100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み)   作:メガネズミ

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タイトル回収って良いですよね。雑でも好きです。
ちなみに今回はタイトルど直球パロです。パロ…パロか?
感想・ここすき・評価・閲覧‼︎ありがとうございます!!!!




第71話:目覚めの刻

 

「前回までのあらすじは…見ての通りヤンデレの続きだ」

 

「いやわかんねーのだ」

 

「流石に台詞で長々としたあらすじを言うのは憚られますもんね…」

 

「あんなヤンデレ長台詞が許されたんだから別に良いだろ…ッ⁉︎」

 

「許されたかどうかは未確定」

 

「[お赦しくだせぇ旦那]」

 

「それにしても地の文がないのは見辛いですわね…!」

 

「ま…まぁ前話と…今話だけ…ですし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…って事で前回のオレは色々あって『ヤンデレになる薬』を飲んじまったんだよな。ヤンデレになった事で確かに重くなった上、心の声がそのまんま出力もされてるって訳だ。…こんな風に」

 

「思ったことを口に出せないツンデレの唐音さんとは大違いですねぇ〜?」

 

「あそこまで全部出すのはおかしいでしょッッ⁉︎⁉︎」

 

「出し過ぎている事について異論はない」

 

「それにボク達はツンデレの唐音の方が好きだからね…」

 

「羽香里だって口ではあんな風に言ってるけど、本当は唐音がツンデレしてくれてるのが嬉しいんだろ?それこそ唐音がツンデレ喪失してた時なんて羽香里が1番ツンデレしてたくらいだか」

 

「そこまでにしといてやるのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「そういえば河流ちゃんったらヤンデレっぽくないセリフでも声が出ちゃうのね?」

 

「確かに先ほどの言葉にヤンデレ要素は殆ど見られませんでしたし…」

 

「メカニズムに不明な点がある」

 

「多分…『それ』も河流のヤンデレのうちに入ってるんじゃないかな?こう…『本人が言わないようにしてる事だろうと言っちゃう感じの自分勝手さ』とか!」

 

「どう言う事ですの…?」

 

「ヤンデレってのは病んでるデレ、他を害する事を厭わないほどの愛情のことなのだ!」

 

「ヤンデレの特徴は強い愛情と執着、情緒不安定と束縛と攻撃性」

 

 

 

「こう言われてみると河流先輩も満たしてる…のか?」

 

「い…一応…満たしてる…みたい…」

 

 

『強い愛情と執着』は前話の長台詞でございますね」

 

「魂だけになっても近くにいるのが『束縛』なのかな?」

 

『攻撃性』…がさっきの私への長台詞ってことですね」

 

「だいぶ無理やりな気もするわね…!」

 

「じゃあ『情緒不安定』は…って河流先輩⁉︎」

 

 

 

 

 

「…………ひっく…うぅ…うぁ…うう…」

 

「泣き始めたのだーッ⁉︎」

 

「[一体誰に泣かされてんだい?]」

 

「……大丈夫だよ河流、ちゃんと俺も皆も付いてるんだから‼︎」

 

「…そうだ。そうだよな…恋太郎が…皆が付いてるもんな…‼︎」

 

「いや何があったのよッッ!?!?!?」

 

「[泣きっ面にツッコミ]」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ひっく…‼︎えっと…あの…あのなぁ…」

 

「泣きすぎてて全然声が聞こえないですよ…‼︎」

 

「じゃあまた俺が代わりに説明するよ!さっき河流が急に泣き出したのは、将来への不安が原因なんだ!」

 

「将来への不安…かい?」

 

「思ったよりまともそうな理由なのだ」

 

「河流はもしも将来、子供が出来た時に自分が元男だって知られた時に嫌われるんじゃないかとか…それが原因でファミリーの団欒にヒビを入れちゃわないかだとか…最悪の場合ファミリーの崩壊に繋がりかねない事を恐れていたんだよ…‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファミリーの…崩壊…ですか…」

 

「確かにそれは大変な事ですわね…」

 

「…ん?なんか今おかしかったよな?」

 

『くるくるくる…』

 

「…お菓子」

 

「あまりに非効率的な生き物」

 

「ポッケに入れてたハイチュウいるのだ?」

 

「おいっっしい〜〜♡」

 

 

 

 

「でも大丈夫‼︎根性があれば崩れたりなんてしないよ!」

 

「根性はともかく…恋太郎ファミリーの絆はそんな簡単に壊れることはありませんわ‼︎」

 

「その通りでございます」

 

「……唐音先輩、コレもう言って良いやつ?」

 

「えぇ、私もやるから思いっきり大声出しなさい‼︎」

 

「あら…?2人とも何を…」

 

 

 

 

 

「『もし子供が出来たら』って点に誰もツッコまないのはなんなんだよ……ッッッ!!!!」

 

「それ以前に心配事が未来過ぎるのよッッッ!!!!アンタ未来人ッッッ!?!?!?」

 

 

