100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

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遅れてサーセン…内容を考えていたら時間が溶けて…!

今回は後半が入れ替わり回!ちゃんと全員原作とは別の体に入るようにしてます。




第10話:さらば花園家!おかえりいつもの日常(?)!

  

 

 結局ベビー服はクーリングオフ不可だったため、いずれ着る事となってしまった。なんて事だ。せめて赤ん坊の姿なら…!いやまぁそれはそれでヤバいか。楠莉先輩がそういう薬でも作らない限りそんな事……あり得るなうん。作りかねない…と言うか普通に作れそうだ。

 

 

 いやぁ…今日は色々あったな…1日の中で起きて良い事じゃねぇよ全く。まぁとりあえず何とかなったし良いか…。

 

 

 あの後ふわふわモコモコのパジャマを着せられたものの、まぁ直前のよりかはマシか…と違和感がなくなっていた。今考えると感覚バグってないかあの時⁉︎

 

 ちなみにパジャマには犬耳と尻尾が付いている。楠莉先輩が尻尾を動かしていたので真似してみたらなんかいけた。おぉ…なんかいけるんだなこういうの。耳も多少動かせそうだ。

 

 寝る直前にトランプをしたのだが、この途中に色々あって羽々里さんが抜け出して、それを追った恋太郎もしばらく何かしていた。ふむ。何があったのかは分からないが…多分大丈夫なやつだ。大方話でもしてたんだろうか?恋太郎の顔的に内容は問題なし、オレ達が知っておいても良いかもしれないが…これは本人から話を聞いた方が良さそうな案件か。分かったよ恋太郎。

 

 ちなみに恋太郎とアイコンタクトで会話してたら唐音に変な目で見られた。てかツッコまれた。解せぬ。だってなんか分かるから良くないか?言葉を使わない理由?いや…あんまり外に漏らさない方がいい内容だし?

 

 違いますそういう話じゃないですから羽々里さんはヨダレ拭いてくださいって。なんか他には言えないそういう秘密とかじゃないですから。

 

 大丈夫なのかこの人。よく今までブレーキ掛けれてたな。……思い返すと若干怪しい部分があるような気がしてきたけどまぁいいか。もう忘れよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 さて、舞台はいよいよ寝室へと移行する。寝る時間だ。当たり前だけど健全な意味で。正直そっちの意味だったとしてもまぁ恋太郎ならいいか…とかは思ってるが、当人にその気が無いのでパス。というか今のアイツからその気を引き出すのかなり難易度高いぞ。そもそも脳内が欲じゃなくて愛で埋まってる男だ。図にすると…多分こんな感じ?

 

愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛友愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛友愛愛愛愛愛愛愛愛愛友愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛友愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛

 

 うーん…おおよそ人間の脳内思考が取りうる形では無いなこれ。欲が中心深くに埋まり過ぎている。たまに友の文字があるのが若干嬉しい。ん?親愛も愛だって?まぁ確かに?じゃあ友も愛でいいか。

 

愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛

 

 …ヨシ!いやヨシじゃ無いが。この状況で引き摺り出すのもう不可能だって。ギッチギチに愛詰め込んでんじゃねーよ嬉しいけども‼︎まぁとりあえず難攻不落の城である事は分かってもらえたと思う。いずれこの城をぶち壊さないとダメなんだがな…!とりあえずそれまでに攻城兵器用意しとくか…一応バックドアは仕込んであるから一回きりなら欲を引き出せるだろうけど。

 

 

 しかしまいったな…寝る場所がベッドとは。オレ布団じゃないと寝相良くないから落ちるんだよな…!でも正直女性陣の居る中で真ん中に行くのは寝相で何が起こるか分からなくて怖い。仕方ない…こうなればアレをやるしかない…ッ!

 

「頼む2人とも…!アレを!」

 

「アレですね河流さん、静ちゃんにやったアレ…!」

 

「分かったわ…しっかり作るわね!」

 

 

 

 

 

 …出来たぞ。先ほど静を拘束した際にやっていたアレ。なんか風呂場に転がってきていた時の姿。名前は『巻き寿静ちゃん』だそうだ。良いなそういう名前つけるの。じゃあ巻かれるのオレだし…これだ!

 

 完成!河流フォルニアロール!

