無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア 作:平和推し
そこは最高レベルのセキュリティが存在し安全と言われていたが…
何やら不穏な影が迫り…
村上はどう立ち向かう!
劇場版『二人の英雄』+『無個性の最強』編 その1
「ん?父さんから貰ったチケット…コレペア用じゃねぇか!?」
村上はカバンに必要な物を詰めたり、冷蔵庫の残り物を片付けたりとI・アイランドに向かう為の準備をしていたが、ふとチケットが気になり見てみると、一人用ではなく2人用…ペアチケットだった。
まぁしょうがない事である。村上が今持っているチケットはアメリカのプロヒーロー『キャプテン・セレブリティ』が仲良くなった両親に渡していた代物なので、夫婦で行けるようなペアチケットとなるのは必然、つまりは村上が確認していなかったのが悪い。
「明日出発でマジかよ。コレって今から行ける人居るか?」
村上はとりあえず知り合いに連絡してみる。
《村上力華》から《渡我被身子》へ
トガちゃん今暇?
Iアイランドのチケットペアであるから良ければ来ない?
一応パーティーあるからドレスコードにかからない服とかも必要。
お返事待ってます。
追伸 所謂デートという認識でOKです。
「送信っと…荷造りの続きでも…」
ピコン!
「早っ!?」
村上が返信を確認すると…
《渡我被身子》から《村上力華》へ
くぁwtdrftgyふじこIp!?
夢ですすす!?本当にi?
すguに生きます!街って下さい。
「大丈夫かコレ?ワンチャン死んでるんじゃ無いのか?」
村上でも心配になる程、打ち間違えが多発した文章を送ってきた幼馴染を心配しているとドタバタと音がして、玄関の方からピンポンが鳴った。
「ハイハイ今出ます。」
村上が扉を開けるとそこには旅支度を終えた渡我被身子が立っていた。
そう認識したと思った次の瞬間には、勢いよく村上の胸に飛び込んで来たので、村上はしっかりと受け止めた。
「村上ちゃん!トガです!
「お、おう…早かったけど…『個性』使った?」
「いえ!上の部屋を借りているので!」
「ん?トガちゃんの学校ってここから少し遠かったような…まぁいいかとりあえず上がってよ。」
村上は渡我を部屋に上げてお茶を出す。
何故か村上が寝ている布団を仕舞っていた押入れに頭を突っ込んでいる幼馴染を、珍生物を見る目で見ながら村上は予定を話す。
「という予定だけど…聞いてる?というか息してる?何してるんだろ?」
「ふぅ…ご馳走様です。もちろん聞いてましたよ!ちゃんとスマホにメモしてました!」
「器用だなぁ…」
その日村上は幼馴染に手料理(作り置きの処理を含む)を振る舞い、一緒に風呂に入って洗いっこし、同じ布団で寝た。
近所に住んでいた時にはよくやっていたので村上は懐かしい気持ちになった。幼馴染の方は理性がガリガリと削れた。
翌日、自分のパジャマの中に潜り胸に挟まって幸せな窒息をしてた幼馴染を引っ剥がして起床した村上は、簡単に朝食を作ると寝ぼけながら村上の寝ていた部分の匂いを嗅いでいる幼馴染を洗面所に立たせて眠気を飛ばさせる。
「…夢?あの世?」
「現実だ。おはようトガちゃん」
村上は幼馴染の額にキスをして“寝坊助め”と言う。
「!?おはようございます!!」
「朝食べたら空港いくよ。」
「はい!」
数刻後空港にて…
「なんだあの美女、背が高いしスタイルヤバいな?」
「ちょっと声でもかけるか?」
「やめとけ!腕を組んでる子の目がヤバいから!」
「「ヒッ!?こ、怖!?」」
「学生モデルさんかな?マジキレイじゃね?」
「なんだろ?どこかに撮影でも行くのかな?」
「雄英高校にあんな子が居たのか…」
「?なんか見られてないか?」
「村上ちゃんが気にする事は有りませんよ。みんな村上ちゃんの美しさに夢中になっているんです。そもそもの話村上ちゃんはシンプルな雄英高校の制服ですらもまるで一流の仕立て屋がオーダーメイドで作り上げた衣装のように完璧…いえ、それ以上に着こなして正に存在や次元が違うんです。その艶やかな絹糸を思わせる黒髪『まもなく搭乗時間です。』白磁を通り越して御伽噺に出てくるような純白の肌、黒曜石…いや
「うるさい口だな…お仕置きの時間だよベイビー。」
そう言った村上は勢いよく渡我の顔を自分に寄せて舌を絡め合わせるキスをした。熱くねっとり動き力強い軟体動物のように渡我の舌に巻きつき、じゅるじゅると僅かな水音と共に歯列や彼女の人より大きい犬歯を舐めまわし、たっぷりと口内を蹂躙した後村上が舌を抜くと銀糸が2人の間にゆるい弧を描いた橋をかけ、それを村上はぷつりと切って舐め取った。
そして白く
「失礼…コーヒーを一杯。それと頼みがあるんだが…連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる」
そう言ってコーヒーを受け取った。
本作品のトガちゃんはこのキャラで行きます。
原作本編よりも遥かに幸せです。
次回もお楽しみに!
感想待っています。