「うんっっっまぁぁい!!!」
「早速煩いな....」
ま、久しぶりに味が感じられたなら仕方ないか.....さて。
「...何でシズは
「さっき助けてもらったからね。そのお礼」
「果たして膝枕はお礼になるのか....?」
「フフッ...お二人はとても仲がよろしいのですね。」
「....あぁ、
「皆さんとても歓迎してくれて...お料理も美味しいです。」
「そうか....で?
「!...やはりお分かりになるのですね。」
「?何かあるの?」
「多分、シズへの謝罪か?」
「...はい。先ほどはそちらの言葉も聞かず、決めつけで攻撃してしまい...申し訳ありません
でした。」
「....顔を上げて?確かに、私はそちらの決めつけで怪我をしました。けどそちらにも事情があったのなら仕方が無いことだと思いますから」
「...ありがとう、ございます...」
...これは....大分罪悪感を感じてるな...
「...罪悪感を感じてるなら、一つ提案があるぞ。」
「!?...何ですか?」
「レグルス?」
「それは....」
「
「?何だ?」
アレは...カイジンにリグルド、それに
「っ!!....」
「
.....シズの反応から恐らく
反応から、仕掛けたって言うのも事実か。*1
「一応聞いておくが...今の会話は事実か?」
「...はい、数千の武装した
今では八人しか....」
「そんな....あれ?
「確か、あの場には六人しかいなかったと思うが....」
「残り二人は影移動を持っていますので...今は私の影とお兄様の影に入っています。」
「なるほど....それなら戦闘に参加しなかったのおかしくないか?」
「....えっと、その....」
「....寝てるんだな?」
「...はい...」
従者としては失格だな...まぁ。
「
「えっ?」
「まぁさておいて...シズ、
おかしい?」
「...強さは
三百いる
「.....なるほどな。」
シズがここまで言うのか...
「......」
「...さっきの会話で言い損ねたが....
「...っえ!?」
「恐らくリムルもあんたの兄に提案するだろう。第一、仇討ちを考えても当てが無いのなら俺達と共に歩めば良い。」
「ですが...それではこの町を巻き込んで....」
「数千の
言い難い、こっちだって戦力が欲しい。」
「なるほど....「それに。」
「この町には、まだ幼い人の子がいる。その子達に惨劇を見せるわけには行かない。」
「.....?」
「....シズ、後で話し合いの場を設けるが....俺は
「....うん、そうだと思った。リムルさんにも伝えておく?」
「頼んだ。さて....どうする?姫様。」
「....考えさせてください。」
「わかった。時間をかけて話し合ってくれ。決まったのならリムルに言ってくれ」
side
「...お兄様。」
「どうした?」
「...先ほど、レグルス様から
『!?』
「...そっちもか。」
「やはりお兄様も?」
「あぁ..リムル殿から提案があった。」
「....我々としては悪い話では無い。だが、決めるのはお前だ。我らはお前と姫様に従う。」
「......俺にもっと、力があれば.....!」
「お兄様.....」
sideリムル
「.....決めたのか?」
「.....
「........」
「昨夜の申し出、承りました。我ら
頂きます。」
....こいつの気持ちに、もっと配慮するべきだったn「それにしても....妹にまで話をするとは....」
.....ん?
「何の話だ?」
「?妹からレグルス殿も同じ提案をしてきた、と....」
「.....ほぉ?」
まぁ~た勝手に話をしたなあいつは.....
「まぁ良い...
sideレグルス
「....で、何で俺も呼ばれたんだ?」
「お前が話しをしたんなら姫様にはお前が名前を考えてやれ。」
...勝手に提案したことを大分キレてるな....
「わかった。八分の三は俺が名を与える。」
「ん?六分の三じゃないのか?」
「どうやら影に入っている奴がいるらしい。」
そう言っていると、影の中から二人の
一人は長く伸びた藍色の髪を高めに括った二本角の長身の男、もう一人は銀の髪を持つ三本角の
低身の女だった。
「....なるほど、よし。じゃあ早速....」
「お、お待ちください!!名付けとは本来大変な危険を伴うもの....それこそ....」
「別に心配しなくて良い。魔素が少なくなっても、俺なら回復できる。」
「何それ知らない。」
「後で複製するから黙ってろ?」
「...複製、とは?」
「あぁ...スキルの関係上、そういうことが可能でな。」
この時、
(『そっちの方が代償がありそう
「さて、と。誰からつけようか....」
....よし、姫様からつけるか。
「お前の名は
「シュナ....ありがたく拝命させて頂きます。」
「次は、藍色の髪のお前は
「謹んで名乗らせて頂きます。」
「最後に、銀の髪のお前は
「!ありがとうございます!!!」
結構ハイテンションだな....っと。
「流石にちょっと減ったな.....」
「ちょっとで済むんですか.....?」
「ま、元々の魔素量が多いからな....」
ただ、流石に眠いな....
