TSクズは恋に落ちる
外に出たが特にやりたいこともなく、ただそのへんをぶらぶらしていた。
「はぁ〜マジ、だる」
「そもそも別によくね、跡取りはどうせ十中八九いや100%我が姉上様なんだしさ……というか何回失望するんだよあのクソ親父、失望するくらいなら期待しなきゃいいのに…」
「あぁ〜予備校マジだるい…なんで転生したのにこんなことになってんだか」
「とっととどっかに嫁がせればいいのにさぁ〜」
と、そんな事を言いながら歩いていたら公園にたどり着いた、歩くのも疲れてきたから丁度いいと思い公園のベンチに腰掛けた。
「はぁ〜…ガキは元気だなぁ〜、こんな寒いの元気に遊んじゃって」
ヒュォォ
(にしても今日は風が強いな)
そして私はこのとき運命の出逢いをした。
「あの、隣座ってもいいですか?」ニコ
その女性は腰まで伸びた白金色の髪に軽いウェーブをかけ、顔は優しいお姉さん系で目もタレ目だが知的な紫色の瞳をしていて可愛いさと華麗さを持ち合わせている、そして体、まずバストは小玉スイカなみでありながら形が崩れていない美巨乳でその下のウエストは細いが健康的であり背筋がピンッと伸びており姿勢がいい、そしてヒップは安産型だが下品さが一切感じない、なぜ今私がこんなことを言っているのかというと彼女に一目惚れしてしまった。
「……あの、ご迷惑だったでしょうか?」
「え!?あっいえ、大丈夫です」
「ふふ、ありがとうございます」ニコ
「ヴッ」ズッキューン♡ バタッ チーン
「だ、大丈夫ですか!?」
「うーん……はっ!?」
「あ、気が付きました?大丈夫ですか?」
「……強めの幻覚?」
「……?現実ですよ」
「マジかぁ〜……って、ごめんなさい!!」
「いえ、全然大丈夫ですよ」
「すみません、突然倒れてしまって」
「いえいえ、その大丈夫でしたか?」
「あっはい、大丈夫です!ご心配おかけしました」
ヤバい!どうしよう!話しちゃった!話しちゃった!……にしても本当に美人だなぁ〜
「…?どうかしましたか?」
「いえ!?なんでもないです!?」
どっどうしよう!?思わず魅入っちゃった、お、怒られるかな…でもこんな人に怒られるなら役得かもぉ♡……ハッ!変な扉開きかけたあぶねぇ〜、にしてもこんな美人がこんなところに何の用だ?
「あの、ここには何をしに来たんですか?」
「えっと……」
「あっいえ!言いづらい事ならいいんです!」
「いえ、違うんです!ただ…恥ずかしくて」カァァ///
カ、カワイイィィィ!?
「ここに来た理由ですよね、それは、その…貴女の髪の青と紫のメッシュがとても綺麗だったので」
「へ///あっいや///えと///あっありがとうございます///」
よくやったぁ〜昔の俺!!いやぁ~ただ親に反抗しようと思って左の前髪にいれといてよかったぁ〜
「黒髪なのにここまで綺麗に染めれるんですね」
「はい、私も初めて染めた時はびっくりしました」
「ふふ、そうなんですか、それに髪自体も凄くサラサラですね」ナデナデ
ビクッ!
「あ、いやでしたか?つい撫でてしまいました」
「あっいえ、ただちょっと驚いただけなので、お…私程度の髪でしたら存分に撫でて下さい!!」
「あら、そうですか?ならお言葉に甘えて」ナデナデ
「ッ///」
あぁ〜ここが天国かぁ〜、はぁ~この人が俺の姉なら良かったのに」
「ふふ、お姉ちゃんだよ〜」
「えっ///あっ口に出てました!?」
「ふふ、ええ…姉なら良かったのにって……お姉さんがいるの?」
「ああー…はい、一人います」
「お姉さんと仲悪いの?」
「いえ別に、悪くもなければ良くもない…まあ、普通ですかね……そんなことより、私、
「あら、私名乗ってなかった?私の名前は
「じゃあ、
「じゃあ…私は、
名前呼び…これはもう運命の人だなぁ〜
「あっもうこんな時間、そろそろ帰らなきゃね」
「そうですね……あの、また会えませんか?」
「ふふ、じゃあここに通ってくれる?私ここで事務をしてるからもし通ってくれるならいつでも会えるね」
そう言って名刺を私に見せてきた。
昇竜予備校
四葉幸 紅葉
あれ?ここって
「私が明日行く所だ」
「あら、そうなの?じゃあ、いつでも会えるね」
「あ…はい、そうですね…」
なんか都合が良すぎるような?……まあ、いっか考えるだけ無駄無駄
「私もう帰るね、じゃあまた明日ね」
「はいっ、じゃあ…また明日ですね」
この日私は運命の出逢いをした、そして短いようで長くでこぼことした恋路が幕を開けた。
龍之宮零…誕生日4月10日、好きな物、特にない、嫌いな物、特にない、基本全部どうでもいいと思っている
四葉幸紅葉…年齢20歳、いろいろ裏がある(ネタバレになるから何も言えない) 好きな人、いる