進撃の王国心III   作:いすゞ

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本日、Season1最終回です。中途半端になりましたが御愛嬌下さい 










第10話 犠牲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもんによる過去に飛ぶ提案を受けるネル、セイバー、フランの3人。

 

 

 

 

ネル「過去に飛ぶ…ですか!?」

 

 

ドラえもん「うん、エレンくんを見つけるには過去に行って探すのが一番だ!もちろん、僕も一緒に行くよ!」

 

 

ネル「でも、過去に飛んだところで何か意味があるのですか?」

 

 

ドラえもん「けれど、現状的に君たちは何も手がかりは見つかってない。とりあえずは過去に行き手掛かりを見つける必要がある。だから僕はそれを提案したんだ!」

 

 

ドラえもんの提案にネルとフランは困惑するが、セイバーだけはドラえもんの提案を受け入れる。

 

 

 

セイバー「なるほど……確かに過去に行って手がかりを探すのはいい考えですね?」

 

 

フラン「セイバー!?」

 

 

セイバー「現状この時代の世界ではエレンは行方知らずです。それに、ドラえもんの言っていることは一理あります。」

 

 

ネル「でも、過去に行って手掛かりが見つかるとは限らないよ?」

 

 

セイバー「それは行ってみないとわかりません。ですが、何もしないよりかはマシです」

 

 

ネル「確かに……そうだけど…」

 

 

セイバー「ですが、過去に飛ぶということは時間跳躍になります。リスクが伴いますので慎重に行わなければなりません」

 

 

ネル「で、でも。過去に飛ぶって言うけどどうやって…?」

 

 

ドラえもん「それについては大丈夫!過去に行く方法なら持ってるんだ!」

 

 

ドラえもんはポケットからタイムマシンを取り出した。

 

 

 

ドラえもん「これさえあれば何時の過去にも行けるよ!」

 

 

ネル「本当にそんなことが可能なんですか!?」

 

 

ドラえもん「もちろん!ただし、一つ注意点があるんだ」

 

 

ネル「注意点……ですか?」

 

 

ドラえもん「うん、タイムマシンで過去に行く場合は時間遡行して現在に干渉したら行けないんだ!」

 

 

ネル「つまり、過去に影響を与えたらダメということですか?」

 

 

ドラえもん「そうだよ、過去に影響を与えると未来に大きく変化してしまうからね!」

 

 

 

ドラえもんの説明を聞き、ネル達は納得した表情を見せた。

 

 

フラン「その前にこの時代でやり残したことを済ました方がいいかもね。確証はないけど、この時代に当分戻ってこれるか不安になるし」

 

     

ネル「そうだね…。レミリアさんや調査兵団のアルミンさんとかには言ったほうがいいかもね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒野の世界で言峰と話しているのは調査兵団分隊長エミカ・サレン。

 

 

言峰「君には闇の力を使う資格がある。手にしてみるか?」

 

 

言峰の言葉にエミカは頷く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディアントガーデン紅魔館。

 

 

ネル達は一度戻り、事の経緯を話す

 

 

レミリアは特に気にせず、むしろ興味津々だった。

 

 

 

 

レミリア「ふーん。それでエレンを探すために過去に行くのね?」

 

 

ネル「はい。だからその……」

 

 

レミリア「わかったわ。行きなさい」

 

 

ネル「えっ!?でも……」

 

 

レミリア「心配しなくてもいいわ。貴方の選択を尊重するわ。それに私達もこの世界を守らなくてはならないから」

 

 

ネル「ありがとうございます!」

 

 

フラン「お姉ちゃん!ありがとう!」

 

 

レミリア「いいのよ。それよりも過去に行くときは気をつけなさい。もし、歴史を変えてしまったら取り返しがつかなくなるわよ?」

 

 

ネル「はい!肝に銘じておきます」

 

 

 

ネル達は退出し、一人になるレミリア。

 

 

 

