無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア 作:平和推し
オレは実技試験会場にて空を軽く駆けながら、【北斗◯拳】を使った衝撃波や、【覇気】を纏わせた小石の指弾、そして【霊◯】でヴィランロボの射程圏外から攻撃しつつ、受験生達が怪我をしないように見回って、危なくなっていた受験生を助けたりしながら時間を潰していた。
そして
力華「
と運悪く転んだのかヴィランロボに囲まれて、ボコボコにやられそうになっていた、紫色の髪が特徴的な寝不足そうな男子を助けて
力華「大丈夫か?痛い所とか無いか?」
とオレが足を持って触診を始めたら
心操「い、いや、大丈夫デス!」
となんか後退りし赤くなって後ろを向いて縮こまっていた。(なんだ?コイツ?)とオレは思っていたが、追加のロボット達が
ロボA「ブッコロス!」
ロボS「ソコソコノ受験生ヲ倒シテ下山スルゼ!」
と向かってきたので、とりあえず水筒の水を口にたっぷりと含むと、歯の隙間から波紋と一緒に放つ【波紋カッ◯ー】でパウッ!パウッ!パウッ!と3枚下ろしとサイコロステーキみたいにした。
その光景を見て、唖然としている紫髪の受験生を立ち上がらせたら、その瞬間地響きと共にビルとおんなじサイズ感のロボットが出現した。
力華「でっけ〜。幾らで作ったんだろ?乗れるのかな?」
とオレが感想を言うと紫髪の受験生は
心操「何言ってんだ!?逃げろ!」
と言ってきたのでとりあえず、一緒に逃げるか…と
受験生A「おい!?何やってるんだ!危ないぞ!」
と同じように逃げ始めた他の受験生達に言われたが
力華「オレは逃げ遅れてる奴らほっぽり出すほど、人情ってヤツを捨てちゃいねぇ!」
と言って、次々と逃げ遅れた受験生を回収して、ここから安全な所に送る事を他の受験生に任せて、最後の1人を救い出す為に0ポイントヴィランロボの下ろした足の下に潜り込んだ。
(心操人使side)
綺麗な人だった。どこかの道着らしき動きやすい服の上に、ポケットの多いベストを着た艶やかな黒髪と抜群のプロポーションをもった彼女は【洗脳】の個性と相性の悪いロボット達に囲まれた俺を助けてくれた。
流石の俺も強いヒーロー向けの個性持ちに嫉妬するより、感謝の念を抱いたが彼女がその豊満な胸が当たるような感じに此方の足を持って触診を始めた時は、非常に失礼ながら遠慮させて貰った。
そうしている間に彼女は飲んだ水でロボットをバラバラにした。
俺が何を言ってるのか分からないだろうが、自分でもよく分からない。手品や催眠術なんかのチャチなモノじゃないのは確かだったが。
そして彼女の手を取って立ったその時、0ポイントヴィランロボが現れた。絶望とはこう言ったものなのかと、全身でよく分かる圧倒的な破壊力を持って此方に迫ってくる巨大な鉄の塊。
俺は彼女に逃げるよう思わず個性を使用して言って走り始めた。
彼女は俺の後を追うかと思ったが、くるりと反転すると、0ポイントヴィランに向かって駆け出したのだ。
個性が効いていない!?と一瞬だけ思ったが、そんな事より彼女がなんでそんな危ない事をしたのか分からず、周りの受験生と共に逃げるよう叫んだ。
そんな俺達に彼女は…“オレは逃げ遅れたヤツをほっぽり出すほど、人情ってヤツを捨てちゃいねぇ!”と言うと目にも止まらぬ動きで受験生達を救出し始めた。
その言葉を聞いた時、ガツンと殴られた気がした。そうだヒーローは…俺の憧れは誰かを助ける為に命を懸けるそんな存在だったのだ。
思わず自責の念に駆られた次の瞬間、彼女は自分から0ポイントヴィランロボの足の下に飛び込んで…ズドン!俺達の目の前で巨大な鉄の足が無慈悲に落ちた。
色んな人の悲鳴が聞こえた。あの足の下を想像したのか口を押さえている奴もいた。
心操「なんで…ウソだろ…。」
呆然と俺は呟き
受験生B「動きが止まった?…ヤバいって!足!誰でもいいから足を上げろ!」
誰かがそう言ったが、誰もが動こうとしない。当たり前だこんな理不尽なもの、無力な学生の俺達には到底…。
ギギギ…ゴゴゴ…とそんな音が聞こえて来た時、全員が思わず全身を強張らせた。0ポイントヴィランロボが再び稼働し始めたからだ、そして足が上がる…と思いきや、一定の高さに上がったまま、止まっていた。
