100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
色々とありすぎて執筆が止まってしまったこと、申し訳ございません!!!!
今後に関しては後書きに記載します!
評価・感想・閲覧・ここすき!!!!励みになっています!!!!
今オレは本気で逃げている。全力疾走だ。多分人生で一二を争うくらいにはガチだ。
相手は愛城恋太郎。この世界、君のことが大大大大大好きな100人の彼女…通称100カノにおける主人公であり、オレにとっては数年来の友人だ。
ここまでなら普通だ。親友から全力ダッシュで逃げる状況が普通かと聞かれると困るけども。とにかく普通だ。ある一点を除けば…いやこれ一点じゃないな?まぁオレにとってはそれだけ衝撃なんだから仕方ない。
なぜ逃げているのか、そもそも今何がどうなっているのか。色々勿体ぶるのもそろそろ良いだろうし、ここで明かすことにしよう。
この世界には、人が生まれた時点で決まる“最高の恋愛パートナー同士”を意味する“運命の人”という概念がある。…勘のいい人はもう分かっただろう。
今オレが逃げている相手、愛城恋太郎は。どうやらオレの“運命の人”らしいんだ…ッ…!!!!
「待って河流‼︎そんなに全力で逃げたら…!」
「嫌だ待たん!オレは…オレは…ッ!お前に対して堕ちたくねぇ〜〜‼︎」
「すげー既視感あるのだ」
「[第一話のオマージュっちゅうやっちゃな]」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダメだ。一体何が起きているんだ。オレは100カノの世界に転生して、それで恋太郎の友達になって、それで…?
前後の記憶がどうも曖昧だ。最後に学校に行ったのは中学校の卒業式だったか。すぐに風邪を引いてしまったせいで高校の入学式には出られずじまいだったのは覚えている。だがそこまでだ。それしか分からない。
本当に分からない事が多すぎる。ここは…学校の屋上か。全力で逃げ出したはずなのだが、直ぐに息切れした上に転んでしまって階段にすら辿り着けなかった。
なんだこの身体。というか…なんでオレは女になってるんだ⁉︎おかしい。そしてオレが恋太郎の運命の人だと⁉︎まるで意味が分からんぞ!
「始まってからすぐにメタすぎるのよッッ‼︎」
「いつもはあらすじが入りますし…」
「普段はあらすじが本文における最速のメタ発言である以上、少し遅れているとも言える」
「[最高速度でブチ抜いたる‼︎]」
耳としてはなぜか聞き覚えのある会話だが、全く記憶にはない。何度もこういうやりとりを聞いているような気がするのに。
ともかく現状を把握しないと。目の前にいるのは推定恋太郎の彼女達。院田唐音さん、花園羽香里さん、静ちゃん、栄逢凪乃さん、薬膳楠莉さん。ここまでは知っている。転生した時のオレの100カノ知識はここまでだ。
だがここからは分からない。オレの知識は、花園家に羽香里さんを奪還しに行く所で止まっているからだ。だからこそ…目の前の光景を正直信じられない。
「まだ堕ちきってない頃の河流ちゃん…良いわね」
「羽々里様ッ‼︎キリッとした顔をお涎様が…ッ…‼︎」
「す…すごい量…です…!」
「涎…唾液には天然の美容薬と呼ばれるほどの効果があって美しいですわ‼︎」
「いやここまで出過ぎてたらむしろダメに決まってんだろ…ッ⁉︎」
「そんなに脱水してトレーニングしたら…キッツいだろうなぁ…」
ここにいるという事は、おそらく彼女達も恋太郎の彼女達なのだろう。いやなんだこの文章。まぁ良いか。とにかく目の前のメンバーを確認しないと。
フードを被っている少し幼い人、ボーイッシュでスポーツが得意そうな人、やけにキラキラ輝いてて綺麗な人、対照的に真っ黒で影が薄そうな人、ザ・メイドみたいな人、そして…あれ?オレの目がおかしいんだろうか。
あの人は…花園羽香里さんの母親、花園羽々里さんだ。もう一度言おうか。羽香里さんの母親だ。この人なんでここに居るんだ?しかも何故かオレを見て涎を大量に出している。
「えっと…あの…羽々里さん?」
「なぁに河流ちゃん?」
「あなたは…どうしてここに?」
「何言ってるのよ河流ちゃん、私も…恋太郎ちゃんの彼女なのよ?」
は?今この人なんて言った?彼女?マジかよオイ。周りが否定していないのを見るに本当なんだろう。いやマジでどういうことだ。オレが女になってるのと同じくらい謎だぞ。彼女の母親が彼女⁉︎混乱するオレにさらに追い討ちをかけるように、恐ろしい事実が判明する。
「河流ちゃんだって恋太郎ちゃんの彼女よ?」
えっオレもう堕ちてたの⁉︎運命の人だけど逃げ切るとかじゃなくて⁉︎いやいやそんなはずないだろう。だってそんな…オレなんかが…
「いつもだったらテレパシーで1発なのに困ったのだ」
「どうにか納得してもらう方法はないんでしょうか…」
「頭に隕石がぶつかって記憶が戻っちゃった河流にはテレパシーが使えないからな…俺があの時守れていればこんな事には…ッ‼︎彼女を守りきれないなんて彼氏失格だ…ッ‼︎」
「[取り出した凶器をしまいな兄ちゃん]」
「そ…そこまで…しなくても…良いです…恋太郎君…!」
