8番目の彼女   作:かりん2022

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破局

俺は転生者である!

チート能力も持ってる。

 

そんな俺のやべー彼女達を紹介するぜ!

 

月曜日の彼女!

要人を洗脳して暴れまくるつもりだった、

現代人に混じって暮らす、9尾の狐、キューコ。

 

火曜日の彼女!

悪堕ちして呪いに転じようとしていた、

魔法少女、穂花。

 

水曜日の彼女!

孤独を募らせてひたすら暴れようとしていた、

超能力者の天馬。

 

木曜日の彼女!

やべー研究で世界を混沌に陥れようとしていた、

マッドサイエンティストの野兎。

 

金曜日の彼女!

日本を裏から支配しようとしていた、

魔女 累。

 

土曜日の彼女!

眷属で埋め尽くそうとしていた、

吸血鬼の麗。

 

日曜日の彼女!

夢の世界を支配しようとしていた、

夢使いの白!

 

番外!

地球征服を目論んだ、

エイリアンのシア!

 

テロをするところだった、

呪術師、傑!

 

地上に侵攻するつもりだった、

人魚のリリア!

 

 

以上、10人が俺の彼女達だ!!!

どいつもこいつも、刺激的で魅力的な子猫ちゃんだ!(白目)

 

さて、今日は日曜日。

夢使いの彼女と逢瀬をした後、ライブをしてその後食事会をする予定なのだ。

 

 

ライブを終えて、早めの時間に現れた俺の愛する子猫ちゃんは、顔を赤らめて白髪の色男に肩を抱き寄せられて現れた。

 

「と、唐突なネトラレ……!?」

「佐久間。私、その、他に好きな人が出来て……それで」

「俺は傑(の金と呪霊)がいないと生きてはいけないよ」

「でも悟は、もっと私が必要だって言うんだ」

「1人で十分生きてけそうに……いやだめだ。傑が死ぬとすぐ死にそうこいつ」

 

 その言葉に、傑はキョトンとした。

 

「そうなのかい? 悟」

「そうかも。傑は俺の全部だから」

「悟……」

 

 イチャイチャイチャイチャ。

 どーすんだよ、他の彼女達の牽制!

 

 そこに、月曜の彼女、キューコが男に抱き寄せられて現れた。

 

「またしても唐突なネトラレ!」

「キューコに人間如きが触れる事は許さぬ」

「すまぬ、佐久間。こやつは仕方のない男でな……。妾がいないとだめっぽいのだ」

 

 火曜日の彼女、穂花!

 

「ご、ごめんね。明日菜ちゃんが、私じゃないとダメって言うから」

 

 水曜日の彼女、天馬!

 

「あ、その。ごめん。雫は頼りねーからさ、俺がいないと」

 

 木曜日の彼女! 野兎!

 

「彼女は二度とあなたのような猿には触らせません」

「思い出をありがとう、佐久間」

 

 金曜日の彼女!

 

「どうやら、弟子は男だったようでなぁ。すまん」

「師匠は僕だけのものです」

 

 土曜日の彼女!

 

「人間風情が思い上がりおって。彼女は貴様にはもったいない」

「佐久間……。お主の事は、変わらず好ましく思っておる。だが、私は同じ時を生きるものと歩みたい」

 

 日曜日の彼女!

 

「リーダーは渡さない」

「そういう事みたいでさ、ごめん、佐久間!」

 

 エイリアンのシア!

 

「もう二度と自由にはさせません。帰りましょう」

「ごめんねー。佐久間」

 

 人魚のリリア!

 

「オネェ様は私のものよ!」

「ミア……」

 

 

 わああああああ皆、元鞘に収まっているぅぅぅぅぅ!

 

 なんで!? 何が起きたし!??

 

オロオロと周囲を見渡すと、悟と呼ばれた男がニヤッと笑った。

 

「行こうか、傑」

「佐久間。きっと君には、また素敵な人が見つかるよ」

 

 そ、そんなー!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去っていく人々。

そんな俺に、歩み寄るものがいた。

 

「かわいそうな佐久間。でも大丈夫。私がいるよ」

「どちら様ですか?」

「私の名は羂索。君の能力と手腕に興味がある……」

 

 残念だが、俺にも選ぶ権利があるのだ。

 俺は一目散に逃げ出した。

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