六月14日 ロンド・ベルの旗艦とエア・クリスマスがともに宇宙世紀と呼べる世界に行く日であった。
無論そのロンド・ベルの旗艦、ラーカイラム改と共に富士山のゲートをくぐるエア・クリスマスの中には、本来であれば、乗るはずのない人物たちが乗っていた。
「すごいですね・・・ナナリー」
「そうですね、ミレイ様」
「ニーナすごいぞ・・これが富士山のゲートだぜ・・・・並行世界に行くためのさ」
「・・・・・・イレブンが作った船で・・・・乗って・・・いくなんて」
「こらーーーーーーーーニーナ? いったでしょう? それは差別発言であり、向こうは並行世界側では日本は普通にあるんだからね」
「それはわかっていますが・・・・・ですが・・・・イレブンが住んでいる国ですし・・・」
「まぁまぁ・・・ニーナもさ・・・わかっていると思うけど、その言い方もうやめようぜ、確かにエリア11の住人だからイレブンということは間違いでないけどさ、もうエリア11ではなくなるんだぜ」
「そうよ・・・・・ブリタニア皇帝様が、エリアの破棄を世界中に宣言しているんですから」
「それは・・・・・・・今更・・・・・・イレブンのことを日本人なんて・・・呼べるわけ」
結局のところはニーナだけは、いまだにイレブンと言っているが、これは大抵のブリタニア人にもいえることでもあるが、だがここにいるブリタニア兵士達の多くはもう、イレブンなんて言葉は使わない。
この辺はマリーベル閣下が選んだ船のクルー達でもいえたが、やはりニーナだけは、日本解放戦線がホテルジャックをしたときに、きちんと訂正しなかったことで、一瞬ではあるが、日本解放戦線によって殺されるぎりぎりで、ユーフェニア皇女の名乗りによって、一命を助かった経緯がある、これ以降ニーナのイレブン嫌いは加速していく、特にスザクも【名誉ブリタニア人】であるのにもかかわらず、生徒会では普通に嫌っているのだから。
ではそのスザクはなんでブリッジには最初からいない、もとからオリジナルランスロットのパイロットであり、いつテロリストの襲撃があるかもしれないことからも、格納庫付近の待機室で待機中であった。
一方のルルーシュも色々とあり、結局はきてはいないが、その分の人数合わせとして、専属メイドがナナリーの世話という名目でついてくることができた。
だからこそ余計にニーナは腹が立っているのは仕方がない、空飛ぶ船もブリタニアが作った船があるが、それは現在は東京総督府に留め置かれている代物であり、普通においそれと使える代物ではないからでもあった。
その辺の事情は一般人のニーナ達はしらないが、さすがにアッシュフォード辺境伯爵家の一員であるミレイはある程度の事情は知っている、これはミレイの家がブリタニア皇帝の命令で、【辺境伯】と位を授けられたことやブリタニア本国の家の与力や企業が一生懸命にナイトメアフレームの開発と生産を行っていることも影響していた。
だからこそか、余計にミレイの家はミレイに結婚しろとは言えなくなった、実際にミレイの家は一度は伯爵家まで貴族として位があったが、ルルーシュ達の一件で、没落を始めていたこともあり、
お金はないが位しかない家柄といわれていたが、アッシュフォード家であった、これはゼロがルルーシュが仕掛けて策謀でもあったが、その辺はのちに語られることになる。
ただ今はこの軽視を見ているミレイはニーナに対して、やはり言葉を話すしかなかった。
何度も何度も同じ言葉ではあるが、繰り返し言わないと今後の事が大変になるとだれもが思ってしまうからである。
「それでもよ・・・・・・・今後は合衆国日本人という形になるわよ、それに・・・北海道の統治者様は・・・」
「サクヤ様はいいのよ、ブリタニア皇族の血を引いているから、でもやっぱり・・・」
「そこまでですよ、せっかく黒の騎士団のゼロがあなたたちを使ったアッシュファード学園の生徒会のメンバーと向こうの学校に行って、交流会の一環なんですよ、そこはわかってほしいですね」
