100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
久しぶりの本編&体調不良でめちゃくちゃ遅れてしまいました…申し訳ない…‼︎
お花の蜜大学附属高校、屋上。
そう、ここはいつもの屋上だ。『いつもの』という言葉が似合うほど、何度だって見てきた場所。オレ達恋太郎ファミリーにとってのデフォルトの場所であり、リスポーン地点。
幾度となく楽しい時間を過ごした場所。そこに広がっているのは、愛城恋太郎を中心とした、いわばハーレム。男1人、女12人のハーレム…だが。序列があるわけでもなく、皆平等に彼女として扱われている。これが当たり前というのもおかしいかもしれないが、それでもオレ達の日常なのだ。
…いやなんか違うなこれ。確かにいつもの話についてしようとしたが。このままだと法治国家なのにこれで良いのかとか、12股だとかどうこうって話になりそうだ。よし、ちょっと軌道修正だ。
ん?さっきの真面目な空気はって?えっと…うん。なんというか。本編が久々だからって少しは真面目にしようとしてるらしい。まぁそういうわけであと少し、真面目ムードに付き合っていただきたい。じゃあ行くぞ?
よーい…スタート‼︎
…そう、当たり前の光景。
だが、何かが足りない。今日ここに居るのは、合わせて12人。いつもであれば居るはずのあの人が、居ない。
全てを包み込んでくれる、母性そのもののような人。一度はこの星を救ってくれた、とても気高く美しい女性。
『花園羽々里』が、この場所には居なかった。
…いやまぁ。電話で一時的に離れてるだけなんだけど。
なんだよ?また茶番だって?だって仕方ないだろ?久しぶりでやりたくなったんだし。
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「はぁ……」
「どうしたのよ芽衣、そんなため息なんかついて?」
「あんまりため息ばっかりついてると、幸せが逃げちゃうのだ!」
屋上。皆で紅茶を飲みながらティーパーティーをしている際にふと漏れてしまったのか、芽衣さんがため息をついた。唐音や楠莉先輩にそれを指摘されたことで、そんなつもりはなかったという様子で口に手を当て、彼女はハッとした表情を見せた。一体なんだろう。
「も…申し訳ありません、つい…‼︎」
「良いですよ、別に」
「むしろ嬉しいですよ、自然体でいてくれてるみたいで…」
「ため息を吐くことが出来るのは心理的に安全だと理解できる場でこそ。つまり銘戸芽衣がリラックス出来ているという証拠、むしろ良い傾向」
失態を犯してしまったとばかりに謝ろうとする芽衣さんに、そんな事は気にしていない…むしろ嬉しいと答える羽香里、凪乃、育。
「ため息が出るほどに私が美しかったんですのね…‼︎」
「[そうだといいな]」
「えと…多分…そうじゃないかと…」
「はむはむ……おいっしいい〜〜❤︎」
小ボケなのかマジなのか。いつも通りの反応を示す美々美先輩と、若干辛辣なツッコミの静。フォローのようでフォローになっていない愛々と、目を輝かせて黙々と食べている胡桃ちゃん。そして言葉を発してはいないけど、皆の話を一言一句聞き逃さないようにしつつ、色々と考えている恋太郎。あとはここに1人、羽々里さんさえいれば完璧なんだけど…うん。
あぁ。なんていうかこう…すごく、久しぶりな気分だ。
「うッ…うぅ…ッッ‼︎」
「河流が感極まって泣いてる…というかカクカク頷く玩具みたいになってるのだ…」
「久しぶりの本編である以上仕方ない」
「最近は掲示板ばっかりでしたもんね…」
「もう今更メタいだとか言う気にもならないわよ…ッ…‼︎」
「しかし良いのですか…?本編再開が私めの回などで…」
「いえぜんッぜんッッッ‼︎むしろ普段慎ましやかな芽衣さんだからこそ良さが引き立つと言うか…‼︎」
「うぅ…‼︎このわちゃわちゃも…良いよな…‼︎」
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さて。色々逸れたが本編に戻るとしよう。今日の話の流れはこうだ。
