無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 村上の手料理を食した緑谷達は疲労と時間不足により、初日からの強化訓練は免除され、食事の後は風呂となったが、それに乗じて良からぬことを企む者が1人…




 まぁ峰田なんですけどね。


お風呂回に覗きが発生するのはお約束

 「それじゃ…手と手を合わせて」

 

 「「「「「いただきます!!」」」」」

 

 合宿所の食堂にて、緑谷達は村上の号令に合わせて食事を始めた。

 何人かは懐かしい気持ちになり、また一部の者*1は体験した事のないこの号令に、新鮮な気持ちを抱いていた。

 

 「うまい!」

 「これ全部村上ちゃんがつくったん?」

 「そうだ。麗日なんか近くに無いやつ取ろうか?」

 「じゃあ唐揚げを…」

 

 村上は全員が箸を進めているのを見ながら、満足気な笑みを浮かべて甲斐甲斐しく全員の食事の世話を焼いていた。

 あらかじめ自分の分を確保して置いたので、村上は全員の世話をするのに集中出来ていた。

 

 「…うめぇ。姉さんとは味付けが違うが…これもうまい」

 「轟の家はアレか?お姉さんが担当なのか?」

 「いや、そういう訳じゃ無いが…料理好きなのは姉さんの方だな。お袋は…そこまで凝るタイプじゃ無い。」

 「そうか…白米のおかわりは?」

 「ん、じゃあ頼む」

 

 村上は御櫃(おひつ)*2を持ってくると、轟以外にもおかわりを頼んだクラスメイトのお茶碗に白米を盛って渡す。

 

 「お、ありがとな!」

 「なぁ村上?このお米って…」

 「土鍋炊きだ。まぁガス火だけど」

 「「通りでうめぇ訳だ!」」

 

 そして普段から料理をしたりする者は、村上の手料理の技術に関心していた。

 

 (ケロ…この餃子ニンニクが少ない?いえ違うわね。後から口臭が気になら無いようにあえて少なくしてるのね。鶏の唐揚げもニンニクはそこまで感じないけど…なるほど黒胡椒でピリッとさせることで食欲を増進させてるのね?それにこのお肉の感じは…村上ちゃんお肉を漬け込む時間も拘ってるわね。)

 (うーん、村上ちゃんって私と同い年なはずや…でもお母ちゃんみたいに料理も上手いし、あの味噌汁を作ってる時の横顔は()()()()()()()()()()()()()ぐらいやん…あかん変な事考えてたらせっかく作って貰った食事に申し訳ない)

 (このトンカツ!細かい筋切がされて柔らかいのに、ちゃんと歯応えもあって美味しいなぁ…村上さんって美人だし、強いし、賢いし、って多彩だ…僕も頑張らないと!)

 

 そして食べ盛りという事もあり割とすぐに夕食を終えた一行はプシーキャッツが誇らしげに語る露天風呂に入るべく、それぞれ部屋に戻り準備を整えて露天風呂に向かった。

 その時、村上は素早く食べ終え男風呂のゴミ取りを“ブルーフレイムロード”に任せて、自分は女風呂の湯船に浮かぶゴミを掬っていた。

 

 「指差し確認ヨシ!さてと、ゴミ取り終わったからオレも入るか!」

 

 村上はゴミ取りに使った道具を仕舞うと、鼻唄を歌いながら脱衣所で服を脱ぎ、丁寧に畳むと頭に手拭などを乗せてシャワーに向かい身体を洗い、その倍の時間をかけて髪を洗うと髪を結い上げて団子にしてから、ゆっくりと湯船に浸かった。

 丁度そのタイミングで、クラスメイトの女子達もやってきた。

 

 「あ、村上さん!」

 「よ!芦戸!お先に頂いてるぜ」

 「……ッ!?こ、コレが発育の暴力」

 「?どうした耳朗?」

 

 耳朗響香はどことは言わないが貧である。別にそれに需要が無い訳では無いし、まだ成長期でありそもそも貧な部分はステータスで希少価値だと自身に言い聞かせている。

 だが他のクラスメイト、そして…村上を見てそれは簡単に揺らいだ。

 村上のはとてつもなく豊満であった。

 大きくハリがあり、白くて柔らかそうなのにしっかりとした形を保っていた。

 そして温泉に浮いていた。

 “大きいと本当に水に浮かぶんだ…”そう思わされた。

 それは…圧倒的な敗北感であった。

 

 

 その頃男子側では…

 

 「ふぁ〜生き返るわぁ!」

 「百まで数えようぜ!」

 「ちょっと熱いな…」

 

 温泉を普通に楽しんでいた。

 

 「明日の合宿って何やるんだろう?」

 「さぁ?ん?峰田?どうしたんだ?」

 「お前ら…よ〜く聞いてみろ」

 

 いつもとは違いかなり真剣な表情の峰田の言う通りに何人かが耳を澄ますと…隣の女子達の声が聞こえてきた。

 

 「うわ〜村上さんデッカ!1番でっかいんじゃない?」

 「そうか?八百万も中々だと思うんだが…」

 「いえ、村上さんの方が大きいですわ。」

 「…発育の暴力…」

 「ねぇねぇ揉んでみていい?」

 「葉隠?流石にそれは…」

 「オレは構わないけど…」

 「「いいの!?」」

 「それじゃ遠慮なく…やわらか!?肌スベッスベでモッチモチなんだけど!?」

 「なんかお餅みたい…」

 「揉ませたからには…こちらも揉む権利があると言うモノ…そりゃ!」

 「うひゃうん!?」

 

 

 その声を聞いた男子達は…少々前屈みになる者もいた。

 

 「サイッコーだろ!?オイラもう我慢出来ねえ!!」

 「な!?峰田君!」

 「覗きは犯罪行為だぞ!!」

 「うるせぇ!!オイラのオイラはバンザイ行為なんだよ!!それに…“壁とは乗り越える為にある!!Puls Ultra!!」

 「あ!?速!?Gかよ!?」

 「校則を穢すな!!」

 

 峰田は壁の向こうに広がる桃源郷を一目見ようと個性を使って壁を駆け上が…ろうとして壁登りの途中、女湯から何者かが跳躍して何が起きたか理解出来ずにその者に手刀を叩き込まれ、意識を手放して温泉に叩き込まれた。

 

 「「「「は?」」」」

 

 「やれやれ…予想は的中か?」

 

 峰田がぷかぷか浮かんできたのを見ていた男子達は後ろを振り返り、目を見開いた。

 そこに立っていたのは…黒いビキニを着た村上だった。

 

 「「「キャァァァ!?」」」

 「黙れ!!女子か!」

 「な、ななんで此処に…」

 「峰田が絶対にやらかすと思ってな…手拭の中に仕込んでおいたんだよ。杞憂になれば良かったんだが…」

 「戻れや!!」

 「戻るよ!だがな…コレだけは覚えておけよ…」

 

 村上はトーンを落としてから全員を鋭い目で射抜き…

 

 

 次はコロス!!

 

 それだけ伝えて女湯に戻った。

 

 男子達は色んな意味で縮み上がった。

 洸太は壁の中でちょっと漏れた。

*1
八百万や轟などはこういうのとは無縁そうなので(偏見)

*2
炊き終わったご飯を入れておく木製の容器。保温と保湿、余分な水分を吸収させることで美味しさを保つもの。めしびつ、お鉢などとも言う




 村上は目の前に露出狂のオッサンが出てきても、素手でオッサンのブツを掴んで【握撃】で去勢を、ぶちかますぐらいには下ネタ耐性あります。
 
 次回!クラスメイト個性伸ばしに死す!

 お楽しみに!
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