100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

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いよいよツンデレ喪失編、完結ッッッ!!!!
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第69話:カラゴンボールZ 復活のT

 

 

 前回のあらすじ。ツンとデレを個別に成功させる事で、なんとかツンデレを成立させた。だいぶ無理があったような気はするが、まぁツンデレ判定を貰えたっぽいのでセーフって事で。

 

 ついでに今の状況を説明しとくか。あれから長い事…大体3時間をかけてなんとか。なんとかツンデレ因子が溜まったのだ。

 

 

「これだけのツンデレ因子があれば…きっと唐音も‼︎」

 

「昨日唐音ちゃんが放出した因子と同じだけの光の大きさ…」

 

「いえ…少し大きいような気がします」

 

「サイズ比で見れば110%で間違いない」

 

 そう。一応100%で止める予定ではあったものの…せっかくだし余裕を持ってもう少しやろうという事になったのだ。11人だしな。

 

 

 

「しかし…こ…こんなにも…」

 

「キツい…なんてね…‼︎♡」

 

「おいハートマーク」

 

「絵面とは違って…中々応えましたわね…‼︎」

 

「[こ…こんなに疲れるでやんすか⁉︎]」

 

「ですが…唐音様のため…‼︎」

 

「そう…なのだ…‼︎」

 

「皆…」

 

 ツンデレ因子を何度も何度も放出した事で疲れ切ってしまい、あまりの疲労に膝を付いている皆を心配そうに見つめる唐音。安心しろって。これだけのツンデレ因子を集めたんだ。絶対成功する。それに…彼女達にここまでさせたんだ。恋太郎が失敗する訳がない。

 

 だからさ、そんな風に心配しなくても…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…あのね、河流ちゃん…大丈夫…?」

 

「ぜひゅー…ぜひゅー……」

 

「生命活動の危機」

 

「[生きにゃあならんぞ!そなたは生きにゃあならんぞ!]」

 

「かろうじて息はあるようでございます‼︎」

 

 あぁそっち⁉︎いやまぁ…確かに体力持ってかれすぎてヤバいけどさ。言われてみればさっきからちょいちょい唐音からの視線があったけども。まぁこういうのだっていつもの事…いやいつもってほどでは無いか。たまにあるくらいなんだからセーフ。

 

 

 大丈夫って事を唐音に伝えたいが、今は浅く呼吸するのが精一杯なので恋太郎にバトンパス。テレパシーって便利だよな。前回それで困らされたが。恋太郎がこちらを心配しながらも、ツンデレ因子を集めるのに集中できていたのはこれのお陰だ。今も送り続けてるし。

 

「大丈夫だよ唐音、河流は大丈夫。本人も心の中でそう言ってるから…安心して欲しいな」

 

「恋太郎君…」

 

 ほら見ろ流石恋太郎だ。やってほしい事をちゃんと分かってくれてる。好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「それにしてもこれだけのツンデレ因子…よく抑え込めてるのだ」

 

超アイヤ人3の恋太郎君の力がこれほどとは…」

 

「[驚天動地の変身、宇宙にとどろくパワー]」

 

「いやド○カンバトルの二つ名とか分かる人いないだろ…⁉︎」

 

 皆の発言からも分かると思うが、今の恋太郎は超アイヤ人3だ。1人分の因子を押さえ込むのであれば、素の状態では難しいという事でこうしている。元○玉だったらこんな事は出来ないが、ツンデレ玉なので可能だ。

 

 

 

「改めて見ると凄い見た目にございます…」

 

「美しくスパークする長髪‼︎」

 

「ち…近くに…居るだけで…風で前髪が…‼︎」

 

「凄いエネルギーを感じる…‼︎もしもこの状態の恋太郎にバットで殴」

 

「いや言い切らせねーよ…?」

 

「言い切らなくても分かっちゃうわね…」

 

「でも…こんな…‼︎眉毛のない恋太郎君なんて…ッ‼︎」

 

「ぜひゅー‼︎ぜひゅー‼︎」

 

「河流も『分かる』だって」

 

 でもやっぱり違う!!!!眉毛のねぇ恋太郎はなんか違う!!!!ホリが深くなってたりして眉毛がわりに骨が出っ張ってたりするのは…なんか違う!!!!

