とある日の無限書庫録(凍結) 作:ノウレッジ@元にじファン勢遊戯王書き民
第1話と2話は、舞台設定紹介のストーリー。
本格的に始動するのは3話目以降になります。
ご寛恕下さいませ。
眼鏡な鈍感はよくモテる
―――時空管理局廊下 AM 10:21
時空管理局の廊下を、3人の男女が歩いていた。
男2人に女1人という組み合わせだ。
「“吾輩は司書である。名前はまだ無い”」
「何を言っている?」
「ちょっとした戯言だ」
大柄な男に対して冷めた視線をぶつける、まだ少女と言ってもいいくらいの女性。銀髪に眼帯と、特徴的な見た目は、廊下を歩く男性局員の視線を集めている。
その更に隣には、和服を来た青年が歩いている。第97管理外世界の日本の服なのだが、夏は涼しく過ごせると、少し改造された形でミッドチルダで密かに人気を集めている一品だ。
ちなみに大柄な男の呟いた言葉も同じ世界の本の一部を引用したものである。数ある管理外世界の中でも、文化や道具、人の交わりが比較的多くあるのが特徴というのが知識人達の見解である。
「と、着いたぞ」
「む」
そんな3人が辿り着いたのは1つの扉の前。豪奢な作り、というわけでも無いが、一部門の長がいる部屋としては十分な作りである。
徐に武器を構える男2人に対して、小柄な女性は少し躊躇するかの様に口を開く。
「……私はこの任務は初めてなのだが、本当に良いのか? 中にいないかも知れないし、話をすれば渡してくれるかも知れんぞ?」
だが、それを青年は一蹴する。
「構いやしないよ。あんチクショウ、通信で何て言っていたと思う?」
「さあ?」
「『情報を出すしか能の無い奴らがガタガタ言うな。無期限に貸し出せ』だってさ」
それには流石にカチンと来たのか、銀髪の女性も眉根を寄せた。
続けて大柄な男性も口を開く。
「更に奴は以前、司書長にこうも言っていたな。『
不愉快そうに大柄な男性が言う。
その男の言った“アレら”とは物の事では無い、人の事だ。しかもその内の1人にはここにいる銀髪の女性も含まれているだろう。
自分だけでは無く妹達ですらその様に呼ばれていた。その事実に女性は流石に穏便に済ませる気持ちは消え失せた。
「成程。して、目的の人物は中にいるのか? 無駄足で修理費の無駄払いは避けたい」
「無問題である。我らが司書長が通信で足止めしておる。まだ扉の向こうにいる事はアインス嬢からの情報で確認している」
そうか、ならば問題無い。そう言った女性は懐からナイフを抜き出した。手の指と指の間に1本ずつ、それを両手に。合計8本のナイフを携えた。
大柄な男は背負った大筒を袋から取り出して砲弾を装填し、青年は腰に差してあった短い刀を2本引き抜いた。
「誰が行く? 修理費は奴ら持ちとして、この鍵のかかった扉をこじ開ける役は? 私としては、あの子達の姉として、そして初陣として私が行きたいのだが……」
「なら行けばいいじゃねぇか。俺は今回譲るぜ?」
「うむ。我輩も賛同しよう。存分に扉を壊してやってくれ」
では、と女性は1本のナイフを扉に突き刺す。
それを見届けた3人は扉から可能な限り離れる。周囲には他の管理局員が見ていたが、『ああ、扉の向こうのヤツはバカやったんだな』程度にしか考えていないため、そのままスルーして歩き去っているか、物珍しさに野次馬根性で見物している。
スゥ、と女性が息を吸った。
「“ランブル・デトネーター”!」
そう女性が叫んだ瞬間、扉が―――正確に言えば突き刺さっていたナイフが―――爆発して吹き飛んだ。
そして扉の無くなった入口から堂々と中へ入ると、驚いた表情でこちらを見ている、小太りの男がこちらを見ていた。
そんな男を見て、3人は名乗りを上げる。
「無限書庫二級特務司書、チンク・ナカジマ」
「同じく一級特務司書、バスカ・シボレー」
「同じく、スレイ・B・スクライア」
『期限切れ貸出図書の請求に参りました』
―――無限書庫司書長室 AM 11:00
「スクライア司書長、貸出無断延長の本を取り立てて参りました」
「うん、お疲れ様」
3人、バスカ、スレイ、チンクは持って来た10冊余りの新書を机の上に置いた。