さすがに今日で十回目のやり取りであるニーナの言葉はブリッジクルー達や船のクルー達も色々とニーナに意識を変えてもらうために、こうして船を色々と見せてはいたが、さすがに限界でもあったのだ。
『なんでゼロは・・・こうも差別発言と差別意識が強すぎる子供を用いしたのかしら・・・大体の理由はわかる気はするけど・・・つまりそれは私にも言えること・・・鏡を用意したというわけねゼロは』
こんなことを考えながらもしっかりと艦長の役割をするマリーベルであった。
「すみません・・・マリーベル・メル・ブリタニ皇女様」
こうしてミレイが謝るのは無理はない、彼女たちはブリッジにいて、特別にこの光景を見ているのだから。
実際にエア・クリスマス級の多くのはスペースノア級と似たようなブリッジであるためか、無論戦闘ブリッジが収納する形のギミックがあるために、多少広くなっているが、だからこそ、その分視界がよく見える形になっている。
そんな場所にアッシュフォード学院の生徒会メンバーがいるのは、時は三日前まで戻る。
六月11日 東京総督府において、ブライト・ノア大将とアムロ・レイ大佐の二人がコーネリア総督とシュナイゼル・エル・ブリタニアと今後の会議を行っていた。
「では・・・・予定通りに、14日に富士山のゲートに入り、我々の世界にわれらは戻りますが、エア・クリスマスと紅の騎士団のメンバーの紹介ということでよろしいでしょうか?」
ブライトは、二人に資料を渡して、聞いてみる、実際にこの程度のプレゼンはブライトも軍隊に入って何回もやっている、特に大きな作戦の時には当たり前に行わなければ、部隊間の連携が取れないことも多いのだから。
「もんだいではないね、実際に我々、ブリタニア側が初めて、世界の壁を越えて、そちら側との交渉・・・いいや挨拶をしなければならないからね、本当は僕も行きたいところではあるが」
「シュナイゼル兄様・・・・いまだに黒の騎士団にこのエリア11を返還する準備作業がたくさん残っていますし、なによりも、この租界エリアは我々がのちに黒の騎士団に頭を下げて、大使館にすることも考えなければなりません、すでに各国から大使館を置く場所を使節団をこの時期に派遣すると、連絡を受けているんですよ」
「・・・・・そうだったね・・・・大使館か・・・・・確かに必要なことではあるが・・・・難しいね」
「ですから、我々だけではなく、シュナイゼル兄様がこちらに残るように、ブリタニア皇帝からの命令を受けていますよ」
「わかっているよ、実際に宰相である僕がこのエリア11にいることが重要であることも理解しているよ、だからブライト閣下もこうして会いに来られるわけでもあるからね」
「では・・・・・・これで・・・・」
「そうだね・・・・・おや・・・ブライト閣下に護衛者も・・・すまないがテレビをつけてくれないか、どうやらまた黒の騎士団が面白いことをやったらしいよ」
こうして、アムロはシュナイゼルのいった通りに近くにある巨大なテレビをつけると、そこにはゼロがいた、しかも確かに面白いことを言っていたのだから。
「つまりだ・・・・・・・我々は北海道支部と沖縄支部をブリタニアから返還してもらったが、だが皆者達よ、よく考えてみてほしい、・・・・特に日本人の方々よ、今のあなたたちは、果たして、まともにブリタニア語、中国語、英語がけるかな、日本語も・・・そう・・・・教育がまともに受けてない世代が多くいるのはまた、事実である、そこでだ、私はこう思っている、今の合衆国日本の下地を作るためには、並行世界の日本から多くの教師達をこの合衆国日本にある学校に招えて、教えをこいたいと、だが・・・それと同時に、私はアッシュフォード学院に今後は多くの負担をかけることを鑑みて、アッシュフォード学園の生徒会メンバーを一時的ではあるが、並行世界の日本に交流の一環として、送り込みたいと思うが、ブリタニア側とロンド・ベルのブライト閣下にお聞きしたい、この提案はどうだろうか」