レミリア「この先、ネル達はこの世界に戻ってくることができないかもしれないわね……。さてと私はこの後のお客さんを迎える準備しなきゃね」

 

 

 

すると、ドアからノックが聞こえ、その人物が入ってくる。

 

 

レミリア「あら…早く来たのね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館の外に出たネル、フラン。グミシップの近くにセイバーが立っていた

 

 

 

セイバー「レミリア卿は許してくれましたか?」

 

 

ネル「うん。許してくれたよ?」

 

 

セイバー「そうですか。ならよかったです」

 

 

フラン「ネル……やっぱり行くよね……?」

 

 

ネル「うん。だってお父さんを助けないと」

 

 

フラン「私も行くよ!ネルだけじゃ心配だし!」

 

 

ネル「ありがとう……。フラン……」

 

 

セイバー「なら決まりですね。行きましょうか、過去へ」

 

 

 

三人はグミシップに乗り込もうとした時だった。

 

 

紅魔館から爆発が起きる

 

 

 

 

 

セイバー「何っ!?」

 

 

ネル「何が起きているの!?紅魔館にはレミリアさんだっているのに!」

 

 

フラン「お姉様!!」

 

 

セイバー「とにかく向かいましょう!」

 

 

 

三人が急いで紅魔館へと駆け出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館の門にたどり着いたネル達は倒れている美鈴を発見した

 

 

 

フラン「美鈴!大丈夫!?しっかりして!」

 

 

美鈴「ぐっ……ごめんなさい妹様……どうやら間に合わなかったみたいです……」

 

 

ネル「一体何があったんですか!?」

 

 

美鈴「それが……敵が…いきなり襲ってきて……お嬢様はもう…」

 

 

セイバー「そんな馬鹿な……レミリア卿の居場所を教えて下さい!」

 

 

美鈴「それよりも…3人は逃げてください…咲夜さんが時間を…稼ぐはずなので……早く…!」

 

 

その言葉とともに美鈴は力が抜けたように腕が落ち、目覚めることはなかった

 

 

 

セイバー「美鈴!」

 

 

 

セイバーは美鈴の脈を測るが…首を横に振る

 

 

 

ネル「そんな…なんで…!」

 

 

フラン「許せない…!」

 

 

ネル「待ってフラン!先走ったら危険だよ!」

 

 

 

しかし、フランは聞く耳を持たず先へと急ぐ

 

 

 

 

 

 

 

咲夜は目の前にいるキーブレードを持つ黒いコートと対峙していた。

 

 

 

咲夜「お嬢様の命であなたをここで食い止める必要があります。覚悟してください」

 

 

黒コートは無言でキーブレードを構える。

 

 

その瞬間、光のレーザーが放たれ咲夜に襲いかかる

 

 

 

咲夜「その技…!?魔理沙の…!?」

 

 

 

すると、黒いコートはまた構え直しキーブレードから色とりどりの大きめな光弾が次々と飛び出しては咲夜めがけて飛んでいき、連続で撃ち続けられる

 

 

 

咲夜「霊夢の技まで……!!」

 

 

黒いコートの猛攻で咲夜はボロボロになり地面に膝をつく

 

敵は何も喋らずに近づいてくる

 

 

 

咲夜「ここまで……なのね……」

 

 

 

キーブレードが咲夜の喉元に突き刺さろうとした瞬間、真紅の稲妻のような雷が黒いコートに当たる。

 

 

 

フラン「よくも美鈴を!お姉様をやってくれたわね……!」

 

 

咲夜「妹様…!?なぜここに…!」

 

 

黒いコート「…………」

 

 

フラン「許さない……!」

 

 

 

フランの怒りが溢れてくると同時に髪の毛が逆立ち紅い目がより赤くなる

 

 

 

セイバー「待ってくださいフラン!一人では無理です!」

 

 

咲夜「ぐぅ……!!」

 

 

セイバー「咲夜!」

 

 

