VenusBlood‐Slayer   作:ボルボロックス

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力の片鱗が垣間見れます。


第2話 この世界について。 

ホムラSide

 

 

 ミリアと遊ぶ約束をした翌日、俺と彼女はその日から一緒に遊んでおり、偶にだが剣の稽古もしている。

 

 

 ミリアは『弱き人々を守る騎士になる』っていう夢があるらしく、騎士になる為に日々鍛えているらしい。

 

 

 凄い夢だなぁと思いながら、俺も何かそういう目指せるモノが見つかればなぁと考えていたある日、俺は家でこの世界にある国々の事を調べていた。

 

 

 この大陸にはグランレイドを中心にした“五ヵ国協定”が存在し、その中心がグランレイドなのだが、その協定に賛同している国は4つ。

 

 

 誰にも全容が掴めないほど広大な森で、幻想種が生存する数少ない聖域でもある“森林国家ディアヘルム”。

 

 

 ディアヘルムの森を抜けた先、霊峰の霧の中に浮かぶ、浮遊島にある異郷“仙境タカマガハラ”。

 

 

 大小、様々な国が入り乱れた海洋国家の総称“群島国家フォートラフス連合”。

 

 

 魔術と芸術の研究がとてもさかんな死者の国“魔道公国アルハザード”。

 

 

 この4国がグランレイドと五ヵ国協定を結んでおり、それぞれの国には“神獣”と呼ばれる存在を祀る巫女が存在している。

 

 

“天轟聖竜(てんごうせいりゅう)バハムート”はグランレイド。

 

 

“明星翼蛇(みょうせいよくじゃ)ケツアルカトル”はディアヘルム。

 

 

“傾界九尾(けいかいきゅうび)タマモ”はタカマガハラ。

 

 

“金色巨鯨(こんじききょげい)ケートス”はフォートラフス。

 

 

“暗黒不死王(あんこくふしおう)ベルゼビュート”はアルハザードを守護しているらしい。

 

 

 さらに、この5神獣がいるおかげで、この世界は平穏で均衡が保たれているらしいが、この5神獣はバハムートとタマモは何者かに姿を変えて現れるらしいが、2体以外はなかなか姿を見せないので伝説とされている。

 

 

【この5体の神獣と俺様だったら、俺様が上だがな!】

 

 

「(いやなんで競うんだよ。競わなくて良いんだよ?)」

 

 

 イグニールにそう言いながら、俺は本のページを巡りながら、その中で人工的な力“魔導力(エーテル)”。

 

 

 人間の欲望をエネルギーに変換した不可視のエネルギー“魔力(スートラ)”。

 

 

 古くから伝わる、神や偉大な存在への信仰心をエネルギーに変換したもの“神力(エスピリト)”などがある事を知ると、読んでいた本を兵士さんに取り上げられた。

 

 

「ホムラ、勉強もいいがそろそろ食事だぞ。」

 

 

「え?もうそんな時間!?分かりました!」

 

 

 俺は兵士さんに連れられて、夕飯の支度を手伝うと、3人で夕飯を食べて、風呂に入り、明日を楽しみに眠りについたのであった……。




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