100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
一応!華暮愛々ちゃん登場回ではありますが…今回はあんまり関わって来ません
何故って…?目立たないために死力を尽くす子なんだから…初登場回くらい目立たなくしてあげたいじゃないですか…‼︎
「それではこの美しい私によるメイク講座を始めますわ!」
『ふふーんですわ!』
「ボクに出来るかなぁ…」
「一緒に頑張りましょう…」
「[美白王におれはなる]」
「静先輩は姫の方があってそうだけど…」
いよいよ来てしまった。しかし参ったなぁ…どうやってもメイクへの苦手意識が消えないままだ。気持ちはオレも分かるぞ育。まぁでも…芽衣さんもこう言ってるし頑張るしか無いか。
前に開催する話を聞いていたから事前に少し調べて来たけど…やっぱり難しい。でもなぁ…せっかく美々美先輩が考えて来てくれてる訳だしなぁ…
『くるくるくる…』
「メイクイーン…」
「はいこれメイクイーンのカレー。いっぱいお食べ…ッッ‼︎‼︎」
「もう当然のように準備してるわね…」
そりゃあな?『メイク』からメイクイーンを連想するなんてむしろ分かり安いくらいだろう。流石にリンゴを見てマックを連想するレベルのは無理だけど。
ちなみにメイクイーンは調理しても形が残りやすいので、煮崩れして消えてしまいがちなカレーなんかに使うのがおすすめだ。大量のジャガイモを入れておいたはずなのに、いつのまにかカレーの中に溶けて消えているとかいう謎現象を回避できるすごいイモなのだ。
「先生ーッ‼︎アンチエイジングって何ですかーッ‼︎‼︎」
「お母様…」
「アンチエイジング…それは…美ですわ!」
「想定内の返し」
「いやそれじゃ分からないでしょうがッ⁉︎」
「また後で解説しますわ!」
アンチエイジングかぁ…今の所は大丈夫だけど、いずれ必要になるのかねぇ?もっとも、気にしてそうな羽々里さんはそんな事しなくても充分若く見えるけど。
「楽しみにしてなのだ恋太郎〜!」
「はい、みんな気をつけて帰って下さいね!」
あくまでもメイク講座は女子だけという事で、恋太郎はドロップアウト。いやまぁ帰るって言ってるけど、42.195kmを軽くジョギングしに行くみたいだ。さすが恋太郎ッ‼︎オレ達の研鑽を見てさらに自分を磨くなんて…ッ…‼︎
まぁでも…ふむ。オレの直感が囁いている。多分恋太郎の方でもなんかあると‼︎なかったら…平和だなぁって。あるだろうけど。
「改めてメイク講座…の前にアンチエイジングの話でしたわね!」
「はい先生ッ‼︎」
「お母様…?」
「こういうモードの羽々里を見るのは初めてなのだ…」
確かに。また羽々里さんの新しい一面を見れた…いや羽々里さんは一面どころかものすごい数の面持ってるけど。
「アンチエイジングとは、一言で言えば『老化を可能な限り小さくする』事ですわね!栄養療法や運動療法、精神療法にや…いえ美容医療などがありますわ!」
「…?何で言い淀んだのよ?」
「『や』で止まったところから見るに『薬物療法』の可能性が高い」
「せ…正解ですわ…!ですが…」
「ですが…?何ですか美々美先輩?」
ん?何で薬物療法を隠そうとしたんだろう。別にそこまで悪いものじゃ無いだろうし…あっ。もしかしてそういう事?いやまぁ確かに…変な勘違いを生みそうだから隠すのも当然か。でもまぁ楠莉先輩だってそんな節操なく
「それなら楠莉の薬がちょうど良いのだ!ほら、ここに『若返る薬』が…」
「楠莉ちゃん、それ譲ってもらえないかしら…⁉︎」
「せっかくだから皆で使うのだ!そーれ…ッ⁉︎」
『ビュオオオオオッッッ‼︎』
あっ。
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『ビュオオオオオッッッ‼︎』
「ま…前髪が…っ…‼︎前髪が…っ…!」
「前髪隠してパンツ隠さず⁉︎」
「え…ひゃああ…っ⁉︎」
「あっごめん…ッ‼︎」
「危ない華暮さんッ‼︎そのままじゃ看板がぶつかる…ッ…‼︎」
「でも前髪が…っ…‼︎」
「でも前髪⁉︎」
「ふぅ危なかった…大丈夫だった…?」
