無個性(尚、最強の武闘系な)少女のヒーローアカデミア   作:平和推し

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 春、それは新たな出会いに喜び、親しい者との別れに泣く季節…だとしても初日から除籍は人の心案件では無いだろうか?相澤先生、人生のお別れイベントRTA走者なの?


さらば先生!イレイザー・ヘッド、問題児達に死す!前編。※胃以外全然生きてます※

 静岡県にある雄英高校。日本の誇る最高峰のヒーロー育成機関では、ヒーロー科の入試倍率300というあまりにも狭き門を潜り抜けた、文武両道な勇士達が校門を次々と潜り抜け、巨大な校舎に入っていった。

 

 そんな生徒達をチラリと一瞥したのは、濡羽色の髪を揺らし、カッチリとした素材のブレザーに包まれてもな尚、圧倒的な存在感を発揮する双丘を机に乗せて窓から流れ込む春風を楽しんでいる美しい少女。

 

 我らが主人公、村上力華である。

 

 

 オレはいつもの通り、早く起きて電車を追い抜いて、雄英高校までの道にあるオービスを誤作動させたりと、【無個性】なので違反でもなんでも無いよくある(彼女基準)事はあったが、今のオレは雄英高校1年A組のヒーロー候補生であり、一般入試首席合格者として無人の教室で束の間の平穏な空気を満喫していた。

 

 

 そしてしばらく後、教室にある程度人が集まってきたので、自己紹介をしてまわっていると、葡萄のような髪の背の低い男子から

 

峰田「デッカ…バストのサイズは何センチなんすか?おっと、失礼オイラの名前は峰田 実。ちなみにオイラはバスト…」

 

と聞いても無いのに自然な流れで自分のスリーサイズを開示して来て、対価に此方のサイズを教えて欲しいと言って来た。

 

 普通なら軽蔑して訴えられても文句は言えない事なのだが、オレにとってはこのクラスただ1人の【無個性】である、という事よりかは大した事でなく、女子を相手にしても見上げたスケベ根性を見せてくれたので

 

力華「オレか?オレは村上 力華。ええっとサイズは…」

 

と礼がわりに答えようとしたら

 

飯田「机に足を乗せるな!製作者や清掃の方々に申し訳ないと思わないのか!」

爆豪「うっせぇよ!関係あるか!」

 

騒がしいやり取りで中断された。

 

 葡萄男子…もとい峰田君は歯軋りと血涙が浮かぶ血走った目でメガネ男子…飯田君と金髪の不良…爆豪君を睨んでいたが、視線に気づいた爆豪に睨み返され慌てて、金髪のチャラ系男子…上鳴君の後ろに隠れていた。

 

スケベはヤンキーに弱いらしい、また1つ(普通にいらん知識で)オレは賢くなった。

 

相澤「おい、お友達ごっ…ゴッファ!?」

 

 そんな時に現れた寝袋の不審者をオレが空気を使った指弾でよろめかせて

 

力華「通報!」

 

と声を上げるとみんなが通報しようとスマホやガラケーを取り出したので、その不審者は

 

相澤「待て!俺は相澤消太お前たちの担任でれっきとしたヒーローだ!」ちゃんと自己紹介をした。

 

 A組((((不審者じゃなかった!(わ!よ!)))))

 

早くも心で通じ合ったA組だったが、相澤先生がその後に

 

相澤「コレにサッサと着替えてグラウンド集合。時間は有限だ。」

 

と寝袋からジャージを取り出して、淡々とした口調で言われてオレを含めてみんな困惑気味だった。

 

後、相澤先生に当てた指弾の痕は、ハンカチで拭う時に【波紋】で目の不調ごと治しておいた。

 

 

 グラウンドにて

 

クラスメイト「「「個性把握テストぉぉ!?」」」

 

と相澤先生が行った内容をみんなが聞き返し、

 

上鳴「入学式は?」

耳朗「ガイダンスとか…」

 

という質問は

 

