今回のオーブ近海での戦いは当然オーブ側には察知されており、極秘裏にサクハ家が雇った回収部隊によって、オーブ近海おいてブリッツが両腕をバージしたことも当然知っていた。
つまりその両方の腕を極秘裏に回収したうえで、現在ではモルゲレーテ社において自らの配下の者たちによって既に両腕で使えるパーツを使いつつ、ゴールドフレームにブリッツの武装がついている腕の身を一時的に移植したうえで、
「これでいい、ミラージュコロイドシステムもこのゴールド・フレームで使えるようにしていると」
「はい・・・・ただし現在も解析が行われている最中です、急増品であることを、わかってください」
「ふはははは、わかっているさ・・・・これでにっくき・・・プロト02とプロト01を・・・何としても・・・」
こんなことがありつつも、アークエンジェル側はすでに、島々が点在している場所に立ち寄って、連合本部まであとわずかでまで距離であった。
「ようやくですね、マリュー艦長・・・・長かった航海もこれで・・・終わりを・・・」
「そうですね・・・でもそれは一時的なものでしょうね、このアークエンジェルに蓄えられている、Gタイプとの戦闘データなど艦の運用データも本部にもっていけばひとまずは、私たちの任務はおわりになると思いたいわ」
「それは・・・・・・・確かにそうですね」
「そうなのよ、実際にアークエンジェルは現在ストライクガンダムとGアーマーとスカイグラスパー二機を運用しているけど、実際に本格的に運用となると・・・モビルスーツ部隊が来るのかそれとも・・・スカイグラスパーの正式量産型がくるのか・・・それが不明なのよ・・・また補給の人材もね」
「確かに・・・そうですね、現状のこの船は確かに連合内部では最新鋭艦ではありますが、運用の仕方など、それを知っている人材が居なければ宝の持ち腐れですからね」
「それに・・・・・色々とありましたからね、だからこそ私達の身がどうなるか・・・本部で軍事裁判もあり得ますから」
「確かに、現状は第八艦隊のハルバートン提督が認めただけですからね、この船もストライクも・・・」
「そうなのよ、連合本部に行って・・・認証コードを受けて、正式に友軍として認められないといけないのよね」
実際にアークエンジェルは連合内部でも結構浮いた存在ではある、実際にオーブと取引はしていたが、本来のアークエンジェルは月配備であり、地球に降りてくることはなかったはずの船であるからだ。
これはクルーゼ隊が中立国オーブ所属のコロニーヘリオポリスを襲撃したことで、アークエンジェルを含めた五機のG計画で作られたモビルスーツの所在は宙に浮いた存在となっていた。
これはなんで思う方もいるが、連合の兵器を作っているから、そこを敵対している組織が襲撃していい理由はない、そんなことをすれば地球上すべての軍事工場をザフトが襲撃する必要があるが、それをザフトはしてないのは、それをしたら最後自らを殺す行為だと自覚していることでもある。
実際にザフトの兵器を作るのに、地上拠点は元々ない、ではどうやって作っているかといえば、ザフトが落とした地域、また軍事拠点を再利用して、日用品や軍事物資を地球上の工場で作っているのだから。
つまり中立国がモビルスーツを作っていました、それは危険だからザフトが襲撃して破壊する、または機体を奪うは普通に、中立国に対しての宣戦布告である。
中立国は自らを守るために、兵器の開発もするし、それを敵味方に売ることも平気ですることもある。
それをしなかった中立国は大抵が戦争開始に、どちらかの勢力に国を攻められて滅ぼされていたりもする。
つまりクルーゼがあの時機体を強奪または破壊するぞといったとき、普通にクルーゼは中立国に対して宣戦布告をしていることになる、これはザフト側も認識している、本来であれば奪われた四機の兵器とコロニーを破壊したことで生まれるオーブ側にたいして損境賠償をする必要があるのだが。
実際にはザフトはその辺を完全に踏み倒していたりもする、連合の兵器を奪ったから、鹵獲したから、ザフトの物であると言い張っているが、実際には違う、製造元はオーブのヘリオポリスであり。