机を挟んで向かい合っているのは、二十歳前後の、一見すると女性にも見える、中世的な容姿を持つ男性だ。
腰まである長い金髪をうなじ辺りで緑のリボンを使って纏めており、丸い眼鏡の向こう側にはエメラルドグリーンの瞳。ただしその目の下には黒い隈。もう何日も寝ていない証左だ。
だが倒れていないだけマシなのかも知れない。ヘタな事をするとこの人物は1ヶ月もの間、書庫に籠りっぱなしで働き続けるのだから。それで倒れられた事が過去2度3度。そうしない様に司書の皆は頑張っているのだが、如何せん慢性的な人手不足に悩む管理局、振り充てられる人員はごく僅かである。しかもその殆ど、酷い時には全員が転属届けを出すのだ。
「司書長、何日寝てません?」
「んー、2日?」
首を傾げる青年。それを訂正したのは、その傍らにいた銀髪の妙齢の女性、アインス。赤色の瞳を光らせて顔を顰める。
「正確には5日は寝ていません。そしてその内取られた休憩時間は2時間未満です」
「チンク嬢、例のリストの内の誰かに通信を繋いでくれ」
「既にやっている」
「ちょ!?」
慌てて止めようとするも、既に時既に遅し。
通信はすぐに繋げられ、青年は叱られたのであった。
「はぁ、ユーノは相変わらずだな」
「うむ。だがそれが我らの司書長だろう」
「スクライア司書長がこうで無かったら、私達はこうしていなかっただろうしな」
叱られる青年、ユーノ・スクライアを見ながら、3人は小さく笑うのであった。
―――無限書庫内 PM 16:39
「しかし、ユーノは何時でも無茶するよなぁ」
「でもぉ、それがユー君だよぉ?」
小太りの男から本を回収して半日、ユーノがお叱りを受けて仮眠を取り始めてから6時間程が経過していた。
書庫の一角にはフワフワと浮かびながら検索魔法を展開する小太刀二刀の青年スレイと、その隣で同じく検索魔法をほんわか系少女が展開している。
検索魔法と速読魔法を同時に展開し、必要な資料を纏めるのが司書の主な仕事。それはマルチタスクという人が個人でできる行動や魔法の数量をかなり食うため、一般には並列して何かを行う事はまず不可能。喋る事は不可能に近しいし、魔法の1つである念話など以ての外である。
ただ、2人とも2~3冊しか展開していない。今日は余裕がある様だ。これなら喋りながらでも仕事ができる。
「ま、そうじゃ無きゃ俺達もこんなトコで司書なんざしてらんねぇけどな」
「だよね~」
検索が終わった本を戻し、次の1冊を取り出す。
丁度その時、通信が入った。
『スレイ・B・スクライア一級特務司書』
「お、アイさん、もといアインス秘書。どうしました?」
通信の相手はユーノの秘書、アインス。銀色の髪を持ち、赤い瞳を持つ女性。
カチッとしたスーツよりもカジュアルな服の方が似合うのではないかという評価を受けているのは秘密である。
『任務です。情報課へと資料の取り立てへ出向いて下さい。ターゲットは情報課副課長、ハチゴ・コールです』
「分かりました。ああ、そうだ、アミュレも連れてっても?」
『どうぞ。メンバー編成はお任せします』
ブツッ、と通信が切れる。
スレイは本を元に戻すと、アミュレに声をかけた。
「アミュレ、情報課まで取り立てに行くんだが、ついて来るか?」
「お~、行くよぉ~」
んじゃ俺達2人で決まりだな、とスレイは書庫の出口に向かい、アミュレもそれについて行く。
それを見ていた他の司書は可哀想に、という感情を情報課副課長に抱いていた。
時空管理局、それは無数にある次元世界における犯罪を取り締まる巨大な法の組織。
立憲・司法・行政の3つの政治的な役割の内の2つ、立憲と司法を受け持つ、今から80年弱前に設立された機関だ。
大昔のオーバーテクノロジーで作り出された古代遺産“ロストロギア”を管理する事と時空を叉にかけて発生する犯罪を取り締まるのが主な役割であり、その中には当然様々な機関が存在する。
ユーノ・スクライアが率いる無限書庫もその内の1つ。10年程前まで放っておかれており、そのため中にある資料は今尚整理中。『無限書庫を探せば全ての答えが見つかる』と言われる程の情報が終結しているのだが、残念ながらその情報そのものを探す事が困難であるという無意味さを持つ。
