結局ブリタニア側に届いたのは ジャスティスガンダム六機とフリーダムガンダム六機であった。
これはブリタニア側に配慮しての配備数である、元々ナイトメア系列で最新鋭機のランスロット系列を扱っている騎士団とオリジナルランスロットを扱っている特派のメンバーを入れても実際に12機もあれば十分であるが。
だがそれは小隊として組ませるときには、フリーダム系列にすれば砲撃戦特化になるし、ジャスティス系列にしても今度は宇宙空間で果たして、接近戦ができるかという問題もあったりする。
そのためか現在はエア・クリスマスにあるブリタニア側のすべての戦力である、ナイトメアフレームはジャブロー基地のブリタニア専用のナイトメア関係を置けるブロックにランスロット系列および補給パーツや予備パーツなどを置いたうえで、モビルスーツのジャスティスとフリーダムを受領したうえで、それらの予備パーツや修理パーツなどをエア・クリスマスの格納庫に大量に積まれている状態であった。
「おめでとうーーー、スザク君もこれで新しい機体のテストパイロットになったね、しかもナイトメアフレームよりも大きい、別世界のモビルスーツのパイロットだけどね」
「そうですね、それにスザク君の専用に合わせるとしても、ジャスティスの方ですし、色もオリジナルランスロット同じ装甲の色に合わせてくれていますけど・・・」
「ですけど・・・・・本当にランスロットはここに置いておく必要があるんですが?」
「なにを言っているのかな? スザク君、君は死にたいのかな????」
「いえそんなことは・・・・・・」
「あのねスザク君、ナイトメアフレームは元々陸戦兵器なの、それを現在はフロートシステムがあるおかげで空戦も対応できるように程度なのよ、宇宙空間で活動するためには一からそれ用にナイトメアフレームを作らないといけないんだけど」
「そうなんですが・・・・・・・てっきり僕は行けると思っていましたけど」
「ざんねーでした・・・・・いくら僕が開発したランスロットでも アポジモーターやブースター機能が機体に組み込まれていないからね、推進剤もいるからも、ナイトメアフレームは推進剤なしで動けるように、ローラーダッシュ機能があるけど、宇宙でははっきりといえば完全にデットウェートであり、使い物にならない機能なんだよ」
「そうなんですが・・・・・・・てっきり・・・」
「黒の騎士団のカレンさんも活動できているから行けると、思っていたと・・・カレンさんもすでにヴァルシオーネ改と呼ばれる機体を二機あるうちに、一機はマーヤ機としてされていますからね」
「だからこそ、僕たちはスポンサーのスペリオル側によって、モビルスーツを渡されたんだけどね、さすがにスーパーロボット系列を大量に運用することはロンド・ベルが政治的に攻撃される材料を用意する可能性があるといってね」
実際に確かにそうである、もしもしある機体でもう一機追加した程度であれば、それは予備機として置いておいたものを利用したと書類上でいくらでもごまかせるが、新しく同じ機体を12機も用意するのはさすがにスペリオルサイドもこちら側の地球連邦軍なら並び連邦政府に対して、ロンド・ベルに対して攻撃材料を与える結果となると考えた結果でもある。
実際にロンド・ベルに配備されているジェガンはスペリオル側はのちに、連邦軍がロンド・ベルに補給物資としてアナハイムに要求したときのスペックよりも大幅に向上しているタイプである。
言ってみればロンド・ベル専用ジェガン機という位置づけになっている、その性能は以下のとおりである。
頭頂高 19.0m 本体重量 23.4t 全備重量51.6t 装甲材質チタン合金セラミック複合材
出力 2,430kW推力69,840kg×1 115,290kg×2 212,270kg×2 総推力:124,960kg
普通にこれほどまでの機体スペックはあり得ないが、現在はボアザン軍やほかの世界軍勢や使途を始めとする多くの敵対勢力が存在していることもあり、結果的にスペリオルが多少技術提供して作られたタイプであるためか、他の地球連邦軍のジェガン部隊の多くは量産型ジェガンD型タイプとなっている。
D型タイプよりも総重量が重いのはそれだけ燃費など色々と大変なことが多いためか、どうしても大火力機になることが多いのがロンド・ベル機仕様であった。
そして一方のペガサス級ソドンに至っては色々とジャブロー内部のドックにて、調べられた上で、大気圏突破と突入は可能であるとわかったためか、サイド3にそのままソドンを連れていくことが決定していた。これがなければエア・クリスマスとラー・ライラム改の二隻で行く予定であったのだから。