 

 ただこの状態が最善なのも事実だ。本来であれば四散してしまうであろう11人分のツンデレの力を受け止められる事が出来ているのも、3のお陰。ここは一つ諦めよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ行くぞ唐音…………ッ⁉︎

 

「恋太郎…君…⁉︎」

 

 集まりきった力を唐音に渡そうとした瞬間だった。一瞬恋太郎の動きが止まって、それで…

 

 

 

 

 

 

「あれ…?恋太郎先輩の姿…」

 

「も…戻ってるのだ⁉︎」

 

「そんな…なんで…ッ⁉︎」

 

 超アイヤ人3だったはずの恋太郎の姿が、元に戻ってしまった。何故だ。そんなに消耗する事なんてしてないはず…いや。そうか。恋太郎は…既に3時間も変身し続けている‼︎しかもツンデレ力を抑える事自体にもエネルギーは使っていたはずだ。これなら激しい運動をしていなくても、解除されてしまうのは当然だ。

 

 

「ぐ…ぎぎ…ぐうううううぅぅぅッッ!!!!」

 

「恋太郎ッ‼︎」

 

「恋太郎君ッ‼︎」

 

 ヤバいぞ。さっきまで抑え込めてたのは、超アイヤ人3の力あってこそ。加えて100%ならまだしも110%のツンデレ力だ。ただでさえ纏めたツンデレ力はそれぞれ11人分の心が…感情が反発し合うように暴れているのに。

 

 

「大丈夫…?無理しないで恋太郎君っ…‼︎」

 

「べ…別に唐音のためじゃないんだからなッ‼︎」

 

「…これは」

 

「恋太郎ちゃんが…ツンデレを…⁉︎」

 

「ツンデレ力に当てられてツンデレしちゃったのだ⁉︎」

 

「ごめん唐音…こんな事言うつもりは…」

 

「う…うん…大丈夫…‼︎」

 

 …なるほど。今のがツンデレの力の真価か。普段ツンデレなんてしない恋太郎が、あんな風に。恋太郎の心からも、声が聞こえてくる。あぁ、そうだな。その通りだ。これが…これが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが“ツンデレ”の力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …って訳か。凄いもんだな…ツンデレも、それに耐えた唐音も。こんな不可抗力に抗って…恋太郎に告白したのか。

 

 こういうのは恋太郎が1番良く分かるだろうな。告白するのにどれだけの勇気がいるのか。踏み出す一歩がどれほど重いのか。それを知る恋太郎だからこそ、ツンデレという力に当てられてなお…恋太郎に『大好き』と伝える唐音の凄さが。そして同じように、ツンデレの力を押さえ込もうとする恋太郎の凄さも。

 

 

 これはオレも…オレ達も負けていられないよな?

 

 

 

 

 

「み…皆…‼︎オレに…作戦が…ある…‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「“大好き”だよ…唐音…‼︎」

 

「う…ううううううーーッッ!!!!」

 

 

 唐音への想いで力をを押さえ込み、唐音へとツンデレを渡した恋太郎。そんな恋太郎の…皆の想いを受け取ろうと、『元の自分に戻りたい』と強く願い…受け取ろうとする唐音。だが、あと少しだ。あと少し…ほんの少し足りない。渡した恋太郎も、受け取る唐音も、あとわずかが制御しきれそうにない。

 

 110%のツンデレは、今の2人には過剰過ぎる。

 

 

 

 

 …だが、恋太郎ファミリーは2人だけじゃない。

 

 

 

 

「…皆⁉︎どうして俺に抱きついて…⁉︎ここは危ないから離れて…ッ⁉︎」

 

「[助けに来たぜ]」

 

「足りないのであれば補えば良いのでございます」

 

「ドラゴ○ボールだって体力を回復してから元○玉を放った…そういう事よ‼︎」

 

「危険は承知していますわ‼︎それでも…‼︎」

 

「唐音さんを助けたいんですッッッ!!!!」

 

「ぜひゅーッッ‼︎」

 

 

 

 

 オレの作戦はこうだ。体力が減った恋太郎を少しでも回復させる事が出来れば、力を安定させる事が出来る。そうなれば唐音も受け止められる。そのためにも…恋太郎に抱きつくべし、だ。なんでかって?

 

 恋太郎ならこういうはずだ。『彼女達に抱き付かれて疲れの取れない彼氏なんていない』ってな!!!!