無限書庫で使用される検索魔法や速読魔法は脳や魔力行使の根幹であるリンカーコアに多大な負担をかけるため、毎年薬や病院、医者のお世話になっている人が後を絶たない。そのため、管理局一多忙かつ激務であり、ここに配属される事=左遷or解雇という考えもある。
おまけに未だその実績を認識していない輩も多く、「穴倉の大飯食らい」、「管理局の穀潰し」、「無駄な高給取り」などという不名誉なあだ名が数多くついている。
リーダーであるユーノは気にしていないのだが、不満に思っているのは付き合いの長いメンバーにはよく分かっている。もしも無限書庫が機能しなくなった場合、少なくともロストロギア関連の任務では確実に被害者が増えるだろう。実際、ユーノが司書長になってから、その手の被害者は4割も減ったのだから。
その手のグチを言い合いながら、スレイとアミュレは廊下を進む。
「ったくよぉ、不名誉極まりねぇっつーんだよ」
「だよねー。わたし達がこうやって頑張ってるのに、認めてくれないんだよねぇ。そりゃあ表彰されるよーな仕事じゃ無いけどさー」
「第一さあ、誰のお陰で死人減ってるってのが分かってねぇよなぁ?」
「わたし達みたいな特務司書が言える事でも無いけどねー」
「違ぇねぇな、ハハハ」
「あはは~」
ケラケラ笑いながら、二人は目的地の目前にまでやって来た。昔からの幼馴染で腐れ縁な会話はここで打ち切りとなったようだ。
「じゃ、行きますか」
「おっけ~♪」
スレイは2本の小太刀を、アミュレは待機状態だったデバイスを起こし、お得意のライフルモードにする。
「無限書庫一級特務司書、スレイ・B・スクライア」
「無限書庫準一級特務司書、アミュレ・R・スクライア」
『期限切れ貸出図書の請求に参りました!』
そして元気な声で扉を吹き飛ばし、2人は部屋の中へと乱入した。
―――管理局廊下 PM 17:44
「ちょっと、油断したか」
「だねー」
小太刀を腰に差し、背中に大きな本を背負うスレイ。そしてブックバンドで10冊あまりの本を縛ったアミュレは、無限書庫へと歩を進めていた。
特務司書、それは数年前にユーノが設立した、荒事を担当する司書。普段は普通の司書と同じように働き、貸出期限の切れた資料があり、それの返却の催促に応じない場合にのみ、武力行使を以てそれを無理矢理返却してもらう。
名前だけの所属もOKで、空も地上も問わずに所属できる。中には遠い次元世界の彼方にいる特務司書というのもいるくらいだ(そしてその特務司書が、その近くに逃げた犯罪者や延滞を無視した輩を捉えた事もある。人生何があるか分かったものでは無い)。
スレイ、アミュレ共々、スクライア時代からのユーノの知人であり、その実力は総合AA相応。その点だけで見ればユーノよりも上である(ただしあくまで“総合”なので、それでユーノよりも強いかどうかは別だ)。
検索・速読共にそこまで得意では無い彼らが無限書庫にいるのはそういった理由もある。
ちなみに元々は解雇された書庫長(司書長よりも上。現在は空席)からの逆恨みによる攻撃を防ぐためと言われているが、詳細は付き合いの長い彼ら以外は知らない(幼馴染メンバーも知らない)。
と、前からトコトコと、一匹の小さな動物が歩いて来た。四足歩行でブロンドの毛並み、緑の目にフサフサの毛並み。紛う事無く―――
「ありゃー、ししょちょー」
「どうしたんです、司書長?」
そう、ユーノだ。魔力の消費を抑えたい時などに変身するフェレット形態、人呼んでフェレットモード(そのまんまじゃん、というツッコミは却下)だ。
管理局には使い魔や守護獣も数多くいるので別に動物が廊下を闊歩していても、誰も何も不思議に思わない。だが、その情景は少々異常だった。
「あはは、タメ口で良いよ。君達も動物形態かい?」
「ああ、ちっと油断しちまった」
「ミスしちゃったのー」
一匹二匹いるくらいなら気にも止めないだろう。しかし、内2匹が本を持った動物3匹が廊下で会話していたらどうだろうか?