連合側に引き渡しを済ませていなかった時点で普通に所有権はオーブ側である、しかもオーブ側の製造工場も何もかも破壊している時点で、普通に言い訳はできないし、コロニーを破壊している時点で、クルーゼは戦後裁判にかけられて、銃殺が確定している。
アスランたちはあくまでも指揮官である、クルーゼに従っただけであるから多少の罪は免除されるが、それでも中立国のオーブのコロニーを襲撃した罪は軍歴として普通に残るのは当たり前のことである。
だからこそか、オーブは普通にアスラン隊に神経を研ぎ澄ませていた、使っている兵器が兵器であるからだ、それにまた本国の兵器、しかもアテナガンダムやスペリオルから貸し出されている、フリーダムとジャスティスとサイコガンダムの三機のどれかを奪われるのでは、
こんなことがアスランが潜水艦を率いてオーブに停泊していた時に、起きた出来事であり、ザフト側もそれをわかっているためか、オーブ本国にたいして、なにもできなかった。
たとえ戦力があったとしても、普通にできないし、それをやれば最後オーブは連合側につくことが確定しているためか、オーブに対してまともな戦略をすることができなかった。
そんなさなかにブリッツの両腕が手に入ったのだから、モルゲレーテ社のメンバーは普通にうれしいだろう、なんせヘリオポリスで作っていたG計画で作られたモビルスーツであり、そのほとんどの製造データなどがあのコロニー崩壊と襲撃で失ってしまったのだから。
無論そんなことは梅雨も知らないアスラン隊の中では、ニコルの機体の修復作業がどうしても間に合わないためか、普通に次の足つきの戦いからニコルは外されてしまった。
「ですが・・・・・ジンの腕をつければまだ戦えますよ、アスラン」
「ダメだ・・・・・確かにジンなどのモビルスーツの両腕をブリッツ改につければ戦えるが、それは両腕をつけたうえで、整備士の人達がきちんと機体とのマッチングを済ませて、問題ないと判断したらだ」
「それは・・・・・」
実際にニコルだって、わかっている高性能のブリッツ改の両腕をパージしなければあの時点で死亡していたからだ。それに予備機のジンのばらしたうえで、その両腕をブリッツ改に取り付けるとしても、そもそも圧倒的に性能差も違うし、なによりもいくら機体内部のパーツをザフト製にしているが、でもジンのパーツとマッチングなんて、カーペンタリア基地でも全然やってないことでもある。
ではイザークのデュエル改はどうかといえば、あれはジンの強化パーツを利用して、デュエルガンダムの上にフルアーマー系統のように装備させているだけである。
特殊な増備もなにも装備してないデュエルだからこそ装備できた、装備なのだ、ブリッツなんて普通に特殊な装備を搭載しているためか、それとのセッティングは、潜水艦の中では普通にできないほど高度な整備能力が必要な作業である。
光学迷彩程度であれば、問題ないが、ブリッツ改に搭載されている特殊装備であるミラージュコロイドシステムは全身に特殊な塗料を吹きかけて、電波などありとあらゆるものを完全に防ぐことで、機体すべてを透明化する技術であるが。
だがジンの両腕にそんな高級な装備を取り付けることは普通にできない、そもそも取り付けたとしても、完全に外付けとなり、さらに調整も必要とされる代物である、しかも一週間以上確実に。
だが現在の足つきの速度を考えれば二日以内襲撃しないと、連合本部の防空圏内に入るために、ザフトの潜水艦一隻で足つきを襲撃するのは自作行為以外、何者でもない。
ちなみに艦長も連合の防空圏内までがタイムリミットはっきりとアスラン隊に言っており、それを過ぎればとっとと現海域を離脱するとまで、言っているほどなのだから。
これはザフトは新型潜水艦であっても旧型潜水艦であっても、連合の潜水艦狩りによって多くの同胞が海にそこに沈んでいたこともあった。
この辺の軍事的なノウハウは確実に連合が圧倒的に上であり、どうあがいてもかなわないレベルでもある。
だからこそか、イージス改、バスター改、デュエル改の三機は整備士達の手によって急ピッチで整備が行われていた、これは本当に整備時間を抜けばタイムリミットとして時間は完全に一日しかないためか、どうしても整備士達も焦るのは仕方がない。
