自らの世界に戻るために、アークエンジェルはオーブの艦艇となっているシロガネと共に光の幕を潜り抜けたが、結局はシロガネとアークエンジェルは別べの場所に飛ばされることになった。
「ここは・・・・・まさか・・・・オペレーター、周辺の情報を・・・・私たちの世界であれば、ある程度の情報は拾えるわ」
ナタルも積極的に情報収集を行った結果、彼らは本来であればオーブに行く予定で飛ばされた最初の光の幕の近くに現れたことが判明したが、それは同時にアークエンジェルの旅がより長くなることにを意味していた。
「ここからではアラスカに行くのも・・・最短で一週間です・・・何も妨害がなければです」
実際にこの直後にはアークエンジェルはザフトの定期パトロール艦モラトリアム部隊に見つかり、結果的には戻ってきたばかりのアークエンジェルは無事にザフトのモビルスーツ部隊との戦闘に勝利をした。
「・・・・・・弱いと感じたわ・・・ザフトの潜水艦部隊よね」
「マリュー艦長・・・それは宇宙世紀の武装のおかげです、かの世界ではミノースキ粒子のおかげで、誘導兵器の質と威力が圧倒的に上です、おまけに水中専用のデータもありましたからね」
「ストライクもGアーマーと共に戦ってくれて、なんとかなったわ、海に入れば、当然ストライクを一度ばらす必要がありましたが・・・」
「本当です、宇宙世紀の世界においては様々なバックアップを元に色々な敵と戦ってこれたおかけで、我々も鍛えられましたから」
「それでもよ・・・彼らの補給物資を得るにはオーブに行くしか、ありませんが・・・それは・・・難しいそうですね」
「そうですね潜水艦部隊がいる可能性が高い、この海域を出て、できうる限りザフトの潜水艦母艦が入れない水域でオーブを目指すとしても・・・」
「最弱で一週間はかかります」
ミリアリアの報告でマリューとナタルは納得しながら、現状維持しつつ、オーブに針路を向けつつも、アスラン率いる部隊にもアークエンジェルが光の幕から現れたことが情報で知らされたために。
二日後、アスラン隊とアークエンジェルが浅い海域で戦闘を始めていた。
「向こうも・・・奪ったGを改修・・・改造しているようね・・・」
「そうですね・・・バリアント・・・一番二番・・・うてーーーーーーーー」
だがここで活躍したのはなんと、Gアーマーに乗っているトールであった、彼の機体は宇宙世紀で作られた最新型であり、ストライクをGアーマーの中にもしまえるように、色々と改造したタイプである、当然動力炉は核融合炉であり、イージスの盾とブリッツの盾そしてデュエルの盾は見事に最初のビーム兵器の一撃をなんとか防いだが。
「なんとういう・・・・威力だ・・・あの戦闘機は・・・・」
「ちっ・・・・・・・シールドが・・・強化改修されているはずなんだぞーーーー!!!!」
「武装が・・・・・・・使えなくなった・・・・残りは・・・・撤退します・・・アスラン・・・・イザーク」
「ニコルが撤退・・・・あれじゃあ・・・しかたがないが」
バスターも新型装備のおかげで何とか空中で移動力はあるがそれでも固定砲台であることは変わりない、しかもムゥが乗っているスカイグラスパーランチャー装備と打ち合っている状態で、まともにイージスとデュエルの援護ができないのだから、打つ手がなくなっていた。
すでにこの時点で、ストライクのビームも脅威と感じているザフト側はよけているが、それでもGアーマーの攻撃もよけるのだから、イザークとアスランはだいぶ精神的に追い込まれていた。
ディエル改のビームライフもシヴァの強化型のレールガンも確かにストライクに向けて撃っているが、それでも一発も当たらないのは、キラの操縦技術が比較的に上がっている証拠でもある。
「こちらも新装備に換装しているんだぞ・・・・・それなのになぜストライクに一発も・・・ビームライフルが当たらない!!!!」
イザークの焦りもわかるが、移動用足と使っている試作機の同時三連射のビーム攻撃普段であれば絶対あたるタイミングで攻撃しているが、それでもキラの方か一枚上手である。
「どれだけのタイミングでやつはよけるんだ・・・おかしいだろう・・・・」
「ディエルもバスターも・・・イージスも・・・撤退した・・・ブリッツも強化改修されているけど・・・それでもアムロさんにしごかれた期間で得られた経験の方が活かされている」
キラだって普通であれば当たっているはずが、現在はストライクのシールドを理由したり、足場にGアーマーを使ったうえで、新型のエール装備の飛行能力は今までのエールとはくらべものにはならないほどの飛行能力をストライクに与えていた。
実際に宇宙世紀の所で、アムロとカミーユを始めとする多くのモビルスーツのパイロット達と模擬戦をしているためか、おまけにストライクも見た目は変わっていないが、中身が大きく変わっていた、特に駆動系やバッテリー関係も大幅に変更されている上に、マグネット・コーティング仕様のおかけで、キラの反応速度や、キラが自らの組んだОSと宇宙世紀の学習用コンピューターを搭載しているストライクの性能ではどうあがいても、イザークが乗るデュエル改の性能を大幅に超えているのだから。
