100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
F3とは…Food Fight Festivalの略‼︎
D4Cみたいな感じで…
アンケートに関しては合計150か200票あたりで早めに切っちゃう予定です。今見た感じ載せる方がかなり優勢っぽいので…
予選にて、他参加者すらも巻き込んだ恋太郎の戦略によって3位にこぎつけたオレ達。しかし、まだまだ上の層は厚いようで…!
「まさか呉莉羅連合も来るとは思わなかったな…」
「そのまさかね…!」
「てっきり使い捨てのモブキャラかと…」
更になんと、人数固定の変更によりユウ君と呼ばれていた男の子もチームに参加している。まぁ今の所は出てきていないが。何々?参加規定の変更を考えた時にこれユウ君入れたら凄く良くね?ってなった…か。…今回はもうメタなしで‼︎前回が流石に多い‼︎
「しかし大食いチャンピオンは2人ともデカいのだ…!」
「2人とも人間の平均身長を遥かに超えている」
「[巨人か巨人の血を引いてそうでやんす]」
そう。おそらく1人でもこの大会で優勝しかねない怪物が2人も。これ勝てるか?無理じゃないか?いくら恋太郎でも…いやまぁ多分彼女101人揃ったあとの未来の恋太郎ならいけるかもだけど…今の恋太郎じゃ流石に2人相手には勝てないだろうしな
となるとやっぱりメインを胡桃ちゃんにして全員で頑張るしか…!幸い5回戦それぞれのポイントは順位でしか付かないから、あの2人に勝てずとも2位をキープ、あとは少しでも多く一位を取った上でラストで逆転を狙っていく…こういう作戦になるだろうか。
「永きにわたる伝統のある食の闘技会、フードファイトフェスティバル!さぁ第一回戦!食べていただく食材は…」
「伝統ある大食いか…ラーメンとか…ホットドッグとか…逆にここは野菜類とか…?」
「[肉祭り]」
「お行儀も影響しそうな料理とかでしょうか…?」
うーん。大食いとなるとメジャーなものは沢山あるけれど、これは伝統のあるものだ。確かに羽香里の言うように行儀や作法が影響しそうなものとかもあるんじゃ…?
「タピオカミルクティーですッ!」
「伝統どこ行ったのよ‼︎」
「今時の映え文化に媚びっ媚びじゃないか…!」
「それでいいのか…伝統…伝統?」
伝統ってなんだよ。いやまぁ確かにメニューで断定するのはアレかもしれないけどさ。予選がシンプルなご飯だっただけに予想外にも程がある。
しかし…タピオカミルクティーか。一見水分がお腹に溜まるのが危険そうではあるものの。そちらに意識を取られがちになってはいけない。おそらくこの試合のキモは…よし。
「第一回戦は誰が…ウップ」
「予選を必死に頑張ってくれた恋太郎ちゃんは休んでてね❤︎」
そうだよな恋太郎…!オレ達のために…そんなになるまで…ッ‼︎後は任せろ。相手がどんな怪物だろうと絶対に勝ってやる…‼︎
「さっきも言ったけど、あたしは全部出るから」
「確かにあの感じなら何回かは出てもいけそうだな…」
「それにしてもドラ○もんみてーな胃してるのだ」
「[あの猫型兵器の胃は胃ではない]」
しかし胡桃ちゃんの胃は凄いな…あれだけ食べたはずなのにまだまだ余裕そうだ。流石に1人で勝つと言っていたまではある。だが、いくらなんでも全部に出るのは無理があるだろう。勝つたびに胃の内容がリセットされるわけでもないだろうし。