咲夜「私よりも……妹様をお願い……あの子の力はまだ未完成なの……下手したら暴走しかねないわ……!」

 

 

ネル「でも……!」

 

 

咲夜「お願い……ネル、セイバー……」

 

 

セイバー「……わかりました。必ず助けますから生き抜いてください」

 

 

 

そう言ってセイバーはフランの方に急いで向かう。

 

 

 

ネル「私も行きます!」

 

 

 

ネル達は全速力で走る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランの弾幕と黒いコートの弾幕が互いに炸裂し合う。

 

 

セイバー「はぁ!!」

 

 

黒いコートの背後からセイバーが剣を振り下ろすが回避される

 

 

フラン「セイバー危ない!!」

 

 

 

黒いコートの攻撃がセイバーに当たり吹き飛ばされる。

 

 

 

ネル「セイバー!」

 

 

セイバー「……っ!」

 

 

フラン「よくもセイバーを……許さない!!」

 

 

 

フランの怒りが頂点に達し完全な暴走が始まる

 

 

すると、黒いコートはキーブレードを掲げると光の柱が13本現れ、フランを襲う

 

 

 

フラン「ぐぅあああああ!」

 

 

ネル「フラン!」

 

 

 

ネルがフランに近寄るが相手の攻撃により吹き飛ばされてしまう

 

 

 

セイバー「二人とも!」

 

 

 

黒いコートはそのままセイバーに向かって行く

 

 

 

セイバー「っ!?」

 

 

 

黒いコートはセイバーに容赦なく剣を振るう

 

 

 

セイバー「くっ……!」

 

 

 

セイバーはなんとか防ぐが反撃する暇がない程の攻撃を仕掛けられる

 

 

 

セイバー「まずい……このままでは……!」

 

 

 

黒いコートの猛攻に耐え切れず遂に剣を弾かれてしまう

 

 

 

セイバー「しまった……!!」

 

 

 

黒いコートはキーブレードを黒く染めたかと思うと赤黒い斬撃を繰り出す。

 

 

 

セイバー「っ!!」

 

 

 

セイバーは咄嵯に防御魔法を使い防御するも衝撃波によって吹き飛ばされる

 

 

 

セイバー「ぐっ……!」

 

 

 

黒いコートはキーブレードを構えながらゆっくりとこちらに歩み寄ってくる

 

 

 

ネル「セイバー……!」

 

 

セイバー「まだです……こんなところで負けるわけにはいかないのです……!」

 

 

ネルはその時、キーブレードに誘導されるかのように立ち上がる

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう…この感じ…!

 

 

 

ネルの心の中で何かが繋がった気がした

 

 

 

 

 

 

ネル「I am the bone of my sword」

 

 

 

ー体は剣で出来ているー

 

 

 

 

 

 

 

セイバー「っ!その詠唱は…!?」

 

 

 

 

 

 

 

ネル「Steel is my body, and fire is my blood」

 

 

 

ー血潮は鉄で 心は硝子ー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「I have created over a thousand brave works」

 

 

 

ー幾たびの戦場を越えて不敗ー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「Unknown to death」

 

 

 

ーただ一度も敗走はなくー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「Nor known to life」

 

 

 

ーただの一度も理解されないー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「Have withstood pain to create many weapons」

 

 

 

ー彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔うー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「Yet, those hands will never holdanything」

 

 

 

ー故に、生涯に意味はなくー

 

 

 

 

 

 

 

ネル「So as I pray, unlimited blade works!!」

 

 

 

ーその体は、きっと剣で出来ていたー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネルが詠唱し終えると周りの世界が砂漠と荒野と剣山が出現した

 

 

 

私はこの世界を知っている…

 

 

けれど、何も覚えてない

 

 

 

なんだろう……この懐かしい感覚は……

 

 

 

ネル「あんたに負ける訳にはいかない!」

 

 

 

ネルは地面にある武器を投げつけ続ける。

 

 

 

黒いコートは躱していく。

 

 

そして、ネルはキーブレードを掲げると光の剣が大量に放たれる

 

 

 

ネル「うぁぁぁ!」

 

 

とっさに剣を何本か投影し、敵に向けて差し向ける。

 

 

ネル「私はお父さん、お母さんに会うまでは!!消えるわけにはいかない!!!」

 

 

 

投影開始!!