そしてイザークとアスランのコンビ攻撃も普通にキラは余裕をもって回避をしつつ、ビームライフでデュエルとイージスを狙い撃つが。
「シールドが無理ならば・・・こいつで・・・・ちっ・・・・左足が逝かれた・・・・右足も・・・ダメージだと・・・ストライクのビームライフの威力がおかしいのか・・・・」
「イザーク無事か・・・・こちらもやられはしたかが追撃はしてこないようだ・・・一時離脱をするぞ・・・・」
「ちっ・・・了解だ・・・この借りを・・・覚えておけよ・・・ストライク・・・そして足つき・・・」
小破したデュエルと同じく小破したイージスの撤退をみたバスターは肩に残っているミサイルや撤退に使う予定の煙幕用のミサイルを一気に使い切り、ムゥがのる飛行機と距離を取りつつも、この海域から離脱をするしかなかった。
「これで・・・・・・いいが・・・・ある程度の三機にダメージを与えることに成功したようだな・・・キラにトール」
「はい・・・・・・ムゥさん・・・・でも、この作戦でいいんでしょうか?」
「そうですよ・・・今ならば三機の内・・・・一機は撃破できると思うですけど」
「そうするとだ・・・・・・・敵さんは復讐するぞ・・・それに兵器の質ではこちらが上だ・・・・おまけにザフトだって・・・奪ったG兵器をあそこまで改造・・・強化などして使っている様子だとすると・・・母艦に修理パーツがあるはすだ・・・ダメージを与えればその分・・・修理用のパーツがしょうもして、こちらに対して・・・攻撃をできなくなる、その間に俺たちはオーブに逃げ込めるわけだ・・・お分かり」
「はーい・・・」
「わかりました・・・ムゥさん」
実際にGアーマーの中にはストライクを入れた状態にすると、中でバッテリーのチャージをしてくれる機能があったりもする、換装機能をもつストライクだからこそ、この装備が作られた、実際にムゥはスカイグラスパーでストライクの換装装備をアークエンジェルから持ってこれるために、この特殊な装備がGアーマーについたわけでもある。
そしてそれは同時にザフトのアスラン隊が母艦にしている潜水艦では、アスラン隊の撤退と同時にその場から離れたうえで、別の回収ポイトンでアスラン隊を回収したうえで、ある程度の修理ができるブリッツを中心に修理が割り振られていた。
デュエルとイージスはすでに強化形態を外されている上に、イージスとデュエルは骨格部分からいじる必要があるためか、一時的にカーペンタリア基地に戻って、修理のすることが決まっていた。
バスターは使った誘導兵器やビーム兵器・レールガンの砲身の中を見て、必要であれば修理をする程度ですんでいるのはバスターの運用方法であるのは仕方がない。
実際にディアッカは今回の戦闘データをみつつ、足つきがとの程度戦力を強化したのかを分析していることでもあった。
「やれやれ・・・・・ストライクのビームライフと・・・新型の大きい戦闘機のビーム兵器はこちらの対ビームコィーティングしたシールドを一撃で破壊できる威力をもつビームを撃てると・・・・うちらの技術力じゃない・・・・光の幕側でもらった・・・技術で作られたビーム兵器と思った方がいいか・・・」
「それにストライクの動きも・・・三か月前よりも圧倒的に早い上に・・・こちらの攻撃場所がわかるのか、簡単によけれるようになっているね・・・・俺は当初の予定通りの支援に徹して・・・・やつらの母艦の足をとめるしかないか・・・・・狙いはエンジン部分に絞れば・・・行けるか・・・」
実際に艦載機が圧倒的に強いのであれば、バスターの長距離攻撃能力で足つきのエンジン部分を攻撃した方が確かに早かったりする、実際にこれができていなかったのはバスターの武装やセンサー関係がどうしても癖が強い上に、射程も短くなってしまっているが、今ではなんとか行けるとディアッカは思うが・・・・それもチーム戦で戦えればの話である。
「エースがのる戦闘機・・・強いからな・・・・ストライクの武装を持ってくる・・・戦闘機に常にマークされつつも射撃ができるわけじゃないからな」
バスターもストライクの射撃用の兵装の威力は知っている、だからこそか・・・それを戦場にもって来れる上に、普通に撃てる戦闘機はバスターの性質上は恐怖でしかない。
結局のところ慎重に潜水艦は六時間をかけて、母港であるカーペンタリア基地に戻り、徹底的にイージスとデュエルの修理と改修を行うしかなかった。
小破したデュエルは簡単に治ると誰もが思うが、実際に問題としてはモビルスーツは精密機械の塊であり、それで動いている状態である。
つまり重力下において、五十トンを超えるモビルスーツが無事に潜水艦の格納に着艦するだけでも実際にはモビルスーツの各部部や精密機関にある程度のダメージを普通に与えている。