 

 

 これならいける!これならオレや皆が寝相に苦しめられる事は…ない‼︎

 

 

 なお、結局寝相が原因でロールに巻かれたままほぼ全員(静を除く)の上をロールしまくった挙句なんか外にいた事をここに記す。なんでぇ…?

 

 時は少々戻り、深夜。目が覚めるとなんか恋太郎の上にいた。ちょうど下の恋太郎が起きた事で振動を検知してオレも起きたらしい。ん?トイレか。分かった分かった。………ごめんこれ自力で動けねぇんだったわ。なんか知らないうちに動いてたけど。一体オレはどうやって移動したんだ…ッ⁉︎

 

 何とか恋太郎に元の位置に持っていってもらい、事なきを得た(得れてない。この後また暴走する。)。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 マジで色々あり過ぎた花園家を後にして少し、学校の集会にて。

 

「本日より、本校の理事長に就任しました…花園羽々里です❤︎」

 

 

「おおおおお…!おかおかかか…おかかさま…ッ!」

 

「それは想定できるか…ッ!」

 

 そうくるかぁ…!思いつかなかったしそもそも考えもしなかった。って待て。そういえば恋太郎が花園家に向かっていたような…これが入れ違いか。

 

 何で休学のオレが居るかって?それは簡単だ。なんか…女になった事の戸籍とか学校の色々…学籍とか、全部羽々里さんがどうにかしてくれました。あの人すっごい。もう文句言える立場じゃねーわ。大人しくベビー服でも何でも受け入れよう。にしても…だ。

 

 何というか…完全に原作の知識がないのがここからだ。まぁでも直前のやつも終わりかけから思い出したりそもそも分からなかったりと色々だったし、アテにしてもあんまり意味はないだろう。せいぜいが101人の彼女…いやこれは直接聞いたな。…一応あるか、原作知識的なやつ。確か運命の人に出会った上で結ばれないと不幸になって死ぬのは直接聞いてはいなかった…はず。だからって何という話だが。相手が恋太郎である以上、特に何か気を付けておく事も無いし。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あれから数日。いつもの屋上に揃ったメンバーは、恋太郎を抜いた全員だ。何でも羽香里から話があるとの事。なんだろ?特に何かがあるとは思えないんだが。恋太郎には話せない用意ともなると、結構重要そうだが。

 

「良いですか皆さん?一般的にカップルの倦怠期は3ヶ月と言われています。そしてこの小説が現在何話かお分かりですか?」

 

「え…?えーと…確か一日一話更新で…」

 

「最初の方は一日二話だったのだ」

 

「一日二話更新は二日だけ。この話を含めると11話」

 

「それがどうしたのよ?」

 

「えーっと…それで…ですね…」

 

「原作と似た流れにしたいけど話数的に同じことが言えずに困ってるのだ?」

 

「………仮にこれが毎週更新だった場合、11話までには3ヶ月!大体3ヶ月経ってます!」

 

「だいぶ無茶な軌道修正したわね…」

 

「私なんてまだ付き合って3話よ?」

 

 ふむ。無理やり同じ流れに持っていったとは言え、倦怠期か。うーん。彼女歴10話、親友歴9年のオレはなんか縁遠い話に思える。そもそもあの恋太郎が倦怠期とか天地がひっくり返ってもあり得んだろ。むしろアイツがひっくり返す側だ。

 

「[だが倦怠期ってのは随分とおっかねぇな]」

 

「れ…恋太郎に冷められる日…!」

 

「恐ろしい話なのだ…!」

 

「そう…そして倦怠期を回避するためには、恋太郎君に飽きられないための新しい魅力が必要…!」

 

 なるほどな。これは皆に伝えるのは野暮だろう。それに、新しい魅力…か。興味がないわけじゃない。アイツにより好かれるに越した事はないからな。ただまぁ…実際どうやって魅力を…?

