ラスティング・フロンティア〜一般ゲーマー、レアモンスターを倒さんとす〜 作:晩やん
ふふ…ままならない…ね。
経験値が入ってない…
負けた。絶対トドメ刺してただろ。内臓破壊してたし、消滅エフェクト出てたって。クッソ。……となると俺が殴ったやつは身代わりかよ。てかそもそも切り落とした尻尾が動くってなんだよ。他の蠍はアイテム化するって噂だろ。あークソクソクソ。シャンフロにそういう先入観を入れたらダメってのは知ってるけどさぁ…。あんなに面倒くさい手順踏んで戦ったってのになんだよ、何も獲れずに終了かよ…。
後の祭り。過ぎたことを考えても無駄か。とりあえず撮った写真を依頼主のところに届けに行くぞー。
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サードレマのハズレにある、何の特徴もない借家に入る。失礼しまーす。
ひえー、いつ見ても趣味悪い絵だなあ。玄関からこれでお出迎えとか、家主の異常性を思わせるね。
さて、心を無にしなければ。
「いつもありがとうございます…。やはり幻覚ではなかったのですね、紫苑の蠍は…。これで
「ソーデスネ、ヨロコンデイタダキ、ワタクシトテモウレシイデス。」
「本当にありがとうございました。こちら、ほんの気持ちですが受け取ってください。」
「………ハハッ」
もうこのキャラ付けも疲れたなぁ。この話し方しないと好感度下がるってなんだよ。
『要求された写真を渡した』
『クエスト「亡霊蠍の在処を追って」をクリアしました』
『アクセサリ【
ふう…終わった。というかこいつ経由のクエストも結構やってきたな。
ただこんな変人からレアモンスターの話を聞けるとは思ってなかった。日頃のからこういう奴の
では!魔骨軍蠍再戦に向けて!いざ!
「あの!良ければなのですが…もう一つお願いがありまして…。」
「ハイ、ナンデショウカ」
ちょっと!今俺が決意を新たにしているところでしょうが!てか何!なんかスパン短くないか?!大体十日に一回くらいなは
『ユニークシナリオ「
うそん。
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ユニークシナリオ「
話を聞くに、どうやら今まで貰ってきた煙管を使って特定のモンスターを討伐するクエストっぽいが、煙管を使ってとか、そもそもその討伐するモンスターが
……だが正直に言う。ワクワクしないわけがなかった。
今俺が持っているものが
・【
・【
・【
・【
・【
この5種類だ。5つ集め切ることが条件だったっぽいな。ただ、この煙管たち、どれを見てもクエストのヒントらしきものが
やってなかった事といえば……とりあえず吸ってみるか。
……微妙だ。舌が痺れる。ダメージを喰らっている感覚に近い。ゲーム的表現だろうが、良い気分はしない。しかもスタミナに20分の下降補正?なめてんのか。五感系スキルにも下降補正が入って、その代わりSTRが上昇するのか。…俺はそういう系に愛されているのか?はぁ…嫌になっちゃうよ。まあ、倉庫行きかな。
…ん?何か輝いてるものが……俺のインベントリだ。
「
「
亡霊の魂を携える魔骨軍蠍の殻。亡霊は消化されず意識のある状態で守る鎧として再形成される。死してなお死を味わった怨念は、彼の者へ復讐を誓う。
こんなの手に入れてたんだな。
…それに今気づいたが、奥古来魂の渓谷にもデカい輝きが……。
ああ、
特定のモンスターを討伐することで進む系統のシナリオと考えていたが、あってそうだ。
多分煙管はナビゲーションだ、目的のモンスターの場所がわかる系の。
おそらくこの【
それに他も大体検討がつく。クエストで関わったモンスターだろう。
となると全部未討伐のレアモンスターだ。
あがってきたあぁあああ!!!!!!
当分の目的は「
まずはぶっ壊した「皆伝の手甲」回収だ!行くぞ!
⬜︎ ⬜︎ ⬜︎
うわ、まじか。僕だけだと思ってたんだけどな、浮気しやがって。まあしょうがない。まずはコンタクトを取って、そっからだ。
三本の剣を携えるプレイヤーは静かに煙を吹かせる。新たな挑戦者への期待を胸に。
(やっぱこれ不味いな……)
【不気味な煙管《ごおすと・きせる》】
飢えた亡霊は生気を吸い取り自壊の呪いを授ける。
死の運命を受け入れ、己の限界を超えろ。
一号が吸ったらすぐに死ぬマズイものなんですが、やはり二号クオリティと言いますか。
封臓で何とかしちゃってますね。