それなのにデュエル改は両足をやられているためか、イージスと共に抱きかかえった状態で、一度海に落ちた上で、海の中に入った状態で二機とも回収されているのは、それだけGアーマーとストライクのビーム兵器を脅威と感じている証拠でもある。
そのためか、イージスとデュエルの改修機は全身に塩水が入り、全身を一度完全にばらしたうえで、パーツ事に洗浄しなければ、海水が乾いたうえで、その塩分でパーツが壊れたり、色々と問題が発生するためおそれがあるためか、どうしても母港に戻り、潜水艦の中で直せるモビルスーツや整備できる、モビルスーツはなんとかしている程度である。
特に一番被害を受けたのはイージスであるのは仕方がない、実際に可変機は、非可変機よりも機構が複雑化しており、イージス改は特により変形機構を複雑化したことで、整備の時間が余計にかかる機体となっているのは仕方がない。
デュエル改は実際にはノーマル状態のデュエルにアサルトシュラウドの強化発展型を着せているだけのためか、整備する方にとしては、デュエル改やバスター改が一番整備達は楽でいいといわせる機体である。
実際に現ザフトで開発中のエース機用の機体は可変機能が排除されているのは、デュエルの設計とゲイツの設計を合わせた機体が多くなっているのは、整備局を始めとする多くの部署から。可変機能付きや特殊な装備付きのモビルスーツは条件付きの環境では強いが、通常のパトロール環境下ではほぼ無意味であるとニコルやアスランの戦闘データからも、それは明らかになっているからでもある。
整備性が悪い機体の多くは、戦闘力は強いが、稼働時間が短いなど、多くの欠点を抱える機体となってしまったのは言うまでもない。
だからこそか アスランが乗る機体イージス改は、アスランが報告書を上げていることもあり、改修前のイージスにすることが、ザフト軍の地上部隊司令官からも許可されている。
「ようやくか・・・データは取れたからな・・・だが・・・あの装備はイージスには重すぎた、確かに機体性能が上がっているが、足つき相手には・・・難しい」
「こちらは変わらずに・・・デュエル改のままでいい、重量も何もかも前と変わっていないだろう」
イザークのデュエル改は実際に操縦系統も何もかも変わってはいない、ただ、色々と装備が一新されただけで、イザークには使いやい形となっているからだ。
ブリッツ改とバスター改も実際に本体側にあまり手を入れてないためか、普通にある程度は使えるために、現状維持となっているは、それだけアスランが乗るイージス改の扱いの難しがうかがえる代物ではあるが。
カーペンタリア基地司令部は今回の足つきとの戦闘データやデュエル改とイージス改のやられたところ、ブリッツ改のやられてしまった現物があるためか、相手のビーム威力に驚くと同時に、あきれるしかないほどであった。
「これが本当であれば・・・・パトロール部隊がやられたのも納得だ・・・ブリッツ改のシールドをあれほど簡単に打ち抜けるほど大火力をストライクと・・・謎の戦闘機に持たせるとは・・・・光の幕の向こうの技術というわけか・・・」
「はっ・・・・・・・・・・恐らく・・・・足つきが飛ばされて三か月も経過していましからな、我々も艦艇なども無補給で戦得られるわけではありません、一か月で物資が尽きるでしょうな」
「そうだな・・・足つきは図体が大きいからこそ・・・補給物資も大量に詰め込めるが・・・潜水艦隊は・・・その性質上は・・・・なかなか補給も難しい上に、向こう側の交渉もあると考えれば・・・難しさにより拍車がかかるぞ」
「上は・・・・プラントは・・・・このことを知らせれば確実に・・・光の幕を確保しろと言いそうではありますが・・・・・・・現在の位置はオーブですからね・・・それも移動要塞が常にオーブを守る一でオーブの海域を回っています」
「そうだろうな・・・・それにアテナガンダムとフリーダムガンダムか・・・・威力は圧倒的に高いことが確認されている・・・・・・・オーブを落とせるわけないだろう・・・ここのカーペンタリアの基地程度の勢力ではな」
「スピリット・ブレイクの戦力があってもですか?」
「それこそ・・・・・・無謀だろう・・・・・・我々の相手はもはや、モビルスーツを持っている連合が相手だ・・・・パナマを落とそうと、今までの戦力で考えていれば、確実にこちらが負けるだろうな、パナマにはすでに敵モビルスーツ部隊が・・・五百機以上も存在することが確認されているぞ」
「なっ・・・・・・五百機ですか・・・・・・・・・この基地やスピリット・ブレイクで集めている我々のモビルスーツの数よりも圧倒的に上ではないですか・・・」
「そうだ・・・それに当然・・・基地防衛のミサイルや艦艇や戦車部隊も連合には存在している・・・・どうやって・・・パナマを落とせというんだ・・・」
「それは・・・・・・・・」
「オーブはそもそも無理であると判明している、それに謎の巨大な正体不明な勢力もあることもな」
この勢力はのちに判明するが、ザフトも連合もオーブもそしてスペリオルさえ、忌み嫌う勢力であるのだから。