「ただいま〜!ジン兄様、ユウ姉様!」
「ジン様、ユウ様、ただいま戻りました。」
ホムラ達がジンの家で夕飯をご馳走になっていた時、ジンの家に2人の少女が上がってきた。
1人は白い衣服に頭に狐のバッチを着けた少女、もう1人は甲冑に着物を合わせた服を着た鬼人族の少女だった。
「おぉ、トモエ、シグレお帰り。今客が来てるんだ。みんな、紹介するな。妹分のトモエと護衛のシグレだ。」
「こんばんは!
「
「よろしく頼む。ホムラだ。」
「ギルフォードだ。」
「レベッカです。」
「3人とも今日は泊まっていけ。ウチは布団とかも置いてあるし、温泉も湧いてるぞ。」
「温泉か、楽しみだな!ギル!」
「そうだな。身体を休めるのにも悪くはなさそうだ。」
「私もしっかり休みたいから嬉しいかな。」
温泉を楽しみにするホムラ、ギルフォード、レベッカはその夜、ジンの家に泊めてもらい、体を休めるのであった。
そんな中、タカマガハラに続く道に5体の巨大な身体をした黒い鬼、
「ぐおおおおおぉぉおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
「お、おお、鬼だ!!?鬼だぁぁぁぁ!!!」カンカンカンカンッ!!
黒鬼達は鳥居を無理矢理破壊すると、タカマガハラに侵入し、それを見た見張りが警戒を促す為に鐘を鳴らす。
「何だ?鬼?」
「巨大な異獣らしいな、レベッカ、お前はここにいろ。ホムラ、行くぞ。」
「うん、分かった!」
「おっしゃ!!やるか!」
ホムラ達が黒鬼の討伐に向かう中、鐘の音を聞いたタカマガハラの民達は、恐怖して神殿に避難しようとしていた。
シグレが民達を避難させていたが、黒鬼達はズン、ズンと迫ってくる。
「あぐっ!?お母さん!?」
「まずい!!」
避難しようとしていた少女が転び、黒鬼の手が伸びる。
そんな時、黒鬼を炎と氷が包み、半身を炭化、半身を凍結させて倒す。少女が目を開けると、そこにはホムラとギルフォードがいた。
「早く逃げな。」
「さぁて、鬼退治といきますか!!」
「ぐおおおおおっ!!」
「炎龍拳!!」ドオオオオオオッ!!
「アイススピナー!!」ビュオオオオオオオッ!!
ホムラの炎を纏った拳とギルフォードの氷の剣による斬撃が黒鬼を押していき、巨大な黒鬼は焼け焦げ、ガチガチに凍結していく。
しかし、残った黒鬼の1体は倒れた同族の亡骸を捕食していくと、ボギュ!ボギュッ!と嫌な音を立てながら変化していき、山並みに巨大な身体へと変貌していった。
「デカ過ぎだろ、これは。」
「こんなの普通じゃありえない。」
「お二方、ここは拙者が!」
シグレが自身の愛刀を抜こうとした時、黒鬼が小山並の拳を振り上げてシグレを潰そうとしたが、ホムラが咄嗟に彼女を庇い、大事には至らなかった。
「負けるかよ!炎龍脚!!」
ホムラの飛び蹴りが黒鬼を後ろに吹き飛ばすが、黒鬼はホムラを潰そうと両腕を振るう。
咄嗟に躱す事が出来たが、体勢を崩してしまったホムラを黒鬼が踏み潰しに掛かったその時。
「攻式 壱之型
ズバッ!!
「「「!!?」」」
黒鬼が一撃で両断され、斬撃が飛んできた方向を見ると、そこには黒い刀剣を腰に差しているジンがおり、彼が黒鬼を一撃で倒したらしい。
「遅くなっちまったな。悪かった。」
巨大な黒鬼を倒しながらも、民を心配するジンにホムラは驚いて見ていたのであった……。
◆◆◆
翌朝、ホムラ達はジン達に見送られてタカマガハラを発つ事になった。
「世話になった。ありがとうな!」
「いや、こっちこそタカマガハラを助けてくれて助かったよ。これからどうするんだ?」
「次は海に行くつもりだ。そこで調達とかをするつもりでいる。」
「そうか。またいつか会えたら飯でも食おう。」
「おう!」
ホムラとジンが拳を合わせると、ホムラ達はタカマガハラを旅立ったのであった……。
コメント待ってます。
この作品は短編でも可ですか?
-
はい
-
いいえ