100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

43 / 113

って事でキス回‼︎流石に全員じっくりやり切るのは難しかった…‼︎




第38話:…皆でキスをしまくりますわ‼︎

 

 

「なるほど…快感が高い方が脳への刺激も強く、ホルモンの分泌を促しやすい…ですの?」

 

「多分きっとそうなのだ!」

 

「いや多分ッ⁉︎」

 

 美々美先輩の案で美容のために恋太郎とキスする事になった恋太郎ファミリー。楠莉先輩が用意した『キスがすっごい気持ち良くなるリップ』を付けることで、更なる美容効果を見込める…らしいが。真偽の程は不明だ。

 

 

 

「でも実際そういう効果があるってあんまり聞いたこと無いけど…」

 

「試せば分かる」

 

「いや早すぎんだよっ⁉︎」

 

 流石凪乃だ。リップを速攻で塗って速攻でキスしに行った。でも流石に早すぎるな。胡桃ちゃんのツッコミも最もだ。マジでこういう時って躊躇わないからな…迷う時間が無駄って事なんだろうけど。躊躇うことが非効率的なのは分かるが、それにしても早い。

 

 

「くっ…さすが凪乃さん、美しき効率ですわね…!」

 

「凪乃は軽量化のためにブレーキ全部取っ払ってる暴走車だけどな⁉︎」

 

「美しい効率って…なんだよ?」

 

 ブレーキ取っ払ってるとはよく言ったもんだ。そもそも製造時にブレーキが存在してなかった説もあるが。しかし…言われてみると美しい効率ってなんだろうな。ぜんぜん分からん。褒めてるのは間違いない。なんかもう…美々美先輩の言葉は『美しい』の意味をあんまり考えずに単なる褒め言葉として変換すれば良いような気がしてきた。多分これで正解だろ。

 

 

 

「…‼︎」

 

「凪乃さん…?」

 

「[どうしたんでぇ凪乃殿]」

 

 なんだ。キスをしたはずの凪乃が小刻みに震えて…ッ⁉︎

 

 

 

 

「ふゥう…ッ…!」

 

「なっ…⁉︎」

 

「あの凪乃さんが…『ぺたん』…ッ⁉︎」

 

「[はわわわわわ]」

 

 なんてことだ。あまりの気持ちよさに立って居られなくなったって事なのか。あのクールな凪乃が、ぺたんと女の子座りで地面に座り込んでいる。まさか凪乃があんな風になるなんて。

 

「だ…大丈夫か凪乃…ッ…!」

 

「これが『腰が砕ける』という概念…ッ…」

 

 あまりの気持ち良さに凪乃はまだ立てずにいる。恋太郎もくらくらとしており、今にも膝を突きそうだ。そんなに凄いのかこれ。ってかなんでリップを塗ってない恋太郎まで…あぁ凪乃の唇に付いてたリップがくっついたのか。

 

 ふむふむ。なるほどな恋太郎。いつものキスよりも何倍も?頭がふわふわする?マジかよ…大丈夫かなそれ。若干不安だな…最近なんだか普通にキスするだけでも結構ふわふわするし。多分アレだな。ようやく変化が追いついてきたって感じなんだろうか。…でも結構不味くないかこれ。果たしてオレはその気持ち良さに耐えられるんだろうか。怖いな…順番後に回してもらお。

 

 

 

 

 

 

 

「楠莉もきもちーチューしたいのだ!」

 

 2番手は楠莉先輩。恋太郎に飛びついて、ガシッと抱きつきながらのキスだ。

 

「ふわぁ…わわ…!」

 

 やっぱり楠莉先輩もか。これは本格的に腹を括らなきゃいけない可能性が出てきたぞ。凪乃と同じく気持ち良さに耐えきれなくなった楠莉先輩は、そのまましっこをしてしまった。

 

『じょんじょろーっ!』

 

「出てる出てるッ‼︎」

 

「楠莉先輩、これは記者会見…」

 

 いや何してるんですか⁉︎オムツ履いてればセーフとかそういうレベルじゃないんですって。と思ったらなんか記者会見をしだした楠莉先輩。何々?『オムツしているとはいえ、健全なプラットフォームで密着しっこしてごめんなさいなのだ』『運え…大いなる存在に目ぇ付けられる前に謝っておくのだ』だそうだ。

 

 

「ふい〜本当に気持ちよかったのだ〜❤︎」

 

「違う気持ちいいだよそれッ‼︎」

 

 いやこれ反省してます?ノリで流しただけじゃ無いですか?しっこだけに。

 

「え〜?唐音さん、じゃあどんな気持ちよさなんですかぁ〜?」

 

「どんな気持ちよさでも良いでしょッ⁉︎」

 

「オムツ変えまちょうね楠莉ちゃんッッ‼︎」

 

