100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

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ようやく銘戸さん登場ッ‼︎
それとは別ですが、次次次回に面白いものが見られると思います。


第18話:虹色の目って…魔眼では?

 

 目の色ってのは、意外と特殊な色合いをしているもんだ。黒に見えても、実は茶色が混じっていたり。恋太郎ファミリーのみんなもそうだ。まぁこっちは相当カラフルだが。

 

「食事中の胡桃さんの目って綺麗ですよね…青緑でまるでエメラルド…」

 

「分かる…すっごくキラキラ輝いてるよな…」

 

「俺もそう思うッ‼︎」

 

 良いよな…胡桃ちゃんの目は特にチャームポイントだと思う。食べている時はいつも以上にキラキラと輝きを増すのが、見ていてとても癒やされるのだ。ほらもっと食べな?羽々里さん協力の元出来た、ナマコ弁当。これが実現できたのは、羽々里さんのおかげで冷やしながら持って来れたのがデカい。しかし冷蔵機能付きの弁当箱とはな…これでこれからの弁当の幅が広がるわけだ。羽々里さん、すっごく助かってます…!

 

「そんなの…凪乃先輩とか静先輩とかの方が澄んでてッ…‼︎」

 

「[羽香里さんや羽々里さんも同じ色の宝石のようだ]」

 

「俺もそう思うッ‼︎」

 

 

 

 

「薬膳楠莉の緑の瞳は安らぎの効果がある」

 

「俺もそう思うッ‼︎」

 

 

 

 

 

「皆分かるわ…唐音とかも琥珀っぽくて良いよな…」

 

「確かに唐音のおめめも肉食獣っぽくて強そうなのだ!」

 

「俺もそう思うッ‼︎」

 

 

 

 

「褒めてんのかそれ⁉︎それで言うなら…河流だって翡翠色の澄んだ川みたいだし…」

 

「俺もそう思うッ‼︎」

 

 

 

 

 オレの目ってよく川っぽいて言われるよな…なんでだ。恋太郎ですらそうだったし、何か川っぽさがあるんだろうか?川っぽさってなんだ。

 

 しかしさっきから恋太郎がそう思うbotになってる…っていうか誰も恋太郎の目に関して言及してなかったな。うーん…どんな目だろうな…?

 

 改めて恋太郎の目を正面から見据える。偶に目の中が❤︎になってたりするけど、普段はそういうものは特にない。大人しい色合いで、見ていると凄く落ち着く。安心できる感じだ。

 

「河流…?ちょっと…その…」

 

「動くなよ…?もうちょい見るから…」

 

 ずっと眺めていても飽きないな…っておいキョロキョロ動かすなって。そんな風に目を逸らされたら見辛い…

 

「その…ち…近い…ッ…!」

 

「近い近い近いわよッ‼︎」

 

「額くっついてるぞ…?」

 

 …言われてみれば。確かに額に感触があるな…気が付かなかった。文字通り吸い込まれるような目だったな…。恋太郎は間近で顔を見られた事と、多分オレの顔も間近で見た事で恥ずかしそうに顔を赤くして息を切らしている。へぇ。…またやろう。

 

 

 

 

 

 

 

 しかし…だ。皆の目を見て思った事がある。

 

「なんか…思ったより目が緑な比率多くない?」

 

「言われてみればそうですね…私もお母様も…」

 

「楠莉もなのだ!」

 

「あたしも緑だよな…」

 

 うーん…過半数占めてないかこれ。オレも緑だしさ。つまり恋太郎は…緑の目が好みだとでも…⁉︎まぁでもあいつはそこまで好みが偏る印象もないし、偶然だろうけど。

 

 

 

 

 

 

「瞳の色なら…銘戸の目もすっごく綺麗よね〜!」

 

「め…滅相もございません…」

 

「いや…目ぇ見たことないんだけどッ‼︎いつも微笑んでるからッ‼︎」

 

 メイドさんの目か…そういえば見た事ないな。目をしっかりと開いた状態が中々ない…これは糸目キャラってやつだな?なるほど…中々オシャレだな…!