「あ…はい…!た…助けてくださってありがとうございま…」
『ビビーン‼︎‼︎』
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「か…風で薬が吹き飛ばされて『似合うメイクをしないと死ぬ薬』の方をぶちまけちゃったのだーッッ‼︎』」
『チュドーンッ‼︎‼︎』
「『こう』なる可能性があったからですわーッ‼︎」
「納得の理由」
「[時すでに遅し]」
「爆発オチなんて最低なのだーッ‼︎」
「別にこれは今話のオチじゃねーよ…?」
「み…皆大丈夫なのだ…⁉︎」
「えぇ…特に怪我も無さそうですわ…」
「特に何も…って⁉︎」
突風で誤ってぶち撒けられた薬が爆風でさらに拡散し、結局全員が浴びてしまった…のだが。どうやら特に影響は無かったらしい。そう…
「キッッッツ…‼︎」
「…………」
「[何があったお二人]」
「須藤育は体を抱えて喜んでいる」
「河流先輩は……」
「し…死んじゃってるわ…ッ…⁉︎」
…オレと育の2人を除いて。
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「い…生きでてよがったのだぁあ゛〜〜‼︎」
「いや勝手に死なすなッ‼︎」
「呼吸も止まって瞳孔も開いていた。あの状態が死ではないと?」
「死んでない‼︎」
確かに体はほぼ死んでいた。まぁでも急いで美々美先輩が高速メイクをしてくれたおかげで生き返ったけど。楠莉先輩がリカバリーで『顔に隈取が付く薬』をぶちまけてくれなかったら死んでいた。ありがとう美々美先輩。ありがとう楠莉先輩。それはそれとして即死トラップ仕掛けるのはやめてください。
「いやどういう生物よアンタ…」
「魂が死んでなかったしセーフ」
「[『俺の魂は不滅だ!』っちゅうやっちゃな?]」
そうそうそんな感じ。再三言うが…オレは魂で生きている‼︎例え肉体が滅びようとも…いややっぱ滅んだら困るしゾンビみたいに再生するのは無理だけども。流石にどこぞの【UN DEAD-不死-】のようにはいかないって。あぁなるのが理想…いやでも裸で再生は嫌だな。あのレベルを理想にするとしても要検討か。
それに今は生きてるしセーフったらセーフ。生きてるから良いんだ。しっかしどうなってるんだあの薬は。たかだかメイクをしただけで生き返るなんて一体…?
「つまり…どういう事なのよ?」
「あの薬は『しっかりと似合うメイク』が付いている人間には効果がないのだ!でも…」
「メイクの薄い育さんや、そもそもメイクすらない河流さんには効果抜群だったという事ですわね?」
ふむふむ。通りで皆には影響がなかった訳だ。メイクの薄めな育は若干苦しそう…いや嬉しそうにしていた程度で、オレはアレと。しかしこのままだとまずいんじゃないのか?さっきのメイクだって付け焼き刃らしいし、隈取の薬だって効果時間は短いらしいし。
「って待ってください!その効果って…」
「1日以内にどうにかしないと死ぬのだ」
「ラブコメとして見るには異常な劇薬」
「[おっかねぇ薬でやんす]」
「いつもの事なんだけどねぇ…」
「でも原作だって【ピー!】ないと死ぬ薬が出てますし‼︎」
「ネタバレは伏せたのだ」
グッジョブ楠莉先輩。原作ではこの先…いやかなり先にそんな感じの薬が出てくるが、詳細はネタバレを塞ぎたいのでカットとする。読んだことある人も内緒な‼︎
「とにかく…育様と河流様に似合うメイクをしなければ…お二人は死ぬと?」
「つまり合法的にメイクし放題…⁉︎」
「では羽々里さん!私は育さんに似合うメイクを全力で行いますので…河流さんを!」
「こういう時は遠慮はいりませんからねお母様ッ‼︎」
「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ‼︎‼︎」
「お…お手柔らかに…!」
この後めちゃくちゃメイクされた。
華暮さんメイン回にしないようにしつつ出しつつを考えるとこうなりました。メイクは次回まで引きずりませぬ‼︎次回は…ミスディレクションと加入をやりたい…‼︎
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的