無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 前回、緑谷と洸太を襲っていたマスキュラーをぶっ飛ばした村上。
 
 彼女の進撃はもう止められない!


グッバイヴィラン!お仕置きの時間だよ!

 「フハハハハ!イレイザーよ!ガッツリ襲撃されておるな!」

 「笑い事じゃぁない…全く…」

 

 合宿所では相澤とブルーフレイムロードの2名が燃え上がる森を前に会話をしていた。

 

 「フハハ…さてと…敵の狙いは恐らくだが、雄英高校の評判だろうな」

 「ああ…、すでに雄英高校はUSJに侵入してきたヴィランに逃げられ、背後に何者かが居るのは明白…そしてこの襲撃ってのは偶然にしては出来すぎだ。」

 「ヴィラン連合とかいう連中が何者の後ろ盾を得ているのかは、知らんが…」

 「俺達プロを舐めるなよ…!」

 

 そうして両名はヴィラン連合と思われる襲撃者達との戦闘へと…

 

 

 

 ドッカァァァン!!

 

 「なんだ!?」

 「ふむ…恐らく破壊神でも顕現したのだろう…」

 「この状況で、んなアホな事言うなら殴るぞ…」

 「すまない!」

 

 まるで空気が割れた様な轟音が響き渡り、2人は足を止めた。

 

 「…多分ありゃ村上だろ、まぁ俺達の出番が無くならないうちに早く…」

 「ヒヒヒ…いたぞ…ヒーローが!」

 「ふむ…私の好みではありませんね。」

 「ヒヒヒ…モヤス!」

 「ミーのおもちゃにナルデース!」

 

 そこに現れたのは4人の男だった。

 しかしどっちかというと、骸骨の様な男と英国紳士風な男2名とその分身であり、喋り方も分身はパチモン臭いので分身だと初見の相澤ですらわかった。

 

 「お前らは…ヴィラン連合か?」

 「ヒヒヒ!その通り!」

 「ミーはお前を倒すデース!」

 「ヒヒヒ、燃烧!!」

 

 相澤の問いに答えたのは2人の分身と骸骨の様な男であり、前に出てきた分身と思われる骸骨の様な男が相澤目掛けて火を放ってきた。

 

 「蒼薔薇弾(ブルーローズショット)!!」

 「ぐぎゃ!?このミーがぁぁぁ!?」

 「「ヒヒヒ…無駄!!」」

 

 しかしその火が到達するより先に、ブルーフレイムロードの指先に集まった蒼い火の弾丸が放たれ、英国紳士の分身はあっという間に炎上するとまるでマネキンの様な姿に変わって倒れ伏した。

 しかしその蒼炎を骸骨の様な男とその分身は吸収し、更には燃え上がるマネキン人形からも火を吸い取ったのだ。

 

 「!その個性…中国から逃走してきたヴィラン“狂火骨”!!」

 「そしてその人形…我の知識が確かならば、“マッドパペッター”の生み出す人形そのもの…厄介な連中が所属してるな」

 「その通り…我々は日本、いや世界でも裏に精通した人間でなければ知らない大物から援助を受けていましてね…」

 「ヒヒヒ…そのおかげでコレから好き放題暴れられるって訳さ!」

 

 その言い方に相澤は大物?と疑問に思うがそれをすぐに振り払い、ゴーグルを下ろして捕縛布を握りしめる。

 

 「そうか…なら大人しく捕まってその事洗いざらい吐いて貰おうか!」

 

 相澤はそう言うと抹消を発動させようと…

 

 「ヒヒヒ…その個性は知ってるぜ…」

 「目ですよね?」

 

 そう言ってマッドパペッターはおもむろに帽子を外すと相澤にそれを向けた瞬間、辺りに白く強い閃光が走った。

 

 「(!?目が…フラッシュグレネードか!?)ぐっ…」

 「ヒヒヒ…目が使えなきゃコッチの…「そこだぁ!」ぐぇ!?」

 「ぬわ!?お前!背広が汚れるだろうが!」

 

 そして相澤の個性を封じた事で“勝ったなガハハ!”と言わんばかりに突撃してきた狂火骨は、ブルーフレイムロードの手を握り込んで地面にしっかりと足をつけた力強いパンチを喰らってぶっ飛んで、マッドパペッターに激突した。

 

 「う…テメェ…どうして不意打ちが効いてねぇ…」

 「フハハハハハ!何故だと思う?いいだろう教えてやる!それはこの我の姿を見よ!あまりにも眩いでは無いか?そうだとも!この我の煌めきの前には、そんなつまらぬ玩具の光など児戯に等しい…それこそが理由…いや、当然の摂理であるな!フハハハハハ!!」

 

 そう言いながらノリノリで踊り始めるブルーフレイムロードだったが、その間にそそくさとコピードールを増やして置き去りにして、本体2名は逃走を果たした。

 

 

 「フハハハ…ん?なんか増えているだと!?」

 「この馬鹿…お前が踊っている時に奴らは恐らく逃げていったぞ!」

 「「「「ヒヒヒ…ブッ殺す!」」」」

 「「「「「「さっきやられたミーの敵討ちデース!」」」」」」

 

 そうして一斉に向かってきた瞬間、相澤が発動させた“抹消”で全部がただのマネキン人形に変わり、ブルーフレイムロードが蒼炎で焼き払った。

 

 「すまぬイレイザー!テンションが上がるといつもこうなのだ!」

 「次はねぇぞ。」

 

 

 

 一方その頃、逃げたヴィラン2名は仲間と合流していた。

 

 「ん?パペットと纏い火じゃない、どうしたのよもう…」

 「マグネ…いや、思った以上に向こうさんはやるようでな。」

 「フン…所詮紛い物のヒーローだが、やる様だな…」

 「それにしても先程の音は一体…」

 

 その時、木の枝から木の枝へとアクロバティックに飛び移ってこちらへやってくる男がいた。

 

 「あら、Mr.コンプレス一体何を急い…」

 「ヤバいよ!おじさん達には荷が重すぎるヤバいやつが居た!」

 「何よそれ?」

 

 

 そうして仮面とコートをきたマジシャンのようなヴィラン、Mr.コンプレスは降り立つと身振り手振りで説明する。

 

 「なんかデカくて恐ろしいやつだ!」

 「ちい◯わの逆バージョンか?」

 

 とにかく逃げろと言っているコンプレスの来た方面から黒い影が舞い降りた。

 

 「あ、俺たち死んだわ(白目)」

 

 「我は神の代理人…神罰の地上代行者…我が使命は我が神に逆らい、世を乱すヴィランをその一片も残さず、絶滅する事…AMEN(エイメン)!!」

 

 その影は錆の浮いた鉈と、鉄筋を取り出して十字架を顔の前に作り、重なり合う金属から火花が散った。




 次回も楽しみに!!
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