100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
原作で超アイヤ人を深掘りされるのはまずないだろうけど一旦先に出しておく事でセーフとする高度な技術…‼︎
前回までのあらすじ‼︎色々あって恋太郎が空を蹴って歩いた‼︎以上‼︎いやぁちゃんと出来てよかった。ちゃんと『前回までのあらすじ』を忘れずに言えたのは中々良かったんじゃないのか。
…さて。
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「河流…おいしっかりしろ河流ッ‼︎」
「れ…ん…たろ…?」
「なんだこの傷…ッ…!早く病院に…‼︎」
…今の状況を簡潔に説明するならこうだ。いつものように怪我をしたオレを恋太郎が抱えている。ここだけ見ればいつも通りだ。
…ただし。
『オレの怪我が瀕死の重傷で』、『もう助からないであろう状況』って事を除けばな。
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「いいんだ…このきずじゃ…もう…」
「そんな…事…ッ…‼︎」
一際大きく負った傷は、服を引き裂いて身体の芯にまで深く深く刻み込まれている。辺りに見える赤い色は…あぁそうか。これ全部オレの血か。ははっ。これが血の池ってやつか。
「ごめんな…れんたろう…。いっしょに…いられなくて…」
「もう喋らなくていい‼︎安静にして早く傷を塞がないと…!」
「ありがとな…いっしょに…いてくれて…」
「すきに…なってくれて…」
「おれは…しあわせ…だったから…」
「ごめんな…やくそく…まもれねぇで…」
「となりに…ずっと…いられ…なく…て…」
「…河流?おい河流ッ!しっかりしろッ!」
「河流…かわる…ッ…‼︎」
「ぅ…あああああああああああああッッッ‼︎‼︎‼︎」
『シュウウウ…‼︎』
迸る稲妻。轟く雷鳴は…覚醒の証。愛城恋太郎はここに超アイヤ人となった。1度目以上の…ともすれば、超アイヤ人の壁を越えうるほどの超アイヤ人に。そうして彼は、どこまでも手を伸ばし、掴めるほどの強大な力を得た。
永遠に手の届かぬところに行ってしまった…親友の亡骸を前に。
「せっかく超アイヤ人になれたのは良いけどごめん恋太郎2度とこれやりたくない…ッッッ‼︎‼︎」
「俺ももう…やりたくないッッッ‼︎‼︎」
ん?何見てんだよ。オレが死んだって?そりゃ確かに一回死んでるけど。そうじゃない?あのなぁ…そもそもオレみたいな語り部を信用しちゃダメだろ。内心が恋太郎にほとんど筒抜けになってるんだから、こっちも調整必要だったんだから。
何をしていたのか。それは…超アイヤ人の特訓だッ‼︎
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今回は恋太郎との特訓回だ。唐突だって?ちゃんと前回言ってたしセーフ。今回やりたいのは…「超アイヤ人」、そしてその先…まぁこっちは無理かもしれないけど。
元々超アイヤ人とは『おだやかな愛を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士』だ。その力は圧倒的で、文字通り限界を超えた力を使うことができる。しかも殆どノーリスクで。
現状はオレも恋太郎も愛応拳というハイリスクなものしか任意で扱えない。そのため、出来ることならより強くより安定した超アイヤ人になれるようにしておきたいのだ。ただ…そもそも超アイヤ人へなったのも偶然でしかないんだよなぁ。
あの時、静が傷つけられた事で『激しい怒り』を抱いて目覚めることができた超アイヤ人。おだやかな愛は恋太郎ファミリーの皆なら持っているのものの…超アイヤ人になるほどに怒る事はそうはない。この言い方は少し違うか。一気に燃え上がるような…こう、プッツンといく感じ。加えてある程度のノリがあってこそ起こる訳だ。
中々条件も厳しい上に、そもそも意図してなれるのかも分からないが…もし超アイヤ人をコントロール出来れば、間違いなくこの先も役に立つといえる。オレだって最低限常人の運動性能は得られる訳だし、そこに愛応拳を重ねれば桁違いのパワーを引き出せる。オレ基準でだけど。
オレですらこうなのだ。恋太郎が超アイヤ人を使いこなせるようになればもう最強だと思う。