「だって…だって心配だったし…オレなんて楠莉先輩の薬で男から女になってしかも相性が異常に良すぎたせいで元に戻れなくなっちゃったとはいえまだ1年も経ってないのにさも当然のように女ヅラしてるっていうかしなきゃいけないだけなんだけど実質してるから言い逃れできないしそんなヤツの癖して風呂とかは水着使ったとはいえ一緒に入ってるしそんなオレを嫌な顔一つせずにむしろ誘ってくれる皆みたいな良い人相手にこんな風に考えちゃってるオレはどう考えても釣り合ってないし仮に全部の問題を棚にあげてもこんな体力無しじゃ子育てなんて到底出来そうにないしそれどころか産む事だって出来るか分からないし出来ても皆に迷惑掛けっぱなしだし結局生きてる限りこの先もずっと迷惑かけ続ける事になりそうだけどそんなの嫌だし」

 

 

「[長文カウンター]」

 

「あの2人のツッコミが押し負けた…のだ…⁉︎」

 

 

「って言うかファミリーの存続と恋太郎君の子供を産む事自体は絶対譲らないんですね…」

 

「いや逆に恋太郎がこの先オレをフるとか絶対あり得ないしそう考えていくと最終的に産むとこにたどり着くだろ…⁉︎」

 

 

 

「だからってかっ飛ばしすぎなのよッッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

結婚狂戦士回が相当先だから、今言っておきたい河流の気持ちは分かるんだけどね…」

 

「当然のように未来視」

 

「何度も言うけど未来視なんていつもの事なのだ」

 

「未来視どころか本誌を見てますわ‼︎」

 

「最近だってアニメ1期2期をファミリーで見返してたものね」

 

「そ…そろそろ…収拾が…つかなくなりそうです…」

 

「[何を今更]」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「そろそろ地の文なしも限界ですわね…」

 

「そんなこと言ったって打ち消しの薬が無いから戻せないのだ」

 

「他に良い方法は無いのかな…?」

 

「…はっ!分かりました…ここはキスで本当の心を取り戻す流れです‼︎」

 

「そして体験を平等にするために全員とする流れに持っていこうとしている」

 

「それも言わないお約束なのだ」

 

 

 

 

 

 

 

「キス…って、いつも河流は恋太郎とキスしてるじゃない」

 

「いえ!ここは真実の愛のキス!つまりディー…」

 

「ディープキスねッッッ!!!!♡♡♡私も皆と深いちゅっちゅしたいわ!!!!♡♡♡」

 

「お母様…ッ…‼︎」

 

「羽香里様の顔がしわしわの『あの』顔に…‼︎」

 

「怪物を起こしたんだから責任取れよ…⁉︎」

 

「[目覚めの刻]」

 

「サブタイ回収熱いのだ」

 

「想定が…‼︎甘かったです…ッッ‼︎」

 

「…まぁそれは冗談にしても、王子様のキスで元通りなのは一理あるわね」

 

「冗談はヨダレだけにしておけよ…⁉︎」

 

「ま…まぁ…まだ普通のキスも試してませんし…」

 

「じゃあやるぞ河流?」

 

「おう‼︎バッチこいだオレはいつだってなんならずっといつまでも待ち続けられ」

 

 

 

 

 

 

 

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「…………はっ‼︎」

 

 どこだ此処は。目の前に広がるのは視界を埋め尽くす、たくさんの人の顔。あぁ分かったぞ。ここはいつもの屋上か?起き上がってないからよく分からないが。

 

「[目覚めの刻]」

 

「サブタイ2連続回収なのだ〜‼︎」

 

 いや何があったんだ。直前の記憶が曖昧だ。オレはヤンデレになった後にめちゃくちゃな長台詞…まぁいつもの地の文代わりみたいなところだけども。そんな長台詞を吐きまくった後、色々あって泣いて…なんとかなって…ダメだ思い出せない。一体何があったんだ。

 

「俺が説明するよ…脳内で」

 

「喋らないのもそれはそれで不便ね…」

 

 ほうほう。なるほどなるほど。ヤンデレを治そうと恋太郎がオレにキスして…気絶したのか。どうもヤンデレになっていた事で耐性が下がっていたらしい。確かにヤンデレって向こうから攻められると弱いタイプも居るしな。直前のハグも今までと比べものにならないくらい幸せだったし、だとしたらキスで意識くらい吹き飛んでヤンデレも治るか。なるほどなるほど…じゃあこれで一件落着か。良かった良かった。

 

 

 

 

 

 …でもなんか変だぞ、この感覚。

 

 

 いや別にオレの意識とか思考とかがおかしいとかじゃない。普通に感覚そのものが変だ。なんて言うか…寝てる地面があんまり硬くない。柔らかい土の感じだが、まるっきり土ってわけじゃない。まるで河原だ。服越しにツンとした刺激…これは雑草か?匂いも言われてみればそんな感じだ。状況把握のために身体を起こして貰おうと皆の顔をよく見れば、その目は不安に揺れている。

 

 違和感はあった。恋太郎が脳内にテレパシーを使った時、明らかに一瞬ノイズがあった。アレは何かを隠そうとした時に起こる思考の歪みだ。何かオレに隠してることはないかと、恋太郎に問いかけようとして。ふと…恋太郎の見ている景色が脳内に浮かび上がる。

 

 

 …一面に広がる、緑。そう、ここはまさしく…『森の中』だった。

 





次回、いよいよ「アレ」に手を出します!!!!
ヒントは『小』で始まって『説』で終わるやつです。

話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!

  • 本編を進めてほしいのだ!
  • 掲示板回を一区切りつける方が効率的
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