 

 

すると、目の前に出てきたのはかつて博麗霊夢が愛用していたお祓い棒。

 

 

そして、お札の数々。

 

 

黒いコートは警戒を強める。

 

 

 

 

ネル「くらぇぇ!」

 

 

 

 

ネルはお祓い棒とお札を敵に向かって投げつける。

 

 

お祓い棒の攻撃に黒いコートは防御できず吹き飛ぶ。

 

 

ネルは追撃の如くお札を飛ばすがキーブレードによって阻まれる。

 

 

黒いコートはすぐさま態勢を立て直しキーブレードから光弾を連続で放つ

 

 

 

ネル「当たるもんですか!」

 

 

 

ネルは障壁を貼り防ぐ。

 

 

 

ネル「霊符!!夢想封印!!」

 

 

 

お札が大きな塊となって、光線のような物に変わっていき、黒いコートを襲う

 

 

黒いコートはキーブレードに力を込めると上空にワープし、地面に叩きつけると大量の斬撃がネル達の周辺に現れる。

 

 

ネル「しまっ……!!」

 

 

ネルは結界を貼ろうとするが間に合わずにダメージを負ってしまう

 

 

 

ネル「うっ……!!」

 

 

セイバー「ネル!」

 

 

 

 

セイバーが剣を持って応戦しようとするが

 

 

 

黒いコートはキーブレードを天に掲げると固有結界が全て倒壊する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満身創痍になり、動けなくなるネル達。

 

 

 

ネル「う……!」

 

 

セイバー「くっ……このままでは……!」

 

 

 

ネルは足を引きずりながらなんとか立ち上がろうとする。

 

 

黒いコートは再びキーブレードを構え直し、ゆっくりと彼女たちに迫っていく。

 

 

フランは必死で意識を取り戻しながらも苦痛に顔を歪めていた。

 

 

彼女の目からは涙があふれ出る。

 

 

 

 

フラン「ねぇ……やめてよ……もう誰も傷つけたくない……」

 

 

 

その時、ふいに遠くから声が聞こえた。

 

 

 

「待てっ!!」

 

 

 

突然、現れたのは調査兵団団長アルミンだった。

 

 

 

キーブレードで黒いコートに攻撃する。

 

 

相手は驚きつつもすぐに反応し、アルミンを追い払っい、すかさず癒しの魔法でネル達を回復させる

 

 

 

アルミン「立てるかい?」 

 

 

ネル「……ありがとうアルミンさん……」

 

 

セイバー「助かりました……」

 

 

アルミン「でもまだ終わっていないよ……」

 

 

 

黒いコートは今度はキーブレードを変形させると巨大な武器が形成された

 

 

 

ネル「あれは…何!?」

 

 

アルミン「嘘だろ……!」

 

 

 

すると、キーブレードが変形したかと思えば大剣となり斬撃が放たれる。

 

 

その瞬間、斬撃が消し去り、咲夜が立っていた。

 

 

 

咲夜「はぁ…はぁ…、アルミンさん!早く…彼女達を連れて逃げてください!」

 

 

 

フラン「咲夜!!だめだよ!一緒に逃げよう!!」

 

 

フランは泣きながら叫んだが

 

 

 

咲夜「これもレミリアお嬢様の命令です……皆さんを巻き込むわけにはいきません」

 

 

アルミン「でも……」

 

 

咲夜「私のことは置いて行ってください!!」

 

 

 

咲夜の瞳からは涙が流れていた。

 

 

彼女の覚悟を見たアルミンは頷く

 

 

 

アルミン「分かりました。けど最後に一つ聞いてもいいでしょうか?」

 