なるほどなるほど。ドスで腹を切ろうってか。しかも『できる限り苦しんで死ぬドス』か。そうなるともう…それしかないか。
「これマジなんだな恋太郎…⁉︎お前がそこまでするとかよっぽどだぞ」
「いや1発で信じちゃうのかよ…ッ⁉︎」
「だって恋太郎がここまでするのって彼女絡みでしかありえないだろ…⁉︎」
「すごく納得がいきますわね…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほどな。つまりオレは本当に恋太郎の彼女になったって訳か。原作ブレイクどうこうのレベルじゃないなこれ。しかしどうしたものか。皆の名前とか色々のエピソードを覚えていないのもあって、ここから話を進めていくのはちょっと大変…
「ならこの小説を読むのが効率的」
「これは…『100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)』…なんだこのタイトル⁉︎」
「ノリと勢いで付けたは良いけど1・2話で実質的なタイトル回収しちゃって実は困ってたタイトルだね…」
「原作同様タイトルをdisるのは止めるのだ…」
とりあえず受け取った冊子を読み込んでいく。いや思ったより量あるなこれ。
「100話もありますからね…」
「ここまで続くとは思ってなかったものね…」
「ですが原作様はこの小説の2.5倍の話数でございます」
「次は202話だね!相当キッツいだろうけど!」
なるほどなるほど…いやぁマジで色々あったんだな。というか本当に色々ありすぎだろうこれ。
怪文書回をマジにやったり、カラオケ回で曲作ったり、超アイヤ人の派生を増やしたり、謎の因子を増やしたり、異世界に行ったりやりたい放題過ぎる。
「メタネタ使いすぎなんだよ…ッ‼︎」
「ポ○ポケとかも使っていましたものね…」
「私の家で恋太郎君と河流さんがポケポ○をやっていただけで、いかがわしい事だと勘違いしちゃってたのは一体何田何音さんでしょう?あんな風にいつも考えてたんですかぁ?」
「べ…別に露骨に喘ぎ声が聞こえてそれっぽい言葉が交わされてたから勘違いしちゃった訳じゃないんだからねッ‼︎」
「記憶がないオレが見ると100%…いや101%オレ達が悪いんだよなぁアレ」
「あれは側から聞いても誤解される内容だったから!俺達のせいで唐音は悪くないからな!」
「今見返してもあびゃびゃびゃびゃびゃ…」
「羽々里様ッ‼︎」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そういえば今朝の予報にあった隕石ってどうなったのだ?」
「よ…予報だと…午前中だけで…終わるとか…」
「河流さんに当たってしまった以降は誰にも当たっていない筈ですわね…」
「悪い予感がするでやんす」
なんだなんだ。唐突に隕石の話をし出すとかそんな都合のいい解説…ッ⁉︎ヤバい。気づくのが遅れた。サイズはそれほどでもないが、ちょうどオレの頭に直撃するコースで隕石が降ってきている。
「幾ら何でも急展開過ぎるのよッ!!!!」
「この軌道だと河流先輩に…ッ‼︎」
なんだこの都合のいい隕石は。さっきまでそんな予兆もなかった筈なのに。そんな思考がゆっくりと流れていくが、オレの身体は反応しきれない。せめて目を瞑るくらいは…と思った瞬間、オレを誰かが庇った。誰が、なんて言うまでもない。
「今度こそ…ッ…!彼女を隕石から守るのは…彼氏の役目だ…ッ!!!!」
「恋太郎ッ⁉︎」
オレを庇った恋太郎の後頭部に隕石が直撃。その衝撃波が辺り一体に広がり…意識が途切れた。
あれ?なんでオレはここに…いや。全部思い出した。そうか…記憶を失ってたのか。
「思い出した…!思い出したぞ!」
「元に戻って…良かった…です…!」
「記憶がなくて混乱してた河流ちゃんも可愛かったけど…戻れて良かったわ…!」
「一時はどうなることかと…ですよね、恋太郎君?」
隕石の衝撃波のおかげか?とりあえず戻れて何よりだ。降ってきたのは正直困ったが結果オーライといったところか。
「ありがとな!恋太…ん?」
ん?なんだよ恋太郎。そんな初対面の人を見るみたいな目で皆を見て。いや待て。もしかすると…そういうことなのか。今度は恋太郎が?いやいやそんなことある訳…
「あの…皆さん」
「どちら様、ですか?」
「こ…こっ…今度は恋太郎が記憶を失っちゃったのだーーッ!?!?!?」
101話を記念回にする予定でしたが、色々とずれ込んだので一旦先延ばしにします‼︎また、記念回に関してはアンケートをやろうかな…と考えています‼︎
今後に関しては、本話の続きを明日投稿し
以降は1〜3日に1話のペースで掲示板回を載せていきます。
ある程度のスパンで本編も入れていく予定です。
改めて、大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
202話めがけて今後も頑張っていくため、よろしくお願いします‼︎
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
-
本編を進めてほしいのだ!
-
掲示板回を一区切りつける方が効率的