100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

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タイトルは○ンピースの1○1○話のサブタイのオマージュ…と言うには無理がある何かです。読めば分かる人は分かる。

ここすき・感想ありがとうございます‼︎
励みになります…‼︎特にここすきは書く上で本当にありがたい…‼︎




第65話:“ツンデレ”

 

 

 前回までのあらすじ。やっぱり羽々里さんはデカい…‼︎というか何であれやったんです?オレが耐え切れないの分かってやったでしょあの人。いやまぁ…そりゃあいつかは気にしないくらいにはならなきゃいけないけどさ…‼︎

 

 

 確かにその通りではあるんだよ。もう女になってからある程度経ってるのに、未だに風呂場で気絶ってのはな…ちょっと情けなさすぎるか。でも仕方ない。二次元…いやオレも二次元だけども。漫画とかアニメとかなら何ともない…訳ではないけども、耐える事は出来るのだ。それこそ恋太郎を揶揄うためなら可能だ。

 

 

 ちょっと前にも言ったが…恋太郎にドッキリを仕掛けるために読んでる本のカバーをスッと差し替えたりとか、その逆をやったりとか。それくらいならいける。だが…実際直接見るとなるとダメなんだよな。何だろうなこの違い。まぁそのうち慣れるはずだ。

 

 

 …で、だ。

 

 

 

 

 

 

「……何でオレはベビー服着て抱っこされてるんです?」

 

「可愛いからよ」

 

「久しぶりに聞いたのだ」

 

「一言一句変わらぬ回答」

 

「[蘇る過去の記憶…‼︎]」

 

 いや確かに前も似たようなことあったけども‼︎何だってこんな…はっ⁉︎まさか…まさか。

 

「羽々里さん?まさかとは思いますが…このために…⁉︎」

 

「そんなつもりは無かったのよ?河流ちゃんが少しでも早く皆と距離を縮められるように…って思ったの」

 

「は…羽々里さん…ッ‼︎」

 

「あまりに白々しい」

 

「これに騙されてる河流も河流なのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いやでも何でベビー服なんです?」

 

「その…着替えの服があんまりなくて!ちょうど良いサイズのベビー服があったから…」

 

「なる…ほど…?」

 

「いやどう考えても騙されてるだろ…ッ⁉︎」

 

 確かに胡桃ちゃんの言う通りかもしれない。だが、まだギリギリ可能性は残っている。本当にその服しか無かった可能性だってある。だがそんな希望を打ち砕くように、次々と言い逃れできない理由が揃っていく。

 

 

「いや…でも…別に…この服じゃなくて…」

 

「えぇ、河流さんが元々着ていた服で良かった筈ですわ」

 

「でも…でもあの服は結構汚れてたし…それをそのまま着せるっていうのも憚られたんじゃ…」

 

 まだだ。ここまで来ると正直ダメな気もするが。いやもう9割がた黒なのは分かってはいるけれど、それでもなぜか言い訳もせずにギュッと抱きしめてくる羽々里さんとはいえ味方が1人もいないのはあまりに不憫な気がするし。

 

 まだ…諦めるわけにはいかないんだ…ッ‼︎

 

 

「こんな大豪邸の羽々里さんの家なら高速のクリーニングとかもあるんじゃないかな?」

 

「1分程で完璧な洗濯・乾燥が可能なものがございます」

 

「というかそもそもさ…」

 

『あびゃびゃびゃびゃびゃ河流ちゃんを介抱しつつベビー服を着せつつ抱っこ出来るなんて最高あびゃびゃびゃびゃびゃ』

 

「こんなクソデカ文字が浮かんでるんだから言い逃れ出来る訳ないだろッッ…‼︎‼︎⁉︎」

 

「あんなに大きな下心様がッ‼︎」

 

「[もはや逃れられぬ罪]」

 

「いやもう…‼︎何となく分かってましたけども…‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だったら河流にピッタリのサイズの服が並んでる中から引っ張り出してるところ、楠莉達はしっかり見てたのだ」

 

「流石にあれを見てたら…ね…」

 

「それは知りたく無かったッッ…‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

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 全員が真っ当なパジャマに着替え、大きな机を囲んでいる。全員と言ってもさっきのメンバーだがな。残りのメンバーこと恋太郎、唐音、羽香里は風呂…なのだが、流石に一緒に入るわけにもいかないため恋太郎が先に入る事となった。なんで先かって?そりゃあ…羽々里さんが覗きにいけないタイミングにするためだが?

 

 

 

「さて、おふざけはここまでにしてそろそろ真面目にしないといけないわね」

 

「どの口が言ってるんだ…?」

 

「この口よ」

 

「開き直ってるのだ……‼︎」

 

 

 まぁ本当に冗談はさておき、だ。唐音のツンデレを取り戻す手段として色々な事を試しているが、どれも上手くいっていない。皆の出した案である、ツンデレの注入…これも中々難しそうだ。

 

 楠莉先輩曰くツンデレ因子の固形化は非常に難しく、外部に放出した時点で放っておくとあっという間に拡散して散り散りになっていってしまうらしいのだ。

 

 

「ツンデレをバットに纏わせて闘魂注入みたいに出来たら…‼︎」

 

「流石に無理がありましてよ…⁉︎」

 

「ワンピ○スの武○色じゃないんだぞ…?」

 

 でも理論上はいけそうな気もするんだがな。覇気は元を辿れば意志の力だし、同じ意志の力であるツンデレも似た要領で行けそうな気もする。ちなみに覇気は一般用語としても存在するので伏せ字なしでセーフだ。楽だな。

 

 

「確かに院田唐音の華奢な肉体から想像できないほどの膂力は覇気に類似している」

 

「いっつもツッコむ時に唐音は武装○とか纏ってそうだったのだ‼︎」

 

○装色か…参考になるかもしれないんだよな…」

 

大きく纏った覇気は内部へ浸透する…と書かれております」

 

 ふむ。割と真面目にアリか?ツンデレを直接体内に流し込む作戦…これなら固形化できなくても実現可能かもしれない。

 

 

 

「ですがツンデレを…なんて聞いたことがありませんわ」

 

「あたしはツンデレ因子だって初耳だったが…⁉︎」

 

言い出したらキリがねーのだ」

 

「でも…可能性はあるわ‼︎私がツンデレの唐音ちゃんの激しいツッコミを直に受けた時…ツンデレの波動を感じたもの‼︎」

 

「[ツンデレの波動]」

 

“波動”はワンピー○本編でも良く分かってない技術だから飛ばすのだ」

 

 飛ばす…“波動”だけに?まぁ良いか。確かに難しいかもしれない。けど、普段の唐音のあのパワーを思えば…十分出来る気がしている。オレも一回だけ唐音のツッコミをモロに喰らってヤバかったし。あの時の感覚が…「ソレ」である可能性は高い。

 

 唐音のツンデレは、常時あの出力を出しているわけではない。攻撃…いやツッコミの瞬間だけ、急激に増加する。それはまるで、覇気そのもの。つまり…だ。

 

 

 

 

「あぁ…その通りだ羽々里さん」

 

 

「オレも唐音のツッコミを喰らって…分かった……‼︎」

 

 

 

「『ツンデレ』も…纏えるんだろ……⁉︎」

 

 

 

「マジにひと握りの強者だけしか無理な気がするのだ」

 

「そもそも纏えるだけのツンデレを私達では持ち合わせていませんわ‼︎」

 

「つまり現状では院田唐音しか不可能」

 

「じゃあこの作戦も無理かもしれないわね…」

 

「って言うかもうツッコミが追いつかないんだよ…ッッッ‼︎‼︎‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「そう言えば羽香里を放置しても良かったのだ?」

 

 『羽香里を放置しても良かったのか』。それは、さっきの話の続きだろうな。恋太郎が風呂に入っている間、羽々里さんはこうして会議で引き留めたが、羽香里にはそうはしなかった。

 

 

 何故なら、今の羽香里は唐音を戻すために比較的?真面目モードに入っているため、マークする必要はないからだ。いや全くない訳じゃないので一応メイドさん達にお願いして監視はしてもらっている。まぁ大丈夫だろう。もしも今の羽香里が恋太郎を覗きに行こうとすれば、必然的に唐音も付いていってしまう。幾ら何でも今の唐音に恋太郎を覗くのは刺激が強すぎる。良くない事になるのは間違いない…それを羽香里も分かってくれるはずだ。オレには何となく分かる。

 

 

 一度イメージしてみるか。恋太郎が風呂に入っている間の羽香里の姿を。よーし出来てきたぞ。今現在、心細くなっているであろう唐音の前には…‼︎

 

 

「唐音さんを恥ずかしがらせてツンデレさせるために覗かないといけないんです…‼︎」とか言ってメイドさん達を突破する羽香里の姿が…‼︎

 

 

 …いやダメじゃん‼︎何で羽香里をノーマークにしちゃったんだオレは⁉︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 急いで恋太郎が覗かれているであろう風呂場に直行する。羽々里さん?あの人は他の皆に止めてもらっている。凪乃や楠莉先輩は前科があるものの、他の皆は未知数だし大丈夫…じゃないかもしれない。いやまぁとにかく今は羽香里だ。流石に彼女は止めねばならない。

 

 

 

「大丈夫かれんた…おわぁあああああッッッ‼︎⁉︎」

 

「河流ッ……ぐぅああああッッッッ‼︎‼︎⁉︎⁉︎」

 

 大声を上げながら躊躇なく扉を開け、急いで風呂場に入った事で滑って転ぶオレ。そらそうだわ。風呂場で走ったらそうなる。当然一切ブレーキが効かないままに高速で滑り、体を洗っている最中の恋太郎…もとい恋太郎の恋太郎に衝突。恋太郎も石鹸で滑った事と急激なダメージによって一時的にダウン。…で勢いよく滑って2人して湯船にボチャン。

 

 そのまま2人して意識を失いかけたあたりで引き上げられた事で、何とか事なきを得たのだった。

 

 

 

 

 

 

 ちなみに救助が早かった理由は皆が覗きに来ていたからなのだが…まぁうん。皆のおかげで助かったのものの、そのせいで覗きがバレて恋太郎に説教されていたのは普通に申し訳な…いやこれどうなんだろうな。若干自業自得…でも助けてもらったわけだしオレは文句言えねぇわ。頑張れ皆。

 

 

 あとやっぱり羽香里は覗きに来てた。「唐音さんを恥ずかしがらせてツンデレさせるために覗かないといけなかったんです…‼︎」だそうだ。

 

 …だと思ったよッッッ‼︎‼︎‼︎

 

 

 





今話は最初期を思い返させるような内容を入れてみました。
懐かしいと感じた方は古参だ…‼︎

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
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