襲撃を仕掛けたスレイとアミュレだったが、思いの外強い抵抗を受け、二人とも自己治癒力強化のために動物形態をとっていた。これがスクライア一族に伝わるものか否かは不明である。
スレイは仔牛、アミュレは熊になっていた。草食、雑食、肉食が相見えた瞬間である(熊の圧勝は確実だったが)。
「ゴメンね、手伝ってあげればよかったんだけど……」
「気にすんなよ、ユーノ。今日はハラオウン執務官と食事なんだろ?」
「そーそー、まともな食事なんて殆ど取らないんだからー、この機会に沢山食べなよー」
「ありがとう」
JS事件が終了し、機動六課解散後、別々の道を再び歩き始めた彼と幼馴染ズ。しかしユーノとはよく時間があれば会うし、食事もする。理由? 聞くな、解れっつーか悟れ。
「バニングスさんとか月村さんとかも近い内にまた来るんだろーしさぁ、もっと健康維持に努めないと、皆悲しんじゃうよー?」
「あー、うん、努力するよ……」
「お前のそれはやらないって言っているのと同じだ」
「う……」
痛い所を突かれ、視線を逸らすユーノ。自覚はあるらしい。
とは言え、時間はもう夕方。食事の約束を取り付けているのなら、そろそろ行かないとマズいだろう。
「ま、今回は時間も押しているし、行きな」
「うん、ゴメン」
「いってらっしゃーい」
ピョコピョコと尻尾を揺らしながら、ユーノが走り去る。
あの姿のまま食事場所に行かないかどうか、2人はちょっぴり不安だったりした。
―――無限書庫内 PM 18:52
「スレイー、終わったー?」
「ぼちぼちだな。アミュレ、お前は?」
「こっちもそろそろかなー」
パキパキ、と伸びをするスレイに、軽く欠伸をするアミュレ。
今日の仕事もそろそろ打ち切りにするかと考えていたところだった。
「あレ、司書長、ドうしたんデスか?」
訛りのある司書の言葉に、何人もの司書がそちらを向いた。
『し、司書長!?』
「う、うん、そうだけど、どうしたの皆、そんな驚いて?」
驚いたのも無理は無い。ユーノが書庫を出て、まだ一時間程度しか経過していないのだ。そんな短時間で食事が終わるとも思えないし、終わったとしても無限書庫に戻って来るのはおかしい。
となると、彼がここにいる理由はただ1つだけだ。
「……またアノ真っ黒ゴキブリ提督ですカ?」
「うん。食事中に緊急の資料作成の依頼が届いてね。明後日出発するクラウディアの向かう先の資料がほしいってさ」
「……ハラオウン執務官は? お子さんと一緒に食事をするとか聞いてましたけど」
「クロノからの依頼を優先しなくちゃいけない状況を説明したら理解してくれたよ。その後エリオくんとキャロちゃんと一緒にデバイスをセットアップして猛スピードでどこかへ行っちゃった」
急な任務だったのかもね、と呑気に言うユーノ。
……きっと、急な任務というのは間違っていないだろう。そして、クラウディアの出航予定は多分、いや確実に延長されるに違い無い。原因は多分落雷。
「じゃ、僕は資料纏めるね。明後日までに終わらせないと」
「……お気をつけて」
「ファータ、手伝います」
「あ、じゃお願いね、アイ」
「はい」
秘書と共に資料作成のための検索を開始するユーノ。その傍らではスレイが皆を集めてユーノ以外に念話を使って会話をしていた。
(おいオメェら、こんなのが許されていいと思うか!)
