100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
髪回に行くと思ったか⁉︎残念箸休め回だ‼︎
まさかキスがあれだけ危険な代物だとは。というか楠莉先輩の作ったリップだったんだから、もう少し警戒しておくべきだったのに。なんかノリでやってしまったのは良くなかったな。確かに気持ち良かったのは事実だぞ?でもまぁ…ちょっと倍率が高すぎた気はする。100倍希釈で十分だと思う。
感度3000倍とまではいかないけど、多分10倍近くはあったんじゃないのかアレ。10倍と言えば…愛応拳だ。超アイヤ人まで重ねた超愛応拳が全く役に立たなかったのは残念だ。愛に応える拳なのに、全然応えられなかった…ッ‼︎
皆は…皆はちゃんと耐え切ったってのに!オレだけ全然ダメだった。とても情けない。皆と違ってオレは親友でもあるってのに、キス一つ耐えられない。いやまぁ親友かどうかがキスに関係するかとか、親友だからってするわけじゃないってのはそうだけど。なんかこう…気持ち的にな?
しかもまずいのは、あの時の気持ちよさを知ってしまったせいなのか後遺症が出ている事だ。今朝も登校する時にキスをして…気絶しかけた。ヤバかった。勝手にあの時の感覚も一緒にイメージしてしまうのか、頭のふわふわ度合いが桁違いだった。
このままだと再びキス祭りになった時にオレだけリタイアする事になってしまう。それは嫌だ。キス如きでこんな状況じゃ、いざという時に何もできない状態になるんじゃないのか。
いざという時が何かって?そりゃまぁ…そういう時だろ。とにかく、なんとか鍛えて耐性を付けたい。何か良い方法はないものかと皆に相談したところ…
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「あの薬を使えば良いのだ!」
「あの薬…ですか…?」
「嫌な予感しかしないわね…!」
なんだあの薬って。くすりくすりと笑った先輩が懐から取り出したのは…お茶のボトル…?
「あれから改良したし大丈夫なのだ!そう…『大好きな人とチューしたくてしたくてたまらなくなる薬』!」
「いやお茶ッ‼︎」
「どう見ても怪しげな色のお茶だろ…‼︎」
「細かいことは良いのだ」
「いや細かくねーよッ⁉︎」
やっぱり薬…いやお茶か。薬の入ったお茶。なんか聞いたことあるぞ。確かキスをしたくなる薬がどうとかって話を聞いた時も、そんな感じで皆が飲んじゃったとか…
「あの薬の正式名称ってそんなに長かったんですね…」
「いやそこッ⁉︎確かに私も同じこと思ったけど‼︎」
いやまぁ名前も言われてみればおかしいけど。先輩が付けたにしては長いネーミングだけど。重要なのはそこじゃない。なんでお茶なのかだ。つまりこれは誰かに飲ませるために…もっと言えば誰かに隠して飲ませるために仕込んでおいたものなんじゃないのか。それを恋太郎も分かったのか、楠莉先輩に問いかけ始めた。
「楠莉先輩、もしかしてそれって…」
「…ギクッ」
「自分でギクって言うやつ初めて見た」
「その薬、俺に飲ませようとしたんですよね?」
「…‼︎」
ふむ。なるほどな恋太郎。ボトルのゴツいデザインや一人分の容量、何より楠莉先輩が飲ませたいと思う相手を考えれば、対象は1人に絞られるわけか。だがどうして楠莉先輩はそんな事をしようとしたんだ。以前の失敗を糧にサイズを調整してまでやりたかった理由とは…
「ちち違うのだ!別に楠莉は…この前の薬の体験のせいで帰ってからもチューがしたくてしたくて仕方がなくなったからあの薬を改良してお茶に混ぜて持ってきた訳じゃないのだ!」
「清々しいほどの自白だな」
「あの時の唐音さんのツンデレ並みですね…」
「なによ」
なるほど、大体分かった。全部説明してくれたしそりゃあね?しっかしそういう事か…だからお茶に。しかしそんな事しなくたって恋太郎がキスを拒まない事くらい楠莉先輩だって知ってるはず。なんでだ。
