100?いや、101カノだ!オレがアイツに堕ちるなんて有り得ない(完堕済み) 作:メガネズミ
次回更新はもう少し早めにしたいです。
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花園家の一人娘、花園羽香里は今回の件についてのちにこう語っている。
『見知らぬ世界で大人一人なら、まさかいくらなんでもお母様でも馬鹿げた暴走劇を繰り広げる筈はない…と。そう思っての恋太郎君達との別行動でした』
だがヤツは…弾けた。
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「あびゃびゃびゃびゃびゃ皆の中世ファンタジーっぽい服あびゃびゃびゃびゃびゃ!!!!♡♡♡♡」
「あっ‼︎こちらに視点が戻ってきていますわ‼︎」
「またこんな…お母様の痴態を…ッ…‼︎」
「だからってどうって事はねーのだ」
「[積み上げられし信頼]」
「負の信頼だけどな…‼︎」
様々な危険が襲い来る中、色々あって恋太郎と河流を加えたカマクルSideとは真逆。恋太郎の彼女達Sideは、特に何かがあった訳でもなく無事に王都に辿り着いていた。
まぁこっちもある意味危険ではあるが。何せ飢えた獣が居るのだ。手綱を握る人間の居ない、檻から放たれた猛獣…否。どちらかと言えば猛獣を飼う側の人間である、この中で唯一の大人。花園羽々里の存在である。
「だって好きにして良いって言ったのは皆でしょう?」
「そんなこと言った覚えないわよッ⁉︎」
「わ…私も…言った…記憶は…」
「いえ‼︎絶対に言ってたわ‼︎そうよね凪乃ちゃん?」
「院田唐音は『何か新しく着るものが無いと困るわね…』と。華暮愛々は『私も…そう…思います…』と発言していた」
「ほら言ってたじゃない」
「全然違うじゃないのッ‼︎」
「[どう聞いたらあれがそうなるでやんすか⁉︎]」
「暴論過ぎるだろ…ッ‼︎」
「もはやこれを論理と呼ぶべきではない」
ただでさえ最近は出番が少なくなっていた上、暴走する機会も中々訪れなかった事。加えて異世界という事もあり。とうとう花園羽々里を縛っていた理性のか細い糸は千切れ、欲望を表に出し切った…文字通り脳内お花畑の母が誕生したのである。
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「ぼ…ボクはこういうひらひらしたスカートとかじゃなくてズボンの方が…」
「恥じらってる育ちゃんあびゃびゃびゃびゃびゃじゃなかったこういう場所ではちゃんと性別に合った格好をしてないと怪しまれちゃうわよ?しかもここは中世。いくらファンタジーとはいえそういう権利とかの問題はまだまだ発展していない可能性だってあるのだから、ここは大人しくこのひらひらを着なさい?」
「どうして欲望に取り憑かれてしまってるのに無駄に頭が切れるんですか⁉︎」
「恐らく欲望のために脳がフル活用されている」
「り…理性が…無くなった…とは…思えませんね…」
「理性が無くなる薬を飲んでもここまで酷くはならないと思うのだ」
「無くなるどころか理性が本能とガッチリ手を組んでるだろ…ッ‼︎」
「[すっげえ恐ぇ密約だな]」
「密約にしてはオープン過ぎますわッ‼︎」
理性と本能がタッグを組んだことにより、ファミリー内ではもはや止められる者はほぼ居ないツープラトンと化したのだ。1人ツープラトンとは何かと考えたくなる内容ではあるが、間違いなくファミリー最強である。
問題児二人。ただし最強。
そんなキャッチフレーズが脳をよぎりかける。とても正気では無い。ちなみに元ネタは今週のジャ○プに3本線付きで廻帰してきているのでぜひ読んでほしい。だがそもそも1人だし問題児とは呼べない年齢である。というか導く側だろうアンタ。
止められる可能性があるとすれば。真面目モードの恋太郎か、ガチ失望モードの河流くらいだ。羽香里はもう色々と絶望しかけているし、芽衣はむしろ羽々里を手助けする側だ。
彼女は主人が幸せそうにしているのを止めるメイドではないのだ。しかもここは異世界。普段の重責を少しでも発散してもらいたいと思ってしまうのも仕方がない。