 

「そこで私は楠莉先輩に、魅力を高めるための新薬の開発を依頼したんです」

 

「もうすぐできるのだ…新しい自分になってケンタッキ○に打ち勝てる薬…!」

 

「倦怠期です」

 

 薬…薬?絶対嫌な予感しかしないぞオイ。そもそもケン○ッキーが隠せてない。何で『ー』の部分隠してんだよ。あれ?もしかしてちょっとヤバいんじゃないか?もういっそ恋太郎なら倦怠期とか100パーあり得ないって伝え…

 

「あっごめん失敗したのだ」

 

 あっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「どうしたんだ皆ーッ!爆発音が聞こえたから走ってきたけど!」

 

「ゲホッゲホッ!」

 

「何これ胸が重っ!」

 

「誰…ですか?」

 

「楠莉が目の前にいるのだー⁉︎」

 

「これってもしかして…」

 

「私達、入れ替わってる〜⁉︎」

 

 なんてこった。一体何が。薬の効果で人格…いや、魂が入れ替わったのか!だとしたら早いとこ元に戻さないと。ちなみに小説でもJAS○ACの色々が面倒だから『前々○世』はカットだ。歌詞がオレに合ってるって?ある意味そうかも。でもあと2回分前世が足りないのでダメだな。

 

「ちょちょちょ…っ!皆誰が誰だか分からない!一体誰が誰になってる状態なんだ⁉︎」

 

「…はっ!」

 

 この時、清辺津河流の中に入っていた花園羽香里は閃いた。今なら恋太郎に色々なことをしても自分の罪だとバレないのでは?都合の良いことに、入った相手は河流である。多少距離が近くとも許され、多分急に抱きつくくらいならセーフな相手。その上、口実として自然と転んでしまってもおかしくない。

 

 何ということでしょう。これは日頃の行いが良かったのか、それとも花園編という長編の主役だったのに想定していた以上に遥かに出番食っちゃった事への作者からの謝罪か。何にせよ、このチャンスを活かさない事はない。

 

 だが…少し注意点が。重要なのは口調である。ここでそれなりに河流に似せにいかないと、恐らく恋太郎は違和感に気づいてしまう。作者からの謝罪と天啓を受け取った羽香里は、口調を似せてクンカクンカスーハースーハーしようと恋太郎に向かって転ぶ…ッ!

 

「慣れない身体だと動きが…ッ!」

 

 やった!勝った!演技も完璧、転ぶ流れも完璧。これでバレる事はない。受け止めてくれた恋太郎を前に、身長のせいでいつもよりも大きく感じる恋太郎の胸板を堪の…

 

「大丈夫か、羽香里?」

 

「え?あ…はい……」

 

 哀れ、撃沈。動きから何から完璧ではあったものの、致命的な誤算が一つ。それは…

 

「…って感じなんだよ。恋太郎、分かってくれたか?」

 

「あぁ…俺との倦怠期を回避しようと羽香里主導で楠莉先輩が薬を作ってくれたけど、失敗してしまって皆が入れ替わってしまった…そういことでいいんだろ?」

 

 …河流である。こいつのテレパシーは何も肉体に準拠したものではない。故に入れ替わったところで関係ない。全部を説明してくれたおかげで状況把握がしやすくて助かるものの、羽香里からすればたまったものではない。

 

 せっかく数年来の親友というスキンシップをしても最もバレにくい身体に入れたというのに。せめて河流がこの場に居なければもう少し堪能出来たかもしれないが、これそもそもそいつの身体だから最初から詰んでるんだわ。ドンマイ。

 

「おうよ!にしても俺は楠莉先輩か…打ち消しの薬とかが服の中にあれば…」

 

「打ち消しの薬なら右ポケットにあるのだ!あと、恋太郎は楠莉が誰だか分かるのだー⁉︎」

 

「自分で言ってるし打ち消しの薬の所在を知ってる人なんて1人じゃないですか…キスゾンビの時から反省してませんね?」

 

 ふむ。とりあえず今分かっているのは、順にオレ(羽香里)、楠莉先輩(オレ)、凪乃(楠莉先輩)…か?

 

「むっ…しっこしたくなってきたのだ…」

 

「薬膳楠莉、私はオムツをしていないからそのままするのは非合理的」

 

 なるほど。凪乃は唐音に入っているのか。つまり唐音(凪乃)…って何だあの表情⁉︎もしかして表情が抜け落ちるくらいの、ツンデレを超えたガチギレとか…ないな。普通に喋り方的に凪乃だ。

 

「…………」

 

「羽々里さんがすごくニコニコしてる!」

 

「もしかして…静ちゃん⁉︎」

 

「若さ…ッ!こんなにはしゃいでも良いのねッ⁉︎」

 

「こっちは羽々里さん!」

 

「あっ静ちゃん、これをお返しするわ」

 

「[ありがたき幸せ、これで準備万端だぜ]」

 

 分かってきたぞ…羽々里さんには静が、静には羽々里さんが入っているのか。羽々里さん(静)と静(羽々里さん)なら、残りは…羽香里(唐音)か。

 

「ほわ…!これが……んッ⁉︎なにこれ…ッ…変な…感じに…ッ!」

 

 自分には無い巨大な胸を揉む羽香里(唐音)。声色変わってるし…やっぱり花園因子は桁違いのヤバさだ…!