最近、芽衣さんは幸せで困っているらしいのだ。路頭に迷っていたところを羽々里さんに助けてもらい、命まで救ってもらった芽衣さんは、自分が幸せになっていくたびに大きくなっていく羽々里さんへの恩を返しきれないと考えているらしい。
うーん…言われてみればオレもだな。確かに羽々里さんに対しての恩はまだまだ返しきれていない。
「芽衣さんは既に充分なほどお母様に尽くしていると思いますけど…」
「むしろ返しすぎてるくらいなのだ!」
「[10倍返しだ]」
「しかし芽衣さんとしてはもっと恩を返したい…と言うことなんですわね?」
「努力に限界はないですもんね」
「感謝のために努力するのは間違ってないけど…何か方向性が違う気がする…ッ‼︎」
「あの…き…気持ちは…分かります…」
いやぁ相変わらずすごい台詞量。とりあえず上から順に、羽香里、楠莉先輩、静、美々美先輩、育、胡桃ちゃん、愛々だ。最近掲示板ばかりだったリハビリも兼ねて、読者の皆にもわかりやすく確認…ん?要らないって?まぁそんな事は言わずに。
「それなら…感謝の気持ちを込めてプレゼントなんてしてみるのはどうですか?」
「かしこまりました」
「命令じゃないですよ⁉︎」
命令だと思ったのか、それとも小ボケか。恋太郎に「いつものアレ」をやる芽衣さん。うーん…やっぱりこれだな‼︎
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後日。結局羽々里さんが1番喜ぶであろうプレゼントの用意という事で、恋太郎を差し出すことになったと聞き。『恋太郎の貞操は…オレ達が守護らねばならぬ』と、これまでになかった最強の貞操帯を用意すべく。
恋太郎と芽衣さん、そしてオレ達の作戦会議が始まった。
ん?2人はともかく、なんでオレも混じったかって?そりゃあ…羽々里さんの手口をある程度理解しているからだが?
合鍵を渡していることで、いつ何時でも羽々里さんが部屋に潜んでいるかもしれないという前提がありながらも。現時点で一度たりとも恋太郎のパンツ…もとい衣類を羽々里さんに奪われていないオレだからこそ、今回の貞操帯開発に役立てると考えたからだ。
あと単純に恋太郎の無意識の思考の漏れをキャッチしたからってのもある。こういう時便利だよなって。
「では…対羽々里さん用の最強の貞操帯の考案を始めます‼︎」
「大前提なんだけどさ?その貞操帯…デザインがデザインだとこの小説じゃ描写出来ないけど…良いのか?」
「確かに…いくら小説とはいえ、あまりに如何わしいものを描写するわけにはいきませんし…」
「でも羽々里さんから確実に守り切れるようにするには…ハッ‼︎そうか‼︎アト○パンツなら‼︎」
「いや正気か⁉︎」
いやアトム○ンツて。まぁあれくらいギャグに振り切った見た目ならセーフ…セーフか?別の意味でアウトな気もするがまぁセーフか。
でもデザインがア○ムパンツなら、それなりに硬そうな素材じゃないとうまいこといかないんじゃ…
「まず設計としては…鋼鉄製の方が良さそうですね」
「鋼鉄のパンツを恋太郎に履けと⁉︎」
「確かにそっちの方が安全ですね…‼︎」
いやなんかもう着いていけねぇかもしれねぇんだが⁉︎なんだよ鋼鉄製の貞操帯って。いやステンレス鋼とかの金属製のやつがあるのは知ってるけど。いやそれにしたってそこまでは…いやアトムパン○のデザインからすれば違和感はないのか。
「あとは鍵を取り付けることで更に強固に…」
「恋太郎様が羽々里様のものとなる1時間の間では絶対に取りに行けない場所に鍵を用意するというのは如何でしょう?」
「羽々里さんがその1時間の間に合鍵を作らないとも限らないし…追加でオートロックとかはどうだ?」
「良いお考えだと思います…‼︎」
よしよし。鋼鉄製の○トムパンツで、物理的な鍵をかけた上で更に電子のオートロックもかけておく。ここまでやればいけそうなものではあるが、羽々里さんがあの手この手でこじ開けようとしない訳がない。
