無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 緑谷出久は主人公と対峙する…

 圧倒的な戦闘能力を有する村上に対して…


原作主人公はどのように立ち向かうのか!


 ナレ死回避は…


緑谷暁に散る!(死にません)

 「まだやるかい?」

 「「「「「すいません、もう勘弁してください…」」」」」

 「情けないな!もっと追い込めるだろ?」

 

 ダメでした♡

 

 緑谷と村上が戦った際のやり取りは

 

 緑谷がSMASH!!

 村上が仁王立ちでガード!

 偶然にもパイタッチ!

 緑谷赤面大パニック!

 村上によるボリショイストームバスター*1炸裂!

 緑谷完全沈黙!

 

 のナレ死(生きてる)であった。

 

 「まぁしょうがない。…オレも初日から飛ばしまくった自覚はある。」

 「なら…ッ!」

 「ああ…、今日はコレで終わりにしておいてやるし、気功と波紋で体力も疲労も回復させてやるから皆並べ」

 「「「「「「やったー!!」」」」」

 

 村上の言葉に思わず飛び上がって喜んでしまう一同だったが…

 

 「まぁ明日も明後日もある事だし…オレが回復させればお前達ぐらいなら翌日に響く疲労も何も無いからもう一度シゴけるしな!!

 

 アッサリ表情が抜け落ちた。

 

 そうして村上軍曹の鬼指導から解放された新兵…もとい緑谷達はそれぞれのクラスへと戻る途中、それぞれ得たものについて語り合っていた。

 

 「…なんか身体がずっと軽くて調子良いんだよなぁ、あんだけシゴかれて鉄分だって散々減らしたって言うのに…」

 「鉄哲もか?オレも硬化を沢山破られてボコボコにされたのにまるで元旦の朝に新しいパンツ履いたみたいに、清々しい気分なんだよ。」

 「わかるぜ!めっちゃいいよな!!」

 

 カチカチコンビがピシガシグッグ…と意気投合していたが、他でも同じようなやり取りは行われていた。

 

 「そうねアタシは…なんか視野角が広がった?そんな感覚がするのよね。後はエネルギッシュで…パチパチとしたような刺激が心臓を中心に広がる感覚も…」

 「拳藤氏もですか…私もバリバリとした心地良い刺激を感じていましてな、散々投げ飛ばされたりしていても段々昂るのですよ」

 「ゴム毬みたいにボコされたけど…“ツインインパクト”の新しい使い方(ビジョン)見えてきたかも…」

 

 一方で緑谷は村上に格言を教わっていた。

 

 「緑谷、お前に“人間讃歌”という教えを授けてやろう。

 

 どういうものかって言うと…ノミっているよなあ…

 ほら、あのちっぽけな虫ケラのノミだよ。

 あの虫はオレ達みたいに巨大で頭のいい人間にところかまわず攻撃を仕掛けて、戦いを挑んでくるよな…まるでヴィランみたいだ。

 巨大な何かに立ち向かうノミ…そしてヴィラン。

 それは果たして心からの『勇気』と呼べるだろうか?

 そんなノミどものは『勇気』とは呼べん。

 そう言うのは『蛮勇』や『見栄っ張り』と言う…

 

 今のお前は果てしなくコイツに近い…ビビったりしながら、最後には立ち向かうところが特にだ。

 それじゃダメなんだよ緑谷。

 いつかそれでお前は一歩が出ないで後悔する。

 誰かを救えず後悔する。

 

 それじゃぁ『真の勇気』とはいったい何か?

 それはだな…

 

  『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!

 『恐怖』を己が物とすることだ!

 強大なヴィランと対峙した時呼吸を乱すのは『恐怖』!

 だが『恐怖』を支配した時!

 呼吸は規則正しく決して乱れないッ!

 

 お前達に伝授した波紋法の呼吸は『勇気』の産物!!

 人間讃歌は『勇気』の讃歌ッ!!

 人間の素晴らしさとは勇気の素晴らしさ!!

 いくら強くてもヴィランはこの『真の勇気』を知らん!

 まさにノミと同類ということよーッ!!

 

 …あくまでオレの主観だしお前達は確実にノミからヒーローに成っていってる。なにせそうなるように鍛えたからな。」

 「「なんかどこかで既視感が…」」

 「気にすんな、それより今日の夕飯は自炊でカレーらしいぞ。」

 

 そうしてヘロヘロになっているクラスメイトを委員長飯田が鼓舞して、カレー作りを始めたが…

 

 「轟、火つけてくれ!」

 「おう」

 

 轟がチャッカマンとして引っ張りだこになっていた。

 

 「デク君、私らも…ってもう着いてる!?」

 「ああ麗日さん。もみ式火おこしで着けといたよ。」

 「アレってそんなにすぐついたっけ?」

 

 「物間!A組を煽りに行かない!」

 「拳藤!?なんで真後ろの僕の行動を正確に!?」

 「アレ?なんでだろ?ちょっと物間、なんか指で数字示してよ。」

 「出来たよ(なんちゃって!!本当は指でキツネを作ったんだよ!)」

 

 流石は雄英高校の負の面その1!汚い!実に汚い!

 

 「ちょっと物間、指キツネなんて引っかけをするんじゃ無い!」

 「はぇ!?」

 「拳藤ってそういう個性だったか?」

 「そんな事無いノコ…」

 「「「じゃあ何が起きてるんだ?」」」

 

 

 そのように村上の訓練を受けた者達は、短期間で異常なまでの身体機能の向上、第六感とも言える情報感知能力(見聞色の覇気)などを会得していた。

 

 理由は村上の殺意が滲む訓練だった。

 

 波紋呼吸法の体得(強制)、波紋を使用してから放たれる拳と蹴り(威力調整済み)、などなど…

 これらの要素に加えて一瞬走馬灯が見えたりするレベルの殺気に身体の生存本能の活性化が起こり、短期間での成長とそれを支えた村上による波紋エネルギーの譲渡が、彼らを一皮剥けた状態に引き上げたのだ!

 

 尚、一般人が真似してできるものでは無いので真似しないように

*1
スト6で実装されたロシアのプロレスラーの技、村上が使うと、ラリアットでダウンさせて、バックブリーガーの要領でぶん投げ、空中でキャッチしてスクリューパイルドライバー(ボルシチダイナマイト)する。当然ながら人に使ってはいけない格闘技




 次回も楽しみに!
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