 

 参ったな。小説だと基本は口調で判断してもらわないといけないのに、今回はその口調が当てにならない。外見をここに出せない以上、入れ替わってる感を出す難易度が高い‼︎

 

 

 

 

 

「さて…どうしたら皆を元に戻せるんだろうか?」

 

「とりあえずオレは打ち消しの薬を飲んでみるぜ?これでダメなら別の方法を考えないと…うッ⁉︎」

 

「そう言えば打ち消しの薬を楠莉の体で飲んだら…!」

 

 

「で…でっかい時の楠莉先輩になってしまった…ッ!」

 

 …そうでした。小さくてオレの身体に近かった体躯から、デカくて重い身体に。って何だこの胸の重さは⁉︎視界も悪くて見辛いし…確かにこれは動きにくい…ッ!というか魂が戻ってない!結局打ち消しの薬じゃダメだったか…!

 

「他に方法は…」

 

「[古来からの書物では額をぶつけ合わせる事が定石]」

 

「それなのだ!」

 

 またまた…そんな古典的なやつが通じるわけ…

 

「いでーっ!」

 

「[痛いでやんすアニキー!]」

 

 通じなかったな、うん。オレ(楠莉先輩)と羽々里さん(静)が頭をぶつけ合わせてみたが、どうにもならない。ってかそんな乱雑に扱ったら頭から血が………出ないなうん。すぐ引っ込むたんこぶで済んだ。良かった…思ったより頑丈そうだ。まぁぶつけた勢いが弱かったんだろう。そうじゃ無いとオレは間違いなく額を切って血を流していた…転ぶとそうなる事もあるからね。翌日には治るけど。

 

 

 しかし戻り方…そもそも一対一で入れ替わってないから正直どうしたものか…うーん

 

「じゃあこういうのはどうかしら?恋太郎ちゃんとキス!もうこれしか無いわ!」

 

「静のあの顔ですげーこと言ってるのだ」

 

「花園羽々里、その顔でその表情をしないで欲しい」

 

「ってかキスはアンタがしたいだけでしょうが!」

 

「よしよーし恋太郎ちゃん…いい子いい子、いい子にはご褒美をあげましょうね…❤︎」

 

 言われるがままに静(羽々里)に膝枕され、頭を撫でられてキスをされた恋太郎。ほぉ…なるほどね。お前は今知ったのか。『バブみ』…という概念を!すごい赤面の仕方だ。しかし凄いもんだな…今のお前の思考、読み解いてやる。何々…ほうほう。『母性静ちゃん』か。ちょっと業が深いな…中身が別じゃなきゃ不味かった。

 

 

『フワァ…』

 

 しかもなんか静の頭から魂が出ている。なるほど…こうしていけば良いのか…ってんな訳あるかい‼︎バカか⁉︎何でそれで上手くいくんだ。まぁ…良いけど。

 

 

「魂が抜け出たっていうの⁉︎」

 

「奇跡って起こるんですね…」

 

「今は楠莉達の魂が非常に不安定な状態なのだ…!そしてキスで頭がふわふわするのは、身体から魂が抜けかかっているという説が…」

 

「……どういう説です?」

 

 いやどんな説だよ。でもまぁ…こういう形で魂が見えるってのも良い経験だ…いずれ役に立てよう。

 

 

「これで戻り方が分かった、さっさとやるのが効率的」

 

「…ッ!」

 

「照れられても困る、早くキスを」

 

『フワァ…』

 

 おーおー。さすが唐音(凪乃)だ。すーごいグイグイ行ったな…しかも顎クイまで。今のは『クール唐音』ってところか。ただでさえツンデレがなく真正面から来るのに、加えてクールさもあるとは。元の唐音とのギャップも含めて、引いてばかりの恋太郎には結構強いんじゃないか…⁉︎

 

「次は楠莉なのだー!」

 

「……ッ⁉︎」

 

「楠莉とはぎゅーしてちゅーするのだ!」

 

『フワァ…』

 

 お次は凪乃(楠莉)。あのクールそうな顔をあんなに楽しそうに可愛く崩し、ぎゅっと抱きついたままキス。確かにこれは破壊力が高めだ。『幼女凪乃』…侮れねぇ…ッ!