「いくら大食いの胡桃でも全回戦出場は無茶だよ…少しは皆に任せて…」
「…ほっといて」
うーん…まだまだ打ち解けるまでには至らない…か。となると、やっぱりこうするのが1番良いだろう。
「メンバーはどうするのだ?」
「他のチームのメンバー選出…出方にもよりますね…」
「まずは一旦様子見をするのが合理的」
第一回戦、タピオカミルクティー。そこまで一品の重さは無さそうな分、見た感じウラがある料理。オレは胃の容量的にもある程度限界はあるし、ここは様子見として行くのが良さげ…
「[なら…私が出よう]」
静か。確かに様子見と考えれば最適かも…いや。一回戦から様子見なんてしていたら、より重い料理が来た時に逆転が出来なくなるかもしれない。何より、様子見だなんて…捨て駒みたいな扱いをしたくない…ッ‼︎
「じゃあオレも出る。小動物コンビwith胡桃ちゃんで1回戦の順位を少しでも上げ…いや、1位を狙いに行く‼︎」
「[そういう事なら同盟を組まねばなるまい]」
「あんたも出るのか…ってかその名前やめて」
「胡桃ちゃんと愉快な仲間達とか…⁉︎」
「センスどうなってんの?」
うっ…確かにセンス的にはだいぶ古いし、なんならオレでも若干ダサいとは思ってたけどそこまで…いややっぱすっごいダサいな言ってみてかなり嫌になったわ。
「まぁ名前は良いから…頑張って結果残そうぜ?」
「別に…1人でもあたしは…」
「さぁ第1回戦出場の方はこちらに!」
「それでは…第1回戦開始ですッ!」
さぁ始まった。まずは一口…美味しい!凄いなこれ。ミルクティーの甘味もさることながら、タピオカの食感がもっちもちだ。美味しい。美味しいけど…あれ?もしかしてこれ思ったよりやばくないか?気のせいじゃない…明らかにヤバいくらい顎に負担が掛かるやつだこれ。タピオカと聞いて顎が辛いのは想定はしていたものの、ここまでとは…ッ‼︎
「おいしい〜‼︎❤︎」
まぁ?一応胡桃も居るし頑張れば…ってタケコ・スーパーデラックス⁉︎なんだアレ…1人だけどそっちじゃない‼︎飲んでる‼︎タピオカをものともせずそのまま蓋外してサバーッと飲んでやがる‼︎喉詰まらないのかそれ…⁉︎
だが、10分後。
「アゴが…」
「痛いウホ…ッ!」
「やばい痛っっ…てぇ…‼︎」
丸呑みで独走するタケコ・スーパーデラックスを除き、皆一様に顎の痛みに苦しむ…と思われていたのだが。
『もっちもっちもっちもっち……』
「し…静⁉︎」
「静ちゃん⁉︎」
なんと。静がものすごいアゴを動かして食べ続けているではないか。なぜだ。あれだけアゴを動かすのは相当痛いはずなのに…!
「あんた…なんでそんなに食べられるんだ…?」
「そうか!静ちゃんは…!」
知っているのか恋太郎!いや割とマジでなんでこんなに食べられてるのか知りたいぞ恋太郎。
「静ちゃんはお口がちっちゃいから…その分一口が小さく、一食に必要な咀嚼量が多くなる!」
「つまり普段から人の何倍も噛む回数が多い静ちゃんのアゴは…」
「噛むのに…慣れているってこと⁉︎」
「つまり…静ちゃんは…」
「えぇ、静ちゃんは…」
「「まるで小動物みたいでかわいいねってこと…!」」
いやそこに行き着くんかい。しかしオレも負けていられない。小動物同盟として、静だけに任せるわけにはいかない…ッ‼︎
『もっちもっちもっちもっちもっち…』
『もちもちもちもちもちもちもちもち…』
「あ…あんたまで⁉︎」
「河流も早くなったのだ!けど…なんでなのだ?」