 

 

 

「…ッ⁉︎戻った‼︎戻ったぞーッ‼︎ありがとう皆ーーッ‼︎」

 

「その姿は…‼︎」

 

「恋太郎が超アイヤ人に戻ったのだーッ‼︎」

 

「これが原作再現という事」

 

「げ…原作って…言っても…他作品…ですけどね…」

 

「そんな事はどうでも良いのだ‼︎いっけー恋太郎ーッ‼︎唐音ーッ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「……唐音は凄いな。よく頑張ったよ…たった1人でこんな力を抑え続けて…‼︎」

 

「唐音が普段頑張ってる事は…しっかり俺達にも伝わった‼︎だから…‼︎」

 

「またな…じゃない‼︎帰ってきてくれ…唐音!!!!

 

 

「またお相撲でぶっ倒して欲しいのだ‼︎」

 

「ボクには…‼︎唐音のケツバットが必要なんだよ…ッッ‼︎‼︎」

 

「1、2を争う程の戦闘要員の欠如」

 

「唐音先輩のツッコミが無いと…‼︎本ッ当に足りないんだよ…ッッ!!!!」

 

「つ…ツンデレの唐音さんだって…似合いますよ…編み物…‼︎私も…一緒に…したい…ですし…‼︎」

 

「いつも通りに…私がふざけて唐音さんがツッコんで…そんな日常を、当たり前を取り戻したいんですッ‼︎帰ってきてくださいッ‼︎唐音さん…ッッ!!!!

 

「ぁ…ああああああッッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 …爆発。立ちこめる煙と共に、『パリッと奔る黄金の稲妻』。もくもくとしていた煙が晴れていくと、そこにあったのは…金色の光を纏った唐音の姿。

 

「ツンデレの…唐音…なのか?」

 

「えぇ、アレは…間違いなく…‼︎」

 

 普段の…ツンデレの唐音とも少し違う、パリッとした…否。ツンツンとしたような、そんな空気を纏っている。髪はほんの少し逆立ったような、普段の髪型が少しツンとした感じ。なんだろうなこれ。まぁ良いか。今は…うん。

 

「べ…別にツンデレなんかじゃ無いんだからねッ‼︎」

 

「「「「「「「「「「「ツンデレだーッッッ!!!!」」」」」」」」」」」

 

 …元に戻った唐音について、喜ぼう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「おかえり唐音ーーッッ‼︎」」」」」」」」」」」

 

 皆で唐音の下に集まって、ぎゅうぎゅうとおしくらまんじゅうのように抱きつく。良かったな唐音。元のツンデレに戻れて。嬉しくなって涙が出てきた。

 

「なんか髪がツンツンしてるのだ」

 

「金色のオーラも超アイヤ人みたいでございます」

 

「でも成り方的に超アイヤ人とも違うのだ」

 

「[頂点までツンデレを高めしツンデレの戦士]」

 

超ツンデレ人…ってところかしら?」

 

「う…鬱陶しいわねベタベタするんじゃ無いわよッッッ!!!!」

 

「「「「「「「「「「「うっひょーこれこれッ‼︎」」」」」」」」」」」

 

 

 

 お得意のツンデレからか、全員まとめて大きく投げ飛ばす…もとい吹き飛ばす唐音。いや凄い力だなこれ⁉︎屋上の中心に固まってたのに、あと少しで全員屋上の外へ吹き飛ばされるところだった。おそらく、軽く引き剥がす程度の力でやっただろうに…この力とは。

 

 超アイヤ人改め…超ツンデレ人‼︎唐音自身のツンデレ力が100%を超えたことをきっかけに、眠っていた唐音の力が引き出された…という事なんだろうか。

 

 

 まぁ何はともあれ、唐音にツンデレが戻った訳だし。これで一件落ちゃ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「み…皆…あ…ああ…ッ…ありがとね…ッ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな…ッ‼︎まだ唐音ちゃんはツンデレに戻れて…‼︎」

 

「き…きれいな唐音さんのままだなんて…ッ‼︎そんな…あんまりです…ッ‼︎」

 

「キッツ…ッ」

 

「[偽りの勝利、届かなかった希望]」

 

「誰だおめー…⁉︎」

 

「そんな…超ツンデレ人も解けてるのか…ッ⁉︎」

 

「唐音先輩の…‼︎ツンデレが…ない…ッ⁉︎」

 

「こんな…上げて落とすなんて酷いですわ…‼︎」

 

「あ…あんまり…です…‼︎」

 

「これが真の絶望という事」

 

「唐音…俺は何度でもツンデレに戻すのを諦めないからな…‼︎」

 

「二度とデレるかッッッ!!!!」

 

 

 





次回‼︎いよいよアレをやります。ツンデレ編で匂わせてたアレです。

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
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