テレビ越しではあるが、黒の騎士団のゼロからのブリタニア側とロンドベル側に同時に課題を出すという荒業をだしているのだから。
これにはさすがのシュナイゼルにしてみてもゼロの正体も知らなければ、わからない状態であるためか、現状も日本に残っているはゼロの情報を集めるためといえたが。
だがこんな課題は、変化球すぎる。
「やられたね・・・・・・・・確かに・・・・学院の子供であれば、向こうも納得するだろうね、我々のような者たちが技術交流や意見交流会なんて」
「ですが、同時にこちらとして、いいのでは実際にこのことに対して、ブライト閣下と共に今はなしをしていましたから」
「それはそうなんだけどね・・・・話の主導権をわれらブリタニアではなくて、黒の騎士団が現状持っているということなんですよ」
「それは・・・・・・実際に交換留学制度などは実行する必要がありますが・・・ゼロは・・・目論見は・・・やはり」
「そうだと思うぞ・・・ブライト・・・実際に俺たちが今日、ここで会議を行うことは、わかり切っていることでもある、それにたいして、この提案は中々度胸があるぞ」
「それはそうだが・・・アムロいいのか」
「いいも悪いもないだろう・・・・ここまでくれば最初は民間交流からやっていく方向性でやったほうがいいのは俺たちの歴史的に見ても、それはあっている、いきなり政府が官が主導で行うよりも民間主導で交流を進めていく方が何かと都合がいいだろう」
「・・・・・・・・政府主導はハードルが高いからな・・・確かにそれならば民間人であれば、ある程度の人数を縛れば・・・交流は可能であるが・・・」
「だからこそなんでしょうね、ブライト閣下・・・実際にわれらがそちらに向かって色々と政府と約束事をしてしまえば、それは世界を超えた同盟となりますが・・・」
「民間交流は・・・商業でもなんでもありというわけですね」
「そういうことだ、それに・・・ただ単にアッシュフォード学院の生徒会メンバーとゼロは指名したわけではないんだろう」
「はっ・・・無論データはありますが、生徒会メンバーの内二名は顔の写真もありませんが、名前ならばわかります、それ以外ですと。ミレイ・アッシュファード生徒会長と枢木スザクも生徒会のメンバーに入っていますね、それにカレンとマーヤも同じく生徒会メンバーでもありますが」
「ふむ・・・なるほど・・・われらに対しても顔を立てているようだねゼロという政治家は・・・」
「はっ・・・アッシュフォード家にマーヤ・ガーフィールド家にカレン・シュタットフェルト家にたいしてもブリタニア側が十分すぎるほどの利益を得るように配慮しているね、中々できる事ではないよ」
「枢木スザク・・・・・」
「あれは僕達側だよ、特派に所属しているし、なによりも生徒会メンバーだからね、護衛としてもランスロットをもっていっても不思議ではないだろう、つまり軍隊にも恩を売る・・・いいや利益が出るように配慮している」
「そこまで政治家ですか・・・・なるほど黒の騎士団は中々な侮れない人物ですね」
「そうだね・・・でも今はこれをどうするかだね・・・我々としても問題ではないが、逆にブライト閣下の方が問題とおもうが」
「そのあたりは大丈夫です、実際に民間人が協力する制度は、われらの世界にもありますから、それの適応さえしてしまえば、問題なく話はすすめられますが、・・・ただし教員となりますと・・・」
「なるほど。若干の時間が必要だと・・・大使館ができるころには派遣できるとおもうと・・・ゼロもそれを見越してのあの発言だろうね、それにあの発言はある意味で国内、国外にも伝わるように発進しているはずだ、つまりだ、合衆国日本の土台を固めるための時間が必要であると、堂々とゼロはある意味で公式発表しているのだよ」
「これによって我々が送り込むはずだった教員たちも無駄にはなるね・・・そして同時に向こう側も教員たちを大々的に募集することができる、おまけに教育にも力を入れる時間も増える・・・」
