もっと上手く書けるようになるために、創作修行に出てきます。
必ず続きを書きますので、また戻ってきたときにはよろしくお願いします。
アインズはナーベラルの頭を撫で終わった後、再び着替えてから人間の姿に戻り、ソファに腰を下ろした。ナーベラルは出入り口の隣に立ち、自身の前で利き手を隠すように手を組んで、その様子を眺めている。
「そちらのお姿になられるのですね」
「ん?ああ、アンデッドの姿だと感情が抑制されてしまうからな。せっかくナーベラルと会話をして楽しい気持ちになっても、楽しくなくなってしまうからな」
「な、なるほど」
「うん?顔が赤いが大丈夫か?」
「い、いえ。メイドは顔が赤いものですので」
「え?そんなことあるの?」
「ございません」
「ぶふっ!はっはっはっはっ!いまのは面白いな!ナーベラルはそういう事も言うのだな」
「恐れながらアインズ様にもっと口調を柔らかくと仰られたので、私としてもそれが出来るように、と思い。申し訳ございませんでした」
「いや、私はそっちの方が良いと思うぞ。これからもそういう感じで頼む」
「かしこまりました。それでアインズ様、メイドとして私に何か望まれることはございますでしょうか?」
「う〜ん。実を言うとあまり無い。そもそもここは宿屋であるから、必要なものは全て宿屋に頼む事ができるし」
「でしたら、コーヒーか紅茶をお淹れ致しましょうか?」
「ああ、先程の祝宴会の時に貰ったやつがあるのか。あまり美味しくは感じなかったが…まあ、淹れてくれるか?」
「かしこまりました。コーヒーと紅茶どちらに致しましょう?」
「コーヒーで頼む」
「はっ!直ちにお淹れ致します」
〜数分後〜
「お待たせ致しました。コーヒーでございます」
「うむ。ではいただくぞ」
ゴクゴク
「うんまっ。え?これさっき飲んだコーヒーと同じ豆なのか?」
「そのように聞いております」
「え?こんなに味変わる?とても美味しいぞナーベラル」
「恐縮です」
「やはりメイドだから美味しいコーヒーの淹れ方も熟知しているのか?掃除や家事などもできるのか?」
「はい。メイドとしてできる範囲であれば、ある程度は」
「試しにベッドメイキングしてもらえるか?ああ、でも寝てないから、1度ベッドを乱してからその後、ナーベラル流にベッドメイキングしてみてくれ」
「かしこまりました」
ナーベラルとアインズはベッドのところまで行く。
「ではナーベラルよ、私がベッドを乱すから──」
「いえ、私が乱します」
「そうか?では頼む」
「はっ!」
バタッ
ジタバタ
「これでよろしいでしょうか?」
「良い感じだな。それでは頼む」
「はっ!お任せ下さいませ」
〜数分後〜
「いかがでしょうか?」
「完璧だな。元よりも綺麗になっている気がする」
「ありがとうございます」
「というか、今までベッドが乱れていなかったのおかしくないか?」
「…?左様でしょうか?」
「うむ。寝泊まりしててベッドが乱れていないのは流石におかしい。よし、今日からナーベラルはベッドを乱す係に任命しよう」
「はっ!光栄でございます!これからは誠心誠意ベッドを乱して参ります!」
「う、うん。頼む」
「お任せ下さいませ!」
バタッ
ジタバタ
ジタバタ
「この程度でよろしいでしょうか?」
「あ、ああ。満足だ。ではソファの方に戻るとしよう」
アインズは再びソファに座る。
「アインズ様、次はいかが致しましょう?」
「そうだな…マッサージとかもできたりするか?」
「はい」
「では肩をマッサージしてくれるか?」
「はっ!」
ギュッギュッ
トントントン
「凝ってる訳ではないが中々気持ちいいなぁ〜」
ギュッギュッ
トントントン
「よし、ありがとうナーベラル」
ギュッギュッ
トントントン
「ナーベラル?もう良いぞ?」
「え、あ、はっ!」
「マッサージなんて今まで受けた事はないからわからないが、相当上手いと思うぞ」
「ありがとうございます」
「今度あとで、宿屋のマッサージも受けて比べてみるか。よし、では次は私がマッサージしてやろう」
「い、いえ!メイドである私が至高の御方であるアインズ様にマッサージをしてもらうなどと!」
「まあまあ、そう言うな。私は普段からナーベラルに感謝しているのだぞ?このくらいはやらせてくれないか?」
「は、はい。かしこまりました。では、お願いいたします」
「では私も肩を揉んでやろう」
ギュッギュッ
「ん、んっ……」
「だ、大丈夫か?」
「は、はい。だ、だいじょうぶです」
「それなら良かった。じゃあ次は──」
「いえ!お待ちくださいアインズ様」
「う、うん。どうした?」
「その、恐れ多いのですが、マッサージをして頂くのはこの辺りで…」
「え?もう??早くないか?ほぼ何もしていないぞ?」
「いえ、そのような事はございません。アインズ様にマッサージしていただいた時間は、この上ない喜びにございました」
「そ、そうか…じゃあ今日は終わりにしようか。ただ、今回のでメイドというものに興味が出たな」
「興味、と仰いますと?」
「ん?いや、メイドって結構色々な事ができるのだな、と思ってな。少しメイド気分を味わってみたかったというか、そんな感じだ」
「メイド気分…?」
「そう。だから、少しメイド体験をしてみたいな、と思ったのだが」
「メイド体験!?で、でしたら私のメイド服でまだ1度も着用していない服がございますので、そちらをお使いになられるのはいかがですか!!」
「俺が着てたら本当に変態だろ!」