま社会に喧嘩やってたら社会が疲弊して新しいゲームもアニメも漫画も生まれなくなりそうじゃねぇか?クソ嫌だろそれ?」
「確かに!じゃあ適当にオールマイトにイタズラでもかけるか…」
「還暦前のオッサンにやめとけ、そもそも因縁ありそうな先生が相手として強すぎるだろお前?その先生はどうするんだよ?」
「確かに…じゃあその内デカい事件でも起こして…先生その仲間をオールマイトとお前に丸投げするわ」
「ふーん、それならまあ良いや…ピザ追加しようぜ。」
「次はチーズのやつな?マルゲリータは最初食ったし…」
そうして死柄木と村上は食事を楽しんだ後、それぞれ帰宅して…
((そういえばアイツとは敵同士か…なんか次会った時、お互いに気まずくね?))
そう思った。
次は劇場版【二人の英雄】編です。
若い頃のオールマイトが助けたあの少女はアニメ本編にも出るそうです。
一体どこのアメリカNo.1なんだ…