100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
展開に悩んで分割したりと色々しております
今回特に短くて申し訳ない…
時は2週間程前に遡る。
現在オレが居るのは、呉莉羅連合の溜まり場の一つ。目的は…当然特訓のためだ。唐音に頼み込み、呉莉羅連合に対しての紹介状を書いてもらったのだ。まぁここに辿り着くまでがちょっと大変だったけど。
暴走族の溜まり場とあって、なんかやけに物がトゲトゲしてたり危ないものが沢山あった上、整備不足でボロボロになったアスファルトの地面が特に凶悪であり。オレにとっては特に非常に厳しい道のりだった。
こんな危険な場所にたった一人で来たんだ。無事なわけがない。しかも結構遅い時間だったし。当然の如くいろんなところに身体をぶつけまくってもう血だらけでボロッボロ。そもそも今日は身体を使い過ぎててかなりキツかったんだ。それに加え、バイクとかにぶつからないように動いていたらさもありなん。
「一体何ウホ…」
「カチコミウホか⁉︎」
「こいつボロボロウホ‼︎」
やっとの思いで辿り着いた頃には、服はところどころ破れて身体中擦り傷と痣だらけだった。まぁこういう傷なら比較的すぐ治るけど。
そんなんだからカチコミとか襲われたとか色々と勘違いされそうになったものの、ブーケやフードファイトの際に総長さんに直接会っていた事、紹介状を見せた事もあってなんとかなった。ありがとう唐音…‼︎
今は総長さんの前で正座をして話をしている。やっべ足痺れた。
「それで…一体何をしに来たウホ?」
「オレ達とは違った愛の形を知って…更に強くなるための特訓だ‼︎」
呉莉羅連合は、この前のブーケの時もフードファイトフェスティバルの時だってかなり善戦してた。それも総長さんとユウ君との愛であり、連合の間での絆…愛によるもののはず。今のオレに必要なのは野球の技術ではなく、こういった力だ。
オレ達恋太郎ファミリーとは違う愛の形を知ってこそ、ファミリーの皆への愛が深まるはず。そう考えてここに来た。そしてあともう一つ。
「それと…長期の抗争とか喧嘩の時にどうやって立ち回ってるかを知りたくて来た‼︎」
「暴走族でも立ち上げに来たウホか…⁉︎」
「実はかくかくしかじかで…」
「まぁなんとなく分かったウホ!唐音の頼みでもあるし、特訓手伝ってやるウホ‼︎やるウホよてめーらァ‼︎」
「「「「ウホーッ‼︎」」」」
「ありがとう…ッ‼︎よろしくお願いしますッ‼︎」
そこからは厳しかったが、とてもためになる2週間だった。流石暴走族ということもあり、基本的な身体の使い方やより強力な筋力の引き出し方、より強いバットの振り方…野球というよりも対人用とかだけど。とにかく一撃の重さに特化した振り方なんかを教わった。
「こうやるウホ‼︎」
「ゔっ!ぐへっ!うわぁああああああッッ‼︎‼︎」
「これまでどうやって自力で生きて来たウホ…⁉︎」
あと、総長さんとユウ君のイチャイチャをずっと見てたせいで、なんか恋太郎に甘えがちになったのは内緒である。だって仕方ないじゃんッ‼︎
実際にボールを投げてもらってやってみたが、中々上手くいかない。一撃に力を込めて振るう事自体は最近何度か試してはいたものの、より力が入りやすいフォームだとか、振り方なんかを意識しながらやるとなると途端に難しくなる。
「もっと力を一気に込めるウホよ‼︎」
「うおおおおおッッ‼︎‼︎」
恋太郎ファミリーの皆との練習もした上でやっていたため、その分疲労も今まで以上に溜まっていく訳で…振るう度に踏ん張りきれず転んで怪我をしたりする事も多かった。ただ、得られたものは大きかった。
間近で呉莉羅連合という強さを目にし続けたことで生まれた『力』のイメージ。加えて呉莉羅連合の皆とユウ君の協力もあり。とうとう『一つのことに全力を出し切る』技を完成させる事に成功したのだ。まぁまだ不安定だけど。
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そういえば…ふと夢で誕生の神ことおじいちゃんとこんなやりとりをした。
「超アイヤ人伝説?」
「そうじゃ…『おだやかな愛を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士』…それこそが『超アイヤ人』じゃ…!」
唐突に出て来たけど大丈夫か?これ怒られないやつ?原作もアニメもセーフだったしokか。
「だとしたら恋太郎なんていっつもなってそうだけど…何かしら条件とかありそうだよな…とりあえずありがとな、おじいちゃん!」
「良いんじゃよ…ではの!」
超アイヤ人…か。恋太郎とかいつもそうじゃないのか?とも思ったけど、怒りって部分がそこまで当てはまらないか…だとしたら違うか。恋太郎なら意外となれそうなもんだけどな、超アイヤ人。
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少し気になる話を残したまま、場面は試合当日ヘと戻って来る。恋太郎が呼んでいた助っ人が急遽来れなくなったため、ダメ元で羽々里さんと芽衣さんと胡桃ちゃんが入れないか確認をとった所、okとの事。良かった…これで試合ができる。
さて、今回の打順と守備番号はこれだ。
1番ショート 院田唐音
2番レフト 花園羽香里
3番セカンド 栄逢凪乃
4番ファースト 原賀胡桃
5番センター 銘戸芽衣
6番サード 薬膳楠莉
7番キャッチャー 花園羽々里
8番ライト 好本静
9番ピッチャー 須藤育
代打 清辺津河流
オレが代打で入るタイミングは、最後も最後の9回想定だ。というのも、どうやっても1イニング分すら体力が保たない事が練習中に分かった為である。いやぁマジでこういう時役立たずだわ。
静はちゃんと9イニング保つってマジ?嘘だろ…⁉︎6イニングとかで限界とかじゃないの…?