さらに無理やり外す以外にも、別の事も警戒しなければいけないかもしれない。他の手段で…それこそママごっこなんかで恋太郎に直に胸を吸わせようとする可能性だってある。
「一体どうしたら良いのでしょう…」
「流石にそこまでの対策は無理か…?」
少々考えすぎな気もするが、正直羽々里さんならやりかねない。
「俺が調べた限り、浮気癖のある夫向けに『股間が膨らむと無数の針が刺さってズタズタになる』機構とかがあるみたいですけど…」
「なんでそんなに物騒なんだ…⁉︎」
「しかし羽々里様を抑えるにはこういったやり方しか…‼︎」
確かにそうだ。これ以外に方法は無い…かもしれない。よし。こうなればヤケだ。
「…なぁ、恋太郎?」
「…河流」
「お二人とも、一体…?」
オレと恋太郎がお互いにアイコンタクトで意思を伝えあう。芽衣さんには伝わってはいないようだが…まぁすぐ話すし良いか。カッコ付けたいからネタをバラすわけにはいかないのだ。
「『羽々里さんの希望は叶える』『俺の貞操は守る』」
「『両方』やらなきゃくちゃいけないってのが…スーパー彼氏の辛いところだよな」
「「『覚悟』はいいか?俺/オレは出来てる‼︎」」
覚悟。そう、やるんなら…『徹底的に』だ。
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後日。
「酷いわ…あんまりだわ恋太郎ちゃん…ッ‼︎」
「恋太郎ちゃんの恋太郎ちゃんが邪なイメージを感じ取っただけで…」
「内側で爆発を引き起こして再起不能にする貞操帯だなんて…ッ‼︎」
色々考えた結果、膨らまなくてもイメージで爆発する方向性で決まった。また、爆発が起きても羽々里さんに一切の影響が行かないよう、アトムパンツのサイズと鋼鉄の分厚さは更に強化され…なんかクソでかいオムツみたいになったことをここに記す。
なんだろうなアレ。もはやアト○パンツならぬ…ア○ムオムツか⁉︎まぁ羽々里さんもオムツ好きだろうということでgoサインを出したんだが…なんか間違ってただろうか。
ちなみに、貞操帯を外せないと悟った羽々里さんは女装ファッションショーをやったらしい。見たかった…‼︎でも下半身にアト○オムツがチラつくのはなんかシュールだし…うーん。
まぁまた別の機会に見せて貰えば良いか‼︎
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おまけ
「ちなみに…例のアンケートに関してはモチベのために残すそうですわ‼︎」
「8割以上の人がキッツ…な方を選んでくれるなんて…ッッ❤︎❤︎」
「えと……お気持ちは嬉しいですけど…その…あの…」
「すぐにやろうにも、愛々先輩の分が足りなくなりそうだから無理らしいぞ?」
「この小説で描写された部分だけなんて大口を叩くからなのだ」
「でもなぁ…そのままだとどうあっても原作と被るし…せめてこの小説で描かれた部分であって欲しいかなって…」
「立ちはだかる『加入順=出番の多さ』の壁」
「凪乃さんの言うとおり、彼女全員に平等な活躍があるわけでも無いですし…」
「えと…わ…私は…そんなに……そこまで…しなくても…」
「…そんなことないッ‼︎足りないなら…増やせば良いッ‼︎この小説で描写された範囲で俺の大切な彼女達の活躍がまだまだ足りないなら…これから描いて増やしていけば良いんだッッ‼︎‼︎」
「いやでも増やすったって元がないと限度が…あ。そうか…『その手』があったか‼︎」
「これなら俺の彼女達が大活躍するエピソードを増やしても元がある分、読者の方も置いてきぼりになりにくい…‼︎」
「それでいて知らない人も居るだろうから、楽しんで貰いやすいかもしれない…ッ‼︎いけるぞ恋太郎‼︎アレなら‼︎」
「あぁ…アレなら‼︎」
「…と。熱く語っているけど、『アレ』をやるのはもう少し後みたいなのだ」
「もう最後までメタいわねッッッ⁉︎‼︎」
「唐音さん?結局突っ込んでるじゃないですか…」
次回‼︎いよいよツンデレ回‼︎
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的