…つまり詰みである。
「そう‼︎皆若いんだから、もっともっとあ〜んな服やこ〜んな服を着ても全然問題ないわ‼︎」
「[若さ、それは青き果実よ]」
「果実…」
『くるくるくるくる…』
「そんなにお腹が空いてるなら私をお食べ胡桃ちゃん‼︎」
「成人向けア○パンマンになっちまうのだ…」
「R指定されそうですね…」
「まぁ私としてはむしろ食べちゃいたいくらいなんだけど…」
「RはRでもGの方だったのだ…?」
「Gじゃなくてもどっちにしてもダメですよ…⁉︎」
「あらそう?けれど…熟れた果実は美味しいかもしれないわよ?」
「その熟れ方は求めて無いんだよ…ッ‼︎」
「冗談よ…はい、さっき市場で頂いた果物よ」
「おいっしいい〜〜♡♡」
「あびゃびゃびゃびゃびゃ美味しそうに食べてる胡桃ちゃんかわいあびゃびゃびゃびゃびゃ」
お労しや母上。かつての威厳はどこへやら。あまりにも変わり果てた姿を目にした…いやし続けている娘の心労は想像に余りある。完全独走、私が(規制を)超えてやるとばかりに暴走する羽々里を止めんとするファミリーであったが、タガの外れ切った彼女にはなす術もなかった。
結局この日はお着替えファッションショーののち、夜が明けるまで異世界パジャマパーティーをする事となり、夜の女王(偽り無し)が君臨する事となったのだった。
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「そういえばお金はどうしたのよ?ここの宿代とかタダって訳じゃないでしょう?」
「芽衣が稼いできてくれたのよ…コレを売って」
「素材は特殊な感じだけど…これってマヨネーズ?」
「当たりよ胡桃ちゃん‼︎芽衣に別行動して貰ってたのはこのためだったのよ‼︎」
「確かに中世であれば香辛料は貴重」
「[宝石並みの価値を齎す事もあると聞くぜ]」
「羽々里様との連携の元、既に材料の調達ルート、王都周辺の販売ルートを確保しております」
「一朝一夕でコネなんて作れるものですの…?」
「あら…ちゃんと色々な場所で大きなお買い物をしたでしょう?全員分の服なんかを十数着、必要なものも多めに買ったから…そんなに一気に、しかも一括で払えるお金持ちの健全な儲け話なんて…信頼に値すると思わない?」
「そ…そこまで…考えて…」
「凄腕の経営者は伊達じゃないって事だよな…」
「私達が買い物を楽しんでいる間にそこまで考えていたんですわね…‼︎」
「流石、羽々里様にございます…‼︎」
「だからボク達に色々な服を…」
「いえどう考えても趣味ですよ‼︎実益も兼ね備えてるのが厄介ですけど…‼︎」
「何はともあれ、異世界で暮らす準備は出来たことだし。今日はもう寝ましょう?ゆっくり身体を休めて明日に備えるのが1番よ‼︎」
「な…なんやかんやで…頼れる…大人…ですね…」
「実際に衣食住を一日足らずで人数分揃えてくれてるから否定しづらいわね…‼︎」
「もしかしたら楠莉達は羽々里の事を誤解してたかもしれないのだ‼︎」
「評価を更新する必要がある可能性」
「花園グループの頂点に相応しい能力…美しいですわ‼︎」
「[申し訳ねぇ…オイラ、アンタを疑ってたよう]」
「良いのよ…そう思われても仕方のない事をしていたんだし」
「羽々里さん…」
「ごめんなのだ…ぎゅってしてやるのだ‼︎」
「[我らが挟撃をご覧に入れよう]」
「フワモコ幼女異世界バーガー最高あびゃびゃびゃびゃびゃ!!!!」
「お涎様が!!!!」
「やっぱり台無しじゃないですかッッ!!!!」
「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!!!」
いよいよ現実味を帯びてきた101話…‼︎
まだ…まだ準備が…!!!!
話の優先度はどっちがいいか教えてくれよな!
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本編を進めてほしいのだ!
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掲示板回を一区切りつける方が効率的