そして打ち上げ当日6月25日 昼の12時きっかりにペガサス級ソドンが先にゆっくりとジャブロー基地から打ち上げられる、次にエア・クリスマス そして最後にラーカイラム改の順番であった。
これは足の遅いペガサス級を先にしなければ色々と面倒なことになることを知っているために、ブライトは次に打ち上げる艦艇をエア・クリスマスにしたのは、宇宙に初めてのクルーが多いためか、一番最初にして、打ち上げで事故れは色々と大変なことになるためでもあった。
そして最後にラー・カイラム改は本来であれば、宇宙から地上に降ろす予定もない艦艇であったが、別の世界に飛ばされた上で、ラーカイラムをもとに設計された新造艦艇であり、十分化け物艦艇であった。
単独で宇宙に行くこともできる、しかもその時間は10分もあれば十分である、これは地球上のどの場所から宇宙に行けるありえないほどの性能を持った船であることも大きかった。
そしてようやく宇宙で合流した三隻に対して攻撃してきたのは、ボアザン軍が用いる、偵察型円盤機であった、その数は普通に30機はありために普通にロンド・ベルはアムロを戦力の中心として、戦うことにした、カレンはエア・クリスマスのカバーに入るためにどうしても戦力的には不足である。
「ラーカイラム改の直営はジェガン部隊でもたせる、アムロの部隊は先方をたのんだぞ」
「了解だ、ブライト・・わかっているとおもうが、赤いガンダムは出撃させるなよ、ボアザンが相手であれば、今のままの戦力で行けるはずだからな、それに相手も獣士を一機も出してはいないからな、こちらのエア・クリスマスとペガサス級の戦力を調べるために、よこした偵察用の戦力だろうな」
「それぐらいはわかっている、第一種戦闘配備だ、そうだ赤いガンダムはコクピットブロックを完全にロックしておけよ、ボアザン軍相手では機動性も運動性もあまりにも違いすぎるからな」
「シャリア中佐にも連絡を取れろよ、トレース、戦力は出すなと、ペガサス級の砲撃戦で敵を退けるぞ」
「了解です・・・・・・・・・・・こちらはラーカイラム改のトレース、搭載モビルスーツは出すなよ、艦艇の砲撃戦で敵を退けよ」
「向こうからも了解と返事が来ています」
そして始まる、砲撃戦で偵察型円盤をラーカイラム改とエア・クリスマスとソドンの三隻の砲撃で30機あるうち20機は砲撃戦で倒すことができた、そしてそのすきに出撃したアムロのリガズィ・カスタムを中心としてベースジャバーに乗ったジェガン部隊合計12機で残りの偵察型円盤をなんとか撃破することに成功した。
「やはりか・・・・・・・・・・偵察用の機体か・・・・・・道理で弱いわけか・・・・・・・・だがこちらの戦力がある程度しかないということが逆にボアザン側に伝わったな・・・・・・・・次は本命が来るかもしれないな・・・このカスタム機はいい機体ではあるが・・・円盤型を倒すにはいい機体なんだが・・・ニューガンダム系列では・・・どうしても推進力が圧倒的に負けてしまうからな、宇宙空間では」
実際に地上と宇宙では一番厄介な機体といえばボアザン軍の偵察型の機体であると連邦軍はだれもが答える、
これは地球上では大気の摩擦など様々な条件下で円盤型の飛行もマッハ1までは加速しないが、宇宙空間では普通にマッハ3クラスは普通に出てしまう、しかも普通に偵察型とはビーム兵器はグリプス戦争時の兵器程度では機体装甲によって完全にはじかれてしまうほど装甲強度があまりにも硬いのだ。
ようやくジェガン後期型のビームライフルやビームバズーカクラスを五発以上円盤にぶち当てないと、被弾はしてくれない、そのためか、基本はガンダムクラスの武装はビームの出力が高いために、装甲はぶち抜けるが、それでも致命的なダメージを与えるには最低でも撃破には三発はいる計算であった。
ただし母艦からのメガ・ビーム砲や連射砲などはビームの出力が普通に高いために、連続で当てれば同じく倒せるレベルだったりする。
だからこそか、ソドンクルーもそうだか、エア・クリスマスのクルーも初めての宇宙の出ての戦闘は初めてである、確かにソドンクルーは実戦経験はあるといっていたが、あれはあくまでも宇宙海賊など、偽シャアを名乗る人物がいる宇宙の小さなコロニーなどデブリベルトでジークアックスやほかの味方の艦艇と共に協力して、偽シャアをジオン軍として処理していた程度である。
つまり相手の装備も弱い状態で味方は強い、しかも武装も圧倒的に有利な条件であったか、今では違う、なんでブライト達、ロンド・ベルが空に上がってからソドンクルーには今回の戦闘に参加させなかったか?