相澤「ヒーローになるならそんな行事に悠長に出てる暇は無い。」

 

と相澤先生にバッサリ切り捨てられた。

 

相澤「おい村上」

 

と相澤先生がストレッチをしていたオレに声をかけて

 

相澤「中学の頃のソフトボール投げ何メートルだ?」

 

と聞いて来た。

 

力華「150メートルぐらいに調整してましたけど…」

 

とオレが返すと一瞬目を見開き、元の気怠げな目に戻ると

 

相澤「そうか…なら全力で投げろ。」

 

とメカメカしいボールを投げ渡された。

 

 

 (相澤side)

 【無個性】で入試首席合格した生徒の担任を校長に押し付けられた時、俺は(全くもって巫山戯ている)と思った。

 

“ヒーローはいつだって命懸け”だというのに、切り札となり得る個性も無しでヴィランと戦える筈は無い。

 

 …この日、その無個性の生徒。村上 力華の力を見るまでは。

 

 彼女の背はこのクラスで【複製腕】の個性がある障子並に高く、それなりに鍛えて引き締まった身体は、力が普通の女子より強いのは察せられたが、【無個性】なので平凡な記録しか無いと、内心侮っていたのだろう。なので、俺は次に起きた光景が信じられなかった。

 

力華「そいじゃ…。【覇気・武◯色】+【真◯ッハ突き】+【界◯拳20倍】で行こっと…」

 

何かを呟きながら、彼女は俺から受け取ったボールとそれを掴む指を同じ色…黒鉄のように変えて

 

 

力華「ワッショーイ!」

クラスメイト(((わっしょい?)))

 

と他の連中は独特な掛け声に疑問を抱いた様子だったが、次の瞬間に発生した音と突風で、それどころじゃ無くなった。

 

 ドゴオォン‼︎と言う爆音が響き渡り、爆風と思われる風により、視界が一時的に土煙に覆われる。

 

そして、土煙の晴れた先には拳を斜めに突き出した格好で、突き出したこぶしの拳から煙が出てる村上の姿があり、ふと計測器を見ると『∞』の表示が出ていた。

 

 

相澤「何をした?」

 

とオレがボールを殴って飛ばした後に、相澤先生がそう聞いて来たので

 

力華「殴り飛ばしました。多分大気圏から出て行ったんだと思います。」

 

と答えると

 

相澤「…まぁいい、とにかくコレが記録だ。」

 

と見せてもらったら『∞』の表示がされていた。 

 

切島「スゲェ!?∞かよ!」

上鳴「思いっ切り個性使って良いのか!」

麗日「面白そう!」

 

などとクラスメイト達はオレの出した記録に大盛り上がりだった。

 

それを見ていた相澤先生は

 

相澤「面白そうねぇ、ヒーローになる為の大切な3年間、そんな腹積りでいる気か…。」

 

と言うとみんな黙り、相澤先生が続けて放った

 

相澤「それなら…見込みのない者は全員除籍にしよう。」

 

の台詞にほとんどの生徒が驚愕した。

 

麗日「そんな!理不尽や!横暴すぎひん!?」

 

と顔の丸っこい女子…麗日さんが相澤先生に抗議すると

 

 相澤「ヒーローは自然災害、事件や事故なんかの理不尽なものに挑んで行くもの…。Puls Ultraの精神で乗り越えて行こう。」

 

と言うと続けて

 

相澤「自由な校風は我々教師にも適応される、ようこそ雄英高校へ」と言うと、ニヤリと笑った。




 次回相澤先生は【無個性】女子の更なる暴走に苦しみの日々を送る事になるとは、思ってもいませんでした。
 頑張れ相澤先生。苦難はここからだぞ。
ちなみに主人公は身長190センチメートル、胸はLカップはある感じです。
 耳朗ちゃんもこれには血涙でしょう。

劇場版ネタはやった方がいいですか?

  • そうだよ(便乗)
  • だが断る(否定)
  • やりますねぇ!(書けよ)
  • 無理すんな(本編だけでヨシ!)
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