「楠莉先輩…そんな事しなくたって俺は先輩といつだってチューできます…いや俺のほうこそしたいですよ?」
「でも楠莉だけそうやってチューして貰うのも不平等なのだ!恋太郎ファミリーの皆だってチューしたくても前みたいに全員がやる流れじゃないと言い出せない人も居るし…だから自然な流れで、恋太郎の方から皆にチューしたくなればって…」
「楠莉先輩…ッ…!」
『『『『『『『『『『『キュン…ッ…‼︎❤︎』』』』』』』』』』』
「[そこまで考えられてたなんてよう]」
「悪かったわね楠莉…」
「何か凄い裏があるのかと疑っちゃってごめんなさいね…?」
「なんて美しい嘘ですの…!」
「まさか楠莉がボク達の事まで考えて…!」
そういう事だったのか。自分も楽しみつつ、同じくらいファミリーの事を考えて用意してくれていたのか。それなのにオレが相談したからって、予定を変更してまでも迷わずあの薬を使おうとしてくれるなんて。なんて優しいんだ楠莉先輩…ッ‼︎
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「結局あの薬はどうするんだい?」
「愛城恋太郎は薬なしでも全員と大量のキスを約束してくれている」
「薬入りのお茶を使わないのは勿体無いですもんね…」
「でも全員で飲む分には足りない量なんだよな…」
さっきの事の顛末としては、凪乃が言ってくれたみたいに恋太郎が全員とキスしまくる機会を設けるをことで解決した。全員と大量のキスをするって事で、言い出しにくい人問題もどうにかしてくれた訳だ。
ってか地味にオレはヤバいけどなこれ。耐え切れるか?一回でダメだったからなんとか鍛えたいってのが事の発端だったのに。今日にもキス祭りなんて始めたら…また耐えきれずオレだけ回数が減っちまう…ッ‼︎
だが、確かに余る薬は勿体無い。せっかく楠莉先輩が作った薬だし、何かには使いたい。それこそオレの特訓とか。でもなぁ…オレ1人で飲むわけにもなぁ。かと言って胡桃ちゃんが言うように全員が飲める量もないし。
「あえて恋太郎ちゃんに飲ませて、恋太郎ちゃんからのチューしまくり大会でも良いのだけど…」
「羽々里様、大滝のような涎でお召し物が‼︎」
「まぁそういう事ならオレは遠慮しても…」
「…あっ!良い方法があったのだ!」
恋太郎側からグイグイくるやつって事で納得しかけたその時、楠莉先輩が何か閃いた。それは…
「前にキスゾンビにならなかった面子だけが飲めば良いのだ!」
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前にキスゾンビにならなかった面子。つまり楠莉先輩、オレ、羽々里さん、胡桃ちゃん、芽衣さん、育、美々美先輩だ。今回の薬は打ち消しの薬が無くても1時間で効果が見えるようになっているらしく、人格が消える心配は無い。恋太郎にとってもちょっとした特訓になるだろう。
そんな考えで始まったキスバイオハザード2だったのだが。
「ちゅちゅちゅーーッッ‼︎❤︎❤︎」
「ちゅちゅり様ッ‼︎」
「なんで追っかけてくるんですかお母様ッ⁉︎」
「あんたの事も大好きだからでしょうがッ‼︎」
「ちゅちゅちゅちゅーちゅちゅわ‼︎」
「美杉美々美、それは人間ではなく巨大な鏡」
「キッちゅ…‼︎❤︎」
「[あえて修羅の道を行く精神よ]」
「ちゅ…ちゅロス…ちゅ…!」
『くるくるくるくる…』
『キュポンッ!』
「ちゅちゅー!」
「大人に戻って誘惑しようとして、打ち消しの薬を飲んじゃったら効果が消えちゃいますよ楠莉先輩‼︎」
…クセ強すぎてやっぱり一筋縄じゃいかなかったわ。だろうなって。オレはどうかって?それは…内緒だ‼︎
導入だけになってしまい申し訳ねぇです…‼︎
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的