新約スーパーロボット大戦DD   作:うさぎたるもの

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そのころ 昭和の世界ではどうなっていたか4

各研究所が襲われていると知った、ドクターヘルの本拠地を攻撃している主力メンバーにも少しは同様が走ったが、その程度であった。

 

 

特に鉄火団のオルガ達は自らのこの作戦に参加すると、決めた時に、作戦会議にて、ある程度研究所が襲われることを考えたうえで、作戦を決めていたのだから。

 

当然オルガ達鉄火団は怒ったが、それは仕方がないことである。

 

ここ昭和の世界ではオルガ達【鉄火団】を邪険にする存在はいなかった、普通に受け入れられていたし、なによりも半年も昭和の世界にいれば、普通に現地の人達と交流が生まれるのは、仕方がないことでもあった。

 

「だからってよ・・・俺たちが戻るわけにはいかないだろうが・・・そんなことをすれば、三日月たちを見捨てることになる」

 

 

「わかっているよ、オルガ、でも実際に作戦を考えるときに、各研究所から防衛戦力を引き抜くことで、どうしても各勢力が動く可能性があると、ミサトさん達にも言われているから」

 

 

「わかっているよ、そんなことは・・・実際に俺たちも作戦を考える必要があったが、ここまで詳細に作戦行動を考えるなんてことは・・・あまりしなかったことだしな」

 

 

「そうだね、オルガ達主力は主に、僕たちの世界では目の前の敵を倒すだけでよかった、僕たちは元々傭兵で雇われるだけの存在ではあるけど、これからはきちんと、作戦とか色々と考えないと、いくらスペリオルさんが後ろ盾についたといえ、この船・・・【御剣級】だって、優秀な船であることも間違いないけど、それを正しく運用できるかどうかはまた別だよ、現にこうして、ドクターヘルの戦略で、まともにこの戦いに参加できてないし」

 

 

「そうだけどよ・・・補給拠点として使えるだろう・・・絶対に落ちない・・・拠点として優秀なは認めるが・・・」

 

 

「そう絶対に落ちない拠点だよ、それは認めるけど、バリアシステムありきの戦法であることは間違いないよ、これがギャラルホルンとの闘いであれば、僕たちは確実に追い詰められている状態になるよ、オルガ」

 

 

 

「ビスケット・・・・・それはわかるがよ・・・空の敵戦力がなくなればようやく・・・俺たちだって・・・活躍ができるはずだ」

 

 

「そう・・・・・・・ドクターヘルがこのまま自らの空の戦力が減っていくのを黙ってみているだけの相手であればね」

 

 

「・・・・・・・・そうだったな・・・・また来たな・・・グール編隊からの攻撃が・・・」

 

 

「そうだね・・・・グールからのビーム攻撃が定期的に来ているけど・・・これだって、空の戦いに僕達が参加しないようだし、二番隊の動きはいいけど」

 

 

「一番隊の動きが悪いか・・・・やっぱり実戦経験の差か・・・・・・」

 

 

「そうだね三日月のバルバトスとダブルマジンガーで【あしゅら男爵が乗っている新型機械獣】を相手にしているけど、相手はほぼ物理攻撃をしてくるためか、僕たちが元々戦力として持っているモビルワーカーでは簡単に死んでしまうからね、モビルスーツでもあれだけの質量と攻撃力では殴られたら、それだけで・・・中の人間は死んでしまうよ」

 

 

 

「三日月もそれがわかっているからこそか・・・・・・回避を中心にメイス型で攻撃はしてくれているようだけど・・・・」

 

 

「ダメージがそれほどないか・・・・・・・硬いな、あの新型機械獣は・・・・・」

 

 

「敵本拠地が用意した防衛のカナメでもあるからね、でも一時間が経過している、そろそろ地下から侵入している部隊からの通信が入るはずだよ」

 

 

「そうか・・・・・・地下の部隊も・・・・頑張っているんだな」

 

 

「そう・・・一時間前に虎・虎・猛虎と暗号通信を送ってきたからね、ゲッターロボを中心にこの島の動力源をたたくことで、バリアシステムの動力源を解除できないか、戦っている最中だけど・・・どうやら地下で戦いが終わったようだね」

 

 

「そうだな、バリアが消えているようだ、ゲッターチームを中心として戦力がこの島動力を完全に破壊したらしいな、島も動きを徐々に止まっているらしいな」

 

 

「そうです、オルガ団長、実際に私が得た情報では、徐々に島の速度が落ちてきています、それにバリアシステムの出力も徐々に下がっているようで」

 

 

実際にクロガネの方はドクターヘルが用意した地上戦力の一部が地下の動力炉を守る形で残っていた、これはドクターヘルがゲッターロボットのゲッター2を見てしまったことで、今回の作戦ではゲッターロボ対策として、動力部付近にきちんと戦力を残していたが、それでも動力部を破壊したのはナイトメアフレームの部隊であった。

