無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア 作:平和推し
村上や緑谷達は一体どうなる!
※ヴィラン連合のメンバーに原作にいないオリ敵います。
「という訳で!今夜はお楽しみの〜肝試し大会!!」
「「「イェーイ!」」」
日が沈み辺りがすっかり暗くなった頃、合宿所前でヒーロー科の生徒達はレクリエーションとして肝試しをしようとしていた。
勿論…
「まぁ何人かは補習だ。ほら行くぞ。」
「「「うわぁぁん!」」」
「捕縛布ってすげぇ…」
「いや、イレイザーヘッドだからだろ?」
「…犬の散歩みてぇだ」
期末試験で赤点を取らなかった生徒のみが、楽しめるイベントであったがそれでも楽しみにしている生徒は多かった。
「えっと…B組が仕掛け人なんだったよね、どんな風にやるんだろ?」
「べ、別に怖くねぇし!?」
「アレ?村上どこ行った?」
そして巡回ペアを決める為にくじ引きしようとしたタイミングで瀬呂が、村上がいない事に気づいた。
「村上なら、物間が補習だから仕掛け人にまわってもらったわよ。」
村上がどこに行ったかわからないでいたら、拳藤がそう教えてくれたので、安心したA組はくじ引きを始めた。
一方、崖から合宿所を見下ろす場所では複数人の人影が怪しく動いていた。
「さてと…ヴィラン連合開闢行動隊、そろそろ活動開始としますかね…」
その中の仮面を被った男が作戦開始時間が迫る中小さく呟いた。
「待ちくたびれたぜ!」
「フン、ステインの崇高な思想を理解出来ない愚かな連中に灸を据えるか…」
「あらあら、やる気は充分ね。」
「ヒヒヒ…
「クソエリート共は全員潰してやる…」
「クックク…人形遊びの時間だ…」
「に、肉ゥ…」
そしてその人影…ヴィラン連合のメンバー達が行動を開始する少し前、村上は…驚かす為に仮装をしていた。
「うん!これでヨシ!」
村上は自分の納得がいく姿を見て頷いていた。
髪をボサボサと乱して、顔面を血糊付きホッケーマスクで覆い、ボロボロの黒いコートを羽織り、某軍曹の時に履いていたズボンとブーツを着用し、露天風呂の覗き騒動の時に着ていたビキニをトップスとして採用しているその姿は、さながら女体化ジェ◯ソンであった。
「…コレ持ち出しても大丈夫だったか?まぁ倉庫で錆びてたから少しだけなら大丈夫か!」
そして手にしていたのは、倉庫に放置されていた本家と同じく鉈である。といってもマチェーテでは無く剣鉈と呼ばれる物であり、本家と全く同じという訳では無かった。*1
「後はコレに血糊と…そうだ!麻袋も適当な物をいれて持ち歩くか!」
正直言って攻撃されても文句を言う資格のない程に、不審者通り越して殺人鬼そのものだったが、村上は更に人型に見えるようなシルエットのガラクタを詰めた麻袋にも血糊をつけて、意気揚々と驚かすポイントへと歩いて行った。
そして時は戻り…ヴィラン連合の襲撃が始まった。
「ヒヒヒ…燃烧!」
そういって森の木に火を放ったのは中華人民共和国から国外へ逃亡してきたヴィラン
全身に体毛が全く無く、骸骨の様に痩せ細って不健康そうな見た目で、その目はギラギラと輝いている。
個性は『
彼はこれを使って人間を無差別に燃やして殺害を繰り返す快楽殺人犯として中国国内で指名手配されていたが、AFOの友人が日本へと逃亡させてヴィラン連合にそのまま加入した。
そしてその『狂火骨』の背後でヴィラン連合のメンバーそっくりな人形を従えているヴィランはマッドパペッター。
外見はスリーピースを着こなした壮年の男で、優しげな印象のイギリス紳士である。しかし彼は“異常なまでの人形偏愛症”を持ったヴィランで、個性もそれに似合った『コピードール』という物だ。
分かりやすく言えば某国民的ネコ型ロボットのひみつ道具であるコ
なお本家と違って生み出すのに必要なのはイメージであり鼻を押しても元には戻らず、破壊されると消えてしまう。
見分け方はよく見ると球体関節だったり、運動神経が悪かったり喋り方に違和感があったりとするが、顔や皮膚の質感そして個性も身体強化系以外使用可能で、彼の命令に忠実に従うという非常に強力な個性だ。
彼はこの個性で好みの人間を見つけるとその人物のコピーを作って“家族”として生活していたが、それがバレて警察とヒーローに囲まれると、ヒーローを大量にコピーして警察とヒーローを殺害、更にそのまま暴れさせて民間人にまで被害を広げて、その隙に国外逃亡して日本へと渡った。
「さてと…第一段階は成功…さぁヒーローの卵の中に私好みの人間はいるか?」
「ヒヒヒ…」
そんな彼らによって肝試しは戦場に変わる!
次回も楽しみに!