それはソドンクルーにも十分わかってしまう、そもそも戦闘の質が圧倒的に違う、ソドンのメガ粒子砲でも全弾発射してようやく一機しか倒していない、逆にラーカイラムは10機以上は確実に砲撃戦で仕留めているのだ。
「なるほど・・・・・・・・メガ粒子砲の威力も搭載されているエンジンも何もかも違いますね、デーは取れたんでしょう?」
「はい・・・・・・・ですけど・・・・・・・これソドンのメガ粒子砲の最大威力20倍の威力を常に連射で出していますけど、ラーカイラム改の出力不足は陥っていませんね・・・・・・・あれだけバカスカ打てば普通に出力が不足するんですけどね」
「そうですね、それにおまけにボアザン軍でしたっけ・・・・・・・・彼の偵察型飛行機体を我々がなんとか撃ち落している間にもラーカイラム改は何機も落としていますからね、レーダー性能も圧倒的に上であるとこの戦闘ではっきりとわかりました、おまけに、残りの機体はジェガンとリガズィカスタム機の合計12機で仕留めています」
「これほどの動きができるモビルスーツなんて・・・・・・・・・我々は持っていませんよ、よくジークアックス程度ぐらいではなんとかついていけるのは、ジェガンの機動性と運動性能もデータとして取っていますけど、ビームライムもサーベルの出力もジークアックスが持っているサーベルとライフルの五倍以上ですね・・・・・・・」
「そうですが・・・・・・・・このことはクルーすべてに伝えてください、この世界の地球連邦軍は圧倒的に強い存在であると・・・逆に我々がいた世界と同じ態度でいれば、ロンド・ベルか・・・それと別の地球連邦軍もパトロール艦隊か通常部隊によって簡単にソドンごと撃破されてしまいますからね」
「「「「「「「「「「「「「「「「「了解です・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
カレンは逆にブリタニアの連中もそうだが、マーヤも普通にこちら側の命令に素直に聞いてくれて、色々と助かってはいるが、それでもヴァルシオーネ改をラーカイラム改に戻さないは、アムロを待っているだけではない、理由としてほかの勢力がすぐに襲ってくる可能性があるからだ。
これはアークエンジェルにいた時に普通にあったことで、どうしてもカレンは母艦に戻るときに周辺を調べる癖が色々とついていたりする。
「問題はないしか・・・・・・・・ロンド・ベルが宇宙に上がってきたから当然、ネオジオンが動くと思っていたんだけど・・・・・・・・動いたのはボアザンだけかな」
「そのようだなカレン君・・・君で最後だ・・・戻っていいぞ、そのためにニーガンダムではなくていち早く戻れるようにカスタム機にしたんだが・・・」
「やはりそうでしたか、アムロさん」
「だが・・・シャアは今回は手を出さなかったようだな」
「そうだといいんですけどね・・・・・・・・・・・お荷物が特に今回は多いので」
「ブリタニアと・・・・・・・別世界からきたジオン公国の軍人達のことだな」
「はい・・・・・・・・機体性能はグリプス戦争以下で、機体性能はジェガンを超えるスペックはあるんですけど・・・・・・宇宙空間で戦えるまで熟練してないブリタニア側と黒の騎士団から出張してきているマーヤ」
「それは・・・次の移動先で多少は模擬訓練もできるようだからな、補給の意味も込めて」
「そうだといいですね・・・・・・・・・・・」
こうしてブライト達は当初の目的は全く違う場所、グラナダに向かって進路を進めていた、これはロンデニオンでもリーブラ改でもいいが、それよりも月面の方が色々と補給や模擬戦をするにはなにかと都合がいいからであった。