ブリッツ改も簡略化した整備を受けることで、両腕はついてないが、それでも機体側に最大限の負担をかけないように、バッテリーなどは後回しではあるが、ニコルと数人の整備達の人達でようやく、機体バランスや重量など、色々とОSや機体側の整備がようやく終わっていた。
「どうしても戦いですが・・・・・僕の機体がこの調子では・・・・やはり整備士の人達に頼んで、いざという時は、水中用に改造したジンで出撃するしかないですね」
実際にアスラン達を生き残らせる戦略をするとしたら、徹底時にどうしても、もう一機別の機体が必要なのだ、相手側も三機で攻撃していると勘違いするのはまず間違いではないからだ。
「僕はそれを・・・利用する・・・だけど・・・本当に一瞬のスキをつけるかどか・・・めジンにもイザークが使っている予備のビームライフを装備できるように、改造する程度はできるらしいけど・・・・バッテリーとかの要領で使えるはよくて二回まで・・・・それ以上は機体が負荷に耐えられないと・・・・整備士の人達に聞きましたけど」
実際にそうである、自分達が乗っている機体用として作られている専用のビームライフは元々ザフトの共通部品で作られているわけではない、今ではデッドコピーなど色々として、ようやくザフト製のビームライフが作られているが、それでも地上部隊に十分に補給物資としていきわたっているわけではない。
それにビームライフを使うとしてもジン側にもある程度の改造をしなければ、ビームライフを一発撃てればいいほどのバッテリーしか積んでいないし、機体側も負荷かがかかるのだから。
そもそもザフト側が実弾で武器を使用していることを前提でモビルスーツは作られている、一部の機体はレールガンなどを装備しているが、それでもたいていの機体が実弾装備であるのはそれだけ整備コストを踏めた結果であった。
だからこそアスラン隊の四機のイージス改、ブリッツ改、バスター改、デュエル改の四機のビーム兵器に使用しているパーツの大半はプラントで作られた上で地上に補給物資として運ばれている物が多い。
そして一日が経過して、ついに足つきとアスランの部隊が激闘を始めていたが。
どうやら傭兵部隊の潜水艦はすでに、この戦場から消えているようで、普通にアークエンジェルからはスカイグラスパー一号機が発進して、バスター改とデュエル改をGアーマーの二機の戦闘機コンビでなんとかアークエンジェルへの攻撃を抑えるようにしているが、
それでもザフト側の潜水艦のミサイル攻撃も普通にあるためか、アークエンジェルもそちらに攻撃を意識しなければいけなかった、
キラとアスランの戦いは二人の技量が同じであるためか、キラのストライクガンダムエール装備でもなんとか互角であるという恐ろしい状態になっているのは。
それだけアスランは前回の事で、ニコルがもしかしたら撃墜されている可能性があったことからも、アスランはもうキラを説得するなど、無傷でとらえるという考えを完全に捨てて捨て身で戦うことになっていた。
「キラーーーーお前は・・・・・・・・絶対にこれ以上先にはいかせない・・・連合の本部に行けば・・・お前はーーーーーーー」
「どうしてなんだ、アスラン・・・・なぜ僕たちの邪魔をするんだ・・・・ただ仲間を助けたいだけなのに・・・あと少しで本部に行けるんだ」
二機の完全な殺気のぶつけ合いで、10分も戦い続けているが、それでもアスランの機体は右手を失っており、またストライクも普通にコクピット部分をイージス改の足側のビームサーベルの攻撃で傷つくほどダメージを受けることになっていた。
「やるなストライク・・・キラ・・・・・・左腕はまだ使えるが・・・手がないためか、腰についたビームサーベルが持てないが・・・それ以下以外は問題ない、腕についているビームサーベルも使える・・・だが・・・もう・・・エネルギーが・・・・それにここまでやって逃げれるとは思わないが・・・・イージス改・・・すまない・・・」