そして俺達は1人の受験生を抱えて、0ポイントヴィランロボの足を掴んでいる彼女の後ろ姿を見た。
力華「やってくれたなぁ鉄クズさんよぉ?だが残念オレが来た!」
そしてヴィランロボの足を押し返すとその受験生を俺の隣に置いて体勢が崩れたヴィランロボの背後に回り込むと
力華「ぶっ飛べ!【ギャラクシー・イン◯クト】+【廬山昇◯覇】!」
そう叫んで、黒光りする拳を突き上げるとヴィランロボは木の葉のように舞い散り、空で爆散した。
力華「汚ねぇ花火だ。」
そう彼女が言った後、時間切れを表すブザーが静まり返った会場に鳴り響いた。
力華「あ〜楽しかったなぁ。」
とオレは試験会場を後にして、帰ろうとしたら紫髪の少年に声がけされた。
心操「なぁアンタ、アンタすげぇよ…。俺よりずっとヒーロー向きだよ。個性も生き様も…。」
と言う少年の肩に手を置くと
力華「オレは無個性だよ。」
そう言われた少年は驚いた顔をした。
オレは続けるように
力華「そんな無個性でもさ。守りたいモノ守れるように頑張ってるんだ。だから少年。君は大切な誰かを守れる…オールマイト以上のヒーローになれる。」
とサムズアップと共に笑いかけて、少年の前から居なくなった。…流石にちょっと偉そうかな?まあ良いか!今夜は焼肉だしそっちの方が重要だな。
(雄英高校教師陣side)
職員会議の場は紛糾していた。それはとある少女の事である。
スナイプ「通常筆記問題満点。自由記述問題最高得点。これだけならまだ分かるが…」
ガスマスクとテンガロンハットが特徴のヒーロー【スナイプ】が用紙を軽く叩いて言うと、その続きを引き継ぐ様に、消しカスく…もといヒーロー【セメントス】が発言する。
セメントス「でもコレは…ヴィランポイント82、レスキューポイント67そして、個性【無個性】とは…。」
と信じられないといった様子で言った。
プレゼントマイクが
プレゼントマイク「このリスナー…オレのレスポンスにバッチリ答えてくれた子じゃねぇか!嘘ついてまでこんな事する奴には見えなかったぜ。」
と言ったが、それを
相澤「お前の贔屓目だろ山田」
と抹消ヒーロー【イレイザーヘッド】が辛辣に返した。
彼らが悩んでいたのは彼女のこれまでにやらかした事である。幼少期からヴィランや、犯罪者に相対してはコレらを撃退。現場のヒーローのみに姿を見せては去っていくという理解不能な行動。
脆いとはいえあっという間にヴィランロボを破壊する様々な【無個性】では決してありえない攻撃の数々。そして何より…
スナイプ「この少年も0ポイントヴィランロボを【個性】を使用した一撃で破壊しましたが…。反動で両足と腕を骨折しています。対して【無個性】の彼女は無傷、それどころかあの0ポイントヴィランロボを2次被害の出ない形で完全に破壊しています。その後に負傷者を個性とは別の力で治した。コレは…ハッキリ言ってオールマイト並みですよ。」
自他に厳しい性格のイレイザーヘッドすら、ハッキリ言ってあまりの活躍に評価を持て余し気味である。
そんな時
根津「とにかく彼女はヒーローになりたい意志はあるって事なのさ!それを支援するのは僕たちの役目なのさ!だから相澤君!」
相澤「なんでしょうか?」
心底嫌そうな顔で返事をしたイレイザーヘッドに、雄英高校校長で、【ハイスペック】の個性を持つネズミの根津校長は
根津「君に彼女を任せたいのさ!それに伴って今年は1年生ヒーロー科A組を1人分増やすのさ!」
校長はそう言って紅茶を啜った。
とうとう入学までこぎ着けました。感想欄にこんな武術あるよ!と書き込みたい人はご自由にどうぞ。もしかしたら出ます。
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そうだよ(便乗)
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だが断る(否定)
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やりますねぇ!(書けよ)
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無理すんな(本編だけでヨシ!)