 なんだこのカオスは…まぁ日常の一部だけど。こういうのがザラにあるのってイカれてんじゃないのかこれ。オレも常識が狂ってきてるし、多分そのうちこの光景に違和感すら抱けない気がする。

 

 

 

「気持ちいい事に詳しいんですねぇ〜唐音さん?」

 

「それはおめーだろこの色情魔…いやサキュバス

 

「今の言い直す必要ありました⁉︎」

 

「おむちゅーッッ‼︎」

 

「2人ともケンカはダメだよ!殴るならボクを…」

 

「やらないわよッ⁉︎」

 

「代わりに楠莉がやってあげるのだ!」

 

『スパァン‼︎』

 

「キッツ……‼︎❤︎❤︎」

 

 まぁ…賑やかで良いな‼︎

 

 

 

 さぁここからは多少飛ばしていくぞ。じゃないと分割じゃ済まないからなこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初は遠慮していた芽衣さんだが、グイグイと行く胡桃ちゃんと尺のおかげで3番目にする事に。なんか犬耳と尻尾が生えた上に、ぺたんとおすわりをしてしまった。あの芽衣さんが⁉︎いやまぁ…犬っぽいからおすわりは納得寄りだけど。立ち上がれないのか、本当の犬みたいにそのままテトテトと両手足を動かして場所を退いた。か…かわいい…!

 

 

 

 

 続く羽々里さんは恋太郎の手を腰に据えてもらう形で抱き合ってキス。ここまでは良かった。だが…この後がいけなかった。アレは流石に擁護が難しい。なんと…なんと恋太郎の目の前で上の服をはだけさせて『火照ってきちゃったわ…❤︎』とか言ったのだ。流石に有罪。ギルティ。あっという間に唐音と羽香里の手で連行されていった。妥当だ。いきなり下着姿になるとかは淫行教師とツッコまれても仕方ないだろう。

 

 

 

 

 

 連行されていった羽々里さんに代わったのは。皆が耐えきれなかった気持ち良さを耐えようと、体に力を加え続けたのか…なんか骨がヤバい音を立てている。ミシッとかバキッとかボキッはダメだろって。選手生命の危機…いやもう普通に生命の危機じゃないのか?手足を痛めたとかそういう次元じゃないレベルの音は、『選手生命の断末魔』というツッコミに納得度が増す。危機どころか断末魔とは。いやぁキレッキレだな羽々里さん。さっきまでのイかれた態度が嘘のようだ。

 

 

 

 

 

 芽衣さんに無理矢理止められた育と交代したのが唐音だ。キスには興味ないと言いながらしっかりリップを塗っていて準備万端だ。静の言うように、唐音の背負った業は確かに重そうだな…!ツンデレも考えものか。しっかり準備をしている唐音ではあったのもの、自分からはいけそうに無いみたいだ。それを察してか恋太郎が動く。さすが恋太郎だ。まぁお返しは脊椎を破壊するベアハッグだったけど。恋太郎じゃなきゃ死ぬんじゃないかこのパワー。抱きしめすぎだぜ唐音…!

 

 

 

 

 

 お次は胡桃ちゃん。いつものようにくるくるとお腹が鳴っている…これは⁉︎もしかして恋太郎の唇って事なのか。そんなパターンもあるのか…!まぁ恋太郎のだったら大丈夫だろうし、よっぽど問題無いか。しかし胡桃ちゃんのキスは少し特殊だ。恋太郎の唇を喰むように、文字通り食べるようにやっている。しかしこれは…静の教育に悪い…ッ‼︎いや冷静になると胡桃ちゃんの方が年下だけど。当の静は両手で顔を塞いでいる。次だぞ⁉︎出来るのか静。

 

 

 

 

 

 さぁやってまいりましたの番。あまりのキスの気持ち良さに、ふわふわとして…というかもうふわふわっと空に浮かんでいる。あっヤバい。恋太郎はキスの反動で動けないし。いやキスの反動ってなんだよ。風で吹き飛んでしまいそうなところで凪乃が高く飛び上がってキャッチ。流石凪乃だ。恋太郎の次に静をよく助けているのは凪乃な気がするな。

 

 

 

 

 

 とうとう出番来ちゃったよ…羽香里の。羽々里さんであれだったし羽香里ならどうなるんだ。キスをした羽香里は恋太郎に…あれ?鼻血を噴き出して後方に吹っ飛んでしまった。そうか。キャパオーバーしたのか‼︎ガクガクと震えている羽香里は、心配して駆け寄った唐音を恋太郎と勘違いしてキスを開始。嘘だろ。唐音も中々振り解けずにいたものの、なんとか羽香里を絞め落として突破。何気に羽々里さんが写真を撮りながらダッバダバ鼻血を出し、それを芽衣さんが素手で受け止めていた。なんだこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …さて、現実逃避するのはそろそろ辞めにしよう。もう来ちゃったよ順番。美々美先輩は最後にしたいって事だったのでその一個手前がオレというわけだ。

 

 

 

 重要なのは、オレがあのキスに耐えられるかどうかについて。噂程度の情報でしかないけれど、男性の脳は女性の脳に比べて受容出来る気持ち良さに限界があるとかなんとか。実際のところどうなのかは知らないが、これが正しい場合結構ヤバいんじゃないのか?

