優しい王様のパートナーのヒーローアカデミア   作:三幹七枝

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合格!あと顔合わせ!

「清麿〜、雄英から結果の手紙来てるわよ〜!」

 

「ほんとか!?ありがとう!」

 

受験から一週間が経った時、雄英から結果の手紙が届いた。急いで2階から一階に降りて、緊張しながら母の華とガッシュと一緒に手紙の封を開けると、ポッと映像が映し出された。

 

私が投影された!

「おわっ!?あ、映像か…ハイテクだな。…ってイヤイヤなんでオールマイト?」

「ウヌウ…ムキムキだのう…」

 

『実は私はこの街で雄英高校に勤めることになってね…っとそれはいいとして!結果の発表といこうか。

え〜…高嶺清麿クン…なんと筆記試験は一位だ!スバラシイね!よっ天才児!そして実技試験!こっちもかなりのポイントだ!フフフ…実はこの試験は!敵Pだけでなく!審査制の救助活動Pがあったんだ!けど…もしかして気づいてたかな?試験中にちょくちょく他の受験生のサポートをしていたし、特に最後身を挺して受験生を守ったのもヨカッタネ!ということで…敵P42点!救助活動P40点!合計82!凄いな高嶺少年!雄英首席合格だ!』

 

興奮冷めやらぬといった様子で、オールマイトが詳細を伝える。清麿は合格という言葉を聞いて喜び…華がその前についている言葉、首席という言葉を聞いて驚愕する。

 

「お…オオ!やったぞお袋!合格だってよ!」

「凄いな清麿!筆記試験が一位だそうだぞ!」

「…ま、待って!?今オールマイトさん首席って言ってなかったかしら!?聞き間違い!?」

「え?イヤイヤいくらなんでもそれは…」

「そ、そうよね…」

 

流石に聞き間違いだと3人とも考えて、もう一度手紙を聞き直す。

 

『敵P42点!救助活動P40点!合計82!凄いな高嶺少年!雄英首席合格だ!』

 

「「「…」」」

 

 

『合計82!凄いな高嶺少年!雄英首席合格だ!』

 

「「「……」」」

 

雄英首席合格だ!

 

「「「………!!??」」」

 

 

───────────

あのあとはちゃめちゃに騒いだなあ…ガッシュが決戦に向けて鍛えた身体能力で最初の頃のように抱きついてきて死ぬかと思ったりしたが、まあよし。

 

ガッシュが王となって帰った今では懐かしい思い出だ。

 

卒業式を終え、シェリー、ブラゴと戦い、ガッシュとの別れを噛み締めていたらすぐに登校日となった。

 

「いってきまーす」

「清麿…頑張ってね!」

 

雄英の門をくぐり教室まで歩く。色々な個性に対応してあるバリアフリー要素に感銘を覚えながら歩いていると、教室に着いた。すると一人扉の前にいた。あの0P敵を倒した癖っ毛だ。教室に入ろうとしてるようなので話しかける。

 

「こんにちはー。」

 

「わっ!?あ…こんにちは!」

 

「アンタも1-Aか?確か試験で腕ケガしてたろ、大丈夫だったか?」

 

「あ、うん…僕は1-A。緑谷出久って言います。腕は…治りました」

 

「そうか、ならよかった。オレは高嶺清麿。よろしくな」

 

少し会話をしながら扉を開いた途端に耳をつんざく罵声が聞こえてきた。

 

机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!?

 

思わねーよてめえドコ中だよ端役が!

 

「「おわっ」」

 

こちらに気づかずに二人は会話を続ける。

 

「ボ…俺は私立聡明中学校出身の飯田天哉だ」

 

「聡明ィ〜!クソエリートじゃねえかブッ殺しがいがありそうだな」

 

「君ひどいなほんとにヒーロー志望か!?」

 

(イヤ本当にひどいな)

 

…とここまで話した辺りで二人もこちらに気づいたようだ。堅物メガネ学級委員のような方が話しかけてくる。

 

「俺は私立聡明中学の…」

 

「ああ、聞いていたから大丈夫だ。オレは高嶺清麿。まあ知らないだろうが…モチノキ中ってとこ出身だな。」

 

「ム…確かに知らな…いやモチノキ?少し前に巨人騒動があったところか?」

 

「あぁそうかファウード…合ってるぞ、オレはそこ出身だ。よろしくな飯田、呼び捨てでいいか?」

 

そうか…ファウード騒動で少しモチノキもニュースに載ったけな…

 

「構わない。よろしく頼むぞ高嶺くん。してそっちは…」

「あ…っと僕、緑谷。よろしくね飯田くん」

 

「二人とも…君たちはあの実技試験の構造に気がついていたのだな。俺は気づけなかった…!特に緑谷くん、君を見誤っていたよ!悔しいが君達のほうが上手だったようだ!」

 

「まあまあ…なんだかんだ言って受かれたんだからいいじゃないか」

 

そんなことを話しているとまた一人やってくる。

 

「あ!二人とも!試験の時の!」

「ん?あぁあの試験の…」

「そうそう!私は麗日お茶子!よろしくね!二人ともプレゼント・マイクの言う通り受かってたんだね!そりゃそうだ!私のこと助けてくれたんだもん!」

 

(…なんだかんだ馴染めそうだな…このまま色んな人と話したいが…)

 

「今日って式とかガイダンスだけかな?先生ってどんな人だろうね、緊張するよね。」

 

 

数人で話していると、廊下に寝っ転がっている寝袋に包まれた人物が唐突に話しかけてきた。

 

 

 

「お友達ごっこしたいなら他所へいけ。ここは…ヒーロー科だぞ」

 

 

……誰の何?

 

 

 




アンサートーカーは慎重に扱わねば…

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