VenusBlood‐Slayer   作:ボルボロックス

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久方ぶりの投稿です。


第9話 海の国とゴーカイな男!

 ジン達と別れてタカマガハラを出たホムラ達3人は、海を目指して群島国家フォートラフスに向けて、旅を続けていたが、その道中で異獣に襲われていた村を助けたりしていた。

 

 

 そんな中、ホムラ達は山の中で生き倒れていた1人の男に食事をご馳走していた。

 

 

「いやぁ、悪いな!助けてもらった上に飯まで食わせてもらってよぉ!」

 

 

「いや別に良いんだけど、身体なんとも無いんですか?えっと……。」

 

 

「おうよ!名乗りがまだだったな。俺はロジャーだ。フォートラフスで暮らしてるんだが……いやぁ、気付いたら山ん中で寝てたんだわ!がはははは!」

 

 

「ギル……この人って。」

 

 

「あぁ、俺も分かった。」

 

 

「私も分かったんだけど……この人。」

 

 

「「「(自由すぎる!!?)」」」

 

 

 自由すぎる男、ロジャーに内心驚くホムラ達。

 

 

「そういえば、お前ら何処目指してるんだ?」

 

 

「俺達フォートラフスに行きたいんだ。そこで船に乗って旅をするんだ。」

 

 

「そうだったのか!よし、なら俺もフォートラフスに帰ろうと思ってた所だ!4人で行こうぜ!がはははははは!」

 

 

「自由すぎる。」

 

 

「そ、そうだね、ギルくん。」

 

 

 豪快に笑うロジャーにギルフォードとレベッカは、苦笑するも4人でフォートラフスに向かうことにした……。

 

 

◆◆◆

 

 

 自由な男ロジャーを連れて、フォートラフスに向かったホムラ達は、群島地帯の1つにある島に向かったのだが、その島は何故か薄暗く活気がなかった。

 

 

「何だ、この島?」

 

 

「何だか皆さん、元気がないですね。」

 

 

「おい、どうした。何かあったのか?」

 

 

「ん?あぁ、ロジャーさんか。帰ってたのか。」

 

 

「おう。そんで何かあったのか?島に活気がねぇが。」

 

 

 ロジャーが尋ねると、島民の男性が答えた。

 

 

「海の異獣、“シー・サーペント”が暴れてんだ。船が出せなくて漁にも出れねぇで困ってるんだ。」

 

 

「シー・サーペントか。そりゃあ面倒だな、あの“跳ねっ返り”が何もしないわけねぇし……よし分かった!なら俺に任せとけ!シー・サーペントを蹴散らして戻ってくる。」

 

 

「なっ!?無茶だ!シー・サーペントは、かなり狂暴なんだぞ!?この間も海兵隊の船が潰されて!」

 

 

「俺の船なら負けねぇさ。シー・サーペントを締めて、そんで戻ってくる!悪いんだがドレークの奴に一報を頼む。“暴れるから任せてくれ”ってな。」

 

 

「「「(ドレーク?)」」」

 

 

「なぁ、悪いんだがお前ら手ぇ貸してもらえるか?大まかな事は俺がやるから、お前らは船に乗るだけでいい。」

 

 

「船に乗せてくれるのか!?」

 

 

「あぁ、俺の船に乗せてやる。助けてもらった恩も有るしな。俺の相棒も紹介するぜ。」

 

 

「ロジャーさんの相棒、ですか?」

 

 

「あぁ、今は一緒に暮らしててな。少し破天荒な所はあるが、話の分かるやつだ。着いてきてくれ。」

 

 

 ロジャーに連れられて、ホムラ達は彼の家へと向かうのであった……。




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