「そしてわれらブリタニアがもし邪魔をすれば・・・なるほどシュナイゼル兄様・・・これはゼロが仕掛けてた計略というわけですね」
「そうだね、コーネリアもだいぶ政治が勉強できるようになってきたようだね、北海道エリアと沖縄エリアは僕達ブリタニアが統治している時も大規模な防衛部隊がいたが、結局はそこから戦力を引き出すことはしなかったことは、普通にコーネリアとしてもえらいとおもうけどね」
「・・・・国境の防衛部隊だけは常に補給の心配をなくさせていました、その分われら首都部分の付近の戦力低下と回復がなかなかできなかったことは・・・」
「それはゼロの手腕だろうね、なぜ首都近辺のみで、戦力を使った行動をおこしたのか・・・して北海道エリアなどの国境付近はなぜ、あえて攻撃をしなかったのか・・・もうわかるね」
「はい・・・われらの戦力の分散を行っていたというわけですね」
「なるほど・・・ゼロはここまでの策謀家と同時に政治家でもあるというわけですね」
「それもあるね、ブライト閣下にも色々動いてもらうことにはなるけど・・・いいかな」
「それは問題ではありません、どのみち報告のためにあと三日後にわれらの世界に戻る予定だったので」
そうして、会議を終えたブライト達ではあったが、その後にアッシユフォード家の一員であるミレイが総督に呼ばれて上で今回の事が色々とミレイがコーネリアによって、先ほどの会議の内容が話された上で、三時間後にはアッシュフォード家は辺境伯の位がブリタニア皇帝の名前で与えられることになった。
これは異例のことではあるが、同時にブリタニア本国にしてみれば、辺境班は元々辺境の地の領地の治安維持や敵国が自国に攻めてくる前には確実に自らの領地が戦場になるために、それを守るための権限と予算などが与えられて独自の軍隊も作って持つことができる。
国防を意味する貴族の位でもあった、もっともなぜか作られるアニメや漫画や小説などでは、確実に辺境拍は虐げられる存在となっているが、中央の貴族たちによって。
だかブリタニア本国では全くの別の意味をもっていたりする、それはエリアの総督と同じ権限を有するのだから、これはエリアを統治する者に与えられる位でもある。
だから本国の貴族は一時は、焦ったが同時にその相手が相手でもあるために、同情されることになる。
それからはルルーシュは色々と別の意味で、ゼロとルルーシュの仮面を使って、色々と黒の騎士団の活動と自らの活動をする二十生活を行っていたが。
北海度支部と沖縄支部の書類の整理を行っていた時に、ルルーシュがミレイに持たせた特別製の携帯電話、実際に中継局はリーブラ改が行っているために、逆探知ができない仕組みの携帯電話でもあった、だからミレイがルルーシュにたいして、携帯電話をアッシュファード学院の寮から携帯をかけていると・・・
ルルーシュもそれに気づいたのか・・・。
「ミレイに預けた携帯が鳴っているのか・・・今日の昼の事だよな、やっぱり」
「こら童貞・・・・嫁にも少しは餌をあげたほうがいいぞ、そうしないと女の嫉妬は怖いからな」
C・Cのいうことも納得ではある、だがそれがわかるほどルルーシュは女性関係の経験をしていなかったことが大きい上に自らの出生の秘密もあるために、基本的に学校での恋人同士になったりする経験もない。
「ちよっと・・・・・・・あなたーーーーーーーーー昼間の放送はなによ、いきなりでびっくりしたわよ、それに・・・コーネリア閣下にいきなりあって色々と会議の事をきいたけどさ」
「ごめんって・・・ミレイ、でもこれでミレイもナナリーも守れるだろう、今後は周りが騒がしくなるから、ならばこの世界ではなく別の世界で、生徒会メンバーが活躍してくれるのであれば、その護衛は向こう側が確実につくから・・・・」
「ぶーぶーそれはわかっているけどさ・・・あなたと会える時間もへるのよ、もう寮から出て、一週間以上経過しているのはいいけどさ、外でしか、会えないのは私的にもつらいのよ、本当ならば、毎日 毎晩、色々とやりたいのを我慢しているんだぞーーー、あなた様」
