俺は転生者である!
チート能力も持ってる。
そんな俺のやべー彼女達を紹介するぜ!
月曜日の彼女!
要人を洗脳して暴れまくるつもりだった、
現代人に混じって暮らす、9尾の狐、キューコ。
火曜日の彼女!
悪堕ちして呪いに転じようとしていた、
魔法少女、穂花。
水曜日の彼女!
孤独を募らせてひたすら暴れようとしていた、
超能力者の天馬。
木曜日の彼女!
やべー研究で世界を混沌に陥れようとしていた、
マッドサイエンティストの野兎。
金曜日の彼女!
日本を裏から支配しようとしていた、
魔女 累。
土曜日の彼女!
眷属で埋め尽くそうとしていた、
吸血鬼の麗。
日曜日の彼女!
夢の世界を支配しようとしていた、
夢使いの白!
番外!
地球征服を目論んだ、
エイリアンのシア!
テロをするところだった、
呪術師、傑!
地上に侵攻するつもりだった、
人魚のリリア!
以上、10人が俺の彼女達だ!!!
どいつもこいつも、刺激的で魅力的な子猫ちゃんだ!(白目)
さて、今日は日曜日。
夢使いの彼女と逢瀬をした後、ライブをしてその後食事会をする予定なのだ。
ライブを終えて、早めの時間に現れた俺の愛する子猫ちゃんは、顔を赤らめて白髪の色男に肩を抱き寄せられて現れた。
「と、唐突なネトラレ……!?」
「佐久間。私、その、他に好きな人が出来て……それで」
「俺は傑(の金と呪霊)がいないと生きてはいけないよ」
「でも悟は、もっと私が必要だって言うんだ」
「1人で十分生きてけそうに……いやだめだ。傑が死ぬとすぐ死にそうこいつ」
その言葉に、傑はキョトンとした。
「そうなのかい? 悟」
「そうかも。傑は俺の全部だから」
「悟……」
イチャイチャイチャイチャ。
どーすんだよ、他の彼女達の牽制!
そこに、月曜の彼女、キューコが男に抱き寄せられて現れた。
「またしても唐突なネトラレ!」
「キューコに人間如きが触れる事は許さぬ」
「すまぬ、佐久間。こやつは仕方のない男でな……。妾がいないとだめっぽいのだ」
火曜日の彼女、穂花!
「ご、ごめんね。明日菜ちゃんが、私じゃないとダメって言うから」
水曜日の彼女、天馬!
「あ、その。ごめん。雫は頼りねーからさ、俺がいないと」
木曜日の彼女! 野兎!
「彼女は二度とあなたのような猿には触らせません」
「思い出をありがとう、佐久間」
金曜日の彼女!
「どうやら、弟子は男だったようでなぁ。すまん」
「師匠は僕だけのものです」
土曜日の彼女!
「人間風情が思い上がりおって。彼女は貴様にはもったいない」
「佐久間……。お主の事は、変わらず好ましく思っておる。だが、私は同じ時を生きるものと歩みたい」
日曜日の彼女!
「リーダーは渡さない」
「そういう事みたいでさ、ごめん、佐久間!」
エイリアンのシア!
「もう二度と自由にはさせません。帰りましょう」
「ごめんねー。佐久間」
人魚のリリア!
「オネェ様は私のものよ!」
「ミア……」
わああああああ皆、元鞘に収まっているぅぅぅぅぅ!
なんで!? 何が起きたし!??
オロオロと周囲を見渡すと、悟と呼ばれた男がニヤッと笑った。
「行こうか、傑」
「佐久間。きっと君には、また素敵な人が見つかるよ」
そ、そんなー!!!!!!!
去っていく人々。
そんな俺に、歩み寄るものがいた。
「かわいそうな佐久間。でも大丈夫。私がいるよ」
「どちら様ですか?」
「私の名は羂索。君の能力と手腕に興味がある……」
残念だが、俺にも選ぶ権利があるのだ。
俺は一目散に逃げ出した。