無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 村上は舞い降りる。

 その先に死地があろうとも…

 物理でどうにかしてしまう為に…


その5

 「フハハハハ!ざまぁ無いな魔王!」

 

 「村上少女!?どう見ても悪役のソレなんだけど!?」

 

 村上は残骸と化したロードローラーの上に陣取り高笑いする。

 

 「あ、オールマイト、やっぱり時間制限で燃え尽きましたか…」

 「すまない…後は頼めるだろうか?」

 

 村上は親指をグッと立てて頷く

 

 「勿論!」

 

 その時、ロードローラーの下敷きにされていたAFOが残骸を押し除けて出てきた。

 

 「この程度で僕を倒せると思ったか!」

 

 「全く?お前がこの程度でくたばる序盤のスライムみたいな雑魚なら…Lv.99の英雄たるオールマイトがこうして後遺症に悩む事もなかったからな?そこの所分かってる?わかんないか?まぁジジイだし、ハゲだし、脳みそ欠けてるし、毛が無いし、元からあるもの奪うしか能力ないし、頭ツルツルだしな」

 

 魔王はキレた。

 

 「貴様ァァ!!三回もハゲと言いやがって!」

 

 村上は尚もバカにした態度を崩さないで、AFOを煽る

 

 「やーい、ハゲ!キンカン!魔王!キンカン魔王!」

 「村上少女?信長みたいな事言ってない?」

 「アイツが明智光秀って事ならハマり役ですね。退場早いですから」

 

 AFOはこの目の前にいる女を八つ裂きにする事を決意した。

 

 「村上と言ったね…今から君を殺す!」

 「ハン!やってみやがれアホンダラ!」

 

 村上は腰を落として丹田に力を込めると、バチバチと赤黒い稲妻が走り、それと同時に黄金に輝くオーラが溢れてきた。

 

 「気が…高まる…溢れるッ!ウォォォ!!」

 

 ゴゴゴ…

 

 村上の立っていた瓦礫の山は細かい破片が上昇を始め、更には空気が揺れるほどの激しい振動が村上を中心に発生した。

 

 「なんだ!?瓦礫が浮いて!?」

 「な!?奴のエネルギーが飛躍的に上昇しているだと!?」

 

 驚くオールマイトと、AFOを尻目に村上はネタを明かした。

 

 「【界王拳20倍】+【波紋法】+【武装色の覇気】+【明鏡止水】!!今のオレは…下手なヒーローなんかより…強い!」

 

 村上はそう言ってAFOに向かってニヤリと笑う

 

 「かかって来なよ…魔王!」

 「いいとも…君は確実に殺す!」

 

 そしてAFOが攻撃しようとした瞬間、村上はAFOの知覚していた場所から消えて…懐に現れた。

 

 

 「まずは…お前の弟の分!【廬山昇龍覇】!!」

 

 「(ッ!不味い!硬質化と衝撃耐性をあるだけ…)うごぁ!?」

 

 AFOは村上のアッパーカットを喰らった瞬間、一瞬にして上空へと打ち上げられていた。

 

 「(ぐっ…なんて威力だ!?オールマイトの全盛期と同等の力か!)う…クソ、だけど甘いね、こんな高くに上昇してしまえば…」

 「どこへ行こうというんだ?」

 

 村上は上昇していくAFOと同じスピードで、【月歩】による並走をしていた。

 

 「ダニィ!?」

 「次は二代目の分!」

 

 村上は雲を突き抜けた瞬間、村上は足をAFOの腹に添えると…

 

 「足で発勁擬き…名付けて【振動脚(ヴァイブレイトガッシュ)】!!」

 

 硬い防御を貫通して、内臓などへダメージを与える必殺の蹴りが炸裂した。

 

 

 「グオォォ!?」

 

 ちなみに現在東京都を離れて、真っ直ぐに島根県上空を飛行…もとい、かっ飛ばされているAFO。

 村上の蹴りが空中で発動するとはこういう事である。

 

 「まだまだだ!3代目の分!【(ソウル)キャノン】!追加で4、5、6代目の分で【連続(ソウル)キャノン】

 

 村上の足元に光が収束すると、それはバチバチと発光するエネルギー、の玉となって、強烈なシュートと共に吹き飛んでいるAFOへと叩き込まれた。

 

 「ぬうぁぁ!!」

 

 

 現在、日本から離れて、中華人民共和国上空を飛行中の両者、ちなみに中国の軍事レーダーにはギリギリ映ったが、中国空軍が出撃しようとした時にはもう既にカザフスタン共和国の上空だった。

 

 村上は拳を握りしめて、今度は殴り飛ばすつもりである。

 

 「派手に行くぜ!【拳骨唐竹割り(ギャラクシー・ディバイド)】!」

 「おあぁぁぁぁ!!」

 

 村上の放った拳骨は、AFOをさらに遠くまで吹き飛ばすと同時に、AFOの補助呼吸器具などを、真っ二つにしていた。

 

 地上では突如赤い流星が一条流れたので、“赤い流星のシ⚪︎アだ!”、や“隕石だ!”などと、大混乱である。

 ちなみに現在はカザフスタンを抜けてヨーロッパ上空であり、ジャンボジェット機どころか、ブラックバードもビックリな高速長距離移動である。

 

 「テメェのツケは金では払えねぇぜ?何をするか分かるか?」

 「もしや…ッ!オラオ…」

 「誰が喋っていいと言った!!【オラオララッシュ】!」

 

 村上は超接近すると…

 

 「裁くのは…この村上だ!」

 

 そう言って殴り始めた。

 

 「ぎゃ、やめ、死、あ、おご…」

 

 ドガガガガガ!

 

 「コレはお前が養分にしてきた今までの人達の分!たっぷり受け取れよ

 

 現在アメリカ合衆国上空。国防省からの要請を受けて、スターアンドストライプが喜々として、出撃しようとしていたが、村上のオラオララッシュのせいで、あっという間に通り過ぎてしまい、村上は太平洋の真上を飛行して、再び日本の神野区へと戻ってきた。

 

 「フィニッシュだ!【海底落盤(ブルーホール)】!」

 

 村上は覇気を纏った手ですでにボロ雑巾のAFOを掴むと、そのままぶん投げて地面に激突させた。




 次回も楽しみに!誤字脱字指摘ありがとうございます!
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