 

 

 

確かに彼らの装備では機械獣相手にまともなダメージを与えることをできないが、だが動力炉を始めとした多くの建物の破壊や特殊な装甲などで作られていない場所であれば、ナイトメアフレームの実弾装備で普通に破壊できる程度装甲値でしかない、また元々動力炉を破壊するために、サクラダダイト製の特殊な爆弾を用意していることもあり。

 

 

 

結局はこの辺は元四宝剣達にしてみれば、日本軍人である自分たちの領分でもある、敵基地に潜入して破壊工作することは軍隊の戦力では普通であるからだ。

 

ただしそれを実行できる実力と戦力がなければ、意味はないが、だが四宝剣のメンバーはきちんと実力も知識もあり、軍人であるためか、その辺の割り切りはできるメンバーで構成されている、これが黒の騎士団であれば、絶対にナイトメアフレームで機械獣相手をするだろうが、それをされるとゲッターロボや戦うこと専門のメンバーにしてみれば邪魔でしかない。

 

 

 

「これがこの島のバリアシステムの中心部だったものか・・・」

 

 

「われらの力を見せつけることができましたな」

 

 

「そうです、司令・・・ナイトメアでも十分戦えることが、今回の実戦でようやく証明できました」

 

 

「そうだな・・・・・実際にわれらの独自のナイトメアフレームであるからな、それにこのような閉鎖空間であれば、普通に小型で小回りが利く、機体の方が十分使えるようでもある、だが・・・それは相手も一緒である、それはわかるな、ブリタニアの方が圧倒的に実戦経験や戦略も何もかも上であることを考えて、戦術や戦略を作る必要があるが・・・」

 

 

「それも防衛を元にするじゃろう・・・当面は日本の警察がナイトメアフレームを使って警備と護衛を中心にわれらは運用実績を積むしかあるまい、モビルスーツ相手では同サイズか、それ以上の機体でなければ、勝負にはならないじゃろう」

 

 

「はい・・・当分はスペリオルさんの方に頼るしかないしかわけですからね」

 

 

「ゲッターチームもゲッター2になって地上を目指していますが・・・・われらは・・・」

 

 

「データなどを取りつつ撤退するしかあるまい、地上の戦いはナイトメアフレームが出て行っても邪魔でしかない、ゲッター相手に模擬戦をしている彼らにしてみれば、どのみち無謀であるとはっきりとわかっているからだ。

 

 

確かにモビルスーツまであれば機動力と一撃の火力があれば何とか、モビルスーツまでは何とか戦えるが、スーパーロボットを含めた多くの機体は普通にナイトメアフレームが持つ、武装ではどのようにあがいても、その装甲を抜いて、装甲内部にダメージを与えることができないのであれば、弾丸の浪費であれ、無謀であった。

 

 

そしてそんな話をしている彼らにも聞こえるほどの巨大な音が聞こえると同時に、クロガネからも通信が入ってきた。

 

 

「マジンガーチームが・・・ゲッターチームがやりました・・・ドクターヘルとドクターヘルの秘密兵器を完全に撃破したようです」

 

 

「そうか・・・・・やったな・・・こうじくん・・・ゲッターチームも、これでこの世界の一つの悪の組織が消滅したということか・・・ならばこの残ってしまった移動可能な島はどうするつもりだ・・・・研究所所有ではだれも認めてはくれないと思うが・・・我々が管理するといっても世界がやはり納得しない・・・日本政府が所有するとしても・・・色々と政治的なハードルもある・・・どうするつもりだ・・・」

 

 

 

こうして、とりあえず、ドクターヘル率いる勢力はこの日を境に消滅はした、首魁であったドクターヘルと幹部であるあしゅら男爵もともに自らの乗騎に乗って戦い、そして確かにマジンガーチームによって倒されたのだから。

 

 

だが同時にまだ日本には卑弥呼率いる【邪魔大王国勢力】と宇宙から来た勢力【キャンベル星人】がいまだ日本を狙っていた、そして【デーモン族】も静かに、世界征服をするために、その勢力を徐々に地上侵略をしていた、特にデーモン族の侵略が一番性質が悪い、彼らは人間とデーモンの同化で隠れて侵略するからだ。

 

 

 

だからこそか、日本は本当に大変な目に合っていた、光子力研究所以外にも、鋼鉄ジークが守っていた自らの研究所、コンバトラーVが守っていた自らの研究所の二か所の復興予算もある、それにドクターヘルの置き土産として【バードス島】が存在しているからだ。

 

 