「悪いが少し眠る、リムルのところに行っててくれ。」
『分かりました。』
................................................................................
「んぁ...良く寝た.....」
『おはようございます、レグルス様。』
「.......」
....誰だ?いや....
「...左から藍旭・朱菜・銀黎...だよな?」
「!その通りです....良くお分かりになりましたね、リムル様は分からなかったのに....」
「...あいつはそう言う奴だからな...で、他の奴らは?」
「まだリムル様のところにいますよ?」
そんなことを言ってると、赤い髪を持つ二本角の男が入ってきた。
「...
「えぇ。今はリムル様から頂いた名、
「あっ!起きたんですね、レグルス様!」
「....あぁ、リムルが見惚れてた....」
「...ふぇ?」
「見てるなとは思ってましたが...やっぱりそうでしたか。」
「あぁ.....」
「ほっほっほ.....あれほどの怒りを持っておきながら、随分と広い視野を持っていらっしゃる。」
「.....確か....リムルに一太刀いれようとしてた奴だよな?」
「その通りでございます。先の者は
「そうか...よろしくな?」
『はっ!よろしくお願いします!』
.....やっぱり硬いんだよな....あとで聞いたが、残り二人は
また、存在進化によって
「ぐぬぬぬぬ....」
「どうかしたの?レグルス」
「いや、子供達の死ぬ未来を回避するにはどうすれば良いかをな..."生命開花"があるとしてもどうにかなることなのか分からないからな」
「!考えてくれるの?」
「そりゃそうだろ...あいつらだってこの町の住人だ。それに....」
「それに?」
「...勝手に呼ばれてそのまま数年で死ぬなんて.....どんな地獄だよ?」
「....そうだね」
さて...どうすれば良いか....
「レグルス~?一緒に特訓しないか?」
「...悩んでも仕方ない、か。あぁ、今行く。」
「行ってらっしゃい。」
「あぁ....」
....
「
「なんだそりゃ?」
「まぁ簡単に言うと...化け物です。」
『おい!』
「簡単すぎるにも程がある....」
「じゃあ何だ?今俺達の目の前にいる白老は
「あぁ、アレも似たようなもんですね」
「....そこまで化け物か?」
「お前がおかしいだけだからな!?」
「これに関してはリムル様に同意します...普通なら躱すことも難しいんですよ?」
「ほっほっ....言ってくれますな。稽古がしたいと望まれたのはリムル様ですのに....」
「俺ちょっと休憩!」
逃げやがった....
「で、結局
「数百年に一度生まれると言われている、
すらも喰らうため異常に高い統率能力を持つんだとか」
「うへぇ.....」
「相手するとなったら厄介そうだな....」
「....まさか倒す気で?」
「まぁ危険度が高いし、町に被害が出るなら倒す。出来るだけ殺したくは無いけどな....ってか
お前らはお前らで復讐対象だっただろ?」
「ですが....」
「良いんだよ別に.....あと、俺はこれからあまり表に出なくなる。」
「?何故ですか?」
「元々あまり目立ちたい方では無いからな....リムルに全部任せて有事の際だけ表に出ようかと思ってな。」
「おい!」
「なるほど....」
「けどまぁ...一貫して目立ちたくは無いって言ってたもんな....っと。紅丸、
一度しか生まれないって言ってたが、原因として考えた理由はあるのか?」
「そうですね....里を襲った
思いまして。」
「なるほど....」
「ま、可能性で言えば非常に低い話です。」
「...里が襲われた理由に心当たりはあるか?」
「....関係があるか分かりませんが、襲撃の少し前にある魔人が里にやってきて"名をやろう"
だとか言ってきたんです。俺を含め全員から突っぱねられて結局悪態つきながら帰って行きましたがね。」
「そいつから恨みを買っているかも知れないってことか....」
「仕方ありませんよ、主に見合わなけりゃこっちだって御免だ。そいつの名前は確か...ゲレ....