 

咲夜「なんですか?」

 

 

アルミン「どうしてそこまでして戦うのですか?」

 

 

 

咲夜「私は十六夜咲夜です。主のために働くメイドとして、お嬢様のために命を捧げる覚悟があります」

 

 

アルミン「……」

 

 

咲夜「ですからここは私が食い止めます」

 

 

咲夜は前線に出た

 

 

 

アルミン「……皆!すぐに逃げるぞ!!」

 

 

 

ネルはフランの腕をつかみ共に逃げる

 

 

 

ネル「フラン!早く!」

 

 

フラン「嫌だ!離して!咲夜が死んじゃう!!」

 

 

ネル「お願い!今は逃げるしかないの!」

 

 

 

 

黒いコートがキーブレードを振り上げる

 

 

咲夜「……」

 

 

咲夜はナイフを構え迎撃しようとするが次の瞬間にはその姿は消えていた

 

 

 

咲夜「えっ?」

 

 

 

咲夜が気づくと全身に激しい痛みが襲いかかり、体が宙に浮いていることに気づき地面に落下する

 

 

黒いコートは何事もなく再び攻撃を仕掛けようとする

 

 

咲夜は何かを悟ったかのように武器を手から離す

 

 

 

咲夜「どうやら…ここまでのようですね……お嬢様…これでいいのですよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グミシップに乗り込もうとするネル達

 

 

しかし、アルミンは立ち止まる

 

 

 

ネル「アルミンさん?どうしたのですか?」

 

 

アルミンは眉間にしわを寄せながら振り返り、「ちょっと気になることがある」と言った。

 

 

ネル「どうしたの?時間が無いのに!」

 

 

アルミン「あの黒コートの動きに身に覚えがあるんだ。まるで何か知っている気がする……」

 

 

その瞬間、急速接近する影が映っている。

 

 

 

アルミン「まずい!敵が追ってきた!」

 

 

セイバー「何!?」

 

 

フラン「もしかして咲夜も……」

 

 

アルミン「いや、違う。これは別の敵だ!しかも、速度が異常に速い……」

 

 

次の瞬間、アルミンはキーブレードで敵の攻撃を受け止める。

 

 

 

アルミン「ぐっ!!」

 

 

 

姿を現したのは闇の勢力の一人フリーザだった。

 

 

 

フリーザ「何処へ行こうと言うのですか?アルミンさん…」

 

 

アルミン「フリーザ!?」

 

 

 

フリーザ「ククク、レミリアという裏切り者を始末できました。今度はあなたの番ですね?かつて私たちと手を組んだ者たちを粛清する時が来たのですよ!」

 

 

アルミンは眉間に皺を寄せながら、フリーザの言葉を聞き返す。

 

 

アルミン「どういうことだ!一体、お前と言峰は何を企んでいるんだ!!」

 

 

フリーザ「いずれ死ぬあなたに答えることなんてありません。さぁ、アルミンさん、あなたも仲間達の元へとあの世へ送りましょう」

 

 

フリーザはエネルギー波を放つがアルミンが結界を作り防いだ

 

 

 

アルミン「今、時間を稼ぐから早く乗って!」

 

 

ネル「アルミンさんは!?」

 

 

アルミン「僕はここで奴を足止めする!だから早く!」

 

 

 

ネルは苦悶の表情を浮かべながらセイバーとフランと共にグミシップに乗り込んだ

 

 

 

ネル「行こう!」

 

 

 

そう言ってエンジンをかけるとグミシップが飛翔していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネル「アルミンさん…大丈夫だよね?」

 

 

セイバー「彼もエレンと共に世界を救った英雄の一人です…きっと無事でしょう……」

 

 

 

セイバーはそう言うがどこか不安そうな顔をしていた。

 

そんな中、操縦席の隅で悲しみに暮れるフラン。

 

 

 

フラン「お姉様…美鈴…咲夜……」

 

 

ネル「フラン…」

 