 

「そういえば…私も見た事がありませんね?」

 

「同じ家に居ながらッ⁉︎」

 

「一緒に暮らしてて見ないなんて相当だぞ…?」

 

 羽香里ですら見た事がない…っていうかなんで見た事ないんだ。唐音や胡桃ちゃんのツッコミが最もすぎる。メイドとはいえ、一緒に生活してたら普通はどこかで見るはず…

 

「[彼女の目は一体何色なのかしら]」

 

「髪色から分かるとかは…無さそうだな。オレや恋太郎みたいに同じ場合もあれば全然違う場合もあるし。」

 

「髪の色からの推測が出来ない以上、予想は不可能…」

 

 だよなぁ。一体どんな色…

 

「銘戸の瞳はね…虹色なのよ

 

「どこ人の設定よッ⁉︎」

 

 いや虹色て。予測できるかそんなもん‼︎何色とかそういう想像を遥かに超えてきたな…!しかし虹色か。見て見たいな…虹色の目。

 

 

 

 

「えー!微笑むのをやめて虹色の目が見たいのだ!」

 

「オレもちょっと気になる…」

 

「いえ…メイドは主人の前では常に笑顔でいるべきですので…」

 

 確かに…まぁ納得ではある。しっかし虹色の目か…一体どんな色合いだったんだろうな…見られないのは残念…

 

「良いわよ、私も久しぶりに見たいし…」

 

「かしこまりました」

 

 いや見れるんかい‼︎さすが羽々里さんの命令だ。しかしメイドさん…さっきの一瞬、羽々里さんに命令された瞬間にパッと切り替わったな。そりゃあ主人の言う事だからって言うのはあるけど、なんかこう…なんの障害もなく180度スパッと切り替えられるような感じ。前を向いて歩いてたのに、次の瞬間には後ろを向いて歩いているような…一瞬の切り替えだった。

 

「おや…?顔面の筋肉が言うことを聞きません

 

「こんな濃いのがよく息潜めてたな今までッ⁉︎」

 

「意図的に閉じてたとかじゃなかったのかよ…!」

 

 いやそんな事ある?唐音も胡桃ちゃんもツッコまざるを得な…いや普通に誰でもツッコみたいか今のは。えぇ…?そんな瞼が開かなくなるって普段どんだけ閉じてんだそれ…⁉︎

 

 無理やり力づくで瞼をこじ開けようとしたメイドさんだったが、夢に出てきそうな怖い顔になっても開かなかった。どんな固さなんだよそれ。って瞼を切除⁉︎そこまでするか…⁉︎羽々里さんが言うように、確かに忠実すぎる…‼︎

 

 いやぁ…マジで濃いのが隠れてたんだな…想定外だったわ。これワンチャンファミリー入りあるんじゃないか?流石に無いか…いくら運命の人が101人居てもそうそうこんな近くには居ないだろ。

 

 

 

 

 

「…と言うか糸目キャラ見る度に思うんだけどさ。どう言う原理で見えてんのそれ?」

 

「この状態で目が見えているわけないではございませんか」

 

「見えてねーのかよ⁉︎」

 

「どうやったら見ないで生活できるのよッ⁉︎」

 

 見ないで生活⁉︎いやどうなってんだよ。…気配とか音だと⁉︎なんだよその盲目キャラにありそうなやつ…絶対強キャラじゃないか…ッ‼︎カッコいい…今度やり方とか教えてもらおう。

 

 

 

 

 

 

「[わっ!]」

 

 唐突だった。静が急に可愛らしい声をあげたのだ。なんだなんだ。何かあった…訳じゃないな。声を出した静は皆に見つめられて恥ずかしそうだ。次の瞬間、恋太郎が後ろに転ぼうとしているのが見えた。

 

 なんだ。急に転ぶとかそれこそいつものオレみたいじゃないか。いや…違うか。この転び方は意図的だ。しかもこのタイミング…静か?そうか。静の声に驚いたていで転ぼうとしているのか。

 

 …流石だ恋太郎。あの一瞬で静の意図を…『大きな声を出して驚かせようとした』のを悟ったとは。おそらく静はメイドさんが音や気配で生活していると聞いて、この行動を実行に移したのだろう。しかし恋太郎、あの一瞬でまさかここまで…ッ‼︎(この間、わずか0.2秒)

 

 ん?静の意図が分かってるんだし、少しでも静が恥ずかしくならないように恋太郎みたいに転ばないのかって?何言ってんだよオイ。いきなり目の前で急に大きめな声をあげられて、オレが驚かずに居られるわけがないだろう?もうとっくに転んでるぞ。

 

 

「わああビックリしたッッ‼︎」

 

「おわぁああああッッッ‼︎⁉︎」

 

「うわビックリした何よ急にッ⁉︎」

 

 

 痛ってぇ。思いっきし後頭部ぶつけた…いや普通ビックリするだろ。いくら静が可愛いからって、急に大声上げられたら誰でも驚…いてないな。メイドさんも特に。えっ…あれで驚かないのが普通なのか…⁉︎

 

 作戦がうまくいかずに恥ずかしがる静…を撫でる凪乃…を羨ましそうに見ている胡桃ちゃん…達を見て涎を垂らしてそり返る羽々里さん。これは流石に…今の態度は母っぽくない…いや、年下を見守ってるのは母判定か…?うーん…口の中の❤︎と溢れる涎がノイズすぎる。やっぱ母判定無しで。

 

 

 

 

 

 

 

 その後、恋太郎ファミリーは様々な手段を試した。楠莉先輩の『ぶっかけると皮膚が爛れてめちゃくちゃ痛てー薬』は却下され、凪乃のカッターを用いた奇襲で意表を突く作戦も失敗に終わる。

 

 急に刃をカチカチと出してメイドさんにブッ刺す(ように見せる)もんだから、ビックリした静が凪乃に種を明かされた際に安心して泣き出してしまった。いや怖ぇーって。静に弁明しようとする凪乃だが、中々うまくいっていない。誰も悪気があったわけではない。しかも善意が元の事故だしなぁ…。まぁ恋太郎が纏めてくれたおかげでなんとかなりそうだが。さっきのは本当に不幸な事故だ。

 

 

 

 しかもメイドさんもメイドさんだぞ。刺されたと思うや否やすぐに羽々里さんに別れを告げにいくとか。忠義じゃなくて狂気とはよく言ったものだ。さすが唐音。表現が上手い。

 

 

 

 続く胡桃ちゃんは饅頭をメイドさんに差し出した。なんだろう。激辛とか刺激が強いやつとかだろうか。何事もなく完食するメイドさんを前に、あり得ないといった表情を見せる胡桃ちゃん。あぁ…確かにそうか。胡桃ちゃん、美味しいものを食べると絶対目が開くもんね…納得…。しかし可愛いな…普通の人もそういうものだと思ってたなんて…後で追加で何か作ってあげよ。

 

 

 持っていた饅頭を食べなかった事でお腹が空いたのか、胡桃ちゃんは楠莉先輩の投げるクッキーに夢中になって犬のように走って行ってしまった。そういうところもかわいい…ッ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 更なる手段として選んだのは、メイドさんの幸せ。メイドさん曰く、羽々里さんの幸せがメイドさんの幸せとのこと。つまり羽々里さんを幸せにすればいいのか。そんなこんなで羽香里がとったのは、『唐音と羽々里さんがイチャイチャする』こと。なんでだ。

 

 

 なんか色々あって悪い意味で上手くいきそうだったが、ギリギリのところで羽香里が止めて事なきを得た。あっぶねーなオイ。後少しで指定入れられてもおかしくないとこまでやりかねない雰囲気だったぞ。しかし唐音はなぜ羽々里さんとのキス寸前までいきかけたのか…謎だ。いっそ原因は羽香里関連だったりして。話に聞くキスゾンビハザードの時も、花園邸の時も、なんか割と2人でキスしてた(実質不可抗力?無意識?)みたいだし。

 

 

 なお、寸止めに泣き喚く羽々里さんは楠莉先輩と静が両側から抱きついてサンドすることによる『幼女バーガー(?)』で静まった。しかしなんだ…羽々里さんがこっちを見てきている気がする。気のせいじゃないな。

 

 あーもう。しょうがないな…一回だけですよ?

 

「ふわわわ幼女トリプルバーガー‼︎」

 

「トリプル…どっちかっていうと肉が一枚増えたんだしダブルでは…?」

 

 どうしてもして欲しそうだったので、バーガーのど真ん中に挟まれにいった。正確には羽々里さんにギュッとされてる訳だけど。しかし幼女…納得いかんな。

 

 確かに胡桃ちゃんより身長が低いとはいえ、148cm…いや女になって下がってきてるから違うか。というか最近は時間をかけて少しずつ縮んでるし。正確に測ってないせいで分からないけど、おそらく10cm近くは縮んでいっているはず。

 

 なんでだ…‼︎女になってく過程とかなら他だって変わるだろ⁉︎身長だけ低くなるのはなんか酷くね?しかしそうか…女子ではなく幼女扱いになりつつあるのかオレは…‼︎

 

 

「細かい事は良いのだ!ほら、もっと羽々里にくっつくのだ!」

 

「[しっかりとサンドしてバーガーにするのです]」

 

「もうダブルでもトリプルでもなんでも良い…ッ‼︎」

 

「ブッダよ!イエスよ!これが救いだ‼︎」

 

 結果。これ以上ないくらいに羽々里さんは幸せそうだったが、別にメイドさんの目は開かなかった。

 

 

 

 やっぱりトリプルじゃ足りなかったッ…‼︎トリプルに加えて、肉厚ビーフ…もとい恋太郎も必要だったか…ッ…‼︎

 

 





マ○クの商品名そのままになってないからセーフだろ…
ちなみに河流ちゃんが1番好きなのは炙り醤油のダブルです。

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
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