ゲロ...」
『ゲルミュッド
「そうそれだ。」
「蒼影か、どうした?」
「藍旭、銀黎。何か用か?」
「お二人にご報告があります」
『
「
「湿地帯を拠点とする種族です!」
「彼らが湿地帯を離れこんなところまで来るのは異常でしたので。」
「なるほど....」
「どうやら近くのゴブリンの村で交渉に及んでいるようでした。ここにもいずれ来るかも
知れません」
「わかった...リムル頼んだ。」
「言うと思ったよ....」
「リムル様~レグルス様~!お昼ご飯の用意が整いました。今日は私も手伝ったんですよ!」
「おう、ありがとう紫苑。」
「あぁ...悪いが、俺は今日子供達と一緒に食べる約束をしててな。」
「分かりました。」
「お前らも行こう」
「や、俺は今日は遠慮します....」
「わ、私も今日は遠慮しておきます....」
「...俺はこの後やることがあるので....」
「あ、そう?」
....反応から察せるな、恐らく紫苑の料理は不味い。*2
「....そう言えば藍旭、お前達の中で一番強いのは誰なんだ?」
「あぁ...銀黎ですよ。」
「....マジか?」
「えぇ、普段は快活な少女にしか見えないと思いますが、あれでも槍術や格闘術の達人
ですから。一対一なら頭領にだって負け無しでしたよ」
「...凄まじいな....」
人は見かけによらないってのは、こっちの世界でも変わらないんだな...だが
「....藍旭、少し頼み事があるんだが...頼まれてくれるか?」
「どんな命でも遂行させて頂きます」
「ありがとう、それじゃあ―――」
そう言って俺は藍旭に用件を伝えた。
「...そうだ。一度朱菜の様子を見に行くんだった」
用件を伝えた後、思い出した俺は、急いで朱菜の元に向かった
「凄いな、反物なんて作れたのか。」
「!レグルス様、いらして下さったのですね」
「あぁ....リムルから忙しそうにしてるらしいとは聞いていたが、ここまでとはな...」
「いえ、カイジン様が作って下さった織り機がとても使いやすかったので....」
「?だとしても、ここまでのものを作れたのは朱菜の力だろ、誇れば良い。」
「そ、そうでしょうか...?」
「あぁ。だろ?ガルム、ドルド。」
「あぁ、朱菜ちゃんが作る反物は素晴らしい」
「どうにかして売りに出せないかな...」
「なるほど...リリナと相談してみるか」
「!あ、ありがとうございます!!」
「良いんだよ。これからも頑張れ」
「はい!」
「あ、そうだ」
「?」
「朱菜、俺の服も作ってくれないか?今あるのはシズに擬態して生成した服に手を加えた奴しか
ないからな」
「!お任せ下さい、レグルス様。素晴らしい服を用意して見せます!!」
「任せた...ガルム、ドルド。どさくさに紛れて変なことするなよ?」
『し、しねぇし!!』
「?」
「で、結局どうだった?」
「ゴブタが死にかけた。」
『いやどんな料理?』
あの後、俺は子供達とシズと一緒に昼飯を食べ、食べ終わった頃にリムルが訪ねてきた。
「レグルス...お前分かってただろ....」
「まぁ....藍旭達の反応から...な。」
「....それだけで分かるものなのか?」
「普通分からないと思うんだけど...」
「大丈夫、レグルスがおかしいだけだから」
「おいこらシズどう言う意味だ????」
「そのままの―「リムル様、レグルス様。」
「どうしたリグルド?」
「大変です、
あぁ、湿地帯にいるとか言う....
「すぐ行く、レグルスは?」
「今回はリムルだけで大丈夫だろう、何かあれば呼んでくれ。」
「わかった。」
そうしてリムルは
「....ねぇ、レグルス様。」
「?どうした、
リムルを見送った後、珍しくシズが面倒を見ている子供達の一人、クロエ・オベールが話しかけてきた。
「レグルス様はシズ先生のこと好きなの?」
「....あぁ~...」
どう答えるべき何だ、これ...
「.....どうしてそう思ったんだ?」
「シズ先生と話してるレグルス様、いつもより表情が柔らかかったから....」
....案外隠せてないのか...?
「....これは、俺とクロエの秘密だからな?」
「!うん、わかった。」
..........
(聞こえちゃったんだけど......どうすれば良いの!?いや、異性として好きとは限らないし....)
「....うぅ/////」
sideリムル
俺は今、リグルドに案内されて紅丸達と共に
「我が名はガビル!!お前らにも我輩の配下となるチャンスをやろう!!」
.....すっごい自意識過剰みたいな奴が来た。
今回はここまで。色々話したり気持ちがバレたり阿呆
来たりな回でした。次回は