 

彼女の傍に座るネル。

 

 

 

ネル「分かるよ。私も母様…霊夢が私の目の前で消された…。大切な人を亡くすという事実を受け入れられない現実をね…」

 

 

ネルの脳裏に蘇るかつての記憶。

 

 

言峰による攻撃で絶命する霊夢の姿がフラッシュバックする。

 

 

ネル「う……あ…!!」

 

 

 

苦痛な表情をするネル。

 

 

フランはそんなネルを抱きしめる。

 

 

 

フラン「ネル!落ち着いて!」

 

 

ネル「うぐっ!はぁ!はぁ!」

 

 

フラン「私は大丈夫だから……安心して……」

 

 

ネル「うん……ありがとう……」

 

 

フラン「私は必ず仇を取る……だからその時は一緒に戦ってくれるよね?」

 

 

ネル「うん……もちろん……!」

 

 

セイバー「……ネル、これからどうします?もう、レミリア卿もいなければ調査兵団でさえ頼る宛もなくなりましたが…」

 

 

ネル「とにかく過去に行ってエレンを見つける。もう、私たちにはこの時代にいる理由がない…!」

 

 

セイバー「わかりました。でしたら、ドラえもんに連絡を取り合流先へと向かいます」

 

 

ネル「……」

 

 

 

沈黙する空間の中、ネルは決意を固めたように呟く。

 

 

ネル「絶対にエレンを…お父さんを見つけ出さなきゃ……みんなのためにも……!!」

 

 

 

その言葉を聞いたフランは少し微笑みを見せた。

 

 

 

フラン「ネルは強いね。私も強くならないと…」

 

 

 

ネルはその言葉に少し照れ臭そうにする。

 

 

 

フラン「私も頑張るよ!」

 

 

ネル「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異空間を走るグミシップ。

 

 

 

その先にいたのはタイムホールの入口にて待つドラえもんの姿

 

 

 

ドラえもん「やっと来た!大丈夫かい!?」

 

 

ネル「ドラえもん!早速だけどエレンを探しに行かなきゃいけないの!」

 

 

ドラえもん「分かった!ちょっと君たちの船に乗らせてもらうよ!」

 

 

 

ドラえもんはグミシップの中に入り、四次元ポケットからとある機械を取り出す

 

 

 

ドラえもん「これは過去を調べることができる特殊装置があるんだ。ここならエレンくんがどの時代で消えたのか分かるはずだよ」

 

 

 

ネル達が装置の前に行くとドラえもんがスイッチを入れる

 

 

ドラえもん「よし!じゃあ行くぞ!」

 

 

 

ドラえもんはレバーを引くとスクリーンに映像が流れ出す

 

 

そこにはエレンがキーブレードを片手にハートレスと戦う姿が映し出される。

 

 

ネルはようやく自分の父親の姿を見ることになる

 

 

 

ネル「この人が…エレン・イェーガー…。私の父親…」

 

 

 

そして、次々と映し出されるエレンの冒険の数々。そこには私の知る霊夢母様や金髪をした魔法使いの少女の人と楽しそうに冒険する姿も映し出る。

 

 

だけど、私の母親である霊夢はエレンの傍にいない……。

 

その事がショックではあるものの、私は彼の旅路を見届けるべきだと思った。

 

次に移るのはどこかの戦争に参加している様子だ。

 

 

その場面では多くの人達がキーブレードを持って戦っている。

 

エレンもその中に混じっていた。

 

 

そして、敵側から放たれた攻撃を受けてしまい倒れてしまう。

 

 

 

そして映像はそこで途切れる。

 

 

 

 

 

 

フラン「あれ?終わっちゃったけど?」

 

 

 

ドラえもん「この映像は15年前だね。つまりそこからエレンくんは消息不明になったってことだ」

 

 

 

15年前…私が生まれた年ってことだよね…?