アスランも今の機体の状態を見て、ほぼ無傷のストライク相手に無事で逃げ切れるわけではないと覚悟を決めたアスランはとうとう最後の手段を使うことになった。
使い捨てていたグゥルをとっさにアスランは起動させて、ストライクの気を一瞬でもいいからそちら側に引き付けておきたかったが、それは成功してしまった。
特にグゥルに残っていた撤退時に使う予定の閃光弾と煙幕弾を同時に使ったことでキラもとっさの行動がとれなかった結果。
「とらえた・・・・・キラーーーーーーーーーーーー」
「しまった・・・・・・アスランまさか・・・・・・・・・」
そうアスランは最後の最後のエネルギーを使ってイージス改を変形させてそのままストライクに抱き着き、ビームを放つ行動をしつつ、アスランはすぐに次の行動をとっている。
「これしかない・・・もうこれしか・・・」
アスランは次の行動で自爆コードをとっさに入力した。
【5947563185】
これをやった瞬間にアスランはさっさと自らの機体を捨てて、パイロットスーツにジェットパックをつけて、飛び出していた。
これを確認したキラもすぐにエマージェーシーコードを入力して、イージス改の自爆行動とっさに耐えるしかなかったが、そこでキラの意識は完全に途切れた。
確かにキラが乗っているストライクはある程度の改造を受けているためか、キラのとっさの行動でエマージェーシーコードのおかけで、イージスの自爆によって発生した、大量の爆発をなんとかパイロットのキラを守ることは成功したが。
それでもなにも無傷ではない、確かに機体は無傷ではあるが、同時にキラはイージスの自爆の爆発の衝撃と熱波なとで完全に気を失ってしまった。
そしてこの自爆を境に、戦況は大きく変わっていく、特にバスタ―改は乗っていたグゥルをスカイグラスパーのビームによって落とされたことで、上空五百メートルしたの島に墜落した。
しかもその墜落したことで、バスター改はどうやら一部の内部パーツが破損したことで、駆動系が完全に停止してしまった。
「うそだろう・・・・・ハイドロ・・・・駆動系が全滅だと・・・・ちっ・・・五百メートルから落下のダメージはPS装甲で機体そのものは守れるが・・・・内部機構はダメだったか・・・それに足つきの主砲が・・・こちらを狙っていると・・・・」
もはやディアッカにはどうすることもできないためか、アークエンジェルに投降するしかなかった。
イザークもデュエル改もGアーマーとスカイグラスパーの二機の攻撃をよけるのに必須で、バスター改の回収もできないまま、ディアッカが足つきの投降したのを確認すると、この戦場から離脱するしかなかった。
一方のアークエンジェルもバスターを回収して、捕虜であるディアッカはアークエンジェルで大量に余っている部屋の一部に案内されて、そのままディアッカはその部屋に閉じ込められる結果となった。
そしてアークエンジェルもキラが戦闘行動中に生存確認が取れないことや機体が無事ではあるが、それでもいまだにザフトの艦艇からの攻撃が続いていることからもこの場を離脱するしかなかった。
ニコルも本来であればアスランを回収したかったが、イザークのデュエル改を回収するためにジン改修型で母艦から出撃して、イザークが母艦に戻ったのを確認したから、同じくこのジンは乗っているグゥルを足つきに向けて特攻兵器のような扱いで自動操縦にして、戦場で乗り捨てた。
元々このジンは水陸専用型をニコルの要望で改修した程度である、ビームライフルを撃てる程度に、つまりそれ以外は水陸専用機であるためか、海の中に潜っても問題ない機体であり。
ニコルは海の中で無事に母艦に回収されて、そのままカーペンタリア基地に向かうしかなかった。
のちにアスランはオーブの救援艦隊によって回収されて、別のザフト艦艇に乗せられて、アスランはそのまま、プラント本国に戻ることになった。
ニコルとイザークはそのまま地上に残り、次のザフトの作戦に向けて、ニコル隊とイザーク隊が誕生するきっかけになった。
そしてキラ・ヤマトはいつの間にか極秘裏にすぐ近くに用事があったジャンク屋のロウに回収された上で、極秘裏にプラントへ向かってオーブからプラント行きのシャトル乗って、このまま地上を後にした。