ギアス世界からやってきたメンバーもほかの世界からやってきたメンバーもそのことを重要視していたのだから、確かにこの世界の特有の物を独占することは後々大変なことになることは、誰だってわかるが、だからといって、現在の国際状況を元にして、【アイルランド - アメリカ合衆国 - イギリス - イスラエルーイタリア - イラン - インド - オーストラリア - オランダーカナダ - ギリシャ - シンガポール - ジンバブエースウェーデン - スペイン - タイ - 中国 - デンマークードイツ - トルコ - 日本 - ニュージーランド - ノルウェーパキスタン - バングラデシュ - フィリピン - フィンランド

ブラジル - フランス - ベトナム - ポルトガル - マレーシアー南アフリカ - メキシコ - ルクセンブルク - ロシア】以上の国々が当たり前のように、国連総会を開いて、この移動する軍事要塞の島をだれが所有するかで当然もめるのだから。

 

 

今まで日本が結構な被害を出していたが、国連を通じて、様々な国が日本に対して色々な支援を行っていたのもまた、事実である、

 

 

これはキャンベル星人が使うロボット兵器や艦艇などに対して、アメリカとロシアの二代国家は当たり前のように、自国でキャンベル星人のロボットの鹵獲作戦を行っていたりもする、また撃墜できるか、どうも普通に行っているが、高々戦闘機程度の火力では、まったくキャンベル星人の量産型ロボットの装甲を貫くこともできない上に、ある程度の戦闘機や艦艇をやられてはいた。

 

だからこそキャンベル星人はコンバトラーVが自らのロボットを倒せる真実を知った瞬間に、海外を制圧するのをやめて 日本をコンバトラーVが所属している研究所に対しての制圧作戦が幾度となく行われていたが、結果としては敗北していた。

 

 

たがここでドクターヘル側の超技術がアメリカ側とロシア側に手に入り、機械獣を作れるようになれば、この二大国家は確実に地球制圧をもくろむだろうということは日本側もそれ以下の国側も普通にわかっていた。

 

 

では中国側というとそもそも現在はいまだに日本以下の技術力がないと思われている、ロシアとアメリカのスパイ網によってある程度の情報は抜き取られているからだ。

 

 

だからこそか日本の官僚たちしてみれば。

 

「なんでスーパーロボット達が大暴れしてくれたおかけで、ドクターヘルがもしかしたら、あの移動する島ごと自縛してくれることを願っていたのに」

 

 

「やめろよ・・・・俺なんて外交側の友達が・・・大使館連中とあっているらしいぞ・・・・各国の大使館の連中は本国と電話はまだ無理だからな・・・」

 

 

「当たり前だ・・・・・・・・研究所から現れたやつらが持っている、通信装置も俺たちは持っていないんだぞ・・・それを・・・日本は持っているだろう同盟国のアメリカにも技術を・・・使わせろと・・・そのような電報や手紙が来るらしいぞ・・・」

 

 

 

「お前の同期の官僚は・・・・確か・・・外交官に進んだしな・・・・・・親が外交官一族だっけ」

 

 

「そうらしいな・・・・・・・・だからこそあいつはコネや人脈があるからこそ・・・外交官として、いろいろと 頑張っているらしいけど・・・地獄らしいぞ、大蔵省の連中も、自衛隊も」

 

 

「量産型グレートマジンガーの配備計画だよな・・・・・・実際にあれだけの敵の多さを考えると納得だけど・・・・残りの方は・・・まだなんだろう」

 

 

「キャンベル星人と邪魔大王国勢力はそもそも外交で出来ないらしい・・・・奴らにしてみれば・・・奴隷になるならば日本国民を助けてやると・・・」

 

 

「冗談ではないぞ・・・・・・・第二次世界大戦後の日本がアメリカとの条約を飲んだ時よりも・・・圧倒的に不利だろうこれは」

 

 

「そうだ・・・・・・・だからこそ殲滅戦を行うしかないらしいが・・・・・・・ドクターヘルの遺産が問題なんだ・・・・スペリオル側も我々の問題である以上、うかつに手は出せないらしい・・・・ただし二百海里内部であることも含めると、最終的に日本の新しい領土にはなりそうだけど」

 

 

「だか・・・・ドクターヘルが持っていた製造プラントの廃棄が絶対条件か・・・各国が驚くのも無理はないからな」

 

 

 

「そうだな・・・だからこそ、復興予算なことを・・・総理大臣は決めたんだろう・・・これで何度目の特別予算枠だ・・・」

 

 

「最低でも五十回は超えているな、各研究所からも被害報告だ・・・・頭が・・・本当に痛い」

 

 

「どれどれ・・・・・・・・・・逃げていいか・・・これほどの被害金額と復興予算だと・・・・・・・・」

 

 

「光子力研究所の被害金額が圧倒的だな・・・・敵もなりふり構っていなかったようだが・・・自衛隊からの報告書は・・・・これか・・・」

 

 

こんな会話が国会の一部の会議室は各官僚が大慌てをしつつ、色々な計画書を作りながら、スペリオル側の復興予算枠も当然存在していた、これは彼らなりのこの世界の日本に対する詫びみたいなものでもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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