 

 

「フンッ!こんな事早く済ませなさいよ!早く戻らないと身体がさっきから…ッ…!」

 

 おっと。羽香里(唐音)はもう限界のようだ。まぁ仕方ない。急いでキスをした羽香里(唐音)が小刻みに震え…何かを耐え抜いたような顔で魂が抜けていった。よく耐えた。これで耐えられてなかったら18を超えなければならなかったかもしれない。しかし『ツンデレ羽香里』か…これまた珍しい…!

 

 

 

「[よ…よろしくお願いします…]」

 

 おずおずとした表情の羽々里さん(静)。何だこの表情は…!普段の羽々里さんならしない、少し不安の見え隠れする表情。純粋で混じりっけのない、守ってあげたくなる顔だ。あっ別に元が不純とかそういう意図はなくてですね?…いや不純かもだわ。えーっと何々?『小動物羽々里さん』…か。これが新しい世界か…ッ!

 

 

「じゃあ私です!」

 

「お…女の子だ…!」

 

「まるで普段のオレが女じゃないみたいな言い回しだなオイ?………確かに?」

 

 

 何というか、女の子っぽい気品溢れる振る舞いをしながら恋太郎に甘えるオレ(羽香里)…いや見辛いなこれ。今だけ自分のことは河流呼びにしておこうか。

 

「見てください恋太郎君、素敵なライトが宙に…」

 

「あれは皆の魂だよ…⁉︎」

 

 河流(羽香里)がグッと身体を恋太郎に寄せ、腕を胸に押し付け…押し付け……

 

 ……ごめん羽香里、オレのって壁だから押し付けても帰ってくるのは硬い感触だけだと思うぞ…⁉︎

 

「……ッ⁉︎」

 

 いや効くんかい。マジ?あれ壁だろ?だって羽々里さんすら『揉む』事を諦めたレベルだぞ…?今は揉まない方向性で来るけど。しかしそうか。アレは効くのか。…ふむ、今度試してみるか。

 

『フワァ…』

 

 なるほどなぁ…『メロメロ河流』、と。確かに言われてみればメロメロって感じではないよな、普段のオレって。なるほど…こう考えると自分に無いものを把握できる良い実験だったんじゃないかと思ってしまうな…!さてと。

 

「んじゃ最後オレだな?せっかく身長高くなったんだし…よっと!」

 

「うわッ⁉︎何を…ッ⁉︎」

 

 せっかくデカくなったんだし、グッと恋太郎を後ろから抱きしめ、肩に顎を乗せてそのままキスをする。どうだ恋太郎。これがいわば『距離近楠莉先輩』ってやつだな!…おっ?

 

 

 

 

 

 

「元に戻れたのだよ!」

 

「なんだかんだ言ってもやっぱり自分の身体が落ち着くわね…」

 

 何とか全員元の姿に戻れたらしい。2度目は嫌だなこの入れ替わり…!

 

「でかい身体は思ってたより大変だった…!やっぱりオレは胸要らねぇ…ッ!このまま壁がいい…!」

 

「羽香里!アンタねぇ…どんだけ敏感な身体してんのよ⁉︎」

 

「そんなこと言われても…あっ恋太郎君、どうでした?いつもと違う…新しい私達!」

 

「確かにドキドキしたけど…やっぱり…いつもの皆の方が好きだな…!」

 

『『『『『『『キュン…ッ‼︎』』』』』』』

 

「では戻れた事ですし元の身体でもキスを!」

 

「私も」

 

「わ…私もよ!」

 

「[某もでござる]」

 

「楠莉もしたいのだよ」

 

「ママも〜〜ッ‼︎」

 

「はっはっは頑張れよ恋太郎!余裕できたらオレもなー?」

 

 






文字媒体で入れ替わりすると入れ替わり感が無いという致命的な問題の解決策…結局見当たりませんでしたね

台本形式か、やれてませんが多分フォントとか…?

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
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