 

 

 

 脳自体は女性のものだけど、それを知覚するのは元男性のオレ自身だ。どうなんだこういうの。意識が飛ぶだけで済むのかこれは。下手したら死なない?嫌だぞそんなの。そんなバカなこと…いやあるかもしれないなこれ。

 

 

 

 素の状態でしようもんなら気絶じゃ済まない…か。あっそうか。超アイヤ人ならいけるかも。流石に愛応拳は…いや。愛に応えるとか抜かしておきながら、使わないのは無い。それこそ愛応拳の名折れだ。受けて立たなければ。

 

 

 

「いくぞ恋太郎…!超愛応拳ッッ‼︎‼︎」

 

「来い…河流ッ‼︎」

 

「いや何やってんのよッ⁉︎」

 

「多分こうじゃないと耐えきれないから‼︎」

 

「目がマジなのだ」

 

 さぁ行くぞ恋太郎‼︎お前の全力…オレが受け止め…ッ⁉︎⁉︎⁉︎

 

 

 なんだこれ。頭がふわふわするなんてレベルじゃない。やばいやばいこれダメだって。頭の奥がぱちぱち弾けて、視界がチカチカしてる。上手く体が動かせない。確かこれ本当にダメなやつじゃなかったか。魂だけで思考できて本当助かった。

 

 

 脳の方はもうダメだなこれ。頭の中が『気持ちいい』だけで埋まってるわこれ。いつぞやの恋太郎をどうこう言えねぇわ。何が愛で頭が一杯だよ言える立場じゃなくなっちまった。

 

 

 しかしどうしたものか。下手すると魂の方まで気持ちよさが侵食してきそうだぞ。どうしよう。思考テレパシーも精神が不安定だと飛ばせないし。やばいな…恋太郎が止めてくれないと脳が。今の時点でオーバーヒートしてるのにこれ以上続けられたら…うわやべ魂にまで気持ちいいのが…ッ‼︎

 

 

 

 

 

 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …あ゛っ゛

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ドパァン‼︎』

 

「河流ちゃんの頭が爆発したわーッッ⁉︎⁉︎」

 

「いけません羽々里様、近づけば誘爆の危険が…!」

 

「あぁ見えて河流さんって耐性無いんですね…あれだけ恋太郎君と距離が近いのに…」

 

「河流…ッ⁉︎キスの気持ち良さに耐えられずに…ッ‼︎」

 

「いやだからって爆発なんてしないわよッ⁉︎」

 

「実際に起こっているのは事実。目を背けても無駄」

 

「[一体どこに火薬があったでヤンスか?]」

 

「河流って爆発なんて出来たんだ…ボクにも後で教えてもらえないかな…?」

 

「流石に教えるのは無理だと思うのだ…」

 

「もしかして…これが平常運転ですの?」

 

「いくら河流先輩でも流石にこれは平常じゃないぞ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 後から聞いた話ではあるが。あの後恋太郎とキスをした美々美先輩は、リアクションがジャン○の先輩漫画そっくりだったらしい。アニメで言ってたしまぁいいか。『食○のソーマ』の『おはだけ』みたいな感じだったんだってさ。放出されるホルモンがまるで肉汁のように飛び散り、いい感じに謎の光の役割を果たしていたそうな。

 

 

 

 そしてここからが重要だ。あの後も皆は何度もキスをしまくり…皆の画風が一時的に変わってしまったらしい。なんだそれ。ってか画風とか小説で表現できないやつは無理だって。表現って言ったってどうにもならねぇだろうが。そんな目がでっかい感じのベルサイ○の薔薇みたいな画風とか、もはや絵ですら無いギリシャとかの彫刻風の恋太郎とかどうしたら良いんだ。

 

 

 こうすれば良いのか?画風が‼︎とか。はわわ・・・』『絵ですらねーよ! !とか。これならいいか。

 

 あと何気にオレだけ皆よりも寝てる分キスし損ねた…ッッ‼︎いやしてたら今度こそ死んでた気がするけど。

 

 





やっぱり耐えられなかった河流ちゃん。まぁ仕方ない。痛みには慣れてても、実はそういう事に対しての耐性が低いからね。

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。