長々と語った超アイヤ人だが、特訓と言っても最初は何をすれば良いのか分からなかった。激しい怒りを感じられれば良いのなら…という事でとりあえず理不尽な結末の映画なんかを借りてきて一緒に見たり、楠莉先輩や羽々里さんの協力を得た『本当に死にそうになってる特殊メイク』と『別れの言葉』、『直前の記憶を忘れる薬』でそれぞれの怒りなんかを引き出そうとしたのだが。
とりあえず1回目は失敗。原因はテレパシー越しに分かっちゃったこと。『直前の記憶を忘れる薬』の効果でこうなった過程を知らない恋太郎は一瞬なりかけたが、記憶を保持した側のオレと同期した事で失敗。
2回目。今度はバレないように同期を切ることに。これなら上手くいく…と思っていたものの、オレが転んだことで怪我が大したことないと恋太郎が分かって失敗。いやオレ寝転がってたんだが?なんでそこから転ぶんだよ。
3回目。転ばないようがっちり身体を固定…するとバレるので、あえて愛応拳で体を動かなくする事で対処。さらに傷も当初の予定よりも凄くして、動けない理由づけにしつつ一目で死ぬのが分かるメイクに。これで勝ち…と思っていたら、切っていた同期を繋がれて失敗。
こうまで内心を一方的にこじ開けられたの初めてだぞ⁉︎まぁそんだけ恋太郎もオレを助けたい一心で何かヒントがないかと探したって事なんだが。好き。あと、あの誠実の化身みたいな恋太郎に強引にやられるのって結構良いんだな。ギャップ萌えだったわ。今度はちょっとこう…グッと力づくで抑え込んで押し倒してもらうやつやってみよう。男相手への押しのける特訓にもなるし。
4回目。身体も動かなくした、メイクもほぼ即死に見えるようにした、同期されても良いように内心も死にかけてる感出すことにした。これなら成功するだろ…と意気込んでいたのだが。途中でオレが感極まっちゃって泣いてしまった事で内心が崩れて失敗。こればっかりはなんとか慣れるしかない。慣れます慣れました。
101回目。上記全部を改善してようやく辿り着いたのが、冒頭のあのシーンって訳だ。回数が飛んだのは…分かるだろ慣れるのに時間かかったんだって。自分の中でも演技とはいえ2度と恋太郎と会えなくなるって考えるとか、到底正気じゃいられねぇんだから。心と身体の疲労でおかしくなった事でなんとかいけた。
恋太郎は大丈夫なのかって?今あいつは超アイヤ人のままギュッとオレと抱き合ってるぞ。ちなみにオレも超アイヤ人になれた。ここまで恋太郎の心を傷つけなきゃいけなかった、自分の不甲斐なさへの怒りだ。
しかし随分と抱く力が強いな恋太郎は。骨が軋むくらい痛いし、今すぐ叫びたいけれど我慢だ。多分オレの身体の貧弱さを意識できないくらいの衝動が恋太郎を突き動かしてそうだし。後オレもこうしていたいし。流石にあんなのを繰り返すのは辛すぎた。
多分楠莉先輩の薬を101回も飲んだせいだろうな…薬の効果がおかしくなって、全部の回の記憶が蘇っちゃったんだろう。そりゃあ辛い。
この前のバッドエンドは全部助けられたけど、今回に至っては全部助けられていない訳だし。一瞬だけだったとしても絶望するレベルのインパクトを101回…そりゃこうなる。
ちなみに同じ事をオレもやろうとしたのだが…無理だった。というのも、恋太郎が死ぬという状況を一切信じられなかった為である。そりゃそうだね。明確に死ぬイメージを知っているオレからすれば、恋太郎がそうなるなんてあり得ないという感想しか湧かないし。
愛城恋太郎だぞ?血だらけで傷だらけだったとしても、なんか良い感じに復活しそうだ。なんなら魂だけになっても再生するだろ。
まぁとりあえず超アイヤ人へのなり方は分かったし、これから先で強化していけば良いか。この時のイメージさえ思い出せれば…おそらく多分きっとまた変身出来ると思う。
しっかし痛いな恋太郎。痛いくらいに抱きしめられるのは嫌いじゃないけどさ。でも気のせいだろうか。
なんか若干スパークが多いような…髪もなんか超アイヤ人よりも細かい。何よりあの時より強く見えるけど。…うーん…目の錯覚だな‼︎
本編と絡めたシリアスはまたいずれ‼︎
気軽に摂取出来る一瞬シリアス君をここに。だが残念だったな。奴さんはすぐにシリアルになったよ。
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的