(思わなーい)
(理不尽だろう!)
(あっちゃいけないと思うッス!)
(ワタクシも同感ですネ)
(うむ)
(ファータの友人と雖も、許されざる事です)
スレイの問い掛けに、皆が怒りの感情を隠さずに返答する。
その答えに満足したのか、スレイは更に言葉を紡いで通信する。
(あんな黒男に邪魔されて恋路の1つも満足に歩けない状況じゃあ、いくら何でも不憫だろうがよ。誰と結ばれようともよぉ。……実際誰と結婚するんだろうな?)
(高町教導官、かわいそーだよー)
(義理の妹を渡したくないなんていう気持ちでハラオウン執務官を邪魔するとは許せん!)
(夜神特別捜査官が相手じゃないんスか?)
(ユーノきゅんはオレの嫁ぇ!)
(バニングスさんと仲が良いと聞いたのだが?)
(月村さンが本命トか何とか)
(お相手ってハラオウン提督じゃないの? だからこうして資料請求に見せかけて……)
(私はファータが幸せなら誰でも……)
(ハーレムを企画してると風の噂で聞いた事あるんじゃが)
(ヴィータ教導官、仲良い、聞いた)
(シグナムさんに一票!)
(司書に気になる人がいる可能性もあるな)
(……少なくとも、独身なんて事態はさけるべき)
(アコース査察官! ヴェロ×ユノ! 今年のコミケはこれで! 実話だと尚良し!)
(何にせよこのままじゃ、あの子達が不憫だわ)
(うん、ボネットとイールとミラ、後でちょっとツラ貸せ)
ミッドでも同性婚より異性婚の方が歓迎されるらしい。
それは兎も角、彼の恋路を応援する者が集ったこの無限書庫。これが日常風景である。
そこにいるのはユーノを敬愛し、そして彼の幸せを願った者達の集う、管理局一多忙な事務機関、無限書庫。故に彼らは願う。ユーノに幸あれと。
(トトカルチョも好い加減カオス化してきたな)
(彼が幸せそうな顔してくれれば、元気百倍なのに……)
……一部不純な輩もいるが。
そうこうしている(この間僅か10分)内に―――
「資料はこれで終わりかな」
(((早っ!?)))
ユーノは資料を仕上げてしまっていた。
「早いッスね、司書長……」
「あの世界は前に1度資料を作ったからね。それを元にしたら大して時間かからないでしょ」
それを聞いてスレイは困った表情になる。
自分も前にユーノが調べた事のある資料を元に新しい資料を作ったが、1日はかかった。やはり彼は、司書長たる器なのだろう。
「ふぅ、今度埋め合わせしないとな」
「そレは良い考えでスネ」
「エリオ君もキャロちゃんも僕の事を『お父さん』なんて呼んでたし、ヴィヴィオだって『パパ』って呼ぶし。アイやリインも『ファータ』って。うーん、やっぱりまだ子供だね」
(((それは外堀埋めに来てるんですよ、司書長……)))
(ファータ、私は幼くありません……)
「何かそれ関連で良い案ないかな?」
中々にえげつない戦術を使う3人である。
司書の皆は、そういった手を使う3人の美人な見た目の中身に、そしてそれに気付かない司書長の鈍感さに震撼するのであった。
To be continued
オリキャラ名前由来
ハチゴ・コール
→ハチゴー(ハチロクと同世代でありながら欠陥車とされた車)
コール(石炭。燃料である石油より劣るというイメージから)
ボネット
→ボンネット
イール
→ホイール(タイヤ)
ミラ
→ミラー
スレイ・B・スクライア
→スラッシュ・ブレス(ドラゴンクライシスの主人公の武器)
アミュレ・R・スクライア
→アミュレット(スレイが攻撃なので守りのイメージで)
ローズ(ドラゴンクライシスのヒロインの名前)
バスカ・シボレー
→バズーカ
シボレー(車の名前)
ちなみにスレイのBは『ブレイド』、アミュレのRは『ライフル』のイメージしました。どう読むのかは決めてません。「こんなのどう?」みたいなのがあったら、それを採用したいです。
感想、待ってます。