TS美少女おじさんは気軽に愛されたいから有名配信者を目指す   作:沙羅

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美少女おじさんは気軽に愛されたいから有名配信者を目指す

 

どうも。過去はヒラの過労死おじさん、今はクレオパトラも『アイツ、私より可愛くね?』と振り返り様に呟く程度の美少女。名前は……プライバシー的にアレなんで。そうだなぁ、海老が好きだからabちゃんで。宜しくお願いします!

 

すいませんねぇ。いや、申し訳無いとは思ってるんだけど。何だよ。え?今?ベッドに寝っ転がりながらスマホ弄ってるけど何か?

 

まあ、そんな事はどうでも良いのよ。そう、どーでも良い。あ、いや良くないや。クッソ可愛いってことだけは覚えておく様に。時事問題とかで出るかもしれないぞ。"可愛すぎるこの少女の名前は?"みたいな感じで可愛過ぎて教科書デビュー?いや答案デビュー?教育デビューか?なんだか知らないけどさ。

 

え?暇そうだな?ってそりゃあねー。ニートですから一日中暇ですよ。くだらない事もいっぱい考えるよだって時間が有り余ってるんだから。

 

独り言も飽きてきたし、次は何をしようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日突然美少女になってから、一年が経った。そして俺は知ってしまった。可愛過ぎる俺がこの世界で生きるのは面倒臭すぎると。

 

絹の様な触り心地で透き通った肩ほどまである金の髪の毛。そして笑えば、近くに花が咲くのを幻視する程可憐。そのせいで歩けば誰かしらに声をかけられる。最初は嬉しかった、だって好意を向けられて嫌になる人間なんかいない。チヤホヤされて、褒められて。一緒にご飯を食べたり、遊園地に行ったりして全部が初めての経験で凄い楽しかった。服を買うのも好きになった。

 

素材が良いせいで、どの服もある程度似合う様になったが。自分に似合う最高の洋服を探すのはRPGの俺だけ最強の武器を探しているみたいで楽しい。

 

まぁ、訳あって今はもうやってないんだけどね。要はこの世界は可愛過ぎる事が罪になり得ると言う事である。鬼に金棒と言う言葉もあるから、可愛いの二乗は死人が出るって事。お分かり?で、外に出るのも面倒臭くなり無事引き篭もった。問題はここからだ。

 

人に迷惑を掛けなくて嫌われない範囲で承認欲求を満たされつつ、楽してお金を稼げる方法は無いかと。後、人とは関わりたくは無い。ちょっとトラウマだし。上手く喋れる自信が無い。後、仕事はもう出来る限りしたくない。疲れたんだおじさんは。土曜日は休日出勤じゃないし、日曜も当たり前の様に働く会社で一生分働いたんだからもう良いじゃんと思う訳。

 

それがあった。まぁ、実際そんなに簡単じゃないだろうけど配信者と言う職業がそれに該当しそうだった。多少辛い事も前職の事を考えれば屁のカッパ!と言う事で俺は今流行っているらしい配信者になる事にした。

 

事務所?いや、一人でやりますが?まぁ、税金関係は本職の人に頼るだろうけどまずそこまで上手く行くかって話だし。

 

と言う訳で、可愛過ぎた俺は画面の中で生きる。そしてネットで好き勝手やる事にした。法律は厳守でね。まずはカメラとパソコンかぁ。大変だなぁ。最近はVtuber?とか言う人達もいるらしい。なんか絵が動くとか言ってたけど、どう言う事だ?トリックアートか万華鏡みたいな物か。

 

調べてみれば分かるだろう。

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