「それは・・・・・・・ではそれは・・・いいのかミレイそれは・・・妊娠するかもしれないことだろう」
「もう、わかってないな・・・だが朴念仁といわれるんだぞ・・・あなたは・・・私はあなたの内縁の妻なのよ、それにアッシュフォード学院はこのまま続けていくことは確定しているのよ、そしてアッシュフォード家はお家は再興しているから、基本的には私はフリーになりました・・・だからこそ学生結婚も本家はゆるしてくれたしさ・・・妊娠と出産は行けるとおもんだよね、だってルルーシュの子供だよ」
この辺はミレイだって、かけ事やバランスは大変いい、実際に生徒会長をしつつ、家の事も手伝いをすることで、ミレイはなんとか自らの婚約話をなくしていたのだから。
この辺はさすがにルルーシュも知っていることである。
「それは・・・・・・・世界情勢的に・・・リーブラ改がいるおかげだろう」
「そうねゲートがあって、リーブラ改があるから今こんなにも充実したことができるようになったんだよ」
「それでもだ・・・だからこそブリタニア軍人や他国の軍人や要人にナナリーのことがばれる可能性があるだろう、来年にはアッシュフォード学院はフリースクールになって合衆国日本の中で選ばれた学生が編入してくるんだしさ」
「それはわかっているけどさ・・・・カレンとマーヤちゃんは二人とも・・・本当に大丈夫よね」
「その辺は問題はないとおもう、ロンド・ベルの総司令官のブライト・ノア閣下の性格もある程度はわかっているつもりだから」
「・・・・・・そ・・・・・・う・・・・・・なら・・・いいけどね、実際にこうでもルルーシュに合うのはやっぱり・・・」
「無理だろうな、しばらくは半年間ほど合衆国日本の土台を固める必要があるからな、だからこそ・・・データを送っただろう・・・北海道支部の担当の子のデータを」
「それはわかるけどさ・・・ルルーシュもひどいよね・・・サクヤちゃんもまだ幼いのに」
「この辺は京都にいえ・・・実際に話を持ち掛けてきたのは向こうだ、それに今は色々と組織の統合で忙しいからな」
「そっか・・・・だから安全な所に、私たちを・・・ルルーシュに愛されているなやっぱり」
「こら・・・・・ミレイ・・・それは・・・言わない約束だろう」
「だって・・・・ルルーシュってば・・・言葉にしないと・・・いわないと、絶対にわからないでしょう、たがら安心して頑張りなさい・・・あなた様・・・私たちが戻ってくる時にはきちんと合衆国日本を一国を安全にしなさいよ」
「わかっているさ・・・そのために・・・ミレイたちに並行世界に行ってもらうつもりなんだからさ」
「りょうかい・・・・愛するあなた様にいわれると・・・このミレイ様もがんばれるからね・・・そうだ絶対に・・・絶対にーーーー帰ってきたら・・・私の卒業式をするわよ・・・学校が休校しているけど、卒業に必要な単位はほぼ終わっているからね、私たち三年生はね」
「そうでしたね・・・・・・ミレイ会長が残っているのは俺とナナリーが心配だった・・・ただそれだけでしたからね」
「そうだよ・・愛するあなた様の事を心配していたんだからね」
「はいはい・・・そうだったな・・・・卒業後は・・・やはり・・・」
「ええ・・・・アッシュファード学院の理事長になる予定よ、勝手知ったる母校ということね」
「それはミレイ・・・電話はこの辺で・・・いくら盗聴も逆探知もできないとはいえ・・・」
「ナナちゃんも心配しているんだからね、それはきちんとわかりなさいよ・・・」
「はい・・・ミレイ・・・それで私の役割なんですけど、表向きは黒の騎士団の会計役職をもらったということで、お願いします、実際に書類整理とかもやっていますからね、間違いではありませんし」
「そうね・・・・・・ルルーシュは得意だもね・・・書類仕事・・・わかったわ・・・仕事先はそれで・・・今では黒の騎士団は正確にテロリストではなくて、合衆国日本が唯一持っている武力集団という認識でよかったわよね」