「好本静のように咀嚼に慣れているわけでもないのに…不可解。」
「あの顔…そうか…!」
「分かったんですか恋太郎君⁉︎」
「あぁ!タピオカで痛くなったアゴのせいで普通は咀嚼の速度が鈍るけど、河流は…昔っから傷ついてばっかりだから痛みに慣れてるんだ!」
「それ慣れちゃダメなやつじゃないの?」
「理由があんまり前向きじゃないのだ」
「けれど痛みを無視して身体を動かせるのは効率的」
「でも、あいつにだって耐えられる痛みの限界はある…なのに…!」
『もちもちもちもちもちもちもちもち…』
「あんた…そこまでして…」
『もっちもっちもっちもっちもっちもっち…』
「いや…静ちゃんもペースが早くなってる‼︎2人とも…限界を超えてまで頑張って…ッ‼︎」
「そこまで!」
「第1回戦の結果は…1位、大食いチャンピオンチーム!3ポイント!2位、恋太郎ファミリーチーム2ポイント!3位、呉莉羅連合とユウ君チーム1ポイント!」
「[お互い大健闘であった]」
「も…もうタピオカ要らねぇ…アゴ痛い…」
「お…思ったよりその…やるじゃん…」
胡桃ちゃん…ッ!ええ子や…少しずつ態度を変えていってる…!いっぱい食べさせてあげた…って正気に戻れオレ。まずいな…美味しそうに食べる姿が思ったよりオレに刺さっているようだ。恋太郎が食べる姿も好きだが、胡桃ちゃんの姿もかなり…オレの中で唯一無二になりつつある…!
しかし中々難しいものだ。確かに恋人として接点のある恋太郎、美味しい料理を作ってあげたことが接点のオレに対してはある程度心が開いているけど、まだまだ皆には開ききっていない…静ちゃんはさっきので少し距離が縮まったようにも見えるけど。この感じ、このままフードファイトフェスティバルで皆が頑張る姿を見ていけば変わる…かもしれない。
ちなみに今のオレは恋太郎に膝枕されながらほっぺたを揉んでもらってます。痛いからね。痛みの我慢だけならなんとか…今日この後食べるの辛いけど…
「さぁ第2回戦!寿司10貫の早食いです!」
「スピード…効率なら自信がある」
「あ…あたしだって…!」
早食いか。凪乃は確かに早そうだ。呉莉羅連合はユウ君を除いて続投、大食いチャンピオンチームはチャンコ爆錦が出てきたか。なるほど…交代で行く作戦か。これは手強い…ッ‼︎
「第2回戦開始です…ッ!」
「おいっしいい〜‼︎❤︎」
「せっかくのお寿司なのはわかるけど味わってる場合じゃないぞ胡桃っ‼︎」
「けど…こんなに美味しいものを味わわずに食べるなんて食への冒涜…っ…!」
ええ子や…いやマジで。本当によくおいしそうに食べるなぁ…!そして食に対する敬意…ええ子や…!…なんかオレのこの子に対してのリアクションがどんどんおかしくなってる気がする。まぁ良いや。このままでは戦況は厳しいが、オレ達には凪乃がいる。
なんとあのチャンコ爆錦と同等のスピードで食べ進めているのだ。ってか飲んでる。よく見ればチャンコ爆錦の方も飲んでるなこれ。身体のデカいチャンコ爆錦はともかく、凪乃はそんなデカくないんだぞ⁉︎どんな喉だそれ。
「早食いにおいて咀嚼なんて非効率的」
「未知の特殊合金ででもできてんのか喉⁉︎」
「[⭐︎のカービィの如き早食い]」
「その伏せ字じゃ隠せてねーのよ‼︎」
「両選手とも物凄いスピード!果たして勝利はどちらの手に⁉︎」
これなら1位もいけるかも…って止まった⁉︎10貫目でピタッと。一体何が…!
