無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 某コマンドーのように幼馴染をノックアウトした村上はI・アイランドにて何を成すのか!



その2

 「ここがI・アイランドか…テーマパークに来たみたいだぜ…テンション上がるなぁ〜」*1

 「きゅぅ…」

 「あの…お連れの方大丈夫ですか?ぐったりしていてその…医療センターにお連れいたしましょうか?」

 

 村上はそう言われて自分で背負っているカアイイ幼馴染が、まだ夢の中なので起こすため少しだけ【害意】を向けると…寝ていたとは思えない動きで背中から飛び上がり、半身になって構えた。

 

 「ッ!?…なんだ村上ちゃんでしたか…」

 「ごめんな、でも前より反応良いじゃん」

 「村上ちゃんに鍛えられてきましたからね。適当な増強系相手でもノックアウトは狙えます。」

 

 職員は目の前の花のJK達が身分証明書に記載されている通りにヒーローを目指す学生、それもかなりの上澄みという事を理解して驚くも、その後はしっかりと職務を全うした。

 そしてヒーローコスチュームに着替えた2人(トガちゃんのコスチュームはナース服がモデルの動きやすいショートパンツスタイルの白いコスチューム)

 

 「村上ちゃん村上ちゃん?」

 「どした?」

 「…呼んでみただけです」

 「ハハハ、こやつめ」

 

 村上はニヤッと笑いながら幼馴染の頭を愛おしそうに撫でる。

 そうやって村上と渡我が周囲に“百合だ…物凄い百合百合してる”と思わせて散策していると…

 

 「おや?村上少女!キミも来ていたのか!」

 「あっオールマイト、それに緑谷も一緒って…師弟関係分かりやすいな」

 

 村上は平和の象徴とその秘密*2ともいえる個性を受け継いだ緑谷と再開した。

 ふと村上はオールマイトの近くに立つ女性に目を向ける。長い金髪でスタイルの良い美人さんだ。

 

 「…オールマイト?彼女は?」

 「HAHAHA!彼女は私の…」

 「隠し子?」

 「No!違う違う!?私の大親友のデイブの娘さんだよ!」

 「初めまして、メリッサ・シールドです。貴女がおじ様の言っていた日本で有名な“無個性の英雄”さんね?ネットで見たより何倍も綺麗ね!」

 

 村上は挨拶しながらもどこかで聞き覚えのある名前だと考えてすぐに答えを導き出す。

 

 「もしやかのデヴィット・シールドさんの娘さん?論文は拝見していたが…オールマイトの親友だったのか…」

 「パパの論文読んでるの!?」

 「まぁ…7〜8割はな?ほら無個性だと結局は頭を使って大成目指すか、市民や警察で終わりじゃ無いか?オレは大成したかったから知識を雑食してたんだよ。」

 「そうなのね…すごいわ!」

 「(この娘距離が近いのです…)ハイハイ!私も自己紹介です!渡我です!渡我被身子と言います!村上ちゃんの幼馴染でガールフレンドです!」

 

 フレンドリーで自然と距離が近いメリッサに対抗するように渡我は自己紹介をする。もちろん村上は幼馴染の可愛らしい嫉妬に苦笑していたが…

 

 「あらそうなの?緑谷くんのクラスメイトだったりする?」

 「ぼ、僕のクラスメイトでは無いです。えっと確か村上さん曰く他校のヒーロー科だったって聞きました。」 

 「キミが出久くん?村上ちゃんと言う通り中々カアイイ子ですね。」

 「ふ、ふぇ!?そそ、そんな事無いよ!」

 (((さもありなんって感じだだなぁ)))

 

 その後メリッサが案内役をしてくれるとの事だったので、色々と話をしながら村上一行はパビリオンを見学する。ちなみに緑谷は気づいていなかったが、側から見ればクソナードが系統の違う美少女達を引き連れているので、周囲の男性からは嫉妬されていた。*3

 

 「え!?村上さん両親が“キャプテン・セレブリティ”の友達なの!?」

 「そうだぞ緑谷、オレやトガちゃんがここに来れたのも両親がチケットもらったからだしな、というか緑谷日本のヒーロー以外も知ってるのか?」

 「そりゃそうだよ!“キャプテン・セレブリティ”本名クリストファー・スカイラインと言えばアメリカのメジャー級ヒーロー!毎年トップ10入りするぐらいすごい活躍をしていて、個性は『飛行』って言う一見シンプルなものだけど、本当は『エアロダイナミックフィールド』って言う自分自身から発生するエネルギーフィールドを操る個性で…」

 「出久くん楽しそうなのです。」

 「本当におじ様以外のヒーローも大好きなのね。」

 

 その時ヴィランタイムアタックという体験型パビリオンから…

 

 BOOM!!

 

 派手な爆破の音が聞こえた。

 そして緑谷達がその音の方を見ると、村上と緑谷は見慣れたトゲトゲしいヘアスタイルの少年だった。

 

 「アレ!?かっちゃん!?」

 「爆豪、まぁやるよなアイツなら…」

 「村上ちゃんがボコボコにした顔面ヴィラン君ですね。」

 「彼は緑谷くんのお友達なの?」

 

 「あ?んだよ…デカ女とクソデクじゃねぇか!何見てんだコラ!」

 「お前のスコア」

 「俺を見ろや!」

 「あはは…まぁかっちゃんらしいのか?」

 

 村上達が爆豪と話していると切島も合流して来た。

 

 「すまん爆豪、トイレ混んでて…あれ?村上に緑谷じゃねぇか!」

 「よお切島!爆豪にオレが渡したチケットで来たのか?」

 「そうだ、俺は緑谷でも誘えばって言ったんだが…」

 「誰が誘うか!」

 「こんな感じだし…」

 

 村上は苦笑しつつ、幼馴染をクラスメイトにちゃんと紹介する。

 

 「という訳でオレの幼馴染でオレ達からしたらヒーロー科の先輩って奴になる訳だ。」

 「よろしくお願いしますね爆豪くんに切島くん」

 「よろしく!村上の幼馴染ってことは割と強いのか?」

 「下手な増強系なら倒せますよ。」

 「スゲェ!俺達も負けられねぇな爆豪!」

 「誰が負けるか!勝ち殺したるわ!」

  

 その時村上は見覚えのある紅白頭を見つけた。

*1
自分の事を野原ひ◯しだと思っている殺し屋風

*2
あまり守れていない

*3
峰田が見たら血涙しながら奇声を上げていた。




 次も続きます。
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