「ええ・・・・・それでいいです、実際に国家は武力を持たない代わりに、黒の騎士団が戦いをする、その代わりに国家が補給を始めとする多くの事を黒の騎士団のバックアップをするという形です」
「なるほどのこれで・・・黒の騎士団は大出を振って・・・ブリタニアと戦えると・・・下手すると中華連邦やユーロとも・・・そういうことね」
「そうですね・・・それで起きたすべての出来事は黒の騎士団にあるということにしておけばね」
「そう・・・・おもいつめないこといいわね・・・愛するあなた様」
「はい・・・おやすみなさい・・・ミレイ」
こうしてルルーシュは電話を切ったうえで、再び書類仕事を始めていた、そう北海道支部のことである。
「ルルーシュいいのか・・・この娘は・・・・」
「何も・・・・・問題ではない・・・実際にやつの血を引いていようが、皇一族を使ってある程度は合衆国日本の支持基盤を固める必要がある・・・」
「だからこそか・・・ブリタニアと日本の血を引く、こんな子供を・・・」
「問題ではない、すでにこの子の周りの関係者達は優秀だ、北海道に残ったブリタニア人も納得するしかないだろう」
「確かにな・・・・実際にこの情報はすでに、北海道支部どころか・・・沖縄支部にも伝わっている・・・」
「そうだ・・・これによって・・・・あの演説を素直に実行した黒の騎士団とみんなは印象するだろう」
「確かにな・・・・・だが本当にいいのか・・・お前も経験しているだろう」
「確かにな・・・だがなこの娘にも・・・大事な存在がいるらしいからな」
「・・・・・・・・この悪魔め・・・・・・」
「悪魔で結構だ・・・・・・すでに私の両手は血でけがれている、それにだ、向こうの方も十分見返りがあると思っているが」
「確かにな・・・・・ガウェインだったか・・・ブリタニア本国で量産されている・・・大型ナイトメアフレームをよく手に入れたな」
「そこは・・・どうとでもなるさ・・・現にあいつらは本国からこちら側にランスロットの量産機の補充パーツを含めた輸送艦隊に丸ごと一機を作れる量の補修パーツがあったからな」
「なるほど・・・それでか・・・で東京にある存在は放置でいいのか」
「かまわない・・・逆に・・・東京租界にあることで、やつらはブリタニア本国から補充パーツを補給物資として日本に運ぶ必要があるからな」
「それをギアスをかけた者たちによって奪い取ると・・・」
「そういうことだな、それにだ今はブリタニア本国は忙しいようだからな」
「そうだな・・・・実際にゲートからあんなものが現れてしまえば、国家戦略も変更するだろう、お前も同じだろうそれは」
「確かにな・・あの演説で・・・合衆国日本が誕生したといってもおかしくはない、それに七月1日になれば四国地方と九州地方の解放も含まれている」
「それでなかなか人材がたりないというわけか」
「実際に多くの日本人が協力してくれるのはいいが、基本的に彼らの生活基盤を整えたうえで、一部の物たちは戦力化しなければ・・・な」
このような問題もあり北海道支部を任されることになった【皇サクヤ】はたったの七歳で北海道全体を任されることになったのは。
それは皇一族の血を引いていること、それにブリタニアの血を引いていることをルルーシュは考慮した結果であった。
「それにしてもだ・・・・リーブラ改のソドンの主に対してはギアスを使わないのか?」
「・・・・・・無理だもう使っている・・・たがな・・・いくら機械生命体であっても、記憶の書き換えなんてことはできないぞ・・・・ギアスは・・・人にしか聞かないからな」
「ふっ・・・・・・やはり童貞は童貞か・・・・・・それで・・・戦力の提供はどうした?」
「結局はドラグーンの生産ラインをそのまま黒の騎士団に提供してくれるどころか、より戦力をくれるとはな」
「いいではないか?・・・ルルーシュ・・・実際にドラグーンの生産施設は欲しかったんだろう?」