「寿司を食べ過ぎて…吐きそう…」
「たったの寿司9貫で⁉︎」
嘘だろ凪乃⁉︎9貫だぞ⁉︎いや…確かにサプリばっか飲んでるけど‼︎そういう人って胃が萎縮しちゃって食べれなくなるけど‼︎いくら消化にいいスムージーを飲んでもらってても…そもそも胃の容量が少な過ぎたらほとんど意味なかったか…‼︎
「呉莉羅連合とユウ君チーム、どんどん差を詰めていきます!」
まずい。このままでは追いつかれてしまう。だが…って凪乃⁉︎何して……まさか‼︎凪乃は確か高い場所が苦手‼︎あんな高いところに登れば、それだけ生命の危機を感じて…生命を保とうとする機能、食欲が増幅されるとでも⁉︎無茶だ。無茶した側が言うのもアレだが。でも…凄い覚悟だ…凪乃…ッ‼︎
「あんなにも高い塔の上に…」
「照明に照らされて光る美しい長髪…」
「それに…どえらい美少女だ」
「あぁ…あの姿はまるで…」
『塔の上のラプ○ツェルだ…‼︎』
わぁ…綺麗だ…すげぇ…そのまま寿司を一口で…ってこれで完食か‼︎凄いぞ凪乃‼︎
「第2回戦の結果は…1位、大食いチャンピオンチーム3ポイント!2位、恋太郎ファミリーチーム2ポイント!3位、呉莉羅連合とユウ君チーム1ポイント!」
「順位コピペすっごく楽なのだ!」
「メタ禁止つったろ⁉︎」
「原作も大概だから許されるのだ…」
「今のでチャンピオンが計6pt、俺たちが計4pt、呉莉羅連合が計2ptか…」
「どこかのタイミングでチャンピオンに勝っとかないとな…」
今ならまだ逆転可能ではあるものの、そろそろ1位を取らないと厳しい状況だ。次は結構重要になってくる。
「第3回戦はこれ!激辛麻婆豆腐‼︎」
「私、辛いものなら自信あるわよ?」
「楠莉もちょっと辛いのなら大丈夫なのだ」
「引き続きあたしも出る」
なるほどな…この面子ならあるいは…!にしても胡桃ちゃんはマジで全部出るつもりだなこれ。大丈夫かな?出来れば決勝まで温存したいけど…1位取りたいしなぁ…!
「さぁ第3回戦、開始ですッ!」
「……こんなのバカが悪ふざけで書いたレシピじゃないのッ‼︎」
「酷いわね。こんなもの食への冒涜よ…」
「辛いウホ…!しかし普段の口の中で爆竹を破裂させる修行を思えば…ッ‼︎」
「この世界バカしかいねーのか⁉︎」
なんて事だ。あのタケコが。タケコ・スーパーデラックスが食べるのをやめた⁉︎今なら勝てる。隣にいるチャンコ爆錦すら首を横に振り、到底食べられたものではないという動きをしている。いやでっか。オレ何人分だよ。まぁでも確かに食への冒涜ではあるかもしれないけど、一応料理だし………ん?
…なんだこの違和感。気のせいか?食への冒涜?あんな味わいもせず丸呑みしかしていない2人が…冒涜だと?あの時、隣で見ていたオレなら分かる。胡桃は当然として、オレや静も…呉莉羅連合の奴らですら、味わってるとまではいかなくとも…例え最初の数口だけだったとしても、間違いなく味を楽しみながら食べていた。
直接声に出さなくとも、ふとした時にほんの少し表情が綻んだり。おいしそうに食べる人が好きだからこそ分かる、この違和感。あの凪乃だって飲んでるだけだったのに、寿司を口に運んだ瞬間ほんの僅かに口角が上がっていた。これは…何かがおかしい気がする。大食いチャンピオンともなれば相当食べることが好きなはずなのに…あの2人は表情ひとつ、眉ひとつ動かなかった。
まるで仮面を被ったかのように、食を楽しんでいなかった。それだけならまだ分かるけど…なんでだ?なんで今回は食べなかった?冒涜だなんてのはおそらく嘘っぱち。食べなかったのには何か別の理由があるはず。
間違いない。この2人には…何か…何かがある…‼︎
Wチャンピオンへの違和感…一体なんなんだ…?
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的