100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
めちゃくちゃ時間が空いてしまった…‼︎申し訳ないです……!!!!
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また、お詫びとして次回は3日後に更新予定です。お楽しみに…‼︎
ちなみに例によってタイトルはドラゴ○ボールパロです。
前回のあらすじ。オレがツンデレ出来ねぇことが発覚した。いや違うんだ。やる気がないとかそういう事じゃないんだって。
例えばオレが恋太郎にツンデレのセリフを言うとするだろ?でも内面的にはこれっぽっちもそんな事を思って無いわけだから、自然とツンデレを否定する…言わばデレのイメージが頭の中を占める事になる。
んでオレと恋太郎は言わずもがな親友同士によるアイコンタクトを超越したテレパシーが使える。というか意図せず伝わっちまう事もある。その上このテレパシー、片方の情が相手の許容量を超えちまうと色々と大変な事になるんだよな…催眠的な感じで。まぁ今のところはオレが悪用した事しか無いけど。
まぁとにかくだ。これらが上手い事噛み合った結果、オレ自身はツンデレ台詞をしっかり喋ってるのにも関わらず膨大なテレパシーによるデレ伝達…つまりデレパシーによってキャパオーバーした恋太郎は、オレのツンデレ台詞を聞けずにいる…という訳だ。
「これがデレパシーという概念…‼︎」
「デレのテレパシー…初めて聞くのだ」
「この世界で河流先輩1人しか使わない造語だろうしな…‼︎」
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「一応河流さんはツンデレ台詞を言えている筈ですわ‼︎ですが…」
「なぜかツンデレ因子が放出されていないんですよね…」
「その説明をするにはツンデレ因子…もといツンデレ概念の根幹に関わってくるのだ…」
「[ツンデレの]」
「根…幹…ですか…?」
「楠莉ちゃん、どういう事…?」
ふむ。ツンデレ概念の根幹か。一応楠莉先輩の過去の説明を引用するなら…ツンデレってのは『外から刺激を受けた際に体が引き起こす反応パターン』のことだった筈だ。だが…どうもそれとは違う話らしい。
「確かにツンデレは体が起こす反応パターンの事ではあるけれど、それには必ず『対象』が存在するのだ‼︎今回の場合は恋太郎なのだ‼︎」
「ツンデレの対象…でございますか?」
「まぁ…確かにボクの好きなキッツいのだってキツい対象が存在する訳だし…」
「私の『美しい』という褒め言葉もその対象あってこそですわね!!」
「でも対象と因子の放出になんの関係があるんだ…?」
胡桃ちゃんのいう通り、確かに何の関係があるんだ今の話。確かにツンデレするには対象が要るけれど、それと因子が放出されないのにどんな因果関係が…?
「河流のツンデレは恋太郎を対象としたもの、けれどその言葉が肝心の恋太郎に届いていない…つまり受容されていない以上は『ツンデレ』として成立していないのだ‼︎」
「ツンデレが成立していないのであれば因子の放出が行われないのは必然」
「でも唐音さんは前に水兵リーベにツンデレしていましたよ⁉︎無機物どころか概念なんてツンデレされても受容なんて…」
「水兵リーベの場合はそもそも受容が出来ないもの…『水兵リーベという概念』に対してのツンデレなのだ‼︎だからこれは『最初から受容されない前提のツンデレ』として成立するのだ‼︎」
「あ…頭が…こんがらがって…きました…」
「一度整理しましょう…芽衣‼︎」
「ホワイトボードでございます」
「じゃあいつものように河流、解説よろしくなのだ‼︎」
「じゃああのホワイトボードは何だったんだよ…ッッ⁉︎」
じゃあ纏めていこうか。そもそもの話、ツンデレは大きく分けて2種類あるそうだ。受容がどうこうだと分かり辛いので簡単に言うと、相手が聞いている前提のツンデレと、聞いていない前提のツンデレだ。今回のオレ達のツンデレは前者で、唐音のやった水兵リーベへのツンデレは後者らしい。
より詳しく言うなら、前者は今まさにやっている相手の目の前で行うツンデレだ。好意を隠すようにツンとした言葉を相手にぶつけ、相手にツンツンしている事を理解させる事で成立するツンデレ…らしい。まぁそもそもツンデレってそういうもんだろ。
それに対して、後者はツンデレする相手がその場に居ないか当人に聞こえないと分かった状態で言うツンデレだ。この場合は例え相手に聞こえていなかったとしても、言った時点で『ツンデレ』として成立するんだと。