 

 

 

ネル「すぐに行きましょう。この目で真実を見つけなければ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもん「それじゃあエレンくんが失踪した時代に行くよ」

 

 

 

タイムマシンに乗るドラえもんの後ろを追いかけるグミシップは加速しタイムホール内へと進む。

 

 

 

ドラえもん「僕たちが今目指している場所は15年前だ。そこならばおそらくエレンくんに関する情報が掴めるかもしれないね」

 

 

 

 

フラン「でもその時代にはどんな危険があるのかなぁ?やっぱりハートレスとか出たりするのかな?」

 

 

 

ネル「分からない……けど用心しておくに越したことはないよ。それに今の私たちにはもうドラえもんとグミシップしか頼れないから……」

 

 

 

そんな会話を交わしながら過去へと飛ぼうとする。

 

 

 

そんな時、ドラえもんとグミシップに爆発魔法が襲いかかる

 

 

 

ドラえもん「な、なんだ!?」

 

 

 

後ろを見ると調査兵団の分隊長エミカ・サレンが武器でこちらに攻撃仕掛けていた

 

 

 

ネル「エミカ!?」

 

 

 

フラン「アイツ、追っかけてきたのか!?」

 

 

 

ドラえもん「なんて人だ。タイムホールを生身で来るなんて!?」

 

 

 

エミカ「ようやく見つけたぞ。やはり貴様達は我々にとって脅威になりうる!ここで消えてもらうぞ!」

 

 

 

フラン「うわ、なんか怒ってる?!」

 

 

 

ネル「確かに次に会ったときは容赦しないとか言ってたけど、それにしては殺意が高い気が…!」

 

 

 

セイバー「どうすれば良いんですか!?このままじゃグミシップは持ちません!」

 

 

ドラえもん「こうなったら…!君たちが先に行くんだ!僕がここで食い止める!」

 

 

 

そう言うと、ドラえもんは右手にひみつ道具『空気砲』をはめる

 

 

ドラえもん「君達をここで守り抜いてみせる!」

 

 

ネル「ドラえもん……」

 

 

エミカ「馬鹿め、自分から犠牲になるとは愚かな判断をしたものだ。ならば貴様から倒すまでだ!」

 

 

 

そう言い放った次の瞬間、エミカの身体が徐々に黒く染まっていく。

 

 

 

それと同時に肌から瘴気のようなものが噴出される。

 

 

 

明らかに異常をきたしているのだが本人は一切気にする素振りは無く寧ろ嬉々とした表情を浮かべている

 

 

 

エミカ「ククッ……さあ始めようか!!」

 

 

彼女は空中で浮遊しながら両手を合わせて広げていく。すると周囲に黒い球体がいくつも現れる

 

 

 

セイバー「あれは…!?闇の…?!」

 

 

エミカとドラえもんの激しい戦闘を繰り広げる中、グミシップは先へと走る。

 

 

エミカ「逃がすものか!!ダークファイガ!!」

 

 

闇を纏う一つの炎がグミシップに直撃する。

 

 

 

制御不能になったグミシップは進路から大きく外れる。

 

 

 

ドラえもん「まずい!あのままだと別の時代に!!」

 

 

 

エミカ「よそ見している暇はないぞ!!」

 

 

 

ドラえもん「っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被弾したグミシップは制御不能のまま次第に別の方向へと進んでいく。

 

 

 

ネル「まずい!このままじゃあエレンを探すどころかどこか知らないところに行っちゃう!!」

 

 

フラン「ねぇ!どうにかできないのか!?」

 

 

セイバー「くっ……!このままでは……!」

 

 

 

エミカの攻撃がヒットしたことで速度は大幅に上がってしてしまい本来の目的地である15年前ではなくもっと古い過去にタイムトラベルをしてしまうこととなる。

 

 

 

セイバー「このままでは、墜落する!」

 

 

 

ネルは慌てて舵を取ろうとするが、思うように動かない。

 

 

 

そして、眩しい光と共にネル達はタイムホールから投げ出された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Season1 END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 












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