「確かにな今のままではブリタニア本国で作られている、空飛ぶナイトメア軍団相手に勝てないかもしれなかったが・・・今では・・・このドラグーンである程度は対抗できる戦力になるが、それでも半年後までに・・・補給や物資を含めると」
「どのくらいだ・・・・・・ふっ・・・・・合衆国日本でこの程度か・・・」
ルルーシュから取り上げた報告書の一部を見て、笑ったC・Cにしてみれば、これで戦争に勝てる方がおかしいほどの、戦力しか整っていないのだから」
「ナイトメアを含めた兵力はたったの二万程度・・・艦艇は五隻のみか・・・・」
「仕方がないだろう・・・・まともに戦える、艦艇がスペースノア級だけなんだから、それに暁にしてもだ、ガウェインから奪った技術でようやく・・・空が飛べるかどうかなんだ・・・」
「確かラクシャーターだったが・・・技術部門のトップは」
「そうだ・・・・彼女の故郷もことも考えた上で海外のパトロンたちと約束しているが・・・」
「だからこそ・・・兵力がたりないと、機体数は足りたとしてもだ、まともに扱える軍人の数が少なすぎるからな」
「わかっているが・・・来れ以上はむりだぞ・・・今は支部の回復と基盤維持なとが最重要課題でもあるのだからな」
「結局は・・・・・補給がなければ戦えないのか」
「そうだ・・・・ギアスの使い過ぎはだめといったのはお前だろう C・C」
「ふっ・・・・・そうだったな、お前は私の契約者だから、私が心配するのは当たり前だろう」
実際にもらっているドラグーンと製造ラインのドラグーンは二種類ある、ナイトメアの規格に合わせた機体とオリジナルドラグーンの同じ大きさである。
「モビルスーツの事を考えると・・・後者ではあるが・・・だかな・・・」
「技術提供があったと思われても不思議ではないだろう・・・ガンダムタイプも空を飛ぶんだ・・・」
「フラッグも空を飛ぶのは理解しているが・・・それに対抗するために・・・この機体が必要ということも理解しているが・・・」
「結局はスポンサー様次第というわけか・・・ルルーシュ」
「そういうことだな・・・リーブラ改のスペリオルからはある程度の物資も資金も援助してくれるのは理解してくれる、だからこそ技術提供で、作られたドラグーンの配備もなにも間違いではないがな」
「その分、ブリタニアを含めた各国を刺激してしまう、恐れがあるんだろう」
「そうだな、実際に戦車、航空機に航空ヘリや通常火力に支援車両に陸上戦艦もある、ブリタニアとしても、譲り渡した北海道と沖縄だけは敵に落ちてしまうも大変な目に合うのはわかっているからな、だからこそサザーランドも大量においている状態だ」
「確かサザーランドは北海道仕様機で約二千機もあったんだろう、沖縄仕様機は千機だったか」
「そうだ・・・実際にすでに黒の騎士団用に色を変更して、そのまま使用してもらっている、特に警察も警備用に使っているナイトメアもあるんだからな」
「イージス艦と空母もあるが・・・足りるか・・・船の数が」
「圧倒的に足りてない・・・実際にブリタニア側が本国に兵士を運ぶために、使ってしまったわけだからな」
「だからこそ・・・・スペースノア級か・・・空飛ぶ戦艦が五隻にそこから出てくる空飛ぶ機体・・・抑止力になるというわけか」
「ああ・・・ならばこそだな・・・今もサザーランドの生産施設も暁用に変更しているが・・・同時に飛行機能の開発基地も北海道にあるのだからな」
「それを知らされていない・・・支部のトップもかわいそうだとおもうが・・・」
「なら教えてどうにかなるとでも・・・・知らない方がいいこともある」
「そうか・・・・ならお前の好きにしろ・・私は限定ピザを頼んでいるのだから」
これが・・・三日前の出来事の会話であった・・・
そしてようやく富士山のゲートからオーストラリアのゲートから出てくるのはラーライラム改と知らない紅の艦艇・・・エア・クリスマスと呼ばれる艦艇であった。
まずは最初にはブライトがとった行動は、オーストラリア大陸のトリントン基地に向かって、友軍にたいしてエア・クリスマスと呼ばれる紅の艦の識別コードを手に入れることでもあった。