えぇっ…オレの持久力、低すぎ…?
「いやほんと申し訳ない…守備すらせずに代打だけとか…」
「それぞれが最大限の力を発揮できるのが最も効率的」
「[心配なさるな、拙者も運動は苦手な側である]」
しっかしオレって本当に持久力ねぇんだな…悲しい。
「ってかそもそもアンタその怪我でバット振れるの?」
「そこは大丈夫だ!痛みくらいどうって事ない‼︎」
「その怪我だともはや痛みの域超えてるんじゃ…」
「可動域に支障がないしセーフ」
「凪乃みたいなロボットなのだ…⁉︎」
「私はロボットではない」
唐音や胡桃ちゃんのツッコミを上手い事躱しつつ、ベンチに座る。あー痛て。勢いよく座った衝撃で全身が軋んだ。やっぱり2週間に詰め込んだのは無茶だったか…!
そんな訳でベンチから実況させていただきます。今回はオレ達、お花の蜜大学附属高等学校と寿裸漆区高校の練習試合となっている。いやこっちも向こうも凄い名前してんな。
先攻は寿裸漆区高校。序盤で点を取られると不利になりそうなものだが、ここは育の完璧な抑えで無失点。いや凄いな⁉︎育の一人で勝つってやつ、マジで有言実行できそうだったのか…⁉︎
「おっしゃー!流石育なのだ!」
「[歴戦の勇士…!]」
「あっという間に3人も打ち取ってしまいました…」
ん?なんだパワ○ロ君って。そんなの知らないぞ?え?静や楠莉先輩の姿がそうだったって?いやその…えっと…ここではそうならなかったんで‼︎別にパ○プロ君とは関係ないんで‼︎気になる方はアニメ参照だ。
さて、幸先良く無失点で始まった試合だったが、そう上手くもいかなかった。寿裸漆区高校の…いやもうジュラ高で‼︎変換も今回の為だけの辞書登録も面倒なんだ…ッ‼︎
ジュラ高のピッチャーの投げたボール、名を『暴君竜の大砲-ティラノ・キャノン-』。あまりにも強力な一撃は、唐音のバットを容易く弾き飛ばした。嘘だろ⁉︎あの唐音のパワーを上回った⁉︎おいおい…あんなのオレが素の状態でバットで受けようもんなら、後ろの壁にまで激突して一撃KOされるぞ…⁉︎
真っ直ぐしか投げられないものの、球威のイかれたパワー全振りの投手である寺野サウル子。そしてその球を確実に捕球してファウルチップでストライクを取る辺路木ペラ子。
「そんなアタシ達に付けた異名は…」
「いや自分でつけんなよ異名」
「……『必狩双竜-デステニーハントバッテリー-』‼︎」
「か…格好良い…ッ‼︎」
良いなぁ…ああいうの付けたいな…‼︎今回のオレの技も…ってあれはもう決めてるか。
「『必ず狩る双匹の竜』と書いて…『必狩双竜』‼︎」
「言わねーよ?」
「格好良いぞ寿裸漆区高校ーッ‼︎」
「分かってくれるかこの良さを!」
「アンタどっちの味方よッ⁉︎」
評価MAX感謝回はいずれ…いずれ…!
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的