そう。今回やっている前者のツンデレは、相手にツンが伝わるのが前提のものだ。だからオレのツンデレは不成立だった。恋太郎に聞こえなかった事で『ツン』が伝わっていなかったと判定された…らしい。いやぁ難解だなこれ。
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「だから河流からツンデレ因子が出なかったのか…」
「な…納得…です…‼︎」
「謎が解けましたわね…」
「でもさ?理由がわかったからって…」
「清辺津河流がツンデレ出来ない事象を解決出来ていない」
「だよなぁ」
さぁどうしたものか。例え相手に聞かせるつもりがないツンデレをしようにも、放出した因子を集められる限界領域である屋上の範囲内だとオレ自身がそれを否定して恋太郎にデレを流してしまう。おのれデレパシー。しかしまさかオレがツンデレ出来ないとは驚いたな。
変に意識してしまっているせいかいつもやるみたいにテレパシーを切ろうとしても出来ないし、どうしたものか。
「このままだと河流先輩の分のツンデレが…」
「何とか…テレパシーごとツンデレさせる事は出来ないんでしょうか?」
「テレパシーごと…かい?」
「えぇ。どうしてもテレパシーを切れないのならそれを利用できないかと…」
ふむ。テレパシーを利用したツンデレか。確かに考えたことも無かった…さすが羽香里だ。普段謀をしているだけあって、逆転の発想が上手い。なるほどな…確かにこれならいけそうだ。じゃあ…やってみるか‼︎
「[どうなるでやんすか…?]」
「緊張の一瞬…ゴクリですわ」
「じゃあ行くぞ恋太郎ッ‼︎オレは…‼︎」
『恋太郎の事が世界で1番大大大大大好きだッッ!!!!』
「………‼︎」
こちらをグッと見つめ、上手くいったかどうかを見定める恋太郎。果たして、結果は……ッ⁉︎
「あら…この光は…」
「皆と…同じ光だよね…?」
「えぇ、ツンデレ因子の光でございます」
「じゃあ河流はツンデレに成功したんだね‼︎」
「…ッはぁ‼︎はぁ…はぁ…ッ‼︎」
何とかツンデレに成功した…が。いや凄いなこれ。超アイヤ人程では無いにせよ、かなり体力を持って行かれた。これがツンデレの力…‼︎
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「上手くいって良かったですわ…‼︎」
「そ…そう言えば…詳しい…説明…」
「まだ河流先輩って何が起きたかまだ読者に伝えてなかったよな?」
「あっやべ忘れてた」
そういうわけで解説二度目だ。さっき何が起こっていたのか。それは…「オレがテレパシーで『大大大大大好きだぞ恋太郎!!!!』と伝えながら、腕を組んでプイッと横を向いた」…だ‼︎
さっきのはテレパシーだけを聞いていれは単なるデレにしか見えないだろう。だが、オレはここにテレパシーの介在しない『ツンな態度』を入れた。これにより、テレパシーに邪魔をされないツンデレが成立したのだ。
本来常人が1工程…つまり言語だけでツンデレを成立させるのに対し、こちらは2工程。テレパシーによるデレと態度のツンで分けることによってツンデレを成立させた…というわけだ。
「補足すると、これまでツンデレ判定が通らなかったのはテレパシーのせいで『ツン』が恋太郎に受容されていなかったから…だったのを、テレパシーに関係のない『態度』で『ツン』する事でツンデレ判定を通した…という事なのだ‼︎」
「まぁ分からなかったらなんか上手くいった、で良いってさ」
「現在必要なのは難解な理屈ではなく『どうにかなった』という結果のみ」
「[『結果』だけだ‼︎この世には『結果』だけが残る‼︎]」
「J○J○のディアボ○なのだ‼︎」
「薬膳楠莉、伏字が機能していない」
「まぁでも…これで河流もツンデレ出来るって分かったし、後は因子を集めて唐音に渡すだけだ‼︎」
そうだ。後はもうツンデレしまくるだけ。元の唐音を取り戻すため…あともう一踏ん張りだ!!!!
「でも実は原作の人数的に河流がツンデレ出来なくても因子は十分揃うのだ」
「[そいつぁ言わねぇお約束ってモンだろ]」
「色々台無しなんだよ…ッ‼︎‼︎」
「分かっていても言わないようにしていたんですけどね…‼︎」
「この回丸っと…というかオレのツンデレが無駄だった…のか…⁉︎」
「まぁまぁ…ツンデレ因子なんてあって損は無いだろうし…」
「多少過剰でも大丈夫な筈でございます」
「それフラグなのだ」
次回‼︎いよいよ本当にツンデレ編ラスト‼︎
大変長らくお待たせしました…‼︎
まさかここに到達するために